2001.12.14
自家製ヨーグルトの培養を始めた。
なんとK大は某研究室出身の、由緒正しい(?)菌を使う。
ねっちりした歯応えで、とても美味しい。
がんばって増やすぞ!

さて。
本年度分の製本発注作業、すべて終了。
あとは納品・検収作業を残すだけ。
年内に終わって一安心…。
次は学術雑誌総合目録欧文編の、所蔵データ更新作業に取りかからなきゃ。

おまけ。
ハリポタ料理読本を発見。

 

2001.12.13
利用者からの置きみやげ。
閲覧机の上に、使用済みとおぼしき湿ったティッシュの山やまヤマ…。
ぎゃ〜!!(涙)

■紅茶のおはなし 1 / 山田詩子 (フェリモ出版) 1143円  (bk1)
ティーポット、ティーキャディー、ティーストレナー、ティーマドラー…。
紅茶まわりの品々を、シンプルな写真・可愛いイラスト・凝ったレイアウトで紹介する1冊。

ぱっと目を惹く色使いが、とにかく斬新で魅力的。
絵本のように楽しめました。
紅茶を美味しくいれるコツ、ティーフードのレシピもあります。
紅茶がお好きな方はぜひ。

ちなみに著者の山田さんは、吉祥寺の紅茶店カレルチャペックの経営者でもあります。
ここのホームページはめちゃめちゃ可愛らしいので、ぜひ遊びに行ってみてください。
彼女のイラストが持つ魅力が、ストレートに伝わってきますよ!

 

2001.12.12
今朝の紅茶は、L'EPICIERのフレーバードティー”GRENADE”。
グァバとパパイヤの紅茶だ。
フルーティーで甘い香り。
うま〜!

それから、化学系データベースSciFinder Scholar利用者講習会の手伝いをする。
予想をはるかに越える盛況で、嬉しい悲鳴が止まらない。
きゃ〜っっ!!

2001.12.11
今日から、部屋の片づけに燃えています。

というのも先日、自分の部屋の中で大切な書類を無くしてしまったんです。
幸いなことに、30分ほど大騒ぎして見つかりましたが。

あぁ情けなや…(涙)。

 

2001.12.10
きゃ〜っ!!
パトリシア・マクラクランの新作が発売されてます!
タイトルは、”人生の最初の思い出”。

今月は(今月も?)、読みたい本がたくさんあって困ってしまう…。

■13歳の沈黙 / カニグズバーグ作品集9 (岩波書店) 2500円  (bk1)
私の大好きな児童文学作家・カニグズバーグの最新作。
期待を裏切らない仕上がりに、大満足!
2つの家族の再生の物語を、ミステリタッチで読ませます。

作品の語り手は、13歳の少年コナー・ケイン。
アメリカの大学街・エピファニーに暮らしている。
そんなコナーの一番の親友は、
赤毛でのっぽの同級生ブランウェル・ザンボルスカ。
ちょっと不器用だけど、それを補って余りある不思議な魅力の持ち主だ。

コナーとブランウェルの家庭環境には、ほんの少し共通点があった。
コナーの父親は離婚を、ブランウェルの父親は妻の死別を経験しているのだ。
ところがある時、ブランウェルの父親は恋に落ちる。
継母の出現と、程なく生まれた義理の妹ニッキー。

そしてニッキーが誕生してから、数ヶ月。
彼女の生命が、突如危険にさらされた。
はたしてニッキーをベビーベッドより突き落としたのは、ブランウェルだったのか?
しかし事件以降、ブランウェルは一切の言葉を口に出せなくなっていた。

コナーは語られざる言葉から、親友の真意を読み解くことができるのか?
14歳年上の義姉・マーガレットと共に、事件の解明に乗り出すコナーだが…。


2人の少年の心の成長が、たいへん感動的に描かれています。
それでいて、押し付けがましい説教臭さはありません。
このさじ加減がおみごと!

あっと驚く真相も用意されていますので、ミステリがお好きな方にもお薦めです。
ぜひ。

しかし実はこの作品、ショッキングな一面も持ち合わせているのでご注意を。
(以下ネタバレ→)思春期の少年の性に対する関心を、かなり生々しく描いているからです。
”少年”に対して幻想を持っていっらしゃる方には、ちょっとシンドイかもしれません…。

 

2001.12.09
Fullhouse tea roomのNorikoさんより、メールを頂く。
ご丁寧に、ありがとうございます!

さて。
クリスマス・リースのハンギングバスケットの、経過をご報告。
寒さに強いパンジーを追加しました。
大分にぎやかになったかな?
(写真はここ。)

でもこれ、日増しに重くなっていきます…。
そのうち、持ち上げられなくなるのでは(笑)。

■双星記 5 / 荻野目悠樹 (スニーカー文庫) 619円  (bk1)
SFスペース・オペラ、とりあえず完結。

お話の展開は、かなり駆け足気味でした。
でもいたずらに長引かせるより、ずっとマシ。
破綻なくまとまっていて、安心して楽しめました。

主人公ヴェルスターペンの、へなちょこぶりがツボな一作。
(これ、一応褒め言葉です。彼のダメ男っぷりが可愛いくて…。)

 

2001.12.08
名作の誉れ高い、田中芳樹氏のアップフェルラント物語が復刊されました。
欲しいんだけど、今月は出費が多くて…。
どうしよう??

■砂の覇王 5 / 須賀しのぶ (コバルト文庫) 495円  (bk1)
架空の大陸を舞台にした、歴史物語。
流血女神伝、7作目になります。
これ、めちゃめちゃ面白いです!

主人公は、16歳の少女カリエ。
数奇な星のもと生を受けた、彼女の波乱の人生を力強く描きます。
年齢、性別を問わず楽しめるところがスゴイ。

歴史小説には馴染みがなくて…というお若い貴方は、キャラ萌えで(笑)。
プロポーション抜群の熟女から、女装が趣味の紅顔の美少年まで、
幅広く揃ってます。

ライトノベルスはどうもなぁ…という貴方は、騙されたと思って読んでみて下さい。
架空の大陸の気候、風土、文化、宗教。
細部まで、きっちり描きこまれた世界観が見事です。
あっと驚く展開にも、乞うご期待!

未読の方は、シリーズ第1作から是非どうぞ。
今、一番つづきが気になる作品です。

 

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