2001.10.19
研究室からの問い合わせ。
「あのぅ、アマンダ ドットコムで洋書を購入すると、安くつくって聞いたんだけど」

…それはアマゾン ドットコムです。多分。

古い製本雑誌のうち、重複分を廃棄処理する。
ほこりとカビにまみれての、肉体労働だ。

気管支の弱いWさんは、マスクを着用。
私はちょっと、腰を痛めてしまったみたい。
2〜3日で治ると思うけど…。

さて。
Aさんより、仙台銘菓”萩の月”を頂戴する。
これ、美味しいですよねぇ。
クリーム系のおやつは久し振り。

Aさん、ごちそう様でした!

 

2001.10.18
野依教授のコメント。
”賞というのは授与されるものだと思っている。
ノーベル賞を取るというのは、はしたなく、間違った言葉づかいだ。”
(10月17日付け日本工業新聞より)

ふむ。
商売っけのない、芸術家気質の方のようだ。

某所より、L'ÉPICIERのフレーバードティーPATATAを頂戴する。
これなんと、焼き芋風味のお茶。
確かに、スイートポテトのような甘い香りがする。
ストレートでも、ミルクティーでもとても美味しい。

Mさん、ありがとうございました。

■Web DESIGN 配色サンプル for Web safe color / 内田広由紀 (視覚デザイン研究所) 2300円  (bk1)
内容は、タイトル通りそのまんま。
これ、すごく便利です。
お手ごろ価格の文庫版をつくったら、結構売れると思うなぁ…。

 

2001.10.17
が〜ん。
納品された製本雑誌の検収中、親指の爪を折ってしまった。
いたいよう…(泣)。

来週の月曜日、東京のキャンパスで、図書館主催の講演会が開催される。
その準備をばたばたと。

今回は、9月に部長の交替劇があったので、いつもよりスケジュールが遅れぎみ。
直前まで、駆け回ることになりそう。
体がついていくかなあ…。

さて。
東洋経済5752号(10月15日発売)の、”理工系大学広告特集”が面白い。
悩みながらも、前進しようともがく姿に感銘を受ける。

同志がいるって、素直に心強いものですね。

 

2001.10.16
頭の先から爪先まで、全身迷彩柄の学生さん発見。
わぁ…。

10月16日から21日にかけて、日本橋三越で英国展が開催される。
いいなぁ、行きたい!
でも、期間がとても短いのだ。
週末までに、時間が作れると良いのだけれど…。
う〜ん。

■人生張ってます 無頼な女たちと語る / 中村うさぎ (小学館文庫) 552円  (bk1)
ライトノベルス作家、中村うさぎの対談集。
お相手は、岩井志麻子・西原理恵子・斎藤綾子・花井愛子・マツコ デラックスの5人です。

内容は…すごい、すごすぎる。
借金、ギャンブル、自己破産、ストーカーだった元夫、脱糞(!)よろず話など…。
えっと、これフィクションじゃないよね?(笑)

常軌を逸した浪費家、中村うさぎも霞んでみえます。
後書き部分が、一番安心して読めました…。

無頼な人生を、のぞき見たい方は是非どうぞ。

 

2001.10.15
月曜だけど、こりずに更新してます。
えへ。

今日は東京のキャンパスで、独立行政法人化講習会に出席する。

実は私、このことをすっかり忘れていた。
朝職場に着いてから、卓上カレンダを見て気が付いた…というあり様。
なので、いつもの仕事着(作業着とも云う。とにかく汚れても気にならない格好)で受講する。
背広にネクタイのおじ様方に囲まれて、ひどく居心地悪かった…。

■イリヤの空、UFOの夏 その1 / 秋山瑞人 (電撃文庫) 550円  (bk1)
長編SFジュヴナイル。シリーズ第1作です。
これ、おもしろい〜!

物語の舞台は、現実の日本と少しだけずれている、もう一つの”日本”。
例えばこの世界では、1947年から戦争が続いているようだし、
中学校の敷地内に最新鋭の防空壕(シェルタ)があったりする。

主人公を務めるのは、園原市立園原中学校の2年生・浅羽直之。
学校”未公認”の、新聞部部員でもある。
脇を固める面々は、幼馴染のクラスメイト須藤晶穂、
ハイスペックなマッドサイエンティスト(笑)水前寺邦博、ブラコン気味の妹夕子など…。
個性的な(しかしお約束の)キャラクタが楽しい。

そこへ謎の転校生・伊里野加奈(もちろん美少女!)も加わって、
米空、空自、さらに世界を巻き込んだ大騒動が始まる…。

ストーリー自体は、かなり他愛無いものです。
しかし、読み手を楽しませる、独特のセンスが最高!
旬の作家が持つ”勢い”を、素直に堪能しました。

いかにも…な装丁に抵抗を感じる方もいらっしゃるでしょうが、
それにめげずに(笑)是非読んでみて下さい。
喰わず嫌いは勿体無いですよ!
お薦めです。

 

2001.10.14
今日の朝食から、紅茶の銘柄を変えてみた。
Ahmad tea社の、English breakfastというもの。
クセのない味と香りで、飲みやすい。

それから靴屋に出かけ、靴底を張り替えてもらう。
1足あたり、3000円也。
安くはないけど、お気に入りの靴だからね。

ほこりを払って、クリームでお手入れ。
さぁ、また明日からよろしゅう頼みまっせ!

■月の人魚姫 / 榎木洋子 (角川ビーンズ文庫) 419円  (bk1)
1千年先の宇宙を舞台にした、ぬるぅ〜いファンタジー。

海の民と陸の民、性別未分化の子供達、謎に満ちた不思議な海竜=マリレクス…。
魅力的なモチーフはあるものの…う〜む。
主人公2人の恋愛模様が、あまりに陳腐でひきまくる。

どうしちゃったの、榎木さ〜ん…(涙)。

 

2001.10.13
秋冬ものの化粧品を物色しに、渋谷西武まで。
結果、顔用乳液・からだ用乳液・美容液・ファンデーションを購入する。

…あれ?
当初の予定より、2つも品数が多いぞ(笑)。
恐るべし、コスメカウンター&販売部員のおね〜さま方!

■学寮祭りの夜 / ドロシー・L・セイヤーズ (創元推理文庫) 1320円  (bk1)
1900年代初頭、英国の大学街オクスフォードを舞台にした長編ミステリ。
貴族探偵、ピーター・ウィムジイ卿が大活躍!
これ、めちゃめちゃ面白いです!

9年ぶりに、母校の学寮祭(創立祭)に出席した女性ミステリ作家・ハリエット。
そこで彼女は、かつての同窓生や恩師に再会し、楽しい時を過ごす。
不愉快な手土産 ― 彼女を口汚く罵倒する匿名の手紙 ― が、
用意されている事も知らずに。

さらに続けて、カレッジでは学び舎に相応しからぬ事件が頻発する。
卑猥な落書き、めちゃめちゃにされた原稿、停電騒動…。

学生監の要請をうけ、単身カレッジに乗り込んだハリエット。
犯人の目的は一体なに?
そして、その正体は…?

一見すると軽いタッチの作品ですが、
安きに甘んじない、厳しい結末にびっくり。

ピーター卿が、人を裁くということについて思い悩む場面もあります。
このあたり、今までのシリーズ作品とは一味違った雰囲気ですね。

それから、才気煥発なハリエットが実に良い!
彼女の存在が、この作品に瑞々しい生気を与えています。

彼女とピーター卿の、恋の駆け引き&顛末もお楽しみの一つ。
大人の洒落た恋愛です。

ちょっと長めの作品ですが(厚さ2.5センチ)、それが苦にならない面白さ!
お薦めなので、是非読んでみて下さい。
くれぐれも、睡眠不足にはご注意を…。

 

 

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