2001.10.26
今日はなんと、利用者N氏と口論(議論?)になる。
つかれた…。

さて。
活字倶楽部秋号、ぶじ入手。
巻頭特集は、有栖川有栖。
わ〜い、楽しみっ!

■朝霧の巫女 弐 / 宇河弘樹 (YKコミックス) 505円  (bk1)
日本をゆるがす悪と闘う、巫女さん3姉妹の物語(漫画です)。

…なんかコスプレ漫画と化してます。
いつのまにやら、巫女さん人口も上昇してるし(笑)。

個人的には、ごひいき珠ちゃんの出番が少なくて、哀しかった…。

 

2001.10.25
今日はついに、真性天然人Kさんと口論に。
しかし、まったく歯が立たなかった…。

さて。
明日は本屋に立ち寄って、活字倶楽部秋号を購入するぞ!
すんなり見つかるかな?

■夜の童話 / 紺野キタ (ポプラコミックス) 580円  (bk1)
紺野さんの持ち味がストレートに楽しめる、幻想的な短編集(漫画です)。

私のお気に入りは、黒めがねの行商人が主人公の”眼鏡売りの男”。
どじでまぬけな彼の正体が、じつは…というストーリー。
意外なオチにびっくりしました。

それから、病床の少女が母親にあてたメッセージが切ない、”あかりさき”は泣けます!
大人のための、やさしいおとぎ話ですね。

しみじみと、こころに響くファンタジーがお好きな方は是非。
お気に入りの一品が、きっと見つかりますよ。

 

2001.10.24
全国に数多いる(と思われる)、化粧品に血道をあげているみなさま!!
お待ちかね、FRaU秋の化粧品特集号が出ております!
何やらまた、散財してしまいそうな予感が…(笑)。

■あかりをください / 紺野キタ (きみとぼくCOLLECTION) 520円  (bk1)
こころにポッと明かりがともる、やさしい連作集(漫画です)。
これ、めっちゃ良いです!

主人公は、高校生になる鳩子。
年若い継父・尚典と、彼の実娘・多実との3人で暮らしている。
実母は数年前、突然の事故で他界した。

そして今、鳩子は継父に思慕の念を抱いている。
誰にも明かすことができない、この想いの行く末は…。

作中、格別はでな事件がおこる訳ではありません。
でも、日常の中にあるどきどき・わくわくした気持ち、
そしてささやかな幸せがもたらす充足感に、胸がじ〜んとぬくもります。

ラストのたたみ方も、じつに巧い!
(以下ネタバレ→)安易に決着を描かないことが、かえって作品の余韻を深めているようです。
いやぁ、おみごと…。

やさしい気持ちに包まれたい方、恋する気持ちに浸りたい方はぜひ。
強力おすすめです!

 

2001.10.23
半そで・Tシャツ姿の学生さん、多数来館。
みんな若いわぁ…。

■足のない獅子 / 駒崎優 (講談社X文庫) 600円  (bk1)
13世紀英国を舞台にした、冒険活劇譚。
シリーズ第1作です。
血気さかんな騎士の卵、リチャードとギルフォードが大活躍!

いきの良いテンポでするする読了。
スカッと楽しい、勧善懲悪ものでした。

ちょっとご都合主義的な部分もありますが、お話全体のバランスがとても秀逸。
読者を退屈させません。
これなら次作も期待できそうです。
たのしみ〜!

個人的には、娼館に身を置く少女・ジェインちゃんがお気に入り。
彼女とリチャードの恋の行方に、興味深々。
目下のところ最大のライバルは…ギルフォードかもしれません(笑)。

ストレスを解消したい方におすすめです。

 

2001.10.22
職場のおき傘が盗られた。
犯人は、真性天然人のKさん。
悪気が無いから、困るんだよね…。
とほほ。

今日は東京のキャンパスで、図書館主催の講演会が開催される。
私は横浜のキャンパスで、留守番ぐみ。

演者は、政界にも縁が深い(と噂のある)お方。
会場周辺は、かなりピリピリしていたそうな…。

 

2001.10.21
今日は、近所で開催中の民芸展へ。
和気あいあいとした雰囲気で、とても居心地が良い。
そんな中、私は刺し子のペットボトル・ホルダーを購入。
(写真はここ。Vittel 330mlを入れて撮影)

1点もので、すっごく可愛いのだ。

■朝霧の巫女 壱 / 宇河弘樹 (YOUNG KING COMICS) 505円  (bk1)
日本をゆるがす悪と闘う、巫女さん3姉妹の物語(漫画です)。

私のお気に入りは、すえっこの珠ちゃん。
年の割にしっかりしていて、けなげなの〜。
お話の方も、壮大な仕掛けが用意してあるみたいで、続きが楽しみ。

しっかしヒーロー忠尋君には、同性の友人がいないのだろうか…。

 

2001.10.20
あ〜驚いた。
父親が血を吐いた。
いや、ごく少量なんだけど。

おそらく咳込みすぎという、物理的な原因によるものだと思う。
でも万一を考えて、病院へ行って来た。
採血したり、お小水を調べたり…。

3日後に、また来院するよう言いつかる。
結果がわかるのは、ずいぶん先になるみたい。


■毒を食らわば / ドロシー・L・セイヤーズ (創元推理文庫) 600円  (bk1)
20世紀初頭、英国を舞台にした長編ミステリ。
貴族探偵ピーター卿と、彼の想い人のミステリ作家、
ハリエット・ヴェインが初めて出会う作品です。
これ、面白い〜!

本作では何と!
殺人事件の容疑者として、ハリエットが刑務所に収容されてしまう。
はたしてピーター卿は、彼女の窮地を救うことが出来るのか?
開廷の日は、刻一刻と迫ってくる…。

今回は残念ながら、ハリエットの出番は少しだけ。
(状況を考えれば、無理もないんですが)
そのかわり、個性的な面々が、ピーター卿の手足となって活躍します。

なかでも私のご贔屓は、錠前破りの名人ビル・ラム氏。
”この街の書類保管箱で、おいらが目隠ししてボクシングのグラブはめて、
ゆでたマカロニ一本で開けらんねえやつは一つもねえ”(201頁より)
くぅ〜、格好いい!(笑)
すっとぼけたおばあちゃん、キャサリン・クリンプスさんも良い味出してます。

おっと、勿論ピーター卿も忘れてはいけません。
ラスト、想い人の一命を賭けた一世一代の大勝負は、必見ですよ!!

シリーズものですが、この1冊だけでも十分楽しめます。
おすすめ。

 

 

Produced by Tsukushi
[ Home ] [ Prev. ] [ Next ]