バイク教習4日目(2月12日)

昨日までにほぼ基本的なことはやってきたので、今日もその練習をして、シミュレータにも乗ってみました。

教習1段階6回目

いつもの装備を身につけ、バイクに向かいウォーミングアップ。
自動車教習コースを一通り回って二輪車教習コースへ。

とりあえず、一通り回るところまでできてるので、後はその技術を向上させるのみです。
まだ理解してない点、ちょっと違うと思われる点を教官にチェックしてもらい、
いろいろと理解を深めたり、ポイントを聞いたりして練習しました。

今日はなんか嫌な予感がしてたんですが、的中しました・・・。
初めて転けましたw
クランクの入り口で速度を落として、半クラの状態で入ろうとしたら
速度が足りず、半クラと思っていたら半クラ手前だったようでうまく加速できずにそのまま転けましたw
教官が「急いでエンジン切って!」と叫びました。
転けた後、エンストでもしてるんだろうと思ったら普通にエンジンかかってるじゃありませんか!
急いでクラッチを握ってエンジンキーをオフにしました。
怖いことにバイクで転けてもエンストしないことがあるんですね。
これが下手に後輪が接地して暴走でもしようものなら大変ですね。
ハンドル右側に変な赤いスイッチがついてたはずですけど、アレがいわゆるキルスイッチってやつですかね?
なんかバイクのホームページとか見てると時々それっぽいのが書いてあるけど、
バイクが暴走しないためにつけられてるのかな?
今までキルスイッチとか見たことも使ったことも習ったこともなかったのでちょっと混乱してます。

転けてエンジンを切りましたが、やはり転けたからにはバイクを起こす必要があります。
特に何も指導は受けてませんが、自分の腰で押す感じで押せば起きあがりました。
こんな感じで良かったんだろうか・・・。

今日は微妙に不調で、何となくどんな動作もギクシャクしてたような気がしました。
なんて言うんでしょうかね?今まで習ったことを頭に浮かべながら操作してると
だんだん不安になってくるんですよね。
頭で考えてる内はまだまだ未熟なもので、一連の動作が考えたりせずにスムーズに出てこなければ
技術を身につけたことになりません。
頭で考えてるとこんがらがって、動作がスムーズじゃなくなったり、ちょっとしたミスでその後の流れが狂ってきたりします。
どちらかというと、今までより悪くなっていないだろうか・・・という不安から悪い緊張が生まれ、
そのせいでだめだったんじゃなかろうか・・・そんな気がします。

あとはとりあえず練習を続けて、時間が来たら教習を終わって車庫に戻っていきました。

やはり今回は転けたことが一番の印象に残りましたねぇ。
でも個人的に1回、転けたことで少し安心しました。
というのも、転けたらどうなるのか・・・という疑問が解消したのと、
転けたことない人が公道で転けるとパニックになるかもしれない・・・という不安があったからです。
何事も経験だ・・・そう思って今回の教習は良しとしましょうw

教習1段階7回目

今回はシミュレータをやりました。
コンピュータと実物大のバイクが接続されており、アクセルやブレーキ、ハンドル操作などが動作に影響します。
今回使用した機種は、ヘッドマウントディスプレイといういわゆるVRシステムに代表される
バーチャル眼鏡を着用して運転をするものです。
首を動かせばその通りに視点が動きます。
ただこのディスプレイ、中にレンズが入っているのですがうまく合わせないと前が全然見えず、
運転中もピントが合わずにかなり苦労しました。
さらにその上、このシミュレータはバイクを傾けても曲がってくれませんw
無理矢理ハンドルを切らないと曲がらないので何とも曲がりにくかったですね。
そして何よりレンズがあるせいで、目だけ下を向けて速度メーターを見ようとしてもぼやけてしまい、
結局首を下に向けないと速度計がよく見えませんでした。
さらにさらに、曲がるときは先の方を見ないといけないのですが、
曲がる感覚が違うのとタイヤの先を目線だけで見ることができず、かなり不自然な感じになってしまいました。

とりあえず乗りにくいシミュレータですが、内容に触れたいと思います。
まずはアスファルトの道路をおよそ40Km/hで走行し、時々カーブがやってきます。
先に説明したようにかなり曲がりにくいですが、何とか無理矢理曲がりました。
アクセルの感度が微妙なところで、速度を一定に保つのが相当困難でした。
しばらく走っていると、画面上に青い丸が現れ、赤になったら急ブレーキをかけるように指示されます。
赤になったので急ブレーキをかけてみましたが、勝手に転倒しましたw
シミュレータ:「転倒しました」
俺:「・・・」
ご丁寧に「転倒しました」とアナウンスしてくれますw
40Km/hで今のブレーキだと転倒するんだろうか?そんなことを頭に思い浮かべながら
エンジンをかけて進んでいると、路面の状況などが変わってきます。

砂利道・水たまり・鉄板などがあり、それぞれグリップ力やハンドルの感触が変わります。
ほぼすべての路面で、急ブレーキと急発進がありました。
アスファルトで転けたので、若干前ブレーキと後ろブレーキを調節して転けないように急制動してみました。
すると、「ずずずずず・・・・」とタイヤの滑る音がしてふらついてしまいます。
ほかの教習生と一緒にシミュレータの授業を受けていたので他人の運転は見ていたのですが、
みんな急ブレーキで転けていました。
もしかして俺はブレーキが弱すぎたのだろうか?そういう不安にかられそうになりました^^;

途中、大きな橋を渡るシーンがあり、ここでは強い横風を疑似体験することができました。
横風ぐらいは原付で走っていても受けることがあるのでわかってはいるんですけど、
ハンドル操作が難しいのでかなり運転が困難でした。

最後の方に鉄板路面というのがあるんですが、いわゆる工事現場の設定のようです。
中央線のある道路を走っている設定ですが、対向車線が工事中で1車線になっています。
自分の車線にマンホールが出てきたり、大きな鉄板が敷かれていたりします。
私の場合、最初にマンホールが出てきたところで避けようとしたら操作が難しく路肩に接触して失敗になり、
次はもう停車でした。
鉄板はあんまり練習になりませんでした・・・。_| ̄|○

最後は左に寄せて停車し、今回は終了です。

終わってみての感想は、「画面が見づらい」と「操作しづらい」の2点で、疑似体験した内容は
もはや「こんなシミュレータあり得ない!」で片づけてしまいそうでした。
どちらかというとその辺にあるカーレースゲームの方がよほど出来がいいんじゃなかろうかと思うくらいでした。
でも、一応危険な状況を疑似体験するという意味では重要な事なので、何となく記憶にとどめて
次回シミュレータに乗るときの練習ということで、今日の教習を終わりました。

今日の教習を振り返ると、やはりシミュレータとしてはお粗末だなぁと思いましたね。
教官もこれは「操作が難しい」とか「みんなに人気がない」などと言ってるくらいなので相当評判悪いんでしょうね・・・。
アクセルも素直に反応しないし、ブレーキですぐに転けるし、これ作った人の技術を疑いますよねぇ。
でもヘッドマウントディスプレイには驚きました。(見づらかったですけど)
自分の向いた方向が画面に映し出されるのはある意味感動でした。
教官が「気分が悪くなったら言ってね」みたいなことを言うのもうなずける気がしました。
これは3D酔いの比ではなく、バーチャル酔い(?)とでも言うんでしょうか?
3D酔いよりも酔いやすいように感じましたが、常日頃から3Dゲームと親しんできてる私にはへっちゃらでした。
まあ、なんだかんだ言って面白かったのかなw

そろそろ1段階も終わりになるので、気を引き締めて練習しようと思います。
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