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はりまのゆめ〜須磨浦山上遊園

日本です。光源氏も流されたという故郷 須磨ヘ征ってまいりました。去年の夏ですけど(笑)。
旗振山といふ山のやま登りをいたしました。山陽電車(兵庫県神戸市〜姫路を結ぶ私鉄。路線距離は阪神電鉄より長いです)の須磨寺駅下車、そこから30分ほどかけて山登り口へ行き、山登りまして、2駅先の須磨浦公園へ降りようという遠大な計画です。
※注:地元だと小学生の山登りコースです(笑)。

☆旗振山

(↑)きたっ! いきなり頂上!
そこまでの道のり(妙見山〜鉄拐山[てっかいさん]はキツいので迂回〜旗振山)は真夏の空がまぶしすぎて異邦人になりかけたので写真を撮る余裕がなかったらしいです。
旗振山。昔、伝令の旗を振ったところからの命名らしいです。昔はここの茶店で源平うどん(細い麺[平家らしい]と太い麺[源氏らしい]が入ってるうどん)を売ってたのですが、いまはどうなのかな。
※僕としては子供のころ父に連れられて登って、よくここでネクターかお汁粉を買ってもらった思ひ出が、あぁ忘れがたく候。

☆山上遊園

(↑)山陽電車直営の遊園地がっ! 休日はそれなりに地元民がきているのでしょうか、いまでも。
ぱっと見ると、限りなくパ〜ラダイスに近いように見えますが、いえいえ、実のところパ〜ラダイスです(笑)。

☆リフト

そして山の峰と峰を繋ぐリフトです。スキー場のリフトのような落下防止策なんてなくて、純粋に「座席」が移動している、昔ながらの剛毅なリフトです。大人でもちょっとスリルあります。距離もそこそこあり、楽しめますよん。平日だったので散歩に来た母子(子供が後方のリフトではしゃいでて「あばれたらアカン」と母親が絶叫してました)と、あと写真にたまたま写ってしまった(↑)ヒマそうな名も無き若人くらいしかいませんでした。のんびりできまする。

☆聖地

おおっ!
播磨の国と攝津の国の国境です!(↑)
空中から越境進軍! 二国をまたぎ山野を睥睨する。 まさに、漢のロマンなり!
幼少のころより我が心に刻まれたこのモニュメントがその後の性格形成に大きく寄与したことは言ふまでもないのであった(笑)。
心ある武士なら、皆々、よろしく参るべし。

☆リフトからの眺望


彼方には瀬戸内の風景が。(↑)
天気がよければ四国も見えます。。。と思ったら淡路島でした。ぎゃふん。

☆海釣り公園

これは展望台から眺めた風景です。(↑)
海釣り公園が見えます。
展望台は回ります。メロンソーダも売ってます。すげー(笑)。

☆カーレーター

須磨浦カーレーター。(↑)
カーレーターという乗り物は皆さんご存知で、乗り飽きたと言っても過言ではないかと思います。
これで下ってロープウェイ乗り場まで行きます。
※距離が短いので、小学生のころは歩いて下ってました。
なぜ小刻みに乗り物に乗せられるのか、なぜここまでロープウェイが直通していないのか。
。。。戦国だからです。まさに二の丸 三の丸の戦術! おそるべし山陽電車!
昔はこのあたりに「ドレミファ噴水パレス」という国宝級のパ〜ラダイスがありました。ライトアップされた噴水とミュージカルとファンファーレのショーだったような。
♪どーれーみーふぁ、どれみふぁー、ふんすいぱーれーすー。

☆乗りました

カーレーターです。(↑)まさにナナメに進む椅子!
ディズニーランドのホーンテッドマンションのライドの椅子が垂直45度に上下する、という様を想像してくださいませ。
痛快なり。。。たぶん。

☆ロープウェイから

そして山陽電車 三段パ〜ラダイスの陣、最後はロープウェイです。(↑)
ロープウェイ2機にはそれぞれ名前がついています。
「うみひこ」「やまひこ」(笑)
※これが僕のペンネームにも影響しているという説は、いわば衆目の一致するところ也っ!

☆急転直下


はい。降りたところが須磨浦公園です。山の上は須磨浦山上遊園です。
そしてすぐに海水浴場の砂浜に出ることができます。
とことこと歩いて、須磨駅を経ると海浜公園です。
さらにちょっと歩くと、須磨水族館に出ます。
漢ならばそこまでの行軍を徒歩にて完遂すべきでしょう。
僕は。。。あまりの懐かしさに我を忘れて市バスに乗っちゃいましたよー(笑)。

※夏山漢登山が良いですが、冬の耐寒観梅訓練もお勧めです。すげー寒いですよー。





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