現役の可撓鉄塔
この鉄塔は基礎が2脚しかなく、平面のスタイルをしています。
一般的な四角鉄塔を見慣れているせいか、
これで本当に大丈夫なのかと心配してしまうほど弱々しい鉄塔です。
昔は材料代の軽減、運搬や組み立ての容易さ等、
経済的な理由で、数多く建設された様です。
現在では強度・塔高の低さ・老朽化により姿を消してしまいましたが、
奇跡的に現役で活躍している鉄塔が有り、
今回訪れる事になりました。
まさに平面鉄塔
碍子はLP碍子が取り付けられている。
独特な5角形の形である
補助材は前後2重になっており、強度アップさせている
尚、この鉄塔には支線が無い
主柱材、斜材のアップ画像
基礎部分
山間地の為に左右の脚に若干の高低差あり
どう見ても愛嬌のある鉄塔だ
可撓鉄塔はもうこの1基しか無いのか・・・・
また探してみたいものである
可撓鉄塔の詳細は 長島氏の大戸川新草津線(可撓(かとう)鉄塔)
記述されています。