昔なつかしの風景
 


   鉄塔が違うとこうも風景が変わるものなのか・・・・
   改め感動・感激をしてしまった
   送電線・鉄塔が興味のある方ならご存知かもしれませんが、
   このスタイルの鉄塔は桂川電力の谷村線とまったく一緒で
   しかも現役の鉄塔です。

   たぶんこの風景は約90年間、ほぼ変わらなかった事でしょう。
   また、廃線になった谷村線、建て替えられた酒匂川・内山・安土線も、
   この様な光景が見られたのかと想像してしまいます。


   

   径間が約100メートルと短いです。
   大正時代の鉄塔としてはこれが標準です


   

   二等辺三角形の形をした矩形鉄塔
   お洒落な鉄塔


   

  電線路は山間地(急峻)を通過する為に、平地の鉄塔は数少ない
  視界も開けている事から、良い撮影が出来る

  相模湖ピクニックランド付近の背の高い谷村線鉄塔は
  現役時代こんな感じだったのか??


   

   懸垂碍子を装着した軽角度鉄塔
   懸垂碍子付き鉄塔はこの電線路でも数少なく、
   最近まで存在していた安土線も1基しか無かった為に、
   貴重なものになっている。
   但し、この鉄塔に到達するには命がけです。


 
   この電線路は会社の自家用であり、工場で使用される殆どの電力を
   まかなっている

   この電線路もとうとう更新される事になり、数年前より建て替えが開始されました。
   (建て替え後はごく普通の標準鉄塔)
   既に100基の鉄塔の内30基は除却され、新しい鉄塔に更新されています。
   (径間が短い為に一気に10基ぐらいの除却になってしまう)
   この工事は今後も進められる為に、予定外としてここを訪れる事になりました。

   電線路の撮影は原型鉄塔についてほぼ網羅出来ています。
   近々特集を組みたいと考えています。


   尚、保安上、会社名や電線路名は開示していません
   ご了承ください



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