コンピュータ室   2002年分

コンピュータ関連の話をします。

2002/12/14 ACTVPTN使用で6パーティション化
2002/12/14 キーボード台をDIY
2002/12/14 LANを100Mbpsにスピードアップ
2002/12/14 プリンタを6年ぶりに買い替え
2002/09/05 難航したUIDE−66へのWin2000インストール
2002/09/05 Win9XとWin2000との共存が障害に
2002/09/05 Win2000のインストールを成功させた最後の方法
2002/09/05 お陰でWin2000環境も快適に
2002/09/05 ついでにアクセスランプも取り付け
2002/09/05 さらばスガジーとUIDE−66 〜今後の課題〜
2002/08/27 さらばスカジー 〜Xa16で〜
2002/08/27 ついでにケースファンも取付け
2002/08/27 Windows2000もUIDE−66に
2002/08/11 Xa16のドライブベイにMO増設
2002/07/31 P4自作機の気になる消費電力
2002/07/31 セカンドファンの最終版
2002/07/27 まだまだ高くて手が出せないプラズマ・ディスプレイ
2002/07/27 故障仕掛かっていた液晶モニタ
2002/07/27 猛暑でセカンドファン装着に踏み切る 〜P4マシン〜
2002/07/25 T98−Next試用で驚嘆!
2002/07/15 外付けSCSI−HDD故障で行なったこと
2002/07/15 パソコンが100BASE化できたのは良いけど
2002/07/15 OfficeXPが欲しいけど
2002/07/07 自作P4マシンどうにか環境整う
2002/07/07 お母さんが優しく教えてくれるコンピュータ
2002/07/07 計測器のようなコンピュータ
2002/07/07 やはりこれは速い
2002/07/07 このマシンなら98エミュレータが使えるぞ
2002/07/03 とうとうP4マシンを自作しました 〜夢の超高速?マシン〜
2002/07/03 CPUはこれにしました
2002/07/03 マザーボードはとりあえずこれ
2002/07/03 PCケースはだからこれ
2002/07/03 メモリはあっと驚く安さ
2002/07/03 グラフィックボードはこれ
2002/07/03 ドライブはこれとこれ
2002/07/03 キーボード、マウスはこれ
2002/07/03 SCSIカードは再利用
2002/07/03 その他必要なものは
2002/07/03 最後にお値段は?
2002/06/05 98が故障で新中古マシンに移行
2002/06/05 Xa16/W16へのセットアップは難航
2002/06/05 Xa16/W16にして良くなった点
2002/06/05 Xa16/W16の今後の拡張
2002/05/24 パソコンラックの配置換えで快適に
2002/05/24 USBは抜き差しが面倒だと思っていたら
2002/05/03 みずほ銀行が正常化
2002/03/28 UIDE−DVMをUIDE−98Mに戻せず焦ったが
2002/03/27 目当てはUSB2.0搭載省スペースP4ベアボーン
2002/03/20 USBは省エネにもなる
2002/03/20 何故出さないマルチインターフェースボード
2002/03/12 CHANPON3に足りないもの
2002/03/12 CHANPON3をDOS/Vで試す
2002/03/12 ラトックをPC−98で試す
2002/03/12 UIDE−DVMをDOS/Vで試す
2002/03/05 USB2.0化に挑戦
2002/03/05 USB2.0を2.3GB−MOで試用したら
2002/03/05 これからはイメージスキャナーもUSBで
2002/02/26 DOS/V用に2.3GB MOを購入
2002/02/26 MOでもFAT32フォーマットが使える
2002/02/26 2.3GBメディアの値段
2002/02/26 DOS/Vは買い替えるならデスクトップ型
2002/02/19 DOS/Vは取りあえずUltra SCSIでスピードアップ
2002/02/19 しかし、移行作業で大トラブル発生
2002/02/03 USB2.0搭載マシンは秋頃から
2002/02/03 マシンをアップグレードしたい理由
2002/01/26 BCOPY 2002がベクターでも公開
2002/01/26 DOS/Vは自作にするかメーカー製にするか
2002/01/17 私のパソコンを紹介します(改訂版)
2002/01/16 MO故障で2.3Gへの買い替えも考えましたが・・・
2002/01/10 Win98SEがWin9Xシリーズの最高峰
2002/01/10 止まらないXPの自動再生
2002/01/10 マウスはハッピーエンド

戻る↑


2002/12/14 (土) 快晴                       ページ先頭↑

 久しぶりの書き込みとなりました。世界でテロが続発したり、戦争が起こり兼
ねない状況か続いたり、日本経済の苦境が益々深刻になったりして、なかなかこ
こへ書くような軽い話題を書く気にはなれなかったからです。
 それではパソコンライフの話を始めましょう。

ACTVPTN使用で6パーティション化

 知っている人は知っていると思いますが、PC−98では1台のハードディス
クのパーティションは同時には最高4つまでしかアクティブにできません。だか
ら私のように複数OSをインストールして使っている場合はパーティション不足
に悩むわけです。
 「2002/08/27 さらばスカジー 〜Xa16で〜」等で外付けSCSI:8GB
を外して、IDE内蔵を10GB→30GBに増設したので、容量的には増えま
したが、装置の数は減ったので、取れるパーティションが半減してしまいました。
ここからPC−98の制限から起こる問題が浮上して来たわけです。
 そこで見つけたのが「まりも」さん作成のACTVPTNでした。これを使え
ば1装置に5個以上のパーティションをアクティブにできます。DOSからはア
クセスできないという制限はありますが、これで大容量ディスクの領域を有効に
使えるようになりました。現在、6パーティションにして便利に使っています。

 未だにPC−98を使うようなベテランの人は知っていると思いますが、
「まりも」さんのホームページを紹介しておきます。

http://homepage1.nifty.com/marimono/opening.html

P.S.本当はメルコのDBI−N20GTが欲しい。「Partition
    Magic for NEC PC−9821」や「Partition
    Activator」が付いて来るから。後者のソフトが「まりも」
    さんのACTVPTNと同じ働きをします。「Partition
    Magic」も 欲しい。PC−98用は市販されていませんから。
    買っても多分20GB−HDDは使わないと思いますが、このソフトを
    手に入れるだけでも価値があるので、いずれ買うかも・・・


キーボード台をDIY                         ページ先頭↑

 「キーボード台ってなんのこっちゃ?」と思うかもしれませんが・・・。
私のようにシェアウェアを開発する関係で、DOS/VとPC−98というよう
に2台のパソコンを同時に使う場合に不便なことがあります。幅85Cmのパソ
コンラックにはキーボードを2台置くスペースはないし、はみ出して無理に置い
ても使い難いものです。これまではラックのテーブルとキーボードテーブルに前
後2台置いたり、時にはテーブルの上に左右2台並べて置いて使って来ましたが、
姿勢が悪くなるので疲れたり、能率が上がりませんでした。
 そこで思い付いたのがキーボード台なのです。キーボードを2階建てにして置
けば奥行きの狭いラックのテーブルにも置くことが可能となり、また打鍵もし易
く、キーボードテーブルもこれまで通りノートやマニュアル等の置き場所として
使えるので便利になります。ポイントはキーボードを上下に立体的に置くことで
スペースをオーバラップさせ、より少ない奥行きスペースに置けるようにするこ
とです。最初は加工のし易さやコストの安さから木製にすることも考えましたが
材料が透明の方が下段やパソコン本体のランプ等が見易いし、見栄えも良いとい
うことでプラスチック製にすることにしました。ちょうど以前に買った透明な塩
ビ板の切れ端があったのでこれを使いました。問題はコの字型に曲げ加工するこ
とです。電熱コテが高価なのです。でも、1度買えばまた次に使えるし、また未
経験のことをやって見たいという気持ちもあり、これに踏み切りました。初期バ
ージョンは10月16日の夕方に着工しあっち言う間に出来上がりました。その
後に使いながら何度か改良を行ないましたが。
 下段にPC−98用キーボード、上段にDOS/V用キーボード。今ではこの
体制にすっかり慣れ便利になりました。DOS/V機だけを腰を据えて使う時は
キーボード台を手前にずらして下段の真上に置き使う場合もあります。とにかく
キーボードをあっちにやったり、こっちにやったりする必要がなくなり、いつも
固定位置に2台置いて同時に使えるので能率が上がります。簡単なものですが、
市販されていないものなので、重宝しております。


LANを100Mbpsにスピードアップ                ページ先頭↑

 今回、シェアウェアの開発を始めたら、テキストエディタでPC−98から
LANで繋がったDOS/V機の数十MBのテキストファイルを開こうとすると
非常に時間が掛かり、毎日、何十回何百回も行なうことなのでつくづく嫌になり
急遽、LANのスピードアップに踏み切りました。6月にPC−98を中古の
Xa16に買い替え、DOS/Vも自作機に買い替え、両マシンが100BASE
になったので、後はHUBを100BASE化するだげでした。 近くのパソコ
ンショップで買いましたが、298と馬鹿安でした。


プリンタを6年ぶりに買い替え                   ページ先頭↑

 今年も年賀状の季節となり、インクジェット用の官製葉書は買ってあったので
すが、問題は今あるプリンタの印字ずれでした。郵便番号が枠に入らなかったり、
酷い時は印字が用紙からはみ出して、毎年失敗して使えなくなる葉書が10枚以
上も出ることでした。もう一つの悩みはもう6年も前の機種なので写真の解像度
が写真とは言えない程低いことでした。それから最近特に調子が悪くなり、文字
の印字も不鮮明になっていました。せっかく葉書ソフトに住所録を入れてあり、
更新して最新化してあるのに、アウトプット(印字)できないので意味がありま
せん。景気が悪く躊躇いもありましたが、買わなければ何も始められないし、進
歩もないので思い切って購入に踏み切りました。
 どうせなら写真の焼き付けの代わりにもなるものということで、最新機種にし
ました。試しに写真を印字して見たら写真と区別が付かない程鮮明に印字できま
した。CD−Rにも直接印字できるものです。また、独立インクタンクなので、
インクカートリッジも無駄になりません。値段も6年前の7割強位と安く、小さ
く軽く申し分ありません。凄い技術の進歩です。正にプリンタは写真画質時代と
なりました。

P.S.後はスキャナーとデジカメを買えば何でもできるようになる。


2002/09/05 (木) 曇り               ページ先頭↑

難航したUIDE−66へのWin2000インストール

 今回、前回予告した通りXa16/W16でUIDE−66接続のハードディ
スクにWindows2000のインストールを行ないました。これまでは標準
IDE接続の3.2GBにインストールして使っていて、一応、容量的には足り
ていたのですが、アクセスが遅く、また特別な方法で行なえばUIDE−66接
続のハードディスクにもインストールできることが分ったので実施しました。
 しかし、作業は予想外に難航し、作業に着手してからまる7日間経った日には
絶望し諦めることも考えました。しかし、最後に「これが駄目だったら諦め、こ
れまで通り標準IDEで使おう」と心に決め、着手から8日目の日に未試行の方
法に再挑戦しました。「こんなことで連日、朝から深夜まで苦労して馬鹿ではな
いか」と自分でも思いましたが、「これを乗り越えなければ次の新しい時代は始
まらないのだから」と全力で頑張通し、とうとう最後には成功させました。


Win9XとWin2000との共存が障害に     ページ先頭↑

 何故、これ程Windows2000のインストールに難航したかと言えば、
それは一つにはWin9X(Windows98SE)と共存させるという条件
があったからです。付属の説明書でも共存させると正常に動かない可能性がある
と注意書きしてありました。また、セットアップの取っ掛かりでインストールを
強制的に拒否される場合もありました。「じゃー、パーティションをスリープに
して置けば良いではないか」と思われると思いますが、Windows2000
(XPも同じ)はこれを無視してスリープのパーティションも見に行き、勝手に
書き替えてしまうので駄目なのです。セットアップの取っ掛かりでインストール
を拒否されずにインストールが最後まで終わっても、私にとって肝心なDOS窓
が開きませんでした。COMMAND.COMが起動できなかったのです。それどころか全
てのDOSアプリケーションが起動できなかったのです。環境を色々いじって見
ましたが、この現象は直りませんでした。通常ではまったく考えられない現象で
す。
 また、Windows2000自体の問題だけでなく、害悪は他のパーティシ
ョンのWindows98SEにも及びました。IE5が起動しなくなっていま
した。調べたら A:\program Files 下のIE5本体と幾つかのファイルが削除さ
れていました。Windows2000のセットアップで「システムファイルを
処理しています」というメッセージが表示される段階がありますが、恐らくその
辺りの処理で削除されたのだと思います。とにかくインストールするパーティシ
ョン以外の全てのパーティションの全てのファイルがチェックされ、その後に
Windows2000に合わせて書き替えているらしいからなのです。
 それからインストールに難航したもう一つの理由はドライブ番号の問題です。
ご存じのように9800シリーズではハードディスクのドライブ番号はAドライ
ブから振られます。ところがWindows2000ではアップグレードインス
トール以外はCドライブから振ってしまうのです。だから、Cドライブにインス
トールしてもブートドライブがEドライブにされてしまうことです。また、アッ
プグレードインストールであってもDOSからのアップグレードだとやはりCド
ライブから振られてしまうのです。更にインストールしたものの修復を行なうと
Cドライブからに振り直されてしまう場合もありました。
 こうしたWindows2000セットアップのがんじがらめのチェックや
9800シリーズへの中途半端な対応に苦しめられ、まる8日間という余計な時
間と労力とエネルギーを費やしてしまったというわけです。


Win2000のインストールを成功させた最後の方法  ページ先頭↑

 寝た子(スリープのパーティション)も起こすWindows2000インス
トーラに対して取った最後の方法は、子を寝かせても駄目なら余所に預けてしま
おうというものでした。つまり、HDD装置こど切り離して子をインストーラに
触らせないようにすることでした。このために前回切り離した10GB−HDD
をUIDE−66に再接続し、この際これをプライマリ側に接続することでAド
ライブになるようにし、ここへアップグレード用のWindows98SEをイ
ンストールし、これをWindows2000にアップグレードするという方法
でした。つまり以前、Windows2000を標準IDE接続のHDDにイン
ストールしていた時と同じ方法となりました。
 インストール後は普段はWindows2000のある10GB−HDDはス
リープにして置き、30GB−HDDの第1パーティションをアクティブにして
Windows98SEをAドライブにして使います。そしてWindows
2000を使う場合には30GB−HDDの第1パーティションをスリープにし
、10GB−HDDをアクティブにしてWindows2000をAドライブに
して使うのです。一々FDISKを使ってパーティションを切り換えるのは面倒
ですが、必要性を満たすためには仕方がありません。全てはこのために行なって
来たことなのですから。


お陰でWin2000環境も快適に          ページ先頭↑

 標準IDE接続(PIO転送)からUIDE−66接続(Ultra DMA/66転送)に
なったことに加え、以前の98が故障で6月に本体を買い替えたついでにメモリ
を80MBから128MBに増設したことが手伝って、Windows2000
は見違えるように速く快適に使えるようになりました。ディスク容量も3.2G
Bから10GBに増えましたから申し分ありません。

P.S.SCSI外付けと合わせてHDD3台だったのを30GBを1台にして
    省エネになったと喜んでいたら、また10GBが復活したので少し戻っ
    てしまいました。


ついでにアクセスランプも取り付け          ページ先頭↑

 PC−9821Xa16/W16にはフロントパネル左端に緑色の電源ランプ
とHDDアクセスランプが付いていますが、UIDE−66に変更したのでラン
プ付かなくなりディスククアクセスが分らなくなりました。パソコンで様々な作
業をしていると、時々マシンが正常に動いているかどうかを確かめるためにこの
アクセスランプを見ます。やはり点いた方が便利で安心です。
 そこで例によって近くのパソコンショップでアクセスランプ用のLEDを買っ
て来て取付けました。既存のLEDは2個分まとめた4ピンの一つの端子で繋い
であったので、電源のLEDはそのままにして、アクセスランプのLEDだけ買
って来たものを使ってUIDE−66のボードに出ている端子に繋ぎ替えました。
緑色の今まで通りの表示となりました。


さらばスガジーとUIDE−66 〜今後の課題〜   ページ先頭↑

 スカジーとさらばしたのは良かったのですが、無視できない新たな問題が出て
来ました。これは以前から分っていたことですが、UIDE−66が遅いという
問題です。普通にUIDE−66を使っている分にはUltraDMA/66転
送ですから十分に速いのですが、UIDE−66接続のハードディスク間で大量
のコピーを行なうと極端に遅くなります。具体的には次のようになります。

 UIDE−66(HD)←→UIDE−66(HD)のコピーは極端に遅い
 UIDE−66(HD)←→Ultra SCSI(HD)はダントツに速い
 UIDE−66(HD)←→UIDE−66(MO)はまあまあ

時間から見てUIDE−66はUltra SCSIとの場合の大体3倍位掛か
ります。原因は前にも言ったことがありますが、リードとライトを同時に使うの
で転送速度が半減するからではないかと思います。それからSCSIの方がより
CPUに付加の掛からない転送方式だからだと思います。
 速度からすれば本当はSCSI系の方が良く、最近はUltra320などと
いうとんでもなく速いSCSIも発売されていますが、内蔵するにしてもドライ
ブの値段もとんでもなく高いので使わないわけです。
 でも、自作DOS/V P4マシンのUltraDMA/100はハードディ
スク間コピーを行なっても恐ろしく速いのは何故だろうか。疑問とそして98の
今後の課題です。


2002/08/27 (火) 晴れ

さらばスカジー 〜Xa16で〜           
ページ先頭↑

 拡張性がないので色々考え工夫しながら使って来た98ですが、ここでまた新
たな時代に突入しました。これまではパソコンとSCSIとは切っても切れない
関係にありましたが、今回98ではスカジーとさらばすることになりました。
 以前から言って来たように、パソコンはもしもの場合に備えDOSからリスト
アーできるようにして置いた方が良い。これが理由です。DOS上でも動くイン
タフェースはSCSIかIDEしかありません。それでこれまではSCSIに繋
いだMOドライブにその役目を任せて来たわけです。ところがそこへUSB2.0
という高速インタフェースが現れインタフェースの主流になってしまいました。
USB2.0は速いし売られている周辺機器もそれ対応のものがほとんどとなり
私としてもこの流れに対応せざるを得なくなりました。PCIスロットが2つし
かないという制約の中でSCSIを使いながらUSB2.0の使用を可能にして
くれたのは玄人志向のCHANPON3でした。SCSI接続の外付けHDDと
外付けMOドライブを使っているので、SCSIを残すということが必須条件と
なっていたからです。ところが導入後にCHANPON3には98/DOS用の
SCSIドライバが入っていないことが分かり、必須条件が満たされないことが
分りました。
 そこで辿り着いた結論は「スカジーが駄目ならIDEにしよう」でした。その
前段階として行なったのが前回の「2002/08/11 Xa16のドライブベイにMO
増設」でした。そして今回はいよいよSCSIを切り離す作業を行ないました。
と言っても単純にSCSIを切り離す作業を行なったのではありません。次のよ
うな段階を踏む面倒で膨大な手間暇の掛かる作業でした。

1.ドライブベイにUIDE−66接続でMOドライブ増設(前回)

2.旧DOS/V(FMV)に接続していたロジテックの30GB−HDDの各
  パーティションのOS環境を新規購入のIBMの80GB−HDDに移行

3.旧DOS/Vから取り外した30GB−HDDをXa16のUIDE−66
  に接続し、ロジテック10GB−HDDの各OS環境をそこへ移行

4.CHANPON3のSCSIに接続している外付けHDDの内容をロジテッ
  ク30GB−HDDに移行

5.ロジテック10GB−HDDとケース底に内蔵していた標準IDE接続の
  3.2GB−HDDを取り外し、代わりにケース底へUIDE−66接続で
  ロジテック30GB−HDDを取付け

6.CHANPON3の取り外しとラトックのUSB2.0インタフェースの接
  続

 以上、2〜6の作業にまる3日間(内徹夜2回)掛かるという大変な作業でし
た。でも、苦労の甲斐あって移行作業は見事に成功。98環境を大幅に改善する
ことができました。「さらば青春」ではなく「さらばスカジー」でした。(^_^;)

P.S.本当はCHANPON3を止めたい理由がもう一つありました。
    何かあるとすぐにマシンが起動しなくなるのです。(OS起動中に
    ハングアップ)これを直すのにいちいちSCSIケーブルやUSB
    2.0ケーブルを引き抜いたり、DOSモードで起動してSCAN
    DISKしたり、その後safeモードで起動し、それからまた通常
    モードで起動したりしないと復旧しなくなるのです。場合によっては
    ボードを一旦外さないといけない場合もありました。更にこれを各パ
    ーティション(OS)についてやらなければなりませんでした。この
    将来も続くであろう膨大な無駄(時間とエネルギー)から開放される
    ためでもありました。
    (原因は本当は98対応ではないからでしょうか?)


ついでにケースファンも取付け           ページ先頭↑

 今回のXa16に関する一連の作業の後にケースファンも取付けました。理由
の第一は今度ファイベイに増設したMOドライブの冷却。MOドライブは過熱す
るとすぐにI/Oエラーを起こすからです。理由の第二はハードディスクの冷却
です。普段は目に見えず気付きませんが、ケースを開けて作業した時に酷く熱く
なっていることに気付きます。機器の寿命を縮めないためにも過熱は絶対に避け
なければなりません。内は特に真夏も冷房しないので、代わりにファンで冷却す
ることが重要です。
 それでどこに取付けたかというと、Xa16の場合ケース左側面手前に吸気口
があり、ここに6Cm→9Cm変換アダプタを介して超静音タイプの9Cmのケ
ースファンを取付けました。前にも言いましたが、ファンは直径が大きい方が静
かでパワーもあるので、そのような変換アダプタを使いました。
 ファンが吸い込んだ空気はまずは直接MOドライブに当たるのでMOドライブ
の冷却には大きな効果があると思います。以前MOドライブの直下に内蔵HDD
があったのがなくなったので効果は尚更です。そしてそのMOドライブの下側を
空気が通り抜け、ケース右端にあるCD−ROMドライブやその下の内蔵HDD
の方へ流れるので、これらのドライブにも恩恵が及ぶものと思われます。ファン
と変換アダプタとで2千円少し掛かりましたが、意義ある投資でした。


Windows2000もUIDE−66に     ページ先頭↑

 今回の作業を行なう前に、これまで標準IDE接続の3.2GB−HDDにイ
ンストールしていたWindows2000をUIDE−66接続の10GB−
HDDにインストールし直す試みを行なっていました。何故なら標準IDEは
Windows2000を使うには余りに遅いからです。それにFDISKで
UIDE−66のパーティションをスリープにし、標準IDEのパーティション
をアクティブにするという操作をしないとWindows2000が使えるよう
にならないのが面倒だったからです。
 Windows2000をUIDE−66接続のHDDにインストールするこ
とは以前は失敗していて不可能なことと思っていたのですが、セットアップ起動
ディスクから起動中にF6キーを押すとドライバを追加できることを知りました
実際にやって見たら、最初に出るガイドメッセージに従いF6キーを押して置く
と、その時は何も反応がないのですが、#3ディスク辺りでシステムから指示が
出るので、そこでUIDE−66のドライバディスクをセットすると自動的にド
ライバが組み込まれ、以後のセットアップが可能となりました。この時は本当に
嬉しかったです。長年の悩みが解消し。
 それでWindows2000も本当にUIDE−66接続のHDDにインス
トールするなら10GBでは容量が足りない。だからFMVに付けていた98、
DOS/V両対応の30GB−HDDに交換したいと思っていました。これもま
た今回「さらばスカジー」を行なう動機になりました。

P.S.98に30GB以上のHDDを付けても30GBまでしか認識されず無
    駄になるということもありました。IDEハードディスクは40、60、
    80GB・・・とあってもそれぞれの価格の違いは千円前後位しかあり
    ません。ならばUltraATA100の80GBにしてしまおうとい
    うことになったのてす。将来の流用も考えて・・・


2002/08/11 (日) 快晴              ページ先頭↑

Xa16のドライブベイにMO増設


 前に「2002/06/05 Xa16/W16の今後の拡張」で書きましたが、ハード
ディスクがクラッシュした時にDOSからリストアーできるようにして置きたい
と前から思っていました。MOドライブがDOS/Vと共用できるので、本当は
SCSI外付にするのが良いのですが、PCIスロットが2つしかなく、一つは
UIDE−66で塞がり、残る一つにSCSIカードを刺せばUSB2.0が使
えなくなり、USB2.0カードを刺せばSCSIカードが使えなくなりどちら
でも要求が満たされません。そこに現れた救世主がCHANPON3だったわけ
ですが、残念ながら9800用のDOS用SCSIドライバがないため要求が満
たされないことが購入後分りました。
 そうするともうDOSからリストアーできるようにするにはATAPI接続の
MOドライブを内蔵する以外にないわけです。それで6月頃からXa16/W
16の増設フロッピーディスクドライブベイ(標準搭載のフロッピーディスクの
左側にある)に内蔵できるようフロントパネルや取付金具をNECに注文し準備
を進めていました。具体的にどのような金具が必要かはWeb検索で調べました
個人の方の経験談として語られ、その方の場合にはSCSI接続で内蔵したとい
うものでした。いずれにしろこのドライブベイはフロッピーディスクまたはPC
カードスロットを増設するために作られているので、MOドライブを内蔵するに
はそれなりの加工や工夫が必要でした。まず、PCMCIAパネルと呼ばれるプ
ラスチック製のフロントパネルに開いている長方形の穴が小さくてMOドライブ
の顔が出ないのでヤスリで削って穴を大きくする加工をしました。次に取付金具
であるFDDブラケットはMOドライブを取付けるには形状やネジ穴の位置や数
がまったく合わないので変則的な取付方をしました。このようなことで色々試行
錯誤をしましたが、結果的にはまるでMOドライブのために用意してあったかの
ように見栄え良く取付けることができました。
 それで主役のMOドライブは何を買ったかというと、この世でただ一つ、98
21に対応しているI・O DATAのMOF−AB1300にせざるを得ませ
んでした。本当は2.3GB対応のものにしたかったのですが、他社製も含め
9821にも対応しているものは他になかったからです。自作DOS/Vを買っ
たばかりなのでもう少し経ってからとも思っていましたが、I・O DATAの
ATAPI内蔵の次世代MOドライブ新発売というニュースを目にし、それが
DOS/Vのみに対応するということが分ったので、買うなら今しかないと思い
急遽買うことになりました。
 接続は標準IDEではなくUIDE−66のスレーブ側に接続しました。その
せいでしょうか。試用したところ結構速いということが分りました。ノートンユ
ーティリティのD.D.のクラスタスキャンもUSB2.0よりは心持ち遅いも
のの、Ultra SCSIよりは圧倒的に速いので使えます。実使用になると
USB2.0と比べても優劣付け難いので、スピード的には十分使えるものであ
ることが分りました。将来、9821を使わない時代が来てもDOS/Vでも使
えるので無駄にはなりません。

P.S.98/DOS対応のASPIドライバがあるかないかでハードウェアが
    使えるかどうかが決まってしまうので苦労するわけです。ASPIドラ
    イバなど簡単に作れるので別料金払っても良いから供給して貰いたいも
    のです。リサイクルでき環境にも良いわけですから。


2002/07/31 (水) 曇りのち晴れ             ページ先頭↑

P4自作機の気になる消費電力

 地球温暖化問題が深刻化している中で気になるP4自作機の消費電力ですが、
エコワットと呼ばれる簡易電力メーターで計ったところ約76Wでした。これは
唯一の外付け周辺機器であるMOの電源を入れない状態で計ったものです。やは
り拡張性重視ということでマザーボードもATX仕様のPCIスロットが6つも
あるもので、ケースの電源容量も300Wもあるものなので多めになったのだと
思います。それにCPUも最新の2GHzのものですから、計算が速い代わりに
消費電力も大きいわけです。 
 ついでに9821(Xa16/W16)の消費電力も計ったところ約75Wで
した。カタログの60Wとの差は、CPUアクセラレータやPCIスロットの
IDEカードやCHANPON3(USB+SCSI+サウンドカード)やCバ
スのサウンドボード(MIDIインタフェース付)の消費電力だと考えられます。
 つまり、このP4自作機は省スペース機よりはやや消費電力が大きいものの、
5年前の9821とほぼ同じなので、使い方によっては処理が速い分省エネにな
ると言えると思います。


セカンドファンの最終版                 ページ先頭↑

 セカンドファンは前回の報告で装着し一応終わった形になっていましたが、ど
うもまだスッキリしないので、その後また改善に取り組みました。そこで考えた
ことは、まず、ファンは消費電力は同じでも直径が大きい方が風量も大きく騒音
も小さくなるだろうということでした。小さいファンで風量を稼ごうとすると回
転数を物凄く大きくしなければならず、その結果酷い騒音が発生してしまうので
す。それから排気ファンを複数付けるより排気ファンに対する吸気ファンを付け
た方が効率良く冷却できるだろうということでした。更にその吸気ファンの位置
は排気ファンの反対側(対角)にあった方がケース内の空気が良く入れ替わり良
いだろうということでした。つまり、ケースの説明書通り前面パネル左端に付け
るのが一番効率が良いという結論でした。電源ユニットに付いている排気ファン
が背面パネル右端に付いていますから、これが理想なわけです。前回言った全面
パネルには吸気口がないという問題は、確かに全面パネルの正面には吸気口がな
いが、下端に切れ目があり、ここからどうにか空気を流入できそうだと判断しま
した。それからファンフィルタの形状やネジ長が取り付けられるようになってい
ないという問題は、色々やっても取り付ける方法がなかったのでフィルタのスポ
ンジだけを外してシャーシ前面にガムテープで貼るという方法も解決させました。
(後で別の店に行って調べたら、ファンフィルタはファンやケースに対して汎用
的にはできていないものだということが分かりました。ケース・バイ・ケースで
物を見て自分で取り付ける方法を考えなければならないものなのです)
 この結果、CPU温度は前回より大幅に改善させることができました。室温
34度でもCPU温度は47度位で止まりました。騒音もなくなりました。静か
なものです。5Cmの高速ファンでは回転数が7000を超えていましたが、こ
の8Cmファンは2700前後です。だから静かなのです。これならば消費電力
も2.数Wなので、このままで1年中使えます。セカンドファン問題はこれにて
決着となりました。

P.S.5Cmファン2個と5Cmファンフィルタ1個は無駄になりましたが、
    安いものだし、やって見たからこそ色々学ぶことができたわけだから、
    まったくの無駄ではなかったと思います。


2002/07/27 (日) 晴れ

まだまだ高くて手が出せないプラズマディスプレイ        ページ先頭↑

 映画鑑賞には大画面テレビがあると臨場感があり映画館で観るような感動を味
わえます。音の方はオーディオ・システムに接続すれば良いので問題は映像の方
だからです。家庭で大画面というとこれまではビデオ・プロジェクタとかプロジ
ェクション・ディスプレイによる大画面化でしたが、最近になりプラズマ・ディ
スプレイと呼ばれるテレビが実用化され、大画面テレビの主流になりつつありま
す。
 しかし、今のところはまだ高価のため万人が買える状況にはなっていません。
現在の相場は1インチ2万円位です。50インチなら100万円、43インチな
ら86万円位もします。余り大画面のものはありませんが、ブラウン管方式なら
1インチ数千円位で買えます。36インチでも十数万円で買えます。それからプ
ラズマ・ディスプレイは消費電力が馬鹿でかいというデメリットもあります。確
か50インチだと500W位あったと思います。プロジェクション・ディスプレ
イならその6割の300W以下なのにです。地球温暖化が問題になっている時代
にはそぐいません。プラズマ・ディスプレイがこの点方式的に改良できるものな
らば良いのですが、このままの消費電力で安くなって普及したらまたまたCO2
の大排出源となり問題です。家庭で2人か3人がプラズマ・ディスプレイを観る
ために地方に原子力発電所を作るなんで馬鹿げています。我が家のように映画鑑
賞をする時以外、普段は14インチとか20インチのテレビで済ますという使い
分けをすればこの弊害は最小限に抑えられますが、基本的にはこれからの技術は
省エネ志向であるべきです。
 我が家の生活レベルでは1インチ1万円を切れば長期ローンで買っても良いと
いう気になると思います。月1万円で5年位掛けて返済という勘定です。これ位
ならどうにかなりそうです。しかし、消費電力が気になりますが・・・


故障仕掛かっていた液晶モニタ                  ページ先頭↑

 以前にも話しましたが、私が現在使っている15インチの液晶モニタは故障仕
掛かっていたはずですが、あの日以降まったく正常に使えるようになりました。
あの日というのは先代の9821のXa13/K12が故障した日(5月31日)
のことです。気温が高めだったり雨で湿気が多い日には大抵、画面に多数の縦線
が入ったり、表示内容が振動して文字が判読できなくなるという酷い状況になり
ましたが、あれ以降この症状がまったく出なくなりました。梅雨の期間中も一度
も症状が出ませんでした。
 このことからして、あれは液晶モニタの故障ではなく、パソコン(Xa13/
K12)が出していたノイズが原因だったと考えられます。中古でも内部が相当
古くさくなっていたし、ノイズを出す位だから起動しなくなるという故障にもな
ったのだと思います。
 この液晶モニタは今から3年半位前に10数万円も出して買ったものです。世
界の液晶のトップメーカーであるシャープの液晶モニタが2年位で故障するなん
ておかしいとは思っていましたが、確率からしてこれはそういうことだったのだ
と考えるのが科学的です。何はともあれ本当に良かったと思います。

P.S.お陰で鮮明に見え、暑くても天気が悪くても安心して使えますです。


猛暑でセカンドファン装着に踏み切る 〜P4マシン〜    ページ先頭↑

 私の超高速P4マシンですが、ケースが大きくてもやはりCPUファンだけで
は無理でした。アラームを出す温度を50度に設定して使っていましたが、室温
31度位で鳴ってしまい、それで設定を53度に上げて使っていましたが、それ
でも鳴ってしまいました。アラーム温度を50度に設定しても47度で鳴りまし
た。これは恐らく瞬間的に50度に達するからだと思います。それでアラーム温
度を53度に上げたわけですが、それでも駄目でした。こんなに高価なCPUを
僅かな省エネのために御釈迦にするわけには行かないので、セカンドファン装着
に踏み切ることにしました。
 まずは梅雨明け前日の7月19日に近くのパソコンショップで買い装着。初め
てのことで良く分らないので取りあえず超静音のものを買いました。ケースのマ
ニュアルには前面パネルに付けるように書いてありましたが、全面パネルには吸
気口がないし(シャーシには穴が開いているがパネルには穴が開いてない)、第
一指定の6Cmではネジ穴が合わないので(計ったら8Cmファンなら合う)、
背面パネルに付けました。背面に6Cm用の排気口(吸気口)が2つ並んである
のでこの内の片方に取付けました。装着後ハードウェア・モニタリング・システ
ムのセカンドファンに回転数が表示されるようになりました。しかし、超静音に
したせいか排気口に手をやってもさっぱり風が感じられませんでした。梅雨が明
けいよいよ暑さが本格的になりました。駄目です。数十分使っていると簡単に
50度を突破してしまいました。それで仕方がないので至近距離からケース左側
に向けて扇風機を回しました。どうにか50度以下まで下がりアラームが鳴るの
を防ぐことができました。
 しかし、これでは人間がオーバーヒートしてしまいます。人間用に買った扇風
機なのに人間のために使えません。コンピュータのために36Wも余計に電気を
使うなんて馬鹿げています。いよいよ陽気も暑くなり、7月25日、再びそのパ
ソコンショップに行ったのでした。同じ6Cmのファンでも静音(または超静音
)、標準、高速とありましたが、今度はうるさいのを覚悟で思い切って高速タイ
プにしました。消費電力は前の超静音のものが0.96Wであるのに対して、高
速タイプは5.76Wと省エネの点では劣りますが、扇風機よりは増しです。そ
の代わり騒音レベルは前者が16.9dBであるのに対して46.5dBにもな
ります。しかし、うるさくても仕方がありません。用をなさなければ意味があり
ません。そう考えうるさく消費電力が大きい方を買いました。
 早速、装着作業に入りました。前の超静音の方を取り外して高速タイプのファ
ンを取付けることも考えましたが、この際は少しでも冷却効果を高めることを優
先させ、両方取り付けることにしました。そして試運転を行ないました。思った
程温度が下がりませんでした。5分もすると50度近くまで上がりました。それ
で背面の排気口に手をやりましたが、高速の方の排気口でも風は僅かしか感じま
せんでした。それでティッシュペーパーを細長く切って当ててみました。すると
どうでしょう。ティッシュペーパーが吸い寄せられるではないですか。そうです
ファンは吸気していたのです。ファンを取り付ける時考えたことはファンの型番
や仕様が印刷してあるシールがケース内側から見えるように取り付けるのが当た
り前だろうということでした。でも、この取り付け方では吸気になることが分り
ました。吸気が良いか排気が良いか。私はこう考えました。ファンの風がケース
内側に向かって吹くと吸気口近くを浮遊するほこりが物凄い勢いで吸い寄せられ
るので、ケース内に大量のほこりが溜り具合が悪いだろうと。(ファンフィルタ
も買いましたが、形状やネジ長が取り付けられるようになっていませんでした)
これに対してファンの風がケースの外側に向かって吹くように取り付けた場合は
排気は勢い良く出るが、吸気はケースの四方八方から行われるので1箇所からの
吸気には勢いがなくそれ程ほこりを吸わないだろうと。この考えから2つのファ
ンを裏返して取り付け直しました。そしてまた試運転。今度は高速の方の排気口
からは勢い良く風が吹き出すようになりました。CPU温度の方はそれ程際立っ
て効果で出ているようには見えませんでしたが、47度から49度止まりに改善
されました。50度を突破しなければ扇風機は点ける必要がなくなるので、これ
て一応目的達成となりました。

P.S.うるさくても電気を余計に喰っても夏季だけのことです。夏が終わった
    らコネクタだけ外せば済むことです。


2002/07/25 (木) 雨のち晴れ               ページ先頭↑

T98−Next試用で驚嘆!

 昨日、フリーの98エミュレータであるT98−Next試用して見ましたが
想像していたより良くできています。とりあえずWin2000から試用しまし
たが、エミュレータとは思えない程パフォーマンスが良く、実機より速い!
ROMは現役のXa16/W16から取ろうとしたらサウンドROMが取れなか
ったのでAp2/u2から取りましたが、ウィンドウの中で9821が本物そっ
くりに動いたのでビックリしました。テキスト画面は半角罫線もちゃんと綺麗に
表示されるし、ビープ音まで本物そっくり。中でも一番驚いたのは86音源を忠
実にエミュレートすること。だからRAYも9821とまったく同じに鳴るし、
N88日本語BASICコンパイラで作った自作MML入力演奏ツールも完璧に動
きました。日々、Xa16/W16(Win98SE)のDOS窓で使っている
愛用DOSソフトを試して見ましたが、皆動きました。自作のSMENUは勿論、
BCOPYもMIFESも、それから通信ソフトであるCCT−98Vまでもの
が動きました。つまりRS−232Cもエミュレートできるのです。それから
WindowsのDOS窓より画面表示がきびきび動くので気分が良い。
 T98−Next関連のホームページも見たら大量の動作確認リストがありま
した。ほとんどはゲームソフトですが、ゲームソフトが動くということはエミュ
レータのできが良いということです。ゲームは私には関係ありませんが、98ゲ
ームファンは大喜びするでしょうね。
 9821は製造が中止され中古だけとなり進歩が止まってしまいましたが、こ
のT98−Nextにより仮想マシンとしてAT互換機と共に限りない進歩が可
能になったと言えると思います。
 まだ試していない方は是非試して見てください。(下記)

http://www.pc98x1.net/~t98next/

P.S.AT互換機(P4−2.0AGHz)で試用した後、Xa16/W16
    (Win98SE)でも試して見ましたが、動くことは動きました。
    でも、AMD−K6V/400MHzではまったく実用レベルに達しま
    せんでしたが。


2002/07/15 (月) 晴れ

外付けSCSI−HDD故障で行なったこと        ページ先頭↑

 その1週間前頃から使っている内に一時電源ランプが消えてアクセスできなく
なるという症状の出ていた外付けSCSI−HDDが、6月30日の朝からとう
とうまったく電源が入らなくなりました。それまではウィルスに侵されたのでは
ないかとも思っていましたが、これで原因がハードにあることが分かりました。
 Ultra SCSI対応のものですが、もう3年以上も前に買ったものなの
で容量は8GBしかありませんが、これでも買値で3万円位もしたものです。メ
インマシンで日々使っているものなので一時も欠かせません。これを機にUSB
2.0/Ultra SCSI両対応の数十GBのものに買い替えることも検討
しましたが、容量的には足りているし、DOS/V機を買い替えたばかりだった
ので、できるものならどうにかこのまま使えないものかと思いました。
 それで得意?の修理が始まりました。しかし、分解して見たもののハードウェ
ア技術者ではないので故障の原因が分るわけはありません。回路のつまらない1
部品の故障であろうということは想像できても、どの部品の故障かは修理技術者
が回路図を見ながらテスターを当てるという類のことをしないと分りません。あ
るいは経験的に症状から故障個所が分るという類のことでしか分りません。
 そこで思い付いたのが、その1年弱前に買った同一メーカーのハードディスク
があるということでした。同じUltra SCSI対応の外付けのもので、容
量が4GBのものです。ちなみにこれは32800円もしたものです。ドライブ
の取付け方法が少し異なるだけで筐体のデザインや大きさはまったく同じなので
ひょっとして中身(ドライブ)を入れ替えれば動くのではないかと思ったのです。
ドライブは良く目にするIDEハードディスクと同じ形状のものです。これを入
れ替えました。8GBのドライブを4GBのケースに入れたのです。そうしたら
どうでしょう。ちゃんと動くではないですか。しかも、速さもこれまでと変わら
ずにです。
 大容量HDD時代で使う見込みもなく箱に入れて仕舞ってあった4GBのUl
tra SCSI対応HDDが役に立ちました。8GBなのに4GBのシールが
貼ってある外付けHDDが今日も活躍しています。

P.S.一番外側のケースを8GBのものに付け替えれば良いのだけれど、動作
    テストをしたそのままの状態で使っています。自作DOS/Vの環境も
    整ったことだし、紛らわしいから付け替えるか・・・


パソコンが100BASE化できたのは良いけど      ページ先頭↑

 9821が中古Xa16/W16購入で100BASE化し、今回自作DOS
/Vが100BASE−LAN内蔵で100BASE化し、両パソコンが100
BASEになったので、いざ100BASEで結ぼうと思ったら、HUBが10
BASE−Tであることに気付きました。両パソコンのPCIスロット不足から
100BASEは絶対にできないと思っていたので、HUBも10BASE−T
対応のもので済ましたからです。
 HUBは100BASEでも安いからすぐに買えるので問題ないのですが、将
来のブロードバンド化を考えると、どうせならルーターにした方が良いとか、更
にADSLモデムと一体になったものが安くて扱い易いとか、また更にどうせな
ら無線LANにしてしまおう・・・などと考えて大事(おおごと)になってしま
い、お金も掛かることだし、もうすぐ8MBより速いブロードバンドが出て来た
ら損をするということもあり、収拾が付かなくなりました。
 今のところWindows Updateがなければブロードバンド化は必要
なく、10BASE−LANでも不自由はしていないので、もう少し様子見とい
うことになりました。

P.S.インターネットが2台のパソコンで同時に使えるとか、電話とインター
    ネットが同時に使えるというのは便利で必要なこともあるけど・・・

    機器はブロードバンドの普及期になればもっと安くなるでしょうね。


OfficeXPが欲しいけど               ページ先頭↑

 シェアウェアを作っている関係で、テストデータとしてOfficeXPが欲
しいけど、3、4万円位しますよね。Word97とかExcel97当たりは
OEM版を持っていますが、テストをするにはやはり最新版の方が良いデータに
なるので。
 でも、データベースならAccessてはなくORACLEが欲しいな。昔、
やったUNIXの仕事で使った。UNIX+ORACLEの仕事をもっともっと
やりたいと思っていたのに、とうとうあれで終わりになってしまいました。憧れ
のUNIXとORACLEの仕事。C言語を使って行なう仕事。ずっとやってい
ればUNIXでもSEになれたのに。UNIX/CADも面白かったけど、もう
少しORACLEをやりたかった。だからORACLEが欲しい。


2002/07/07 (日) 晴れ

自作P4マシンどうにか環境整う              
ページ先頭↑

 先日、購入し組み立てた自作P4マシンへのソフトのインストールは、Win
98SE、WinMe、Win2000と順にインストールを行ない、今日は
WinXPのインストールを行ない成功しました。WinXPについては後1、
2個別のタイプのインストールを行ないますから、まだ作業は残っていますが、
各周辺機器のドライバやユーティリティのインストールの技術的問題は把握でき
たので、後は楽に進められることと思います。
 それにしてもマシンを新しくするのは大変です。購入したマザーボードやグラ
フィックボードやその他の周辺機器等のドライバやユーティリティは、同梱の
CD−ROMに入っているものから既にバージョンアップが行われているので、
全てメーカーのサイトからダウンロードしなければなりません。いったい何時間
何十時間掛かったことでしょうか。特に私の場合はWin98からWinXPの
全てのWindowsをインストールしているので、ドライバやユーティリティ
についても複数ダウンロードし、OSごとにアップデートしなければなりません。
これらの更新が全て順調にできても大変なところ、トラブルが起こる場合もあり、
場合によってはこのトラブルのためにOSをインストールし直すはめになること
もありますから大変な手間と時間が掛かります。その上更にWindows自体
も「サービスパック」や「セキュリティ上の問題」などと称するアップデートが
頻繁に行われているので、これについてもマイクロソフトのサイトからOSごと
に何時間何十時間も掛けて何回もダウンロードしアップデートを掛けなければな
りませんでした。膨大なお金(通信料と電気代)と労力と時間を掛け、いったい
これは何のためのコンピュータなのか。または何のためのインターネットなのか
と疑問を感じざるを得ません。解決策の思いつきはありますが、それはまた別の
機会にし、マイナス面の話はこれ位にしておきます。


お母さんが優しく教えてくれるコンピュータ        ページ先頭↑

 タイトルから「何のこった」と思われる方が多いと思いますが、今回の自作
DOS/Vには面白い機能が付いています。マシンを組み立てていて、ドキドキ
しながら初めてマシンの電源を入れた時のことです。確かに液晶モニタを繋げた
のに画面に何も表示されないのです。接続を確認し何回も電源を入れ直しました
が何も表示されませんでした。代わりに女の人の声が聞こえました。何かモニタ
が何とかかんとか言っているようでした。そこで気付きました。AGPスロット
にグラフィックボードを刺したので、モニタケーブルは本体にではなくグラフィ
ックボードに繋げなければならないことに。Webのマザーボードのカタログに
書いてあったDr.Voiceというのはこのことだったのだと分りました。
この声こそが正にお母さん(マザーボード)の声なのだと分りました。(^。^;)


計測器のようなコンピュータ               ページ先頭↑

 これは本当に進んでいるなと思いました。マシンの各部の温度や電圧やファン
の回転数がリアルタイムに表示されるからです。温度はシステムの温度とCPU
の温度が表示されるのです。システムの温度というのは恐らくケース内の温度だ
と思います。電圧はデジタル機器だから3.3Vとか5Vとかほぼ一定に表示さ
れます。ファンの回転数は変動があるようです。どうもシステムの状態により
温度を一定に保つため回転数を制御しているようです。ユーザーとして一番参考
になるのはCPUの温度です。私は真夏でもクーラーなしでパソコンを使うので
CPUの温度には注意を払う必要があります。余り熱くなるようならセカンドフ
ァンを付けなければなりませんし、それでも駄目ならパソコンの使用を見合わせ
るなんてこともあり得るわけですから。この温度については警告を出す温度が設
定できるようになっています。警告が出たらマシンを止めるなんていう使い方も
できるわけです。本当に計測器のようなコンピュータです。パソコンも進んだも
のです。

P.S.ちなみに今システム温度、CPU温度共に41度を指しています。
    室温は31度ですが。


やはりこれは速い                    ページ先頭↑

 これまで6年半使ったDOS/V機はCPUをPentium120MHzか
らAMD−K6V/400MHzにグレードアップし、メモリも16MBから
96MBに増設しているものの、Win2000ではまるでスローモーションフ
ィルムを観ているように遅く、何をやっても時間が掛かり、特にソフトの開発は
大変でした。せめてUIDE/66が使えれば大分改善できたはずですが、PC
Iスロットの規格が古いためか刺しても動かず、諦めざるを得ませんでした。
 今般、WindowsがまたXPにバージョンアップされ、より一層OSが重
くなり、いよいよこのことが決定的となりました。発売されるパソコンの全てが
WindowsXPになってしまったので、これまでの流れを引き継ぐにはどう
してもマシンのアップグレードが必要でした。
 そこで買い作ったPentium4 2.0AGHz、UIDE/100MB
/sのマシンの効果はてき面でした。全てが物凄いパワーで動くようになりまし
た。自作ソフトも互換性が損なわれることなく、より一層スピーディに動くよう
になりました。


このマシンなら98エミュレータが使えるぞ        ページ先頭↑

 私が98(PC−9821)と縁を切れないのは大事なソフトウェア資産があ
るからです。マシンは手段、ソフトが目的ですから、大事なのはソフトの方です。
98のメリットは日本語が高速に表示できるテキスト画面を持っているところに
あります。DOS/VはPC−AT互換機にソフトで日本語など2バイト系文字
を表示できるようにしたものなので表示が遅いのです。98がハードウェアで日
本語を表示しているのに対して、DOS/Vはソフトウェアで日本語を表示して
いる。だから遅いです。
 ところがその後OSがDOSからWindowsに移行し、画面表示をハード
ウェア(テキストVRAM)に異存しなくなったので、これらの違いは意味がな
くなりました。残ったのはDOSのソフトウェア資産だけです。ソフトをDOS
/Vに移植すれば良いのですが、手間が掛かるし、また長年使い慣れたソフトを
手放したくはありません。それに画面表示が同じままでは移行できないのです。
98は半角罫線が豊富で画面が綺麗に表示できるのですが、DOS/Vでは見栄
えが悪くなるのです。
 それからパソコン青春時代を98で過ごした私にとっては、苦労や喜びなど思
い出が沢山あり、このマシン(アーキテクチャ)そのものにも強い愛着があり、
簡単に「もう止めた」というわけには行かないのです。Windows時代にな
ってもWindowsソフトと愛用のDOSソフトをDOS窓でいつまでも使い
続けたいというのが本当の気持ちです。
 でも、今回非常に速いこのP4マシンを手に入れたので、98エミュレータを
快適に動かせる環境ができました。フリーのT98−Nextという優れた98
エミュレータがあるので、今度試して見ようと思います。これを導入すれば、
DOS/VのWindowsXPなどで、長年使い慣れた98のDOSソフトを
T98−Nextが作り出すDOS窓で動かせるので、パソコンライフをより一
層充実させることができます。自分でも沢山作った汗と涙の結晶の98DOSソ
フトと分かれないで済むのです。

P.S.アメリカにはVMwareとかVirtual PCという優れたエミ
    ュレータがありますが、一般の人がAT互換機でAT互換機をエミュレ
    ータしても仕方がありません。日本ではやはり国産の98エミュレータ
    にこそ利用価値があるのではないでしょうか。


2002/07/03 (水)                   ページ先頭↑

とうとうP4マシンを自作しました 〜夢の超高速?マシン〜

 拡張の道が閉ざされた古いDOS/V機に代わり、とうとう自作P4マシンを
作りました。USB2.0搭載のチップセットが出て、これを使ったマザーボー
ドが一般化しつつあるところまで来たので、私もとうとうDOS/V機を買い替
えました。ただし、前に言ったようなベアボーンキットではなく、完全自作にし
ました。それから省スペースではなく拡張性重視で決めました。拡張性重視とは
言ってもタワー型では置き場所に困るのでデスクトップ型にしました。マザーボ
ードもmicroATXではなくATX仕様のものにしました。省スペース型の
PCケースにmicroATXを組み合わせても決して安くはならないことが分
ったからです。


CPUはこれにしました                ページ先頭↑

 当初、CPUはとりあえずCeleronでも良いかとか、Pentium4
なら1.7GHz位でも良いかという考えもあったのですが、すぐにまた買い替
えると投資が無駄になるので、最初からある程度最先端に近いPentium4
2.0AGHzのチップにしました。値段は2万数千円(前半)でした。


マザーボードはとりあえずこれ             ページ先頭↑

 雑誌の記事を読んでGIGABYTEが良いという印象を持っていましたが、
各種のベアボーンを発売していたことから毎日ホームページに通っていたら次第
に親しみを持つようになり、その後PCケースや拡張カードやCPUファンまで
扱う総合メーカーであることが分かり、この流れからAOpenにしました。
省スペース型を考えていた時期にはmicroATXのMX4GRが念頭にあっ
たのですが、むしろmicroATXの方が値段が高いことが分かり、それなら
ば拡張性が高いATXにしようということになりAX4G Proにしました。
チップセットはインテル845G、メモリDDR333 SDRAM最大2GB、
UIDE33/66/100対応、PCIx6、USB2.0x6、サウンド、
LAN内蔵。値段は1万数千円(後半)でした。


PCケースはだからこれ                ページ先頭↑

 PCケースはだから省スペース型ではなくATXマザーボードの拡張性を生か
せる大型デスクトップ型にしました。しかし、今の主流はタワー型か省スペース
型なので、大型デスクトップ型のPCケースは機種数が限られています。販売を
止めてしまった会社がある中で、これまた豊富な品揃えをして待っていたので
AOpenのHX95−P4にしました。型番の通りPentium4対応のも
ので、電源容量は300Wと十分。PCIx6、AGPx1、5.25”x3、
3.5”x3と拡張性はタワー型並み。ちょうどタワー型を寝かせたような形で
分厚く奥行きも大きくやや不格好ですが、高さは先日購入したXa16/W16
とほぼ同じ155mmです。CPUやマザーボードはいずれ買い替える場合もあ
るでしょうが、このPCケースなら永久に使えそうです。値段は8千数百円でし
た。大きいからと言って決して高価なわけではありません。


メモリはあっと驚く安さ                ページ先頭↑

 メモリは当然最新のDDR333 SDRAM仕様のものにしましたが、値段
は何と256MBで6千円台の安さでした。ノーブランドですが立派に動いてい
ます。


グラフィックボードはこれ               ページ先頭↑

 グラフィックボードも当初はオンボード搭載のもので済まそうという考えもあ
ったのですが、システムなので弱いところがあると他の良いところが生かせない
し、どうせローンで買うのである程度水準に達したものにすることにしました。
マザーボードとの相性を考え、AOpenのGF4MX440−V64にしまし
た。値段は1万数千円(後半)でした。


ドライブはこれとこれ                 ページ先頭↑

 まず、HDDは当初予算節約のため今使っている30GBを流用しようかとも
考えていましたが、移行の手間や移行中の使用やその後に予備機として残して置
くには別に買った方が良いし、マザーボードがUIDE100対応なのにHDD
がUIDE66ではやはりネックとなってシステムパフォーマンスが上がらない
ということもあるし、それにIBMの80GBのバルク品が1万円少しと安かっ
たのでこれを買うことにしました。
 次にCD−ROM系ですが、やはり当初は予算節約のためただのCD−ROM
で良いと考えていましたが、時代のニーズに答えるソフトを開発するには最新機
器の装備が必要と考え、どうせなら今市販パソコンで当たり前になっているコン
ボドライブにしようということになりました。ATAPI内蔵のCD−Rx20
、CDx40、CD−RWx10、DVDx12のものにしました。コンボドラ
イブとは言っても2万円以下の安さでした。
 後、フロッピーは2モードの一番安い(千数百円)ものにしました。これにつ
いてはシステムパフォーマンスには関係ないので。


キーボード、マウスはこれ               ページ先頭↑

 キーボードとマウスとスピーカのセットで2000円の最低のもので済ましま
した。マウスはメカ式ですが初めてホイール付きのものを使いましたが、これは
便利。能率が上がります。スピーカは流石に音が悪いので使わず、以前に買った
ローランドのMIDI音源に付属していたスピーカ(物凄く音が良い)にAVセ
レクタ経由で繋げました。
 

SCSIカードは再利用                ページ先頭↑

 SCSIカードについては9821用にCHANPON3ボードを買ったので
いらなくなって箱に入れて仕舞ってあったメルコのIFC−USPを再利用しま
した。と言っても今は何も繋いでいません。MOもUSB2.0で使うようにな
りましたから。


その他必要なものは                  ページ先頭↑

 初めての自作で細かいことは分らないのでその他必要なものは組み立てる段階
で買えば良いと考えていましたが、マザーボードに付属していた部品で全て組み
立てられました。各種接続コードは勿論、リアパネルのI/Oブラケットもちゃ
んと必要な穴の開けられたものが付属していて、はめ込むだけで簡単に綺麗に組
み上がりました。
 後、場合によってはセカンドファンが必要かとも考えていましたが、ケースが
馬鹿でかいから電源ユニットに付いているファンとCPUファンだけで済みそう
です。真夏冷房なしで使って見て様子を見て必要なら付ければ良いと考えていま
す。
 それからUSB2.0はマザーボードI/Oブラケットに2つとPCIスロッ
ト用のブラケットが付属していてこれに2つの合計4つあります。後2つはフロ
ントに付ければ良いですが、今のところUSB機器はCatchTVとMOと
USB−SCSI変換ケーブルを介して繋いであるスキャナしかないのでこれで
十分です。


最後にお値段は?                   ページ先頭↑

 総額はちょうど10万円位になりました。CPUがPentium4 2.0
AGHzですから、安いですよね。

P.S.ソフトのインストール続行中・・・なので、とりあえずは購入報告まで。


2002/06/05 (水) 晴れ                      ページ先頭↑

98が故障で新中古マシンに移行

 5月31日の夕方よりPC−98メインマシンだったPC−9821Xa13
/K12がしばらくキータッチしない内にストールしていて、その後は二度とブ
ートしなくなりました。電源を入れるとCPUや周辺機器の電源も入り動き始め
るのですが、CPUによるメモリチェックが動かないのです。数カ月前より同様
の現象がたまにありましたが、起動し直すとすぐに直ったので、何故だろうと思
いつつそのまま使って来ました。このマシンは故障したV200/MZの代替え
マシンとして1999年9月に中古専門店で30800円で買ったものです。
 それで家計簿もシェアウェアの開発や販売やサポートもホームページも何もか
も何もできなくなりました。修理するよりまた中古を買った方が安いので、早速
買い替え機種の検討に入りました。インターネットやNECやサードパーティの
古いカタログを参考に。一番簡単なのはまったく同じ機種を買うこと。しかし、
一時凌ぎに買ったものなので遅いし拡張性もないので、どうせならついでにグレ
ードアップもしたいという思いもありました。機種を選ぶに当たってのポイント
は下記のようなことでした。

◎CPUアクセラレータはできれば再利用できる機種かまたは今の400Mz以
 上のCPUが載せられる機種

◎メモリも古く高価なのでできれば再利用できる機種

◎メモリはできれば最大256MBまで拡張できる機種

◎グラフィックアクセラレータは拡張可能なようにPCI接続になっている機種

◎PCIスロットは最低2スロットできれば3スロットある機種(実は後で3ス
 ロット空きがある機種は存在しないことが分りましたが)

◎できればLAN内蔵

 翌日、機種の検討はしましたがはっきりは決めないまま秋葉原に行きました。
決めても物がなければ始まらないし、値段との相談もあるからです。故障してい
るタワー型のV200/MZがあれば修理する代わりに買っても良いと思いまし
たが、あいにく在庫がありませんでした。でも、あってもタワー型なので置き場
所に困るという問題はありましたが。それで古いカタログを見ながら入念に見て
歩き、大体購入機種を決めました。Xa16orXa20/W??あたりと。し
かし、そうなるとメモリの再利用ができないのでメモリの確保が先になります。
古い物なので在庫がなかったり、余り高価なら機種を考え直さなければならない
からです。1つ目の店は店頭在庫がありませんでした。2つ目の店は扱ってない
と言われました。それでまた別の店に行こうと歩き始め道々考えました。「在庫
のある店が見つかっても64MBのメモリ2つで5万円を超えてしまう。これで
良いのか」そうこう考えあぐねている内に中古パソコンを扱っているという案内
のあるビルがあったので入って見ました。そこにも探している機種が展示されて
いて、その上98用の中古メモリも置いてありました。店員に聞いたらちょうど
探しているメモリがあり、しかも理想的な方のメモリもありました。おまけに値
段は新品の3分の1近くと安い。「やった」と思い、目の前が明るくなりました。
パリティエラーを自動的に修復するECCメモリです。このメモリなら比較的新
しい機種で広く使えるので、今後また故障した場合の機種選びも楽になります。
だから「理想的な方」なのです。この64MBのECCメモリを2つ買いました。
後は本体を買うだけとなりました。Win95のバックアップCD−ROM付き
のものがありましたが、OSは持っているし、自分でインストールできるし、第
一、Win95はいらないので除外しました。Xa16/W30になるとCPU
アクセラレータのNT4.0での動作保証がされていないし、メモリが32MB
とか内蔵HDDが3GBと多いこともどうせ使わないのでメリットにはなりませ
ん。内蔵グラフィックアクセラレータはW16と同じものなので値段が高いだけ
でメリットにはなりません。それで本体は自ずとXa16/W16にすることに
なりました。後はできるだけ安く買うという問題だけとなりました。同じ店で同
じ機種なのに値段が大きく異なることがあるので、その理由も知って間違いない
ものをできるだけ安く買わなければなりません。買い物は最終段階となりました。
数台あるXa16/W16の内のどれにするかという判断をするだけとなりまし
た。できるだけ外観が綺麗で中身も新しそうな物を選ぶ。そして決断しました。
何と値段は7800円という安さでした。


Xa16/W16へのセットアップは難航         ページ先頭↑

 Xa16/W16とECCメモリ64MBを2個買って帰り、早速、Xa13
/K12からWin98SE(2つ)とWin2000を移行させる作業に入り
ました。周辺機器はXa13のものをそのまま使用するので、OSの再インスト
ールはせず、機器の載せ替え後いきなり起動するという方法を取りました。しか
し、Win2000についてはこの方法だとWin2000起動時にエラーにな
るため、アップグレード用のWin98SEをMOからリストアーし、これを他
の2つのWin98SEと同様に問題をなくしてからWin2000へのアップ
グレードを実施しました。

メモリ       :標準搭載の2ユニット16MBを外し、ECCメモリ4
           ユニット128MBに交換
CPUアクセラレータ:標準搭載のPentium166MHzを外し、AMD
           −K6V/400MHzに交換
PCIスロット   :UIDE−98MとCHANPON3を刺す
汎用スロット    :QビジョンのWaveStarを刺す
           (LAN内蔵なのでCONTEC C−NET(98)
           はいらなくなる。今度は念願の100BASEに強化)
内蔵ハードディスク :@標準IDEに標準で搭載されている1.6GBを外し
            3GBに交換。(Win2000用)
           AUIDE−98Mに10GBを接続(2つ分のWin
            98SE用)

 IRQを占有する周辺機器は多いし、86互換機能を搭載するサウンドボード
との共存というハードルがあるので、Win98SEx2とWin2000を全
て移行させる作業は難航しました。最初、HELPキーを押しながら電源を入れ
てもシステムセットアップメニューが表示されないので、仕方なくそのままで
WaveStarを組み込むことになり、当然IRQがぶつかって上手くできま
せんでした。それでネットから関連情報を探しましたが、やはり98のシステム
セットアップメニューはHELPキーを押しながら電源を入れる以外にないこと
が分かりました。販売店に聞いて見たら故障なら交換すると言われましたが、ま
た持って行くのは面倒なのでそれからまた考え、CPUアクセラレータ付属のマ
ニュアルを読み返したら、PC−9821でHELPキーを押しながら電源を入
れてもシステムセットアップメニューが表示されない場合にはリターンキーと
HELPキーを押しながら電源を入れると表示されると書いてあったので、やっ
て見たらできました。それからV200/MZでPCIセットアップでリソース
の割当を行なったことを思い出しましたが、付属ソフトが何も付いていないので
最初は何もしませんでした。しかし、試行錯誤しても上手くできない部分が残っ
たので、試しにV200/MZ付属のものでやって見たらそのまま使えることが
分ったので、以後はこれを使って行なうようにしました。
 ここからセットアップは大きく進展しましたが、また別の問題が出てきました。
Win98をブート中にWindows保護エラーになることです。正常にでき
て使っている内にまた突然出たりしました。これが出始めると直すのが大変で、
DOSでSCANDISKをやったり、セーフモードで立ち上げたり、それでも
またWindows保護エラーになってしまったり、てこずりなかなか泥沼から
なかなか抜け出られませんでした。CPUアクセラレータ付属のマニュアルに
Win95で出る場合にはWindowsのロゴを表示しないようにすれば直る
とあったのでやって見ましたが駄目でした。WaveStarを外せば出なくな
るのですが、青春の思い出が沢山詰まった98のサウンドボードは止められない
ので、これでもかこれでもかと最後まで諦めず取り組みました。
 これとは別の問題ですが、2つのWin98SEの内の一つで「不明なデバイ
スに使われています」というのが残っていて、あるはずの標準ディスプレイドラ
イバが所定の位置に組み込まれていないという問題が残っていました。気持ちが
悪いし色々試行錯誤しても直らなかったので、一旦、全ドライバを削除してプラ
グ&プレイで全ドライバを組み込み直して見たところ見事に直りました。これに
気を良くしてもう一つのWin98SEも同じ方法でドライバを組み込み直しま
した。しかし、それでもWindows保護エラーがまた突然出るという問題は
直りませんでした。
 ところが昨日午後のある時点から現象が出なくなりました。多分、PCIセッ
トアップの設定の削除が効いたのではないかと思います。全て自動(プラグ&プ
レイ)でやっていたのであり得ないはずですが、それが境目となりました。


Xa16/W16にして良くなった点              ページ先頭↑

 まず、速くなったかな。前のXa13/K12はDOS/Win3.1用マシ
ンでグラフィックアクセラレータはマザーボードに直付けでしたが、今度のは
Win95マシンとして発売されたものなので速いはずです。メモリが80MB
から128MBに増えたことも効いていると思いますが、DOS窓のスクロール
も心なしかスムースになりました。今後はグラフィックアクセラレータを交換し
てグレードアップできるようになりました。
 それからメモリが256MBまで増設できるようになりました。しかし、現在
は98用の128MBx2というメモリは売られていませんから、まずこのメリッ
トは生かせないと思いますが。NECからなら買えるでしょうが、20万円以上
は掛かるでしょうからとても無理です。
 それから100BASE−TXが内蔵されているのも良い。前のマシンだと
PCIスロットに空きがないから、100BASE−TXボードを刺すことは不
可能でした。それで仕方なく汎用スロット接続の10BASE−Tで我慢してい
たわけです。今度のマシンで不可能が可能となりました。今度DOS/Vマシン
を買い替えると100BASE−TX内蔵になるから両マシンで揃い、LANを
100Mbpsに高速化できます。
 内蔵CD−ROMが4倍から6倍になりましたが今は40倍速の時代。これは
大した違いではありませんね。
 それからケースサイズが幅奥行き共2Cm程大きくなったので、中が広くなり
作業し易くなり、端のPCIスロットとケースとの間に余裕ができ、多機能だが
大きいCHANPON3ボードが使い易くなりました。CHANPON3ボード
を端に刺さなければ良いのでこれも大したメリットにはなりませんが、ケース内
が広いということは放熱の点でも良いので夏季はメリットになります。
 それからCHANPON3のことを言ったついでに。Xa13ではUSB機器
を接続したままブートすると例外割り込みが発生して正常に立ち上がらなかった
のですが、今度のXa16では大丈夫になりました。Windowsの起動が終
了すると自動的にUSB2.0デバイスのドライバが自動的に組み込まれ使用可
能状態となります。これならUSB2.0をハードディスクにも使えますよね。
 それからソフトウェアパワーOFFができるようになりました。どうでも良い
ことですけど、電源OFFにする時に多少手間が省けるかな。


Xa16/W16の今後の拡張                ページ先頭↑

 まあ、これでも良いですが、可能性として次の点です。

◎DOSからSCSIが使えるようにしたい。

  ハードディスクがクラッシュした時にDOSからリストアできるようにする
 ためです。トラブル時98/DOSからSCSIが使えないCHANPON3
 ボードを外してIFC−USPを刺すという手もありますが、できれば機器構
 成は替えずにいつでもDOSからSCSIを使えるようにして置きたい。汎用
 バス用SCSIカードという手もありますが、そうするとUltraSCSI
 ではなくSCSI−2になるので、普段、Windowsで使うメリットがな
 くなってしまいます。本当はCHANPON3に搭載しているInitioの
 INI−A100U2Wの98用ASPIマネージャがあれば一番良いのです
 が・・・

◎PCカードスロットの増設

  前項にも関連しますが、この機種はPCカードスロットを増設できるのでや
 って見たい。ノート用のSCSIカードが使えるようになるので。しかし、汎
 用バス接続だからUSB2.0カードやUltraSCSIカードは使えませ
 ん。それにIRQが足りなくなります。ならばCHANPON3の使用を止め
 UltraSCSI接続のPCカードスロットを増設して、普段はWindo
 wsからはUSB2.0カードを刺して使った方が良いかも知れません。しか
 し、20MB/sのUltraSCSIに480Mbps(60MB/s)の
 USB2.0カードを刺して20MB/s(160Mbps)以上の速度が出
 るのかという疑問があります。

◎MOの内蔵

  これもまた前々項と同じ理由になりますが、3.5インチファイルベイに無
 理やりATAPI接続のMOを内蔵すること。こうすればDOSからSCSI
 を使えるようにする必要性がなくなります。新たなIRQも必要なく、バック
 アップ装置としては理想的です。普段はWindowsからCHANPON3
 のUSB2.0とUltraSCSIをこれまで通り使えるし。

◎USB2.0ポートを前面に設ける

  これをやると前項と前々項のことができなくなりますが、3.5インチファ
 イルベイに市販のフロントベゼルを使ってUSB2.0ポートを設けること。

◎グラフィックアクセラレータのグレードアップ

  前述したようにこの機種のグラフィックアクセラレータはPCIスロットに
 標準搭載しているので交換が可能だからです。候補としてはI−Oデータの
 GA−S2K32/PCIかな。現在、98用ではこれ位しかないから貴重で
 す。

P.S.今度壊れたらまたXa16/W16にすれば安くて簡単だ。


2002/05/24 (金) 晴れ                      ページ先頭↑

パソコンラックの配置換えで快適に

 先日、パソコンラックの配置換えを行ないました。動機は腰が凝るからです。
この幅90Cmのパソコンラックにはキーボードテーブルが付いていなかったの
で、自分でテーブルの下にスライド式のキーボードテーブルを付けて使って来ま
した。(ただし、名前はキーボードテーブルでも実際にはキーボードはテーブル
の上に置き、キーボードテーブルにはマニュアルやノート等を置いて使っている
のですが)ところがテーブルの高さを通常より5Cm低い位置に付けた上にその
下6.6Cmの位置にキーボードテーブルを付けていたため、腰を前に曲げて作
業をしなければならず、それで腰が凝るのでした。
 では、何故これまでテーブルを通常より5Cm低い位置に付けていたかと言え
ば、それはテーブルの左端にデスクトップパソコン(PC-9821Xa13/K12)を置き
その上に液晶モニターを置く関係上、テーブルと上段の棚板との間隔を稼ぐため
でした。ところが先頃(2002/02/19 しかし、移行作業で大トラブル発生)の模
様替えでテーブル右端に置いていたHDD&MOの周辺機器をテーブルの上の棚
に移し、最上段に置いていたイメージスキャナーをテーブル右端に置くようにし
ていました。それで今回、PC-9821Xa13/K12をテーブル右端に置き、この上にイ
メージスキャナーを置き、液晶モニターをテーブル左端に直に置くアイデアを思
い付いたのです。これによりテーブルと上段の棚板との間隔の制約がなくなった
ので、テーブルを5Cm高くすることができ、この下に取り付けたキーボードテ
ーブルも5Cm高くすることができたのです。
 これにより、前回までの模様替えでDOS/V機の機器構成の変更がやり易く
なったり、周辺機器の操作性が向上したりしていたところ、今回の模様替えで
テーブルとキーボードテーブルの高さも適正になったので、腰が凝ったり痛くな
ったりという辛い問題もなくなり、パソコンライフが快適に送れるようになりま
した。

P.S.大抵のイスは一番低くしても高さが40Cm位までしか下がりません。
    私のイスも高さが41Cm位までしか下がりません。それで一時高さ
    30Cmのスツールで凌いでいましたが、寄りかかれないので長時間
    作業にはやはり疲れるし、それで今回の模様替えをすることになりま
    した。


USBは抜き差しが面倒だと思っていたら            ページ先頭↑

 「2002/02/26 DOS/V用に2.3GB MOを購入」で言いましたように、
あれ以来MOはUSB2.0で使っていますが、使う度にUSBコネクターを抜
き差ししなければならないというのは面倒なものです。特に私の場合は98に
CHANPON3経由でUSB2.0を使っていて、どういうわけかUSB機器
を接続し放しでブートすると起動中に例外割り込みが発生して具合が悪いので、
起動時はどうしてもUSBコネクターを外して置かなければならないので尚更で
す。
 ところが先頃、USBコネクターは接続していてもUSB機器の電源がOFF
ならUSBコネクターを接続していないのと同じに扱われることを発見しました。
これにより以後はMOは本体のUSBコネクターに接続し放しにして、MOの電
源だけを入り切りすれば良くなりました。MOの電源の入り切りはスイッチ付き
テーブルタップで行ないます。MOを使う前にMOの電源をONにすると自動的
にデバイスに対応したドライバがロードされ使用可能状態となるので使い始めま
す。使い終わったらタスクバーにあるデバイス停止アイコンをクリックすると
「デバイスは安全に取り外すことができます」と表示されるのでMOの電源を
OFFにします。SCSIでこういうことを行なうと動作が不安定になるので
どうしてもMOの電源は入り放しになりますが、USBになったらスイッチ付き
テーブルタップのメリットが生かせ、省エネができるようになりました。
 USB機器の電源をOFFにするとUSBコネクターを外したのと同じに扱わ
れるということです。

P.S.今度のMOドライブは速くI/Oエラーも出なく快適です。以前のドラ
    イブでクラスタ不良があり代替えトラックを割り当てていたメディアを
    フォーマットしたら不良クラスタがなくなったものもあります。ドライ
    ブが末期で調子悪かったからでしょうね。


2002/05/03 (金) 晴れ                ページ先頭↑

みずほ銀行が正常化

 我が家では大昔から公共料金やローン返済など全て旧第一勧業銀行から行なっ
て来たので、4月1日に合併によりみずほ銀行に移行してからのオンラインシス
テムの大混乱をハラハラしながら見ていましたが、ここへ来てやっと正常化した
ようなのでほっとしております。
 昔は今のようにあっちにもこっちにも銀行がなく、そんな時代からあった、歩
いて行くには遠過ぎる支店に口座を持っております。近年になり広大な畑が都内
一の大団地に変わり、それ以後に内から近いその一角に無人のATMコーナーが
できたので、普段は専らこちらの方に通うようになりました。その銀行の大混乱
ですから本当にハラハラしました。でも、我が家の口座はそれ程大きな影響はあ
りませんでした。移行前の3月25日に行った時にATMが使えないことがあっ
た位で、4月1日以降は何も影響がありませんでした。トラブル件数は多くても
影響を受けた顧客数はほんの一部だったのではないでしょうか。
 私も同業(情報処理)だったので、既存のシステムの変更が如何に大変かは痛
い程分ります。中でも銀行のオンラインシステムは最も複雑で大規模ですから、
それを動かしたまま移行させるのは至難の技。古いシステムなので人材はいなく
なっているし、3つの大銀行のオンラインシステムの統合ですからそれは大変で
す。開発に携わった技術者の方々に同情すると共に、思ったより早くトラブルが
収束し、本当に良かったと思っております。

P.S.Windows化でCOBOLできる人がいなくなってしまって、
    最終的には旧第一勧業銀行のシステムに統合するようですが・・・


2002/03/28 (木) 快晴                ページ先頭↑

UIDE−DVMをUIDE−98Mに戻せず焦ったが

 「2002/03/12 UIDE−DVMをDOS/Vで試す」を行なうために、PC
−98で使っていたUIDE−98MのBIOSをUIDE−DVM用のものに
書き換え外して、代わりにUIDE−66を使っていましたが、速くならないば
かりか、どうも動作が不安定気味なので、先日、元のUIDE−98Mに戻そう
と作業を行ないました。(ボード側が速過ぎてタイミングが合わないためか、時
々息継ぎをするような感じ)
 まずはPC−98側でBIOSの書き戻しを行なおうとしましたがマシンがブ
ートしません。PC−98でDOS/V用のBIOSが起動されるわけだから当
然と言えば当然のことですが。それでBIOSはDOS/V機で書き戻す以外に
ないと分かりました。DOS/VのUSB1.0ボードを外してUIDE−DV
Mに刺し替え、Win98SEをDOSモードで起動。それからUIDE−98
MのBIOSを書き込むわけですが、PC−98用のドライバディスクに入って
いるROMUP.EXEを起動するとストールしてしまいました。それでこのプ
ログラムがPC−98専用にできているのだと分かり、DOS/V用のドライバ
ディスクの中にあるCHGROMX.EXEで書き換えるよりないということが
分りました。
 まず、/?オプション付きで起動して使用法を調べました。デフォルトでは
CHGROMX.EXE内蔵のBIOSが書き込まれることが分かりました。つ
まり、これはDOS/V用なのでオプションで外部のBIOSファイル名を指定
するよりと分り、PC−98用のドライバディスクに入っているUIDE98.
BINを指定して起動しました。

>CHGROMX UIDE98.BIN

ところがBIOSファイルのチェックでエラーとなり書き込まれませんでした。
もう一度使用法を確認し何度も試しましたが結果は同じでした。現在のBIOS
をファイルに保存する機能もあったので保存して見たところ、PC−98用が
16384バイトであるのに対して、DOS/V用は32768バイトであるこ
とが分りました。もうファイルのサイズからしてまったく異なるものであること
が分りました。その時「一度BIOSを書き換えると二度と元へは戻せない」と
いう記述がどこかにあったことを思い出し、「これは駄目かも知れない」と悲観
的になり始めました。しかし、諦め切れずに新たな挑戦を始めました。2つの
BIOSファイルをバイナリエデットで比べて見たところ、ヘッダ部分は似通っ
ており、DOS/V用はそこに”UIDE−DV”などの文字もありました。な
らばPC−98用には”UIDE−98”の文字があったかと言うとありません
でした。ヘッダ以後の内容は両者はまったく異なっていました。仕様の公開され
ていない固有のフォーマットなど解読できるわけがありませんが、しかし、どう
にかして目的を達成したいと一つの試みを行ないました。DOS/V用のヘッダ
の先頭10数バイトをUIDE98.BINの先頭に上書きしたものを作りやっ
て見たのです。

>CHGROMX UIDE98P.BIN

そうしたらどうでしょう。CHGROMX.EXEはチェックでOKを出し、
BIOSを書き込み始めたではないですか。そして見事に書き込み成功のメッセ
ージを出しました。できるなどとはまったく思っていなかった状況下での喜びの
瞬間でした。
 それからUIDE−??MボードをDOS/Vから外してPC−98に装着し
マシンを起動しました。今度は正常に起動しました。起動すればこっちのもの。
DOSモードで起動してUIDE−98Mのドライバディスクから正規の手順で
BIOSを書き込むことができました。それで今またUIDE−DVMから帰還
したUIDE−98Mでコントロールされる安定した環境下でこれを書いている
というわけです。(^_^;)


2002/03/27 (水) 曇り一時雨             ページ先頭↑

目当てはUSB2.0搭載省スペースP4ベアボーン

 色々検討しましたが、買い替えるDOS/V機はベアボーンキットが良いので
はないかという結論になりました。何故かと言えば、ベアボーンは最初からシス
テム全体のことを考えて設計されているので、対応CPUに応じた排熱処理がさ
れていたり、各種入出力ポートがケース自体に装備されているので、使い易さや
省スペース性や見栄えが良いという組み上がりの良さがあるからです。また、単
品購入の部品を組み合わせるよりも大幅にコストが削減できるからです。
 私が希望するベアボーンは次のような仕様のものです。

1.Pentium4対応マザーボード搭載

2.オンボード搭載インタフェース/デバイス

  @ USB2.0
  A LAN
  B サウンド

3.グラフィックカードは非オンボード

4.PCIスロットは空きが3以上、AGPスロット有り

この他にIDEの仕様がありますが、今はATA/100以上が当たり前になっ
ているので問題にする必要はありません。それから5インチや3.5インチの
ドライブベイの数の問題がありますが、足りなくても外付けで済ますこともでき
るので、一つづつあればそれ程問題にする必要はないと考えています。

 最近になり省スペースベアボーンのPentium4対応化が始まったので、
後2、3カ月もするとほとんどのベアボーンがPentium4対応になるので
はないかと思います。それから今は一部の高級ATXマザーボードに限られてい
るUSB2.0の搭載も、インテルがチップセットを出せばmicroATXや
flexATXへと拡がって行きます。そうなれば省スペースベアボーンにも
USB2.0が標準搭載されるようになります。だから、そう拡張性を気にする
必要性はなく、省スペースベアボーンでも良いのではないという考えに傾いたの
です。

 価格的にはベアボーンだけで3万円代で買えるようになると予想されます。物
にもよりますが、これに後最低CPU(現在1.6GHzで18000円位)とメモリ(256
MBで7000円位)とグラフィックカード(7500円位)を買えば良いので、総額6万
から7万円位で揃うのではないかと考えています。

P.S.もう少し待てば希望のベアボーンがやって来る。(^_^;)


2002/03/20 (水) 快晴                ページ先頭↑

USBは省エネにもなる

 これまで外付けの周辺機器には長年ずっとSCSIインタフェースを使って来
ましたが、今回、CHANPON3を切っ掛けにして普段実用に使っているPC
−98でもUSB2.0が使えるようになったので、取りあえず先日購入した
MOドライブをUSB2.0で使うようにしました。これまでは全てSCSIだ
ったので、

パソコン本体〜イメージスキャナー〜MOドライブ〜HDD=終端

のように接続して、普段はこの内MOドライブとHDDの電源だけ常時入れっ放
しで使って来ました。普段MOドライブは1日の終わりで使うだけなのですが、
使う時に電源断やリブートしなければならないので、MOドライブの電源は常時
入れっ放しで使って来ました。しかし、今回USB2.0が使えるようになった
ので、普段はMOドライブの電源は切って置くよう変えました。MOドライブの
消費電力は僅か数W(この機種は7W)のことですが、待機電力としては結構多
めです。必要ない電力は使わない方が良いに決まっています。便利さやスピード
が魅力で導入したUSB2.0でしたが、省エネにも役立ちました。(^_^;)

P.S.周辺機器の電源はほとんどスイッチ付きのテーブルタップ経由で取って
    います。例えば通信が終わればすぐにモデムを繋いだコンセントのスイ
    ッチをOFFにしています。プリンタやアンプ付きスピーカーも使う時
    以外はスイッチをOFFにしています。OFFにするとスイッチに対応
    した赤いランプが消えます。今回MOドライブも使う時以外はスイッチ
    をOFFにするようになったので、普段はスイッチ付きテーブルタップ
    のランプは一つも点かなくなりました。


何故出さないマルチインターフェースボード      ページ先頭↑

 周辺機器メーカーはCHANPON3のようなマルチインターフェースボード
を何故出さないのでしょうか。確かにUSB2.0+IEEE1394の組み合
わせのものは複数のメーカーから発売されています。しかし、UIDE+USB
2.0とか、Ultra SCSI+USB2.0のような気が利いたボードは
玄人志向以外からはまったく発売されていません。PCIスロット数が2以下の
パソコンは世の中には山程あるので、ニーズは十分にあるはずです。もし出せば
売れることは間違いありません。周辺機器メーカーはどうして儲かることをやら
ないのでしょうか。また、そういうボードがあれば多くのパソコンは棄てないで
済むので環境保護にも役立ちます。リサイクルというと棄てた後の部品や素材と
しての再利用のことばかり話題になりますが、ハードウェア上の工夫でパソコン
の寿命を伸ばすことの方が遥かにリサイクル的で環境保護に役立つのですが。

P.S.本当はそれよりソフトウェア上の工夫で寿命を伸ばす方がリサイクル的
    なのですが、世界が帝国に支配されているから・・・


2002/03/12 (火) 晴れ

CHANPON3に足りないもの            
ページ先頭↑

 CHANPON3ボードによりPCIスロットに空きがないのでUSB2.0
など夢にも思わなかったPC−98でUSB2.0が使用可能となりすっかり気
を良くしていましたが、その後の調べで一つ重要な機能が欠けていることに気付
きました。
 USB2.0は申し分ないのですが、SCSI部のDOS用ASPIマネージ
ャがAT互換機にしか対応していないためPC−98では使えないのです。これ
は困ります。私がSCSIに拘るのはSCSIならDOSからも使えるのでマシ
ンにトラブルがあった場合にMOのバックアップからリストアーできるからです。
それができないとなるとSCSIのメリットがなくなります。Initioのホ
ームページでも探しましたが、PC−98用のASPIマネージャはありません
でした。その他インターネットで検索したり、色々試しましたが、使えるDOS
用のASPIマネージャは見つかりませんでした。ASPIマネージャは数千バ
イトの小さなドライバです。どなたか開発して貰えないものでしょうか。PC−
98ユーザーに救いの手を!


CHANPON3をDOS/Vで試す         ページ先頭↑

 どうにかUSB2.0を使えるようにしたいと、先日ラトックのインタフェー
ス(REX−PCIU2)で失敗したDOS/Vで今度はCHANPON3を試
しました。このボードでまさかのPC−98でUSB2.0が使えるようになっ
たので、もしかしてDOS/Vでも上手くできるのではないかと期待しつつ。
しかし、残念ながら結果はラトックとまったく同じでした。

P.S.CHANPON3に足りない点があったのでDOS/Vで動けば
    PC−98での使用は取り止めても良いと考えて。


ラトックをPC−98で試す             ページ先頭↑

 それでPC−98からCHANPON3を外したついでに、今度はPC−98
でラトックによるUSB2.0化を試してみました。何とこれも成功しました。
やはり仕様の古いDOS/V側に原因があったようです。このDOS/Vは
Win95発売間際のものなので、恐らくPnP BIOSが今日の事態に対応
できないからだと思います。それからUSB2.0ボードはどれもPC−98対
応とは書いてありませんが、CHANPON3もラトックも動いたことから、大抵
のUSB2.0ボードはPC−98でも使えるものと推測されます。


UIDE−DVMをDOS/Vで試す         ページ先頭↑

 DOS/Vの最後の望みを試す時が来ました。このDOS/VでもIDEを
UIDE化できればもう少し何とか使い続けることができます。これまで
I・O DATAのUIDE−66やメルコのIFC−AT100を試しました
が駄目でした。(「2001/10/16 8Gの壁に再挑戦し、得た結論」を参照)それ
でもう製造中止になっているI・O DATAのUIDE−DVMなら仕様が古
いので、もしかしたらこのDOS/Vで動くのではないかと、これに最後の望み
を掛けようと考えたのです。
 それでWebで「UIDE-DV」をキーにして検索して見ました。関連記事が沢山
見つかり、その中で中古パソコンショップの商品一覧にあるという記事があった
ので見に行きましたが、一覧には載っていませんでした。恐らくWeb検索は
過去の履歴から引っ張り出して来たのだと思います。それで購入することは一応
不可能となりました。それでも諦め切れずに検索を続けたところ、一般のホーム
ページに「UIDE−98とUIDE−DVはハードウェアはまったく同じもの
でBIOSが違うだけだ。またUIDE−98とUIDE−98Mもハードウェ
アは恐らく同じものだ」という記事を見付けました。そこで思い付いたのが、
PC−98で使っているUIDE−98MのBIOSをUIDE−DVM用の
BIOSに書き換えることでUIDE−DVMに替えて、これをDOS/Vに
持って行って試そうということでした。
 しかし、結果はUIDE−66などの場合とまったく同じでした。つまり、ス
ロットに刺した直後のブートでは正常起動するが、リブートするとBIOSによ
るデバイススキャンの画面でストールしてしまうのです。条件を変え何度も何度
も試しましたが駄目でした。(I-O DATAのマニュアルにAMD K6-V/400MHzのアク
セラレータを使っているとBIOSの書き替えでストールするなどの記述があっ
たので、CPUを標準搭載のPentium 120MHzに戻してのテストも行なって見まし
たが、結果はまったく同じでした)
 これにより最終的な結論を得ることができました。DOS/Vは買い替えるよ
りない、という結論を。

P.S.UIDE−98Mを外したPC−98には今度はUIDE−66を装着
    しました。UIDE−98MのBIOSに戻すのは簡単ですがUIDE
    −66はPC−98、DOS/V両対応なのでそのまま付けられるので。
    速くはならないのですが。


2002/03/05 (火) 曇り                ページ先頭↑

USB2.0化に挑戦

 USBも2.0にバージョンアップされ便利さにスピードもプラスされました。
これならば性能的にも十分だし、またIDEやSCSIの代わりに使えます。
そういう思いがあったので先日購入したMOはUltraSCSI&USB2.0
対応のドライブにしたわけです。
 ところが私のマシン(PC−98とDOS/V)は5、6年前の古いものなの
でUSB2.0はおろかUSB1.0/1.1さえ付いていません。こうUSB
化が進むとUSBインタフェースなしでは新しい周辺機器が買い難くなるし、ま
た買ってもコストや性能や将来性等の面で不利益になります。
 そこで先日、USB2.0インタフェースの導入に挑戦しました。「挑戦」と
言ったのは導入してもマシンの仕様が古いので動くとは限らないからです。損を
覚悟の上での購入でした。
 まずはDOS/Vの方です。各サードパーティから安価なUSB2.0インタ
フェースが発売されていましたが、私のマシンの仕様に適合する、唯一PCI
2.0以上という表記のあったラトックシステムのREX−PCIU2に決めま
した。組み込みはマニュアル通りに進み上手くできたかに見えましたが、残念な
がらインタフェースはレディになりませんでした。結果はどのOSでも同じでし
た。何度も色々試し、メーカーのサポートに相談しても駄目だったので諦めざる
を得ませんでした。
 次はPC−98の方です。まず、PC−98であるXa13/K12には導入
以前の障害がありました。PCIスロットに空きがないのです。スロット数は
DOS/Vと同じ2なのですが、UltraIDEインタフェースを使っていて
これにUltraSCSIインタフェースも使っていてどちらも止められないの
で空きがないのです。普通ならUSB2.0は諦めるところですが、世の中には
気の利いたものがあるもので、「玄人志向」という会社というかグループから、
CHANPON3−PCIというUltra2SCSI+USB2.0+SOU
ND CARDが一緒になったインタフェースがありました。ホームページ(
http://kuroutoshikou.com)で仕様を確認したところ、SCSI部はAT互換機
用のBIOSしか搭載していないのですが、あるユーザーが開発した9821用
のBIOSがダウンロードできるようになっていたので、その場でダウンロード
しました。これしかないと思い、ちょっと値が張りましたが前述のDOS/V用
を買いに行った時に一緒に買いました。説明書は一切ありませんでしたが、ドラ
イバCD−ROMもちゃんと付いていて、組み込みに挑戦したところ一度で上手
く組み込めました。最初にWin98SE、続いてWin2000と正常に組み
込めました。DOS/Vでは今回もまた苦いを思いをしましたが、まさかのPC
−98については見事にUltraSCSIとUSB2.0が両方使用できるよ
うになりました。


USB2.0を2.3GB−MOで試用したら      ページ先頭↑

 やはりUSB2.0は速いですね。一番違いが分ったのは640MB−MOに
ノートンユーティリティのディスクドクターのクラスタスキャンを掛けた時でし
た。UltraSCSI+SCSI2対応MOドライブで同じことをやると遅く
て大抵席を立っていましたが、USB2.0では見る見る塗り潰しが進み見てる
間に終わってしまいましたから。まあ、これはドライブが速いせいもありますが、
USB2.0が最大限ドライブの速さを引き出したからだと思います。
 DOS/Vの方はまた元のUSB1.0に戻しましたが、MOドライブについ
ては普段はUltraSCSIで使おうと思っています。

P.S.この間自力で修理したPC−98用のMOドライブが時々トラブルを起
    こし、もしもの場合に前回購入したDOS/V用の2.3GB−MOを
    すぐに流用できる体制を整えて置きたかったのです。


これからはイメージスキャナーもUSBで         ページ先頭↑

 私のイメージスキャナーは古いものなのでSCSIインタフェースしか搭載し
ていませんが、USB2.0−SCSI変換アダプタを購入したので、これから
はUSBで使おうと思っています。PC−98のUltraSCSIにこれまで
イメージスキャナー〜MOドライブ〜ハードディスクというように長々とディー
ジーチェーンして使って来ましたが、SCSIはコネクターが外れ易く、またケ
ーブルが長くなったり、HDDを最後端に繋げないと動作が不安定になる等のト
ラブルが発生するので、本当はSCSIは好きではありませんでした。イメージ
スキャナーをSCSIから切り離せば2mもケーブルが短くなるのでトラブルか
ら逃れられます。
 この変換アダプタはSCSIの特長であるホストアタプタの機能もあるので、
複数のSCSI機器をディージーチェーンして使うこともできます。SCSI機
器をUSB機器として使ったり、あるいはディージーチェーンして使ったり、場
面場面で色々な使い方ができるので便利になります。

P.S.というわけでDOS/Vは連敗になりました。UltraATA/66
    も動かなかったし、UltraATA/100も動かなかったし、そし
    て今回はUSB2.0も動かなかったし。CPUもこれ以上アップグレ
    ードてきないし、メモリも高価で後32Kの128Kまでしか増設でき
    ないし、LANも10BASE−Tより上には行けないし、お金ばかり
    掛かって何も良くならないので欲求不満が溜ります。早くスッキリして
    肝心なことに集中したいものです。



2002/02/26 (火) 曇り                 ページ先頭↑

DOS/V用に2.3GB MOを購入

 DOS/V用の640MB MOが故障してしまったので、買い替えをすべく
機種の検討をしていましたが、これを早くやらないとDOS/Vでは何も事が進
められないので、昨日購入に踏み切りました。そこらの量販店では品揃えが少な
く、秋葉原の各有名店へ言っても品揃えが足りないので、今回初めてソフマップ
有楽町店で購入しました。
 機種を決めるに当たっての必要最低条件はSCSIインタフェースの搭載とい
うことでした。何故かと言えば、トラブルが起こりWindows環境が壊れて
いる状態ではUSBやIEEE1394は使用できずリストアーできないからで
す。だからこれはバックアップ媒体の必須条件なのです。その他に「より速く」
「より大容量の」「より安い」等の一般的条件と「最新仕様の」というバックア
ップソフトの作者としての特別な条件も加えて決めました。MOはそう滅多に買
うものではないし、また最新型と旧型との価格の差は僅かなものであるし、また
ローンで買うので月当たりの返済額にすると更に僅かな差なので、最新型の
Ultra SCSI&USB2.0対応の2.3GBのドライブを購入しまし
た。具体的には次の機種です。

ロジテック LMO−2300SU2

取りあえずはUltra SCSIで使用し、将来DOS/Vを買い替えてUSB
2.0が使えるようになったら、バックアップについてはより速いUSB2.0
で使おうかと考えています。


MOでもFAT32フォーマットが使える        ページ先頭↑

 長年古いMOドライブを使い続けて来たので知りませんでしたが、ドライブに
同梱されていたフォーマットユーティリティに「FAT32]というチェックボ
ックスがあったので、試しにONにしてフォーマットして見たらFAT32でフ
ォーマットできるではないですか。従来のフォーマットだとクラスタサイズが
640MBで16384バイト、1.3GBで32768バイトなので、フォー
マットをFAT32に変更すれば収容効率が相当良くなるはずです。それから
2.3GBメディアは容量が2GB超なので最初からFAT32で使うことにな
ります。


2.3GBメディアの値段               ページ先頭↑

 せっかく大容量MOドライブを買ったので1.3GBと2.3GBのメディア
を1枚づつ買って来ました。1.3GBが1779円(税抜き)であるのに対し
て2.3GBは2279円なので2.3GBの方がかなり割安です。2.3GB
は容量と言いコストと言い強力なメディアになりそうです。

P.S.でも、1.3GBは内周部での転送速度の低下を防ぐため回転数を3段
    階に変化させるZCLVモードで動くので、MPEG2データを直接取
    り込めるというから、2.3GBにただ負けているわけではないようで。


DOS/Vは買い替えるならデスクトップ型       ページ先頭↑

 今のところDOS/Vを買い替えるなら自作のデスクトップ型にしたいと考え
ています。タワー型だと置き場所に困るからです。ただし、デスクトップ型でも
フルサイズのATXマザーボードが搭載できるものにしようと考えています。要
するに省スペースと拡張性を両立させたいからです。そしてできればUSB2.0
をオンボード搭載しているものにしたいと思っています。PCIスロットについて
は4つあれば良いかなと考えています。値段は7万円位までで済むのではないかと
思います。


2002/02/19 (火) 快晴                ページ先頭↑

DOS/Vは取りあえずUltra SCSIでスピードアップ

 また、2001/10/16 「8Gの壁に再挑戦し、得た結論」以前の構成に戻すこと
になりましたが、先日、EZ−Driveを使用して標準IDEインタフェース
に接続していた30GBの内蔵HDDをメルコのUltra SCSIインタフ
ェースであるIFC−USP−M2に接続するよう変更しました。Ultra
SCSIの転送速度は20MBpsなので現在のレベルではそう速くないのです
が、PIOからDMAバスマスター転送への変更なので、どうにか我慢できるレ
ベルまでパフォーマンスを改善することができました。
 そもそも標準IDEインタフェース+EZ−Driveに変更したのは8GB
超の領域に対してもノートンユーティリティの使用を可能にするためだったので
元に戻すのでは理屈に合いませんが、これについてはこういうことです。ノート
ンユーティリティの中でもWinDoctorの機能が非常に重要で、これによ
りWindows環境をいつもチェックし正常な状態に保って来たわけですが、
8GB超の領域にあるパーティションにインストールしているOSに対してはこ
れが使えないということが致命的な問題でした。そこで今回は基本パーティショ
ン3つを8GB未満の領域に収まるようにサイズ調整し、ここにWin9Xの
OS2つとWinXPの1つを置くようにしたのです。8GB超の領域にある複
数の論理パーティションの内の3つにはWin2000やWinXPをインスト
ールしていますが、私の持っているバージョンのノートンユーティリティは
WinMeまでのWin9X/OSのチェック機能しかないので、致命的問題に
はならないというわけです。またノートンユーティリティはWinDoctor
以外にDiskDoctorやSpeedDiskも重要ですが、これについて
はWindows付属のSCANDISKやDEFRAGでも代用できるし、ま
た使えないのが論理パーティションに対してだけなのでよしとしました。
 まあ、本体買い替えまでの繋ぎの対策になりますが、取りあえずこれでDOS
/Vの開発環境は改善されました。


しかし、移行作業で大トラブル発生         ページ先頭↑

 標準IDE+EZ−DriveからUltra SCSIへの移行作業はハー
ドディスクのフォーマットの必要もなく、ただEZ−Driveのアンインスト
ールとIDEコネクターの繋ぎ替えだけで上手くできるかに見えましたが、トラ
ブルがまた新たなトラブルを生み大変な事態に発展してしまいました。
 一つはアンインストールしたはずのEZ−DriveがUltra SCSI
に差し替えた後のある時点から復活し異常動作が起こり、これを直すため1つ目
のパーティションをフォーマットし、バックアップMOからリストアーしたので
すが、それでも直らず、混乱しながら色々やっている内に全てのパーティション
の切り直しをやって見ようということになり、それから全ドライブをバックアッ
プMOから復旧させる作業をする羽目になりました。ところがMOの調子が悪く
なり、メディアを入れてもレディーにならなくなってしまいました。MOレンズ
クリーナーを掛けても駄目でPC−98用のMOと同じ故障の症状だったので、
同じようにドライブを分解して修理(クリーニング)を試みました。ところが
故障は直るどころか、却って酷くなってしまいました。
 後で分ったのですが、EZ−Driveはアンインストールしたものが復活し
たのではなく、アンインストールの手順を間違えていたのでした。正しくは最初
EZ−DriveをDesableに変更し、それからアンインストールしなけ
ればならなかったのです。つまり最初からアンインストールできてしなかったの
です。
 それで仕方がないのでPC−98用のMOをスカジー換太(SCSI切換器)
を使ってDOS/Vと共用することを思い付きました。それで使い易くするため
ついでにパソコンラックの大模様替えも行ないました。使い易くというのはDOS
/V機の拡張スロットや内部コネクターの差し替えをする場合に、一々パソコン
ラックを手前に移動させ、DOS/V機を最上段から天板の上に移してそれから
・・・という手間を省くことが主目的でした。模様替え自体は成功し、思うよう
になりましたが、SCSI機器の切り換えにはとんだ落とし穴が待っていました。
最初切り換えの都合でディージーチェーンの最後端に繋いであったHDDをMO
の前に接続したのですが、これが原因で動作が不安定になり、マシンの強制的な
リブートや電源断を行なわなければならない場面が何度もありました。それでや
はりHDDはディージーチェーンの最後端に接続しなければ駄目だということが
分かり、そのように繋ぎ替えました。ところがそれでも異常動作は直りませんで
した。SCSI切換器を入れたのでケーブル長の合計がSCSIの規格を超えて
しまったからです。イメージスキャナー〜SCSI切換器〜MO〜HDDと繋が
り、場所の都合でどうしても1mの長さのSCSIケーブルを2本使わなければ
ならないことが大きく影響しているからでした。MOドライブの共用は諦めざる
を得ませんでした。それで元のようにPC−98だけに繋げるよう戻しました。
ところがこの後PC−98を使い始めたら動作がおかしいので、DiskDoc
torを掛けたら「このドライブは設定が間違っているのでチェックを続行でき
ない」という意味のエラーが出てしまいました。それで仕方なくSCANDIS
Kで修復を試みましたが、余りに大量のエラーが検出され修復仕切れませんでし
た。2つのドライブがこういう状態になっていました。仕方なくフォーマットし
てバックアップMOから復旧させました。幸いこまめにバックアップを取ってい
たので、損害を受けたファイルは一つもありませんでした。
 そんなわけで遅いDOS/V機を改善する取り組みはトラブルがまた新たなト
ラブルを生み、悪戦苦闘の大変な日々を呼び込む結果となってしまいました。

P.S.壊れたMOドライブはもう4年半も使って来たものですが、
    そんなわけで近々Ultra SCSI対応のMOドライブの購入を考
    えています。できれば最新仕様の2.3GB(今はまだ発売されていない)
    の物を買おうと考えています。


2002/02/03 (日) 雨                 ページ先頭↑

USB2.0搭載マシンは秋頃から

 今のUSB1.1は最高12Mbpsまでしか出ないので、ハードディスクや
その他のストレージには遅くて使えません。そこで480Mbpsまで出る
USB2.0が待たれるわけです。前回のP.S.で「どうせ買うならUSB
2.0対応のものにしたいものです。OSのサポート時期の関係で夏頃になるよ
うですが・・・」と言いましたが、これはOSのサポート時期からではなく、
インテルのチップセットの発売時期から来ているようです。(前回は店員が言っ
たことをそのまま言っただけなので)現在でも一部の高級機には搭載されている
ようですが、これはNECのUSB2.0コントローラを使ったものだというこ
とです。本格的に普及するのは秋以降ということになります。PCIスロットに
空きがあるなら、サードパーティー製のインタフェースが安く売られているので、
それまで待たず早く導入してもそれ程損にはなりませんね。


マシンをアップグレードしたい理由           ページ先頭↑

 私がマシンをアップグレードしたい理由は、勿論OSの肥大化によるパフォー
マンス低下を補うためですが、最低次の2点を改善したいからです。

1.IDEインタフェースの高速化

   標準搭載のEIDEが8GB超に対応しておらず、またPIOのため極端
  にディスクアクセスが遅い。また、PCIスロットの仕様が1.0と古いた
  め、DMA/66やDMA/100に対応するオプションボードも使えない。

2.メモリの拡張

   メモリが現在のレベルでは最低256MBは欲しいところ、最大128M
  Bまでしか拡張できない。

私のマシンは1995年冬モデルなのですが、もう1年新しいマシンならPCI
1.1になっていて、これらのオプションボードが使えたのです。だから、一時
中古マシンの購入も考えたのですが、古いマシンはメモリが高価なのでメリット
にならないことが分かり止めました。その上CPUもアップグレードしなければ
ならないとなると、もう新品を買った方が安くなってしまいます。更に新品なら
IEEE1394等の新インタフェースも標準装備しているし、大容量ディスク
も標準搭載しているし、比較にならない程の差になってしまいます。だから買い
替えるより選択肢がなくなったのです。


2002/01/26 (土) 晴れのち曇りのち・・・雪?      ページ先頭↑

BCOPY 2002がベクターでも公開

 やっとBCOPY 2002がベクターでも公開されました。ただし、シェア
レジからのレジストは月曜日からになります。それまではVer.7の作品番号
でも登録を受け付けますので、お急ぎの方はどうぞ。


DOS/Vは自作にするかメーカー製にするか         ページ先頭↑

 以前にも言いましたが、DOS/V機は今のマシンでは色々な面で限界が来て
いるので近い将来買い替えたいと思っています。
 先日、近くのパソコンショップへ見に行ったら、ベアボーンが安く売られてい
ました。198のものはCeleron1.2GHzまで搭載できるもので、フロッピーや
CD−ROMドライブやUSBも付いていて、内蔵HDDは今のマシンのものを
流用すれば、後はCPUとメモリさえ買えばでき上がります。CPUとメモリで
2万円で買えるので、合計4万円で揃ってしまいます。メモリも1GBまで拡張
できるのでこれで十分なものです。
 もう一つのベアボーンは値段が298で、Pentium4まで搭載できるもので、
DVD/CD−RW/CD−ROMのコンボドライブが搭載されているものでし
た。メモリが512MBまでというのがちょっと残念ですが、デザインはしゃれ
ていました。CPUはPentium4になると3〜5万円になるので、総額は7万円
から9万円位になります。
 自作機はメーカー製パソコンのようにディスプレイやその他の余計な付属品を
買わないで済むので安くて済み、また自分で自由に拡張できるというメリットが
あります。しかし、アプリケーションソフトまで含めると必ずしも自作機が安い
とは言えなくなります。ケース・バイ・ケースでどちらが良いか考えれば良いと
思います。今、使っている液晶ディスプレイが故障し掛かっているので、近々、
修理に出すか買い替えなければならなくなっています。そうなるとメーカー製パ
ソコンの方が安くなるケースが多くなるかも知れません。少し古い機種は16万
円位で液晶ディスプレイ付きのものがあったりしますから。オフィスなどのソフ
トも単品で買うと物凄く高いし、さてさてどうするか。

P.S.どうせ買うならUSB2.0対応のものにしたいものです。
    OSのサポート時期の関係で夏頃になるようですが・・・


2002/01/17 (木) 曇り時々?雨             ページ先頭↑

私のパソコンを紹介します(改訂版)

 「2001/07/09 私のパソコンを紹介します」の後、いくつかマシン構成の変更
があったので、改訂版を掲載しておきます 。

 私は今から15年半以上前から自宅にパソコンを持っているので、今でもPC
98を愛用しています。96年1月にはDOS/V機も購入し、現在も開発用に
使っています。それから2000年秋には兄が使っていたノートパソコンを貰っ
たので、現役のパソコンは合計3台になりました。

◆PC98の所有履歴

初代  PC-9801UV2 ----------- 売ってしまったので今はありません
2代目 PC-9801ES2/U2 -------- まだありますが、使っていません。
3代目 PC-9821Ap2/U2 -------- まだありますが、使っていません。
4代目 PC-9821V200MZ -------- 本当はこれがメインマシンなのですが故障中
5代目 PC-9821Xa13/K12 ------ 本当はこれは代替えマシンなのですが、現在
                 はこれがメインマシンです。(中古品を安く
                 買ったものです)

◆PC98のマシン構成(開発と実用)

本体        :PC−9821Xa13/K12(Pentium 133MHz)
CPUアクセラレータ:I・O DATAのAMD−K6V/400MHz
メモリ       :標準16MBを80MBに拡張
HDD       :標準IDEインタフェースにメルコの3GB
          :UIDE−98Mにロジテックの10GB(5400rpm)
ストレージ等    :メルコのUltra SCSIインタフェースに
          :メルコの8GB−HDDと640MB−MOと
          :EPSONのイメージスキャナーGT−7000を接続
LAN       :CONTEC C−NET(98)(10BASE-T)
プリンター     :キャノン BJC−455J
モデム       :外付けでメルコのIGM−B56KS
サウンドボード   :キュービジョンWave Star(86互換+MPU-401)
MIDI      :Wave Star経由でローランドSC−55ST
モニター      :シャープ LL−T152A(15インチ液晶)
使用OS      :Win98SE/Win2000

◆DOS/V機−1のマシン構成(開発専用)

本体        :富士通のFMV−DESKPOWER SX
          :FMV−5120D5(Pentium 120MHz)
CPUアクセラレータ:I・O DATAのAMD−K6V/400MHz
メモリ       :標準16MBを96MBに拡張
HDD       :標準IDEにロジテックの30GB(7200rmp)
          :(EZ−Driveを使って8GB超に対応)
ストレージ等    :標準IDEインタフェースに内蔵CD−ROMと
          :メルコのIFC−USP−M2に富士通パーソナルの
          :640MB MO SMB−640D2/M2
LAN       :ISAバスにプラネックスコミュニケーションズの
          :ENW−2401P−T(10BASE−T)
モデム       :メルコのIGM−B56KSを98と共用
モニター      :シャープ LL−T152Aを98と共用
その他周辺機器   :メルコのUCI−P2(USBインタフェース)に
           ノバックのCatch TV
使用OS      :Win95/98SE/Me/2000/XP(Pro)

◆DOS/V機−2のマシン構成(予備用)

本体        :NECのLavieU LU40L/22A(ノート)
          :(モバイルAMD−K6−2/400MHz)
メモリ       :標準64MBを192MBに拡張
HDD       :標準搭載の6GB(UIDE−33)
ストレージ等    :I・O DATAのCBSCU(Ultra SCSI)に
          :SMB−640D2/M2をDOS/V機−1と共用
          :(システムサコムのスカジー換太で切換)
LAN       :USB接続でメルコのLUA2−TX
          :(10BASE−T)
モデム       :内蔵の56Kbpsモデム
モニター      :12.1インチTFT(SVGA)
その他周辺機器   :USB接続のワイヤレスマウス
使用OS      :Win98SE

P.S.不満としてはDOS/V機−1がWinXPで使うには遅いこと。
    メモリを96MB→128MBに拡張可能ですが、古いメモリのため
    高価なのでまだ踏み切っていません。もう少し我慢をしていつか本体を
    買い替えたいと思っています。


2002/01/16 (水) 曇り

MO故障で2.3Gへの買い替えも考えましたが・・・   
ページ先頭↑

 メインマシンであるPC−98(Xa13/K12)に接続している640M
BのMOドライブですが、12月のある日からメディアを入れてもアクセスラン
プを黄色に点滅させていつまで経ってもレディーにならなくなりました。MOレ
ンズクリーナーを何度も掛けましたが駄目でした。以前に一度修理したことがあ
り、その時は保証期間内だったのでドライブ交換により無償で修理することがで
きましたが、今回はもう購入してから3年半も経つのでそうは行きません。買い
替えた方が安い可能性が高いと考え、買い替えも検討していました。何せ今の私
はバックアップソフトを作るのが仕事なので、バックアップ媒体が故障では仕事
になりませんから。それでどうせ買い替えるなら最新仕様の2.3GB対応のも
のにしようかなどと検討していました。しかし、今はそのようなことをしている
状況にはないので、取りあえずDOS/V機に接続しているもう1台の640M
BのMOドライブをネットワーク経由で使いどうにか済ませて来ました。しかし
10BASE−TのLANなので倍以上処理時間が掛かりますし、一々2台のパ
ソコンの電源を入れなければならなかったり、メディアの自動排出機能が使えな
かったり、かなり不便です。
 それで仕事が一段落した今月13日、再度修理に挑戦しました。まずはもう一
度MOレンズクリーナーを掛け、駄目なことを確認してからです。前述したよう
に修理に出せば買い替えたのと同じかそれ以上の費用が掛かる可能性があるので、
ならば壊れても良いから自分で修理しようと考えたのです。最初は分解せずにメ
ディアの挿入口から掃除機でホコリを吸い取って見ました。しかし直りませんで
した。それで仕方がありません。ドライバーを使って次々にネジを外してドライ
ブのメカが見えるようになるところまで分解して行きました。しかし分解は一筋
縄では行きませんでした。見えるネジを全て外しても分解できない部分がありま
した。仕方がないので薄いアルミ板が変形してしまうことを覚悟でエイヤで思い
切り引っ張って剥がしました。しかし、それでも一カ所だけ外れない部分がある
ので、その部分を残して他の部分だけ曲げて持ち上げてどうにかメカが見えるよ
うにしました。モーターが回らないとか、メディアの挿入や排出ができないとか
メカそのものの故障ではないように思えたので、多分ホコリが原因だろうと考え
ていました。掃除機に細いノズルを付けて、こじ開けたアルミ板のすき間から入
れてメカの隅々までノズルをはわせてホコリを吸い取りました。1箇所長さ2〜
3Cm位の繊維が絡まり、何度ノズルを近付けても取れないホコリがありました
が、何度もノズルを擦り付けてどうにか除去しました。アルミ筐体の外側からも
ホコリを吸引させました。何度も何度も念には念を入れて。
 もう、できる範囲のことは全て行なったので動作試験はせずにまたドライブを
組み立てました。アルミ板の変形は残りましたが、初めて分解したメカはどうに
か元通りになりました。それから動作試験を行ないました。まずはSCSIケー
ブは接続せずに単体での試験です。MOメディアを挿入するとどうでしょう。ド
ライブはブルブルブルとまるでスポーツカーのエンジンが掛かったかのように
振動し動き出したので、もしかしてドライブを壊したのではないかと一瞬ドキっ
としましたが、次には勢い良く「チャチャチャチャチャ」といういつもの音がし
てレディアになったので、思わず「やった」と言ってしまいました。
 その後SCSIケーブルでパソコン本体に接続しWin98SEからテストし
ましたが、見事に直っていました。以前より動作音が大きくなったようです。以
前にメーカー修理に出した時もそうでした。多分、ホコリの抵抗がなくなったの
でメカの動きが良くなったからです。
 マウスに続きこのMO問題についてもハッピーエンドとなりました。(^_^;)

P.S.本当に助かりました。MOはホコリに注意!


2002/01/10 (木) 快晴

Win98SEがWin9Xシリーズの最高峰       
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PC−98(Xa13/K12)のWin98は快調です。
普段はPC−98がメインマシンなので
Xa13/K12+AMD−K6−V/400+メモリ80MBのマシンに
Win98SEのOS環境で使っています。
良くWin9Xはすぐに落ちるから駄目だと言われますが、
ノートンユーティリティのWin Doctorでチェックして
いつもエラーのない状態を保っているため、まったくそのような
トラブルはなく快適に使えています。
私が愛用するDOSソフトを動かすなら
何と言ってもWin9X、中でもWin98SEが最高です。
Win98SEがWin9Xシリーズの最高峰なのです。
その後継のWinMeというのがありますが、
これは起動を速くするために16ビットDOSを外したので
DOSモードが使えなくなり、互換性の観点からデメリットが出ました。
それから日本の数百万人以上のPC−98ユーザーの存在を無視して
PC−98をサポート対象外にしたことも大きなサービス低下となり
最高峰とは言えなくなりました。
それからWinMeにはシステム復旧機能が加わったことで
逆に使い難くなった面があります。
勝手に"_RESTORE"ディレクトリが生成されユーザーがいじれないよう
プロテクトが掛けられているからです。
機械に弱い一般ユーザーには良い面もあるかも知れませんが、
DOS2からパソコンをやっている人間には
「OSは余計なことをするな」と言いたいところです。


止まらないXPの自動再生            ページ先頭↑

このような傾向はWin2000→WinXPへのアップグレードでも
起こっています。余計なものが勝手に動いてしまうという使い難さです。
MOのメディアを交換する度にMOの全ディレクトリをサーチし、
エクスプローラが起動されてしまいます。
インストールによってはエクスプローラの起動だけは止められますが、
MOの全ディレクトリ・サーチだけは止められません。
「何もしない」に設定を変えても止まりません。
MOドライブにメディアを挿入するという時というのは
大抵はバックアップを行なう時なので、
勝手にエクスプローラが起動され
エクスプローラのウィンドウがアクティブになってしまうと
その度にマウスのクリック等でバックアップソフトのウィンドウをアクティブ
にしてからでないと、確認入力・実行ができないので面倒です。
バックアップは幾枚ものメディアにまたがるので
メディア交換の度に自動再生に邪魔され非常に面倒な思いをしています。


マウスはハッピーエンド               ページ先頭↑

マウス(PC−98用もDOS/V用も)の動きが悪く
マウスカーソルが思うところへ素早く動かず
長年じれったい思いをしながら使って来ました。
調子が悪いとアルコール液を付けた布や綿棒で
マウスのゴムボールを良く掃除して来たのにです。
それで最近になりマウスの買い替えも検討していました。
最近のマウスは光学式で動きがスムーズでトラブルが起こり難くなっていたり、
ホイールが付いていて使い易いようなので
買い替えてマウスのイライラを解消させようと思っていました。
しかし、貧乏ソフトウェア作家にはこれとて易々とはできず、
我慢生活が続いていました。
それで買い替えるにしてももう一度掃除に挑戦してからにしようと思っていました
それで昨年の暮れ頃でしたかまた掃除に挑戦しました。
例により、まずマウスの裏側の蓋を開けて
ゴムボールの掃除をしてから試して見ましたが、やはり駄目でした。
それでゴムボールが収まるスペースの更に奥の方を覗き込みました。
するとどうでしょう。
プラスチック製のX軸方向の動きを司るローラーと
Y軸方向の動きを司るローラーがあり、
ローラーの表面に長年の誇りが巻き付きコチコチに固まって
こびり付いているではないですか。
もしかしてこれが原因ではないかと直感しました。
楊枝の先でローラーを回しながらそれらの付着物を全て取り除きました。
そうしたらどうでしょう。
マウスは見違える程動きが良くなりました。
そうです。これだったのです。
機械式のマウスだって整備しながら使えば
こんなに快適に使えるのです。
マウス問題についてはハッピーエンドとなりました。(^_^;)

P.S.本当に助かりました。マウスは永久に使えるのです。


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著作権情報
最終更新日 : 2002/12/17.