東京オリンピック自転車ロードレース鉄塔追跡
 
   東京オリンピックが開催されました。
   オリンピックを色々テレビやインターネットでライブ中継していましたが、一番の注目は自転車ロードレースでした。
   理由としては鉄塔撮影に通った道をロードレースで使用する為、レースを観戦しながら鉄塔を含む沿線の様子を見たかったからです。
   オリンピックのコースは 男子レース距離234km/獲得標高4865m、女子レース距離137km/獲得標高2692mの過酷なもので、
   男子レースは最後に三国峠の激坂(勾配18%)があり後半の勝負所となりました。

   最初は流しながら見るつもりでしたがロードレースの観戦に夢中になり、結局男子女子とも全部見てしまいました。
   ライブ中継に夢中になった理由としてはカメラワークが素晴らしく、選手がせめぎ合う様子が臨場感にあふれ、
   空撮によるスピード感、自然を織り交ぜて日本の良い風景を映し出されていました。
   欧州には中継されていると思われる為、ツールドフランス等を撮影しているスタッフが企画し撮影したと思います。
   バイクのカメラマンは外国人でした。
   レース観戦はインターネットでしたが現地で見てみたかったな・・・ 一瞬で通過するけど・・・凄い迫力だった思います。


   感動の記録として東京オリンピック自転車ロードレースの記録を鉄塔サイトの視点で作成する事にしました。
   以前撮影した画像とストリートビューのリンクを混在させて公開します。(ストリートビューはリンク切れがあるかもしれません)


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   競技コース(道志村作成)
   
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   たぶん一番最初映ったのは車返線/JR武蔵境八王子線だと思う。
     ストリートビュー(府中市多磨町)

   リアルレース開始後は是政橋を渡った先の大丸線が映ったと思う。
     ストリートビュー(稲城市大丸)

   次に稲城市の住宅地を周り、桜ヶ丘線の下部が映ったと思われる。
    
    


    桜ヶ丘線の原型鉄塔は宅地に隠れ映っていないと思われる 映っていれば57号
    

    
    桜ヶ丘線はこの鉄塔が映っていたと思う。
     ストリートビュー(多摩市連光寺)

    東京西線は交差付近では映っていなかったと思われるが遠くから小さく映っていた。
     ストリートビュー(多摩市麻生区永山)

    只見幹線はこの鉄塔が映ったかもしれない。
     ストリートビュー(多摩市麻生区永山)

    南大沢付近都道158号線では空撮にて長沼線が映っていた。
     ストリートビュー(八王子市南大沢)
  
    神奈川県に入り最初に目立った鉄塔は都留線。
    空撮にて小倉橋や圏央道付近が映っていた。  画像は圏央道建設時
    
    

  
    選手が渡った旧小倉橋 ここから本格的な登坂が始まる。
    


    長竹川尻線にて都留線の原型鉄塔が映った。
    
    ストリートビュー(相模原市緑区根小屋)
  

    宮ヶ瀬線一瞬映った 映った鉄塔はストリートビューでリンクする。(白飛びして見えにくい)
    
    ストリートビュー(相模原市緑区青山)


    道志みちから見える新多摩線。
    ストリートビュー(相模原市緑区青野原)

    道志みちではなんといっても佐久間東幹線。
    最初に青野原付近で交差する原型鉄塔。
    ストリートビュー(相模原市緑区青野原)

    山梨県道志村に入り空撮にて310号が映っていた。  紅白になる前の画像
    


    山伏峠の西群馬幹線は映っていなかったと思う。
    ストリートビュー(道志村白井平)

    天竜南線も映った記憶が無いが付近の鉄塔を掲載する。 146号
    


    山中湖の湖畔にて見える富士山 追跡での空撮が行われた。
    

 
    篭坂峠を越え、下り道に見える絶景 佐久間東幹線と田代幹線が見える 空撮もあった。
    


    須走を過ぎるとヘアピンカーブ付近で佐久間東幹線と須走線が空撮にて映った。
    下り坂でかなりスピードが出ていた。
    


   男子はその後、御殿場経由で富士山二合目に向かう。

   田代幹線218号付近を通るが映っていなかったと思う。

   南富士エバーグリーンラインから見える佐久間幹線233号。
   


   その後富士スピードウェイを通り、明神峠〜三国峠の激坂を登る。

   佐久間東幹線新富士分岐線。
   


   激坂の途中 選手の正面に見える鉄塔 西群馬幹線 たぶん270号。
   この鉄塔は1980年代後期 この激坂を登り鉄塔部材を運んだ 天竜南線の原型鉄塔(西群馬幹線併架前)は道沿いに建っていた。
   



   激坂の為、昔のオートマチック車はローでしか登れなかった。
   少し走っただけで鉄塔より高い位置になる 登りは壁 下りは崖に見える。
   
   ストリートビュー(勾配18%)

   激坂を登る動画
   TOKYO2020男子ロードレース【最高のパフォーマンス激坂 明神峠】熱い走りでドーナツ区間が大興奮(YouTube)


   


   三国峠を越え、下り坂に見える絶景 富士山、山中湖を一望できる。
   通過時点は天気があまり良くなく、薄暗くなっていた。
   


   三国峠を越えにてトップが絞られ、山中湖朝日丘で男子金メダルになった選手が抜け出た。
   ストリートビュー(山中湖村平野)

   富士スピードウェイでは田代幹線の色々な鉄塔が映っていた。特に夕焼けに映る鉄塔が大変きれいだった。
   表彰台のバックにも田代幹線の鉄塔が映っていた。
   

   ストリートビュー(富士スピードウェイ)

   レースが終了しライブ中継の終了まで富士スピードウェイを空撮し、富士山や愛鷹山などが映し出された。
   下の様な映像だった。
   

   

   今後、同じ場所で大規模な自転車ロードレースは開催されないと思われるが、
   開催されたら三国峠か須走あたりで観戦したい。
   


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