バイク教習5日目(2月13日)

毎度のこと、基本的な動作はある程度やってきました。
今日はそれらの練習と、あんまり練習していなかったことの練習がメインになってきます。
あと、方向指示器の練習も始まりました。

教習1段階8回目

ヘルメット・軍手・ゼッケンを身につけ、バイクに向かい、自動車教習コースをぐるぐる回り、
二輪車教習コースへ入っていき、さらに二輪車教習コースもぐるぐる回っていきました。
ここで珍しく教官が微速走行をやりました。
1速に入れて半クラッチなどを使って超微速で進んでいきます。
はっきり言ってすごく難しいです・・・。バイクは速度が遅いほど不安定になるのでかなり緊張します。
私も時々足をつくことがありました。そんな微速で行くくらいならバイク押せよと思ってしまいます^^;

最初の練習走行が終わったら、いつもの様にコースを周回します。
別に難しいことはありません。いつものように回っています。
けど、よくよく教官から「スラロームは体を倒さずに体は真っ直ぐのまま、バイクだけを倒すように曲がって」
というようなことを言われました。
とりあえず、気をつけてなるべく倒さないようにしたつもりでしたが、後でもう一回説明を受けることになりました。
口で言われてもやっぱり自分がどうおかしいのかはっきりとはわかりません。
ただ、教官の言っていることは正しそうで、教官の走りを見る限り私の動作とはまるで別物です。
いや、そもそも普通の動作のどれをとっても教官の走りは上手なので、どこをどう比較すればいいのやら^^;
そこで、教官の後ろに二人乗りしてスラロームを走ってもらうことになりました。

・・・・・・・・・

死ぬかと思いました。w
が、しかし。教官と同じように体を固定し、バイクの傾きを目で見ても腰で感じ取ってみても、
かなりバイクを倒しています。それと同時にアクセルを
「ブイィン・・・ブイィン・・・ブイィン・・・」と一定の間隔であおっています。
正直、振り落とされそうな気さえしていたのですが、しっかりとこらえて教官の走りを記憶しました。
そうか、こんな感じなのか・・・と、自分の走りがいかにダメダメだったかに気づき、ガックリ来ました。
が、バイクを傾ける感覚を記憶したので、今度はこれを実践しなければ意味がありません。
スラロームでアクセルをブンブン吹かしたことはなかったのですが、ここぞとばかりにバイクを傾け、
アクセルをタイミング良く吹かしてみることにしました。
最初は・・・まだまだ怖くてうまくいっていないみたいです。
アクセルのタイミング、視線の向き、バイクの倒し具合・・・
気を取り直してもう一度スラロームです。
教官:「バイクはどれだけ倒しても倒れないから、思いっきり倒してごらん」
何とも心強いのか、よけいに怖いのかわからないアドバイスをもらい、
とりあえず今まで以上に傾けることにしました。
すると!倒してもまた起きあがってくる感触が何となくわかってくるじゃありませんか!
あとは視線を遠くに向けてガンガン倒すことに集中し、タイミング良くアクセルを使ってスラロームの練習をしました。
おかげで教官からOKサインが出ました。

あとは方向指示器の練習でした。
なんて事無い方向指示器ですが、自動車学校では意外と難しいのです。
というのも、自動車学校の敷地は狭く、さらに至る所にS字やクランクの出入り口があり、
法律上決まっている「曲がる30m手前で指示器を点灯させる」というのを実現するのが非常に困難です。
カーブを曲がり終わったら指示器をつけて加速→変速→走行→減速→変速→S字やクランクの入り口に入る。
という、およそ30mの間にこれだけのことをしなければなりません。
公道だったら指示器→減速→変速→曲がる・・・これくらいでいいはずなんですけどね。
狭いので加速減速をポンポンやらないといけません。実に厄介です。
ですが、時々ミスをすることもありましたが、おおかた大丈夫のようです。

といった具合で時間になり、次の時間で良ければ1段階が終了することになります。
「まだまだ未熟なもんだな・・・」そう思いながら、次の教習を待つことにしました。

教習1段階9回目

なんだかんだ言って1段階の最短修了時限に到達しました。
これでうまくいけば1段階修了です。
気合いを入れて練習に励むことにしました。

やはりスラロームをしっかり練習し、いつも通りコースを回って練習を続けます。
まだまだできていない点はちょこちょこ存在し、その辺を指摘されながら練習を続けます。

今回一番難しかったのはUターンですね。
というのも、普通にカーブを曲がるだけだったら楽なんですが、Uターンの場合は微速で方向転換します。
1速のまま半クラッチを使うなどして速度を遅くし、曲がろうとします。
が、どうもバランスを崩したり、うまく曲がれずコースアウトしたりしました。
教官が言うには視線は遠くに・・・だそうです。いつも視線を注意されてしまいます^^;
基本は向かう方向の遠くを見ることです。やはり足下に近い方に注意がいってしまい、なかなか遠くを見れません。
あとはどれだけ倒すことに対する恐怖に勝てるかがポイントだそうです。
とはいっても、やはりまだまだうまくいきませんでした。

細かい間違いを指摘され、それを直すことを繰り返しだんだんと上達はしているものの、
まだまだだなぁ・・・と思うことばっかりです。

やっとの事でスラロームができるようになり、Uターンはまだ微妙、方向指示器もスムーズに出してるとは言えません。
が、おおかた形になってきました。

とりあえず教官に一通りの運転を見てもらって、何とかOKがでました。
それはつまり、2段階にいけるって事です。
とりあえずほっとしました。^^;
時間が来たので車庫に向かうことにしました。
これで今日の教習は終了です。

補習がつかないかどうか心配していた9回目の教習でしたが、無事補習がつくことなく1段階を終えました。
しかし、余裕で1段階を突破したわけではないと自分では思っています。
まだまだ技術の甘い部分はかなり残っているわけで、2段階では交通ルールにのっとった運転が必要になります。
そうなると、今までは適当に走って良かった部分がある程度制限されてきます。
となると、よけいに高い技術力が要求されるわけで、難しくなるだろうな・・・と思うわけです。
何はともあれ、1段階が無事に終了したので、この調子で2段階もうまくいけたらなぁと思います。
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