「フランス製 デヴィルマフラー」
このマフラーは、個人売買にて購入。
ZZRのマフラー交換は、ラジエター及びオイルクーラーを外す必要があります。
このためとても面倒です。私の場合缶コーヒー片手にゆっくりと作業して
2時間位かかるでしょうか。
◆ マフラーの他に準備する物は、冷却水、マフラー用のガスケット、
アンチシーズ、潤滑剤(CRC等)
まず左右のアンダーカウルを外します。次にラジエター内の冷却水を全部抜きます。 | ラジエターとオイルクーラーの中間のボルト2本をはずします。 |
ラジエター上部、ホーンのステーと友締めしてあるボルトを、左右2本取り外す。 | ホースバンドを緩めラジエターホースを外すとラジエターが外れます。これでオイルクーラーも外せる、オイルクラーはそのまま宙ぶらりんにさせておきます。 |
これでラジエターが外せました。次にサイレンサーを外します。左右二箇所中間部のボルト一個所でサイレンサーが外せる。 右側のサイレンサーから外していきます。左側は分配部分からサイレンサーまで一体構造になっているため、外す時にちょっと重いです。始めに各ボルトを緩めておき分配部のフランジからさきに外すと良いと思います。 |
新しいマフラーの取り付けの時に、ガスケットを新品に換えます。 価格は700円 |
新しいマフラーは中間部で2分割の構造。先に分配部分を取り付ける、この時フランジを入れるのですがこれが結構面倒、まず先に二箇所仮止めし、隙間からフフランジを滑らすように入れていく、左右二箇所づつ作業する。 | 本締めの際取り付けネジ部を熱カジリ防止する為アンチシーズを塗布する。 |
マフラー分配部が取り付けられたら、バラシと逆の手順でオイルクーラー、ラジエターを取り付けていく。結構忘れるのがラジエターの冷却ファンコネクターである。必ず差し込む。 |
分配部の本締めが終わったらサイレンサー部分を取り付け、中間部の接続用バンドを六角レンチで軽く締めておく。本締めはクリアランスを取ってから最後にする。 | マフラーとオイルエレメント部が接触しないように調整しながら締め付けていく。 |
始めにクリアランスを取りながら中間部の取り付けボルトを本締めしていくほうが後でズレが出無くて良いと思う。 | 一通り組み付け本締めが終わったらエンジンを始動し、排気漏れや冷却水の漏れなど無いか確認するまぁ、エンジンの音を聞いたらみんな走り出したくなると思うので、近所を一周してくるのが良い。 |
最後にセンタースタンドストッパーを取り付ける。 このストッパーはニンジャ用だった為少し加工する必要があった。まず何処につくかと言うと、センタースタンドを止めているボルトで共締めして取り付けるようになっている、センスタのボルトを外す、径が合わない! ボルト14mmに対し穴は13mm!仕方ないのでステンレス鋼のドリルで穴を大きくする、それとストッパーの厚みが結構あるので締めきらないと思い、グラインダーで数ミリ削り落とし厚みを薄く仕上げる。急激に削ると強度が心配。・・・やっぱり!強度不足のため、後日手作りでセンタースタンドストッパーを作る事になる。 |
加工後さび防止の為缶スプレイで塗装する。 | 塗装が乾いたら取り付け、当たる場所などが無いか確認する。念入りに! |
液漏れ等確認後カウルの取り付け 同じように取り付けると、マフラーとカウルのクリアランスが狭い為カウルステーとカウルの間にスペーサーとして12mmのナットをかまして締め付けた。 |
入れないときより幾分クリアランスが大きく取れたので熱による影響も受けずに済むだろう、あまり狭いとカウルが解けてしまうので注意。 |
取り付け完了! 音はと言うと、少し高めのトーンのような気が・・・ 下品なただうるさいだけの爆音とは全く違う! 何というか走り出すととても小気味良く、しなやかに下から上まで吹け上がり メチャクチャ満足しています。 是非おすすめの一品! |