The way to be librarian
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以下の文章は、私(つくし)が大学に提出した”就職活動報告”に基づき作成しました。
日程等は、全て平成11年度のものです。最新の情報は、ご自身で収集なさって下さい。
どうぞよろしくお願い致します。

 

平成11年度就職活動報告 公務員(国家II種)

 

●面接について
○8月9日二次試験(人事院)(学生1人:面接官3人)(時間:15分)
(面接官の役職等:大学図書館の管理職の方が1人いらっしゃいました。)

・なぜ大学図書館の司書なのか(公共図書館や学校図書館ではないのか)
・公務員として働く上で、大切なことは何か
・サークル活動、ボランティア活動で得たものは何か
・大学図書館の職員は、実際どのような業務をしているか知っているか。
知っているなら説明して欲しい。
・最近読んだ本はなにか
・得意な科目について
・本が嫌いな人がいたらどうするか
・自分の手には負えないトラブルがおきたらどうするか

○8月6日(B大)(学生8人:面接官2人)(時間:30分)
(面接官の役職等:若手(5〜6年?)1人と、管理職(40代?)らしき人が1人)

・まず、B大人事の方の話を聞いて、その後質疑応答。しばらくして図書館学の人だけ、図書館に移動。しかし、この日は図書館の採用担当の部長、課長が不在のため、後日改めて訪問するようにと言われる。

○8月19日(B大、2回目)(学生2人:面接官3人)(時間:20分)
(面接官の役職等:図書館の掛長1人、課長1人、部長1人)

・大学の専攻科目について。具体的にどんなことを学んだのか
・サークル活動や、ボランティア活動について
・B大図書館の印象は
・採用されたら、どんな仕事をやってみたいか。または、どんな仕事ならできるのか。

○9月9日(B大、3回目)(学生1人:面接官3人)(時間:30分)
(面接官の役職等:B大人事の方(40代?)が1人、図書館の部長1人、課長1人)

・自己PRをしてください
・B大図書館の改善すべき点は何か
・自宅からの経路、所要時間など
・どんな本をよく読むのか
・友人はどんなタイプが多いか。また、友人との付き合いの中で、自分はどんな役割を果たしているのか
・体力はあるか
・卒論について

 

●後輩へのアドバイス
○司書は、国家II種でも地方上級、中級でも、採用人数は非常に少ないです。本人の努力も必要ですが、残りの何割かは「時の運」であるように感じました。それでも、努力すればその分だけ「時の運」は自分に近づいてきてくれると思います。最後まであきらめないで、頑張ってみて下さい。

○専門試験について
・図書館史は、毎年必ず1問出ています。
・情報検索論も頻出です。論理演算子(AND、OR、NOT、他にWITHやNEARなど)、トランケーション、シソーラス(上位語、下位語、優先語など)、ノイズ、適合率等まとめておくと良いと思います。
・二次資料に関する問題もよく出ます。Who’s Who、雑誌記事索引、日本書籍総目録、出版年鑑等、概要や作成機関は押さえておくと良いです。

 

●就職活動をしてみて最も強く感じたこと
○官庁訪問の際のアドバイス
1.健康管理。
けが、病気に気をつける。
2.事前の下準備。
あらかじめ、訪問先のホームページには目を通しておく。最低2〜3個は質問を用意しておき、発言するよう心がける。
3.時間厳守。
ほとんどの受験者は、集合時間の30〜1時間前に来ていました。
4.交通費は余裕をもって。
国II図書館学の採用は、全国規模で実施されます。時には、思いもかけない遠方からの連絡もありました。関東近辺は競争率が高いので、できるだけくまなく訪問した方が有利だと思います。交通費は多めに用意しておいた方が良いです。

(つたない文章ですが、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。)

 

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