コンピュータ室   2005年分

コンピュータ関連の話をします。

2005/12/20 GV−BCTV4絡みでMate−X PCMの復活とCバス基板の改造
2005/12/20 CHANPONZERO3のフレームをバージョンアップ
2005/11/29 Ra43でもテレビが観られるようになりました
2005/11/15 IP電話便利ツールの発明 〜AC電源OR回路〜

2005/11/15 例外エラーやMEMORY ERROR頻発の原因は?
2005/08/28 2.3GMOの導入とケースファンの強化
2005/08/28 1.3GMOはAOpenで流用
2005/08/28 98用助っ人DOS/Vマシン
2005/03/17 98をやれるところまでやったら興ざめして
2005/03/17 DOS/V機はDVDレコーダ化
2005/03/17 ROMが戻らず死んでいたGF4MX440が復活
2005/01/03 IFC−PCI7IU2はWin2000では正常動作


2005/12/20 (火) 快晴                 ページ先頭↑

GV−BCTV4絡みでMate−X PCMの復活とCバス基板の改造

 先日、私が愛用しているRa43でもテレビを観られるようになりましたが、
一つだけ不便な点がありました。それはBS放送を観る場合に、AVセレクター
によりアンプ付スピーカーへの音声出力を切り換えなければならないことです。
GV−BCTV4/PCIには映像入力はあっても音声入力がないので、付属ア
プリのTVステーションで外部入力に切り換えても音声は切り替わらないからで
す。それでもAudigyのようにサウンドボードに複数の音声入力があれば切
り換えなしにできるのですが、あいにくRa43にはAudigyが導入できず
Extigy−LEを導入したので音声入力が一つしかなく、それでこのような
不便が出ていたわけです。
 そこで思い付いたのが、Ra43の内蔵サウンドボードであるMate−X 
PCMの利用でした。Mate−X PCMはExtigy−LE導入後に外し
ていましたが、今回また復活させました。ただし、ただ復活させただけでは足り
ないものがあります。CD IN端子です。CHANPONZERO3を内蔵す
る時にCバス基板を一番下にあるMate−X PCM用スロットを残してカッ
トしてしまったのでCD IN端子がないからです。GV−BCTV4/PCI
のボード上のLINE OUTはCD IN端子を介してMate−X PCM
に繋がるので、CD IN端子がなければMate−X PCMを復活させても
役に立ちません。
 そこでカットしたCバス基板にCD IN端子を付けてやることにしました。
下記の写真のように基板の空いているスペースにCD IN端子を取り付け、ジ
ャンパー線のように配線しました。本当はリード線を裏側で最短距離で結びたか
ったのですが、ハンダが上手く乗らなかったので、端子が大きく出ている表側か
ら飛ばしました。勿論、どこへ飛ばすかはテスターで調べて決めました。ちなみ
にCD IN端子は4ピンですが、来るのはLとRとアースの3本だけです。こ
の3本の配線を付加しました。



注)元々のCバス基板とカットしたCバス基板にCD IN端子を取り付けたもの。

 こうして置いてからGV−BCTV4/PCIのボード上のLINE OUT
を改造したCバス基板のCD IN端子に繋ぎ、BSチューナー内蔵ビデオデッ
キの音声出力をMate−X PCMのLINE INに繋ぎ、更にMate−
X PCMのLINE OUTをExtigy−LEのLINE INに繋ぎま
した。これによりMate−X PCMのミキサー機能によりGV−BCTV4
/PCIからの音声とBSチューナーからの音声とがミックスされてExtigy
−LEに送り込まれるので、TVステーションからチャンネル切り換えをするだ
けで映像と音声が同時に切り換わるようになりました。


CHANPONZERO3のフレームをバージョンアップ  ページ先頭↑

 先頃から壊れたパソコンや関連部品の片付けておりましたが、その一環で故障
してしまったPC−9821Xa16/W16の解体を行ないました。メモリや
内蔵HDDやCD−ROMやFDD等は修理部品として取って置きましたが、ケ
ース等の筐体は捨てるよりありません。以前に解体したPC−9821Xa13
/K12はPCIスロットが2つしかないので筐体はそのまま捨てましたが、
Xa16/W16はPCIスロットが3つあるので、CHANPONZERO3
のフレームとして利用することにしました。下記はRa300ですが、ケースの
寸法はXa16/W16と同一なので代わりに載せました。



このホームページでも書きましたが、これまで使っていたフレームはV200/
MZのケースから切り出したものでした。これはタワー型であることと、最初、
外付けボックスとして作ったものを、後から内蔵用に改造したものであることも
あり、収まりや着脱や強度の点でいまいち使い勝手が良くありませんでした。
 そこでXa16のケースの解体に先立ち、PCIスロット部分の切り出し作業
を行ないました。ジグソーを使って手っ取り早く「バリバリ」「ガーガー」と切
り出し、続いて時間を掛けてヤスリで所定の寸法に削って仕上げました。苦労の
甲斐あって良いものができました。収まりも良く、着脱も簡単で、強度もガッチ
リしてカードを刺す時に力を入れてもびくともしない安心して使えるものができ
ました。


 それからパソコン本体への固定金具という意味と見栄えという意味でフレーム
の前面をアルミパネルで覆いました。前回は厚さ1mmのものを使いましたが、
ペラペラですぐに曲がってしまい頼りなかったので、今回は1.5mmのものを
抜かし思い切って厚さ2mmのものを使いました。高級感があり強度もあるので、
ガッチリケースに固定できるものができました。




2005/11/29 (火) 曇りのち晴れ               ページ先頭↑

Ra43でもテレビが観られるようになりました

 先日、中古のTVチューナーキャプチャーボードGV−BCTV4/PCIを
入手しました。(千数百円で)CHANPONZERO3の空きPCIスロット
に装着し、特に何も対策せずに付属ドライバーとアプリケーションをインストー
ルすることができました。このボードはキャプチャー機能は非力ですが、テレビ
チューナーとしてはまずまずのパフォーマンスで動くことが分りました。また他
の処理の足を引っ張らないので、他の処理と並行してテレビを観ることができま
す。例えばインターネットとか、家計簿入力とか、MOへのバックアップとかと
並行してテレビを観ても、ほとんどパフォーマンスの低下を来しませんから。
 GV−BCTV4/PCIは2000年12月頃発売されたPC−9821対
応最後のTVチューナーキャプチャーボードなので、98ファンには貴重です。
私の場合は通常使用はPC−9821であるこのRa43で行ない、マルチメデ
ィアだけDOS/V機で行なって来ました。テレビ環境はRa43にはなかった
ので、テレビはパソコンラック横にある14型テレビで観ていました。今回、
Ra43でもテレビ放送が観られる環境ができたので、パソコン使用中は14型
テレビは点ける必要がなくなり、更なる省エネとなりました。

P.S.BSチューナー内蔵ビデオデッキの出力を当ボードの外部入力に繋いだ
    ので、BS放送もRa43で観られるようになりました。私の場合、毎
    日NHK−BSで世界のニュースを観るので、これも肝心です。

    このボードの仕様については下記を参照してください。
    
http://www.iodata.jp/feature/video/gvbctv4/index.htm


2005/11/15 (火) 曇り                   ページ先頭↑

IP電話便利ツールの発明 〜AC電源OR回路〜

 2004年4月15日にADSLを導入しましたが、この時ついでにIP電話
も導入しました。我が家は遠距離通話(ワイフが良く郷里に長電話)が多く電話
代が大変だったからでした。IP電話を導入したら距離に関係なく3分8.4円
で掛けられるので本当に助かっています。以前は長電話にならないようワイフに
良く注意しておりましたが、導入してからは逆に「どんどん掛けて良いから」と
言っております。30分掛けたって84円にしかなりませんから。
 それで電話代が安くなったのは良いですが、一つ不便な問題が出て来ました。
ADSLモデムの電源が入っていないとIP電話が掛けられないという問題です。
ADSLモデムはパソコンを置いている2階にあるので、1階のワイフの部屋か
らは電源を入れられないからです。いつもワイフから言われ私が電源を入れなけ
ればならず面倒な思いをしておりました。また私が家にいない時には2階の部屋
には鍵が掛かっているのでIP電話が使えませんでした。私がいないからと普通
の電話を掛けられれば高額の電話代が掛かってしまいます。どうにかしたいと導
入直後から思っておりました。
 それで1階からも電源が入れられるようにする必要性が生じました。これを可
能にするにはいくつかの方法が考えられました。(下記)

方法1.ADSLモデムの電源を入れっ放しにする
方法2.ADSLモデムを1階に置く
方法3.1−2階間に電源コードをはわせて1階のスイッチでも電源を入れられ
    るようにする

 方法1は一番簡単ですが、我が家の環境重視の方針に合いません。常時、消費
電力16W(最大)は許容できません。それに夏季は本体がかなり熱を持つので
機器の寿命にも影響が出ます。それでXです。

 方法2はこの点良いですが、今度は2階でパソコンを使う時に問題が発生しま
す。一々下までADSLモデムの電源を入れに行かなければならなくなります。
またパソコンを使っている最中に下でADSLモデムの電源を切られるとインタ
ーネット通信が切断されてしまうという不都合が生じます。それにLANケーブ
ルを1階から2階に配線するのはコストも掛かるし面倒です。無線LANは配線
はいらなくなるものの多額のコストが掛かります。ということでこれもXになり
ました。

 そこで方法3があります。この方法は言わばOR回路を作って、ADSLモデ
ムの電源を1階からも2階からも入れられるようにするというものです。1階か
2階のどちらか一方のスイッチが入っていればADSLモデムの電源が入るとい
うものです。リレーを使って簡単に実現できます。簡単な回路ですが、感電の恐
れがあるのでボックス化することを考えました。リレーは既に持っているし、他
の電気部品も安価なのでコストの問題もありません。後は1階と2階の間にどの
ようにしてACコードをはわせるかという問題だけです。1階の天井から2階の
床まで穴を開けて最短距離で結ぶか、壁に穴を開けて外をはわせるか。どうもこ
れらの方法はスマートでなく、家のあちこちに穴を開けることは好ましくありま
せん。

 そこで思い付いたのが電波リモコンの使用でした。リモコン本体を2階に置い
て、リモコンを1階に置くのです。電波だから1階の天井も2階の床も通過して
信号が届きます。早速、近所の日曜大工店等に買いに行きました。しかし、以前
は売られていたのに、最近は赤外線リモコンしかなくなりました。この期待の電
波リモコンは8月6日に秋葉原に2.3GMOを買いに行った時に駅前の某電気
店で見つけることができました。下記製品です。

株式会社ノア
リモコンスイッチ NE−657N
3950円

当初はリモコンによるON/OFFと手動スイッチによるON/OFFをORで
実現するため、前述した有線の場合のようなOR回路を組んでボックス化する必
要があると考えていました。ところが実験の結果、テーブルタップと簡単な配線
だけでできることが分りました。(下記写真)



注1)6個口テーブルタップにリモコン本体と2個口スイッチ付きタップを刺し、
   リモコン本体の上側出力と2個口スイッチ付きタップの一方のコンセント
   を自作オス−オスプラグ付き電源コードで繋ぎます。そしてADSLモデ
   ムの電源プラグを2個口スイッチ付きタップのもう一方のコンセントに刺
   します。するとリモコンからでも2個口スイッチ付きタップのスイッチか
   らでもADSLモデムの電源を入れることができます。また一方をOFF
   にしても、もう一方がONになっていればADSLモデムの電源はONに
   なり続けます。だからOR回路となります。

注2)注1で6個口テーブルタップと書きましたが、コンセントの数は2個でも
   良く、要はリモコン本体と2個口スイッチ付きタップの両方が刺せるサイ
   ズがあれば良いわけです。

注3)ACだから+−を間違えないよう配線しないとショートして火花が出て故
   障しますから作られる方は注意してください。問題はリモコン本体の上側
   出力と2個口スイッチ付きタップの一方のコンセントをオス−オスプラグ
   付き電源コードで繋ぐ時です。テスターで+−をチェックする必要がある
   ので、多少、電気の知識が必要です。

 というわけで市販品を組み合わせるだけで必要性が満たされる物が作れました。
リレー等特別な電気部品も使わずにOR回路が作れるとは思いませんでした。
「必要は発明の母なり」となりました。


例外エラーやMEMORY ERROR頻発の原因は?        ページ先頭↑

 今年4月末頃にも起こったのですが、、このところRa43(Celeron 766MHz
)を使っている時に「MEMORY ERROR」が発生し強制リセットが掛かってしまうと
いう現象がまた頻発するようになりました。マシンを起動している最中に起こる
場合もあれば、Win98SEが立ち上がった後のアプリケーション使用中に起
こる場合もありました。「MEMORY ERROR」と表示されてから起これば経験済みの
ことなのですぐに原因は分りますが、今回はいきなりマシンがハングアップして
うんともすんとも言わなくなる現象から始まりましたから、最初は原因が分りま
せんでした。原因が分らないのでそれでも使い続けて来ましたが、次第に発生頻
度が増し、時々「MEMORY ERROR」の表示が出てからハングアップするようになっ
たので、この時点で原因が分りました。
 原因は以前に起こった時にBCOPYのあるユーザーから聞いて知りました。
その方も随分苦労して原因を見つけたようです。原因はCPUファンの劣化です。
ファンの回転が完全に止まればすぐに分るのですが、見た目には変わらないスピ
ードで回転しているので分らないわけです。回転が遅くなり冷却能力が落ちるこ
とでCPUが正常に機能しなくなり起こる現象だったのです。
 それからCPUファンの劣化はもう一つ意外な現象の原因にもなっていました。
「OE例外エラー」の原因です。このエラーは 256015NEC8.EXE(「パスに DOS デ
バイス名が含まれる場合」の脆弱性に対する対策 MS00-017)で直っていたので
すが、このところまた頻発するようになっていました。ところがCPUファンを
交換したところピタリと出なくなりました。つまりこの現象もCPUファンの劣
化が原因だったことになります。
 さてさて、それで12日(土)にCPUファン探しに出かけました。以前大手
パソコンショップにはなかったので、今回は秋葉原に行きました。流石に秋葉原
です。ありました。信頼性重視ということで少し高目になりましたが、メーカー
製のファンを買いました。下記のものです。

松下電器産業
5Cmファンモータ Panaflo
FBE05K12U
1680円

4月末の故障の時には壊れたRa300から部品取りして対処していましたが、
そのCPUファンは「AVC D5010B12M DC12V 0.15A」
でした。今回のは「DC12V 0.18A」で、技術的により新しい強力なも
ののようで、耐久時間40000時間というこのなので、生涯使えると思います。

 「MEMORY ERROR」が出る前にも「OE例外エラー」は毎日何度も発生していて、
そうなると強制的に電源断するよりなく、次に起動する時に自動的にスキャンデ
ィスクが動いて長時間待たされていました。今回のCPUファン交換はこの不便
さと時間とエネルギーの無駄遣いを解消してくれる、私のパソコンライフにとっ
て価値のあるものとなりました。


2005/08/28 (日) 曇り                  ページ先頭↑

2.3GMOの導入とケースファンの強化

 久しぶりの書き込みとなります。相変わらずメインマシンはRa43を使って
おりますが、今月初旬に内蔵MOをこれまでの1.3Gから2.3Gのドライブ
にグレードアップしました。(下記)

旧ドライブ I・O DATA MOF−AB1300
新ドライブ I・O DATA MOI−AB2.3

 378のつもりで秋葉原に行きましたが、幸運にもツクモで198で売られて
いたのでこの値段で買いました。このシリーズの640MBのドライブも198
で売られており、1.3GBのドライブは278で売られていましたから、値段
の付け間違いかとも思いましたが、レジもこのままで通りました。この後Web
検索していたら、この商品が特別価格で売られているという記事を見ましたから
間違いではなかったようです。本当にラッキーでした。
 使って見ましたが問題ありませんでした。これまで2.3GBは外付けUSB
2.0のドライブで使って来ましたが、流石に内蔵は安定性があり使い易いです。
ただ、内蔵は発熱し易いので、これを機会にケースファンの強化も行ないました。
MOは過熱するとアクセススピードが落ちたり、I/Oエラーが起きたり、また
メディアの寿命が縮まるので発熱対策が重要です。Ra43左側面手前の吸気口
に付けていた9Cmファンをより強力なものに交換しました。(下記)

         旧          新
 電圧    DC12V      DC12V
 電流    0.13A      0.50A
 回転数  2050rpm  1000〜3800rpm
 風量   36.0CFM  18.0〜73.6CFM



























ブルーのものが6Cm→9Cm
変換アダプタ















回転数調節ボリュームはPCIブ
ラケットに取り付けられ同梱され
ていましたが、ケース蓋を開ける
度に線を外さなければならなくな
り面倒なので、後からケース蓋に
直に取り付けるよう変更しました。







見ての通り回転数が無段階可変なので、季節により調節でき便利になりました。
回転数調節ボリュームは吸気口の上方に取り付けました。当然、夏はMAXで使
います。その前後の季節はMOを使う時だけ回転数を上げれば良いと考えていま
す。ちなみに外付け機器はパソコンラックの後ろ側に置いているUSBファンで
冷却しています。

 注)ケースファンを最初に取付けた時の話は下記を参照
   「
2002/08/27 ついでにケースファンも取付け

P.S.ちょうどこの頃、パソコンの故障が増えているというニュースをやって
    いました。省エネのためオフィスの冷房温度を高めに設定しているので
    パソコンや周辺機器内部の温度は高くなるからです。これは矛盾です。
    周辺機器はファンレス・省エネ・静音指向で開発されて来ましたが、冷
    房温度が上がったため夏はファンレスでは過熱して故障が起き易くなっ
    てしまいました。私の家では数年前からエアコンは使わなくなったので、
    ずっと前(PC−VANの時代)からこの問題を指摘していましたが、
    変わらずこの傾向が続きました。

    これからは地球は次第に温暖化して行き、また対策のため冷房温度は高
    くするのですから、そういう環境を前提にパソコン等オフィス機器の設
    計を行なうべきだと思います。消費電力が多少増えても良いから無理せ
    ずにファンを取り付けるべきではないでしょうか。

    それから冷房温度を上げたらUSBファンを使う人が増えたり、ノート
    パソコンに冷却ユニットを使う人が増えたとか。冷房温度上げてこうい
    うことでまた消費電力を増やしたら、トータルでは本当に省エネになる
    のでしょうか。昔のように天井に大きな扇風機を付けた方が省エネにな
    り、また人間にも機械にも涼しいような気がするのですが・・・

    私の家では冷房せずにファンを付けているので間違いなく省エネになる
    のですが・・・

    資本主義だからこういうことが調整されるまでもう少し時間が掛かるか
    な?(笑い)


1.3GMOはAOpenで流用              ページ先頭↑

 Ra43から外した1.3GMOは、AOpenの5インチベイに内蔵させま
した。これでAOpenの5インチベイは3つとも塞がりました。タワー型並み
になり結構見栄えが良くなりました。更新ドライバ等は640MBのMOに入れ
ているので、内蔵MOがあると役に立つことがあります。(写真の下側のマシン)





←PC-MA45J/S
(98用助っ人




←AOpen HX95-P4 + AX4G Pro
 (Pentium4 2.0AGHz/512MB)
MOは5インチベイの一番下に内蔵






98用助っ人DOS/Vマシン               ページ先頭↑

 こういう人も珍しいと思いますが、98(PC−9821)をより良く使うた
めに中古DOS/Vマシンを持っています。一番の目的はAT互換機用のGAの
BIOS書替用マシンとして。第二には他のデバイスのドライバ入手マシンとし
て。だから古いマシンじゃないと役に立ちません。つまり、98がまだ現役だっ
た時代のDOS/Vマシンでないと。
 というわけで以前(去年)に秋葉原の某中古パソコン店で買ったのが下記のマ
シンです。(前項写真の上側のマシン)

NEC  PC−MA45J/S(デスクトップ型)
CPU  PentiumV 450MHz
メモリ  96MB
GA   S3 Savage4 PRO
HDD  IDE内蔵6GB(多分ATA/33)
CD   32倍速
スロット AGP[1]/PCI[3]
その他  USB1.1/100BASE LAN
OS   Windows98(アプリなし)

中古のM/Bとケースと・・・という道もありましたが、店の前に山積みになっ
ていて、スイリッシュだし、マニュアルからバックアップCD−ROMまで付い
て6800円と安かったのでこれに決めました。ついアップグレードすることを
考えてしまいますが、「これは助っ人マシンだから」と自分に言い聞かせ、これ
にはお金を掛けないようにしています。

P.S.Win98SEにアップグレードしたり、Win2000もインストー
    ルしましたが、普通に使う分には結構使えるマシンです。


2005/03/17 (木) 曇り                  ページ先頭↑

98をやれるところまでやったら興ざめして

 初めてパソコンを買ったのは今から18年数カ月前ですが、本格的にマシンの
アップグレードをし始めたのは、このインターネット上のホームページに移った
後の3年位前からでした。何しろ98はPCIスロットが2つしかないので、ア
ップグレードしようにもできないので、諦めていたというか、やろうとも思わな
かったからです。
 ところがインターネット時代となり、情報が沢山入って来て、これまでできな
いと諦めていたことが、こうすればできるという方法が分かったり、またサード
パーティからアップグレード用機器が発売され、これもインターネットを通じて
情報が入って来たりして、私も98のアップグレード・マニアになってしまいま
した。その様子や具体的な取り組みについてはこのホームページに書いて来まし
た。
 そして最終的にはCPUがCeleron766MHz、メモリが320MB
ディスクがATA133/160GB、グラフィックとサウンドのアップグレー
ドと続き、でき得ることは一通り行ないました。ところが辿り着き満足すると同
時に興ざめしてしまいました。もう可能性がなくなり、やることがなくなってし
まったからです。


DOS/V機はDVDレコーダ化              ページ先頭↑

 昨年末に「冬のソナタ(完全版)」を放映するというので、どうしようかと思
っていました。一昨年末に不完全版(日本語版)をすべてS−VHSで録画して
あったし、またビデオテープを買って連日夜遅くに録画するのも面倒だし、それ
に録画機器がDVDに移行し、ビデオデッキが市場から消えようとしている時に、
また大きくて重いビデオテープを増やすことに抵抗感を覚えたからです。本当は
DVDレコーダを買ってすべて録画したかったのですが、私が欲しいS−VHS
からDVDにダビングできる機種は9万円位もするので踏み切れませんでした。
 その後、NHKで録画したい番組がいくつもあったので、新聞の折り込み広告
でDVDレコーダの検討もしていましたが、やはりコストを考えるとビデオキャ
プチャボードを購入した方が圧倒的に安いので、2月になりTVチューナ内蔵の
ビデオキャプチャボードの購入に踏み切りました。これで試して見たら、やはり
HDDの容量がこれまでの80GBでは空き容量が30GB位しかないので足り
ないし、外付けのDVDドライブが今では古くなり、遅かったり対応していない
規格があったりしたので、後日、HDDやDVDドライブも購入しました。下記
が今回購入した機器です。

@ I−O DATA GV−MVP/RX2
A I−O DATA GV−RCKIT2
B I−O DATA DVR−ABM16A
C Maxtor   6B200P0

@のTVチューナ内蔵ビデオキャプチャボードは新型の高性能ボードもあったり、
2チューナ内蔵のものもあったりしましたが、やはりコストを考えこれに決めま
した。少し心配だった画質も結構良いのでこれで良かったと思います。Aはリモ
コンです。なければなくても良いのですが、ある内に買って置いた方が良いと思
い買いました。

Bは内蔵DVDハイパーマルチドライブというものです。これで138とは安い。
MOドライブの3分の1の値段です。これまでのCD−RW/DVDドライブは
Ra43に内蔵させました。Ra43もCDーROMが40倍速にスピードアッ
プし喜んでいることと思います。

CはATA133対応の200GB HDD。オンボードはATA100なので
Ra43で使わなくなったAEC−6280を持って来て接続しました。つまり
ついでにディスクのアップグレードもできたというわけです。Hdbenchを
やって見たところ、Ra43と同じ位の速さにアップしていました。逆に言えば
Ra43のディスクアクセスは最新DOS/V機並みだということです。また旧
80GB HDDはリムーバブルな高速バックアップ媒体となり、第2の人生?
を歩み始めました。

 以上によりDOS/V機であるAOpenはDVDレコーダとなり、生活を便
利にしてくれました。

P.S.Win2000にもインストールしてありますが、WinXPで使って
    います。付属ソフトの使い方に大分慣れてきたところです。2時間番組
    がS−VHS並みの画質で100円ちょっとのDVD−Rに収まるとい
    うのは本当に安く便利です。

    パソコンDVDレコーダについては消費電力が大きいのではと心配して
    おりましたが、パソコンを休止状態すると6.5Wにしかなりませんで
    した。これ位ならDVDレコーダと同等なので大丈夫です。録画がない
    時には元の電源を切りますし。

    この自作DOS/V機ですが、これまでずっと中ががらんどうで、もっ
    と省スペースのケースでも良かったかと考えた時期もありましたが、こ
    こへ来てRa43で使用不可のためこちらに持って来たAudigy 
    Digital Audioで2スロット使ったり、今回、TVチュー
    ナ内蔵ビデオキャプチャボードやAEC−6280も刺したのでPCI
    スロットも塞がりましたし、5インチベイも3つの内2つ塞がったし、
    3.5インチベイも1つ位空きがあった方が良いし、やはりこれで良か
    ったと思っています。デスクトップ型としては最大級のこのケースで。

    大量のS−VHSビデオをDVD−Rにダビングするかどうかは考え中
    です。もうほとんどは観ないし、すべてダビングすることはあり得ない
    と思います。どうしても残して置きたいものだけかな?

    「冬のソナタ(完全版)」。今なら綺麗に録画できるんだけど・・・


ROMが戻らず死んでいたGF4MX440が復活      ページ先頭↑

 Ra43のCHANPONZERO3で試すためROMを書き換えAOpen
から外していたAOpenのGF4MX440−V64は、”AGPエラー”と
なりROMが書き戻せず箱の中で死んでおりましたが、この度復活を果たしまし
た。
 TVチューナ内蔵ビデオキャプチャボードを導入したので、mAgicTVや
mAgicPlayerで観ましたが、オンボードのGAはどうも発色が悪く、
またTV OUTが付いていないので、不便なことが分かりました。購入も考え
ましたが、極力、これ以上の出費は抑えたいのでもう一度ROM書き換えに挑戦
して見ることにしました。
 そこで思い付いたが、PCIスロット対応GAのWGP−FX16でブートし
てGF4MX440のROMを書き換えることでした。やって見たところ相変わ
らず”AGPエラー”となりましたが、マザーボードのAwardBIOSのセッ
トアップに「Init Display First」という項目があり、この
設定値を「Onboard/AGP」から「PCI Slot」に変更してブー
トしたところ、エラーにならずにWGP−FX16で起動できました。そして
NVFLASH.EXEにより見事にBIOSを書き戻すことができました。嬉
しい一瞬でした。
 GF4MX440−V64に戻ったら発色・パフォーマンス共見違える程良く
なりました。S端子が付いているので外部のテレビにも映せるようになりました。
これにてDVDレコーダの完成です。

HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82/
M/B Name AOpen AX-4G Pro
Processor Pentium4 1998.32MHz[GenuineIntel family F model 2 step 4]
VideoCard NVIDIA GeForce4 MX 440 Driver Version 6.6.9.3
Resolution 1024x768 (16Bit color)
Memory 523,760 KByte
OS Windows 2000 5.0 (Build: 2195) Service Pack 4
Date 2005/03/03 21:31

Intel(R) 82801DB Ultra ATA Storage Controller - 24CB
IDE
MATSHITA DVD-RAM SW-9585

Intel(R) 82801DB Ultra ATA Storage Controller - 24CB
IDE

ACARD AEC6280 UDMA133 IDE Adapter
Maxtor 6B200P0 PMBAH4

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
48024 48481 76543 105992 37297 75241 59

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
66000 66000 11180 1472 55986 54583 32643 D:\100MB


2005/01/03 (月) 快晴                   ページ先頭↑

IFC−PCI7IU2はWin2000では正常動作

 USB2.0+IEEE1394の複合ボードであるIFC−PCI7IU2
はブリッジを使っていないのでCHANPONZEROx配下でも動くと聞いた
ので導入したわけですが、大晦日の報告ではWin98SEではハングアップし
てしまい動かなかったと書きました。仕方ないのでIEEE1394インタフェ
ースとして使っています、と報告しました。
 それでその後、WIn98SEのクリーンインストール後のセットアップが一
段落したので、今度はWin2000でのセットアップに取り組みました。まず、
マニュアル通りボードを刺さない状態で付属ドライバCD−ROMより前処理を
行ない、それからボードをCHANPONZERO3に刺して起動しました。
IEEE1394部はP&Pによりドライバが組み込まれ、続いてUSB2.0
のドライバ組み込みに進みました。マニュアル通り検索場所に「Windows
Update」を指定して実行しましたが、「ファイルの場所を特定できません
でした」のエラーになり組み込めませんでした。何度行なっても駄目でした。
 そこで以前に他のUSB2.0インタフェースでマイクロソフト製ドライバに
変更した時のことを思い出しました。あの時もやはり同じような結果となり組み
込めませんでした。それでDOS/V機でマイクロソフト製ドライバを組み込ん
でおいて、デバイスマネージャの「ドライバの詳細」でドライバの場所とファイ
ル名を調べて自分でドライバディスクを作り、これを使ってPC−98でマイク
ロソフト製ドライバを組み込んだのでした。(参照「2003/02/07 PC−98/
USB2.0のMSドライバ化で苦労」)
 今回もこの方法でマイクロソフト製ドライバを組み込むことができました。ど
ういうわけかPC−98版Win2000ではWindowsUpdateから
は組み込めない仕様?のようです。
 どうもこのIFC−PCI7IU2やAudigyがPC−98で動作実績が
あるというのにはただし書きがあるようです。【ただしWin2000では】と
いう。

P.S.Win2000では動いたので幾分救われました。


戻る↑


著作権情報
最終更新日 : 2005/12/21.