2001.06.21
利用者各位。
お使いになった資料は、”御自分の手で”、”元の場所へ”お戻し下さい。

書架がみだれると、資料のアクセシビリティが極端に悪くなる。
能率が落ちて、仕事が捗らない。
使われてこその図書館だから、あまり目くじら立てたくは無い。
でも、書架整理にかかる時間・手間・労力・気力…を他の仕事にまわせたらなあ、と思う。

利用者の怠慢は、最終的にはサービスの質の停滞(または低下)という形で、
彼ら自身に返っているのではないだろうか。

明日は職場の送別会。当日中の更新はおそらく無理。ご了承下さい。

綺麗の法則 / 藤原美智子 (三笠書房) 1300円
元祖カリスマ・メイクアップ・アーティストのエッセイ集。
著者の人柄を反映したような、控えめで優しい文章。
しかし、意外に体育会系気質もチラリ。タフでなければ務まらない仕事なんでしょう。
”美”に対するこだわりと努力はさすが!でした。

 

2001.06.20
皆様ご承知かと思いますが、今大学を取り巻く状況は大変きびしい。
これからも、学術”研究”機関として生き残っていくのは、次の2つのタイプでは。

・とにかくあらゆる分野を網羅している大学。百貨店型。大規模総合大学など。
・この分野ならこの大学、と世間に言わしめる看板学科がある大学。
専門店型。小規模〜中規模単科大学など。

このどちらでもない大学は、
単なる”教育”機関(就職予備校?)に成り下がってしまうのではなかろうか。

さまよえる未亡人たち / エリザベス・フェラーズ (創元推理文庫) 560円
1962年に発表された、英国コージー・ミステリ。
今読んでも、全く古臭さを感じない。びっくり。
上品な仕上がりで、さくさく読めます。
前向きなラストが良い。


2001.06.19
利用者用端末そばの忘れ物。使用済みのつま楊子。
……。

利用者の皆様、いくら館内禁煙とはいえ、くわえ楊子はご遠慮下さい。
どうしてもというのであれば、せめてお使いになった楊子はお持ち帰り下さいね(泣)。

有隣堂書店にて、夏目正隆の”僕はイーグル 2”発見。
手にとって斜め読み。しかし、1巻ほどの魅力は感じず。
購入は保留に。

やりなおし基礎英語 / 山崎紀美子 (ちくま新書)
テンス(時制)の解説に目ウロコ。
知識の再整理に役に立つ。

 

2001.06.18
今日の分館(私は横浜にある分館に勤務してます。本館は東京です。)は凄かった。

専門員→打ち合わせの為本館へ、掛長→年休、H掛員→病休、
T補佐員→年休、N補佐員→風邪のため即効早退、という状況。
スタッフは、私も含めて3人しかいなかった(笑)。

その上、システムは2時間半落ちるわ(原因不明)、
館内放送は暴発するわ(設定が変わってた)、
空調は調子悪いわ(でもむりやり動かした)、もう大変。
まさに”とんでもない月曜日(こんなタイトルの本ありましたね)”。
本屋にも寄らずまっすぐ帰宅。

凶笑面 / 北森鴻 (新潮エンターテイメント倶楽部)
民俗学者、蓮城那智が探偵役のミステリ連作集。
これ面白かったです。私好みのお話でした。

あえてカテゴライズするなら…、歴史ミステリというのかなあ??
古くは高橋克彦の”写楽殺人事件”、最近では北村薫の”六の宮の姫君”、
高田崇史の”QEDシリーズ”など。
文献と、当該ジャンルの学問的知識を駆使して謎を解く、というストーリー。
知的好奇心も満足できて二度おいしい。
はやく続編でないかな。


2001.06.17
唐突ですが、私、福袋ってまず買いません。
行列嫌いだし、無駄なものは極力持たないようにしているから。

しかし!そんな私が禁を破って購入したのが”レピシエ”(紅茶専門店)の福袋。
おかげで我が家には、紅茶(特にフレーバーティ)のストックが山ほどあります。
今日は”マンゴ”のお茶。美味しかったです。

ちなみにこの福袋、茶葉の他、ティースプーン、ティーストレナー(茶漉し)、
ティーコジー(ポットに被せる保温用カバー)、クッキーなども入ってました。
とってもお得。即日ソールドアウトしたそうな。

僕はイーグル 1 / 夏見正隆(徳間ノベルス)
これ、めっちゃ良かったです!強力おすすめ!
見返しの”最高の航空アクションと人間ドラマ”というあおり文句は嘘じゃない!
本音と建前、理想と現実、成功と挫折、そして生と死。
…すべてがこの1冊にある。

手に汗握る航空シーンも圧巻だけど、それ以外にも見所は沢山。
現在第2巻まで発売されてるそうなので、明日早速買いに行きます。
うわ〜、楽しみ!!

 

2001.06.16
携帯の機種変更を思い立つ。
しかし、交換期間は終了していた…。
そもそも、期限がある事さえ知らなかったよ、私。

デザインに拘らなければ、まだ選択肢はある。
でもねぇ、どうしてもフリップ(ふた)付きが良いのだ〜!
しばらくは様子見かな。

過敏症 / 榎田尤利 (光風社クリスタル文庫)
大人気魚住くんシリーズ第4弾。ジャンルはボーイズ・ラブ。
本作では何と!(以下ネタバレ)→主人公二人ができてしまう!
いや〜、驚いた。くっつきそうでくっつかない、微妙な感じが好きだったのにな。
前3作とはかなり雰囲気が異なってます。次も買うかは…謎。

2001.06.15
昼は職場でそうめんパーティー。
つけだれは、めんつゆとごまだれ。
薬味は、しょうが、みょうが、しそ、わけぎ、のり。
付け合せに、コロッケ、野菜のかきあげ、うなぎの押し寿司、お稲荷さん。
デザートには今川焼きまで。
とっても美味しかったです。う〜ん、満腹。

臨機応答・変問自在 / 森博嗣 (集英社新書)
森助教授と学生の、一問一答集。
パラ読みできるので、通勤・通学のお供に最適。
にやりと笑えるやり取りが楽しい。

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