台湾から見た海外2001年8月9更新

 華人(或いは台湾人)の視点で見た外国はとても興味深い。自分にはなかった、新しい視点を獲得できる。三毛のページでも紹介したが、私は彼女の作品を通して、スペインやカナリア諸島、中南米に興味を持った。

 書店では上海投資ものや「北京大学へ行こう!」と言った大陸沿海部への進出を煽る本がたくさん目に付きます。2001年1月よりも増えた感じがします。このマスコミの「大陸ブーム」と、自由時報の社説、友人の反応は非常に興味深いものがあります。大陸ブームに自分も乗っかろうと考える知人、台湾の産業の転換を図るべしと主張する友人等反応は様々です。今まで「流行りモノは取り敢えず目を通す」原則で本を集めてきたのですが、前回購入した上海モノに結局全く目を通していないので、今回はたぶん買わないと思います。熱狂的なHA日族と「銭進中国」が同居する台湾の現状をどう捉えるべきなのか、資料を探してまとめたいと思います。

中国大陸  日本

中国大陸

 林照眞『最後的達頼喇(口麻)』(時報出版社、2000年)
 日記にも書いたが、台湾人がチベットや内モンゴルをどう見ているのか。少数民族をどのように理解しているのか、とっても気になる。本書を読めばその答えがわかるかもしれない。

 陳彬『四季報投資系列 移民上海』(2000年10月、商訊文化)
 7月20日の朝日新聞にも出ていましたが、今台湾では上海投資ブームです。この本は、台湾朋友(20代、女性)の一人が、「上海に行って一旗上げてやる~」と言っていたのを思い出し、購入しました。台湾人から見た大陸を理解することは重要だと思います。日本にいては分からない、台湾と大陸の「距離感」を理解したいと思っています。・・・しかし実際には、理屈が無いと読めない本は「積ん読」状態に陥ってしまいます。


日本
 ガイド試験の受験勉強に役立った本を紹介します。

 日本交通公社著 呂青華訳『日本知性之旅2 文化探訪』(1992年、台湾東販)
 日本交通公社著 呂青華訳『日本知性之旅5 京都風情』(1992年、台湾東販)
 日鉄ヒューマンデベロプメント著 致良日語工作室 編訳『日本を語る 細説日本』(1995年、致良出版社)
 石川播磨重工・広報部編『日語中的関鍵語』(1995年、漢思有限公司)




戻る
トップへ