2001.12.21
今日は年末恒例、学内一斉清掃の日。
あちこちの研究室から図書館へ、
いらなくなった資料が大量に運び込まれる日でもある(笑)。
まずは自館の蔵書目録をチェックして、要・不要の選別をしなくちゃ。

それから、夜はイタリア料理を堪能。
お米のコロッケ、ピッツァ、パスタなど。
お腹いっぱい、ごちそうさまでした!

 

2001.12.20
東京は目黒駅のすぐそばに、
紅茶のカフェ”VICTORIAN TEA HOUSE”がオープンしたそうな。
特製の自動抽出機を使うので、紅茶が70秒ではいるんだって。
びっくり。

さて。
明日は地元横浜で遊んできます。
たのしみ〜!!

■大英博物館のAからZまで / マージョリー・ケイギル (大英博物館ミュージアム図書) 4000円  (bk1)
大英博物館の収蔵品を、美しいカラー写真と明解な文章で、
アルファベティカリに紹介した本。
これ、おもしろいです!

まず目を惹くのは、日本ゆかりの品々。
青銅鏡、茶道具、刀の鍔、歌麿の美人画…。
とりわけ、安土・桃山時代の鎧兜に目を奪われました。
あご紐の真紅と身ごろの漆黒のコントラストが、実に美しいです。

それから、一塊の水晶をくり抜いて作られた髑髏彫刻に仰天!
謎に満ちた来歴が、さらに興味を掻きたてます。

あらまぁ、クレジットカードも収蔵品なのね(笑)。

この本の値段は、決して安くはありません。
でも内容を考慮すると、むしろ良心的な価格だと思います。

モノを愛でる楽しみを知っていらっしゃる方に、ぜひ。
平凡社の別冊太陽がお好きなら、うけると思うなぁ(笑)。
贈り物にしても、喜んでいただけそうな1冊です。

 

2001.12.19
あまりの忙しさに、真性天然人Kさんブチ切れる。
なんと!突然コサックダンスを踊り始めたのだ!!(爆笑)

Kさんの思考回路は、一体どうなっているんだろう?
一度のぞいてみたいものだ…。

さて。
忘年会&送別会第2弾のお料理は、豚しゃぶでした。
ヘルシーで美味しかったです。

 

2001.12.18
自家製ヨーグルトの経過をご報告。
…はっきり云って絶不調(涙)。
室温が低いせいかなぁ?
いっそ一晩、コタツに放置してやろうか(笑)。

さて。
明日は職場の忘年会&送別会第2弾です。
胃の調子を整えておかなくては…。


■ジャンピング・ジェニイ / アントニイ・バークリー (国書刊行会) 2500円  (bk1)
このミステリーがすごい!2002年版を読んで購入。
これ、面白いです!

作品の語り手は、素人探偵の作家ロジャー・シェリンガム。
ある晩彼は、同業者が主催する風変わりな仮装パーティーに出席する。
そこで目を惹いたのは、自己顕示欲の塊のような女性イーナ・ストラットン。
しきりに自殺したいとこぼす彼女だが…。


先読みして、上手に立ち回ろうとすればする程、
苦境にはまっていくロジャーが可笑しい!
笑ってはお気の毒…と思いつつ、口元は緩みっぱなしでした。
精緻な謎の仕掛けも、大満足の出来栄えです。

パズラーものがお好きな方は、ぜひ。
おすすめです。

 

2001.12.17
どうも体調が芳しくない。
風邪のひき始めかなぁ?
この忙しい時期に情けない(涙)。

しばらくは養生するよう、気をつけなきゃ。

 

2001.12.16
今朝の紅茶は、L'EPICIERの”THE AU LAIT”。
クセや渋味がまったく無く、誰にでも好まれそう。
裏を返すと、ちょと没個性的かも。

このミステリーがすごい!2002年版、ようやっと入手。
海外作品に、ノーマークのものが沢山あった。
(面白い本が読めるという期待に)嬉しいやら、
(積読の山が増えるという懸念に)哀しいやら…。

■もうひとつのドア / 月村奎 (ディアプラス文庫) 560円  (bk1)
癒し系ボーイズラブの女王・月村奎の最新作。

物語の主人公は、親の愛情を知らずに育った17歳のフリーター・村上広海。
ある時ひょんなきっかけで、父子家庭に暮らす少女・美生の子守りを引き受けた。
初めのうちは、無愛想で厳しい美生の父・雅人に反発を覚える広海だが…。


相変わらず、ベタ〜な展開は健在です。
月村作品は、やっぱりこうでなくちゃ(笑)。
予想通りのラストに、大満足の1冊でした。

 

2001.12.15
両足の親指を、深爪してしまう。
体重をかけると、みしみし痛い。
ばか…(涙)。

■紅茶の国 紅茶の旅 / 磯淵猛 (ちくま文庫) 700円  (bk1)
中国のアモイ、キーマン、シャンハイ。
スリランカのゴール、キャンディ、ヌワラエリヤ。
紅茶の父、ジェームズ・テーラーの足跡を辿ってスコットランドのエディンバラ、
キンカーデン、オーチェンブルー…。
”紅茶”をキーワードに、世界各地を旅する磯淵さん。
そんな彼が綴った旅行記です。

磯淵さんの人を見つめる眼差しの厳しさ、そして慈悲深さに、
思わず心打たれました。

とりわけ印象に残ったのは、スリランカの茶園で働く女性達。
その労働の苛烈さは、想像以上のものでした。
素手素足で茶畑にわけいり、1日20キロから30キロの茶葉を摘み取るのです。
そんな彼女たちの一番の願いは、
”子供に学校の白い制服を着せ、白いくつ下と革ぐつをはかせ、
毎日学校に行かせること”。
思わずわが身を振り返り、いたたまれぬ思いに駆られました。

一杯の紅茶のありがたさを、もう一度かみしめたい1冊。
紅茶をめぐる影の歴史もきっちり描かれていて、勉強になります。
紅茶に興味がある方は、ぜひ。

 

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