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征途準備
〜ラスベガス遠征(その1)〜
11/22/2001(木曜日)〜11/25/2001(日曜日) は、THANKS GIVING DAY(感謝祭)の休暇です。
日本よりずっと祝日が少ないアメリカでは、このような連休は貴重なのです。
というわけで、出不精の僕も一大決心をしました。
グランドキャニオンへ征くぞっ!
さっそく、目星をつけていた 日通旅行のアメリカ西部大自然バスの旅4日間に電話ですっ!
……毎年やっているのですが、今年はあんなことがあったのでお客様が集まらなかったため、中止です。
ぬあにぃぃつ! あんなことがあったからバスの旅を選んだんじゃないですか、先生っ!
皆しゃん、チキンハートですかっ! 石井一久ですかっ!
東海岸ならともかく、西海岸でテロに遭う確率なんざ、日本で行政によって仕込まれたバグ付きの牛肉を食らわされるくらいものですよ。
仕方がないので隣町の H.I.S. へ行きました。
バスツアーは無かったので、ラスベガスまでは飛行機で行くことにしました。 ちっ。(←結構 飛行機がキライ)
※正確には、バスツアーはあります。 ただし中国の旅行者の中国語ガイド付きなら。 さすが大陸人民はパワフルです。 字幕がでればいいんですけどね。 とりあえずパス。
大体のツアーは最小催行人数が2名です。 僕は1名です。 残念ながら 1/6 ドールやクマのT.I.君は人数に入らないのですよ。
と、いうことは……誰かが申し込んでいるツアーにコバンザメするしかありませんっ!
僕、タイでも同じことやりました。
だいたい、2名で申し込むなんざ 新婚サン です。
……ふっ(遠い目)。
こっちのほうも昨年よりかなり申し込みが少ないらしくて、コバンザメするツアーもなかなか見つからなかったのですが、H.I.S.の人もいろいろ探してくれてようやく1つ発見。
バスで行くグランドキャニオン1日観光 フーバーダム経由
ま、いいでしょ。
飛行機も押さえたし、宿も3泊とったし、あとの日々はラスベガスでショーでも観てのんびりしましょう。
と、思っていたら……
アメリカン航空、墜落
原因はテロでは無いと政府は胸を張ってますが、
メカニカルな事故のほうがヤバイんじゃないですか、先生っ!
バグってるよー。 テロならば防げますが、バグは再発するものなんですよー、先生っ!
しかもデバグがまだ済んでないじゃないですかっ!
なんで他の飛行機の風圧で翼がポッキーするんですかっ!
というわけで、僕のチケットを確認しましょう。
……アメリカンウエスト(←航空会社名です) AIRBUS A320 JET
うーん、アメリカンウエスト と アメリカンエアライン ってどれだけ違うんだろー?
うーん、A320 と A300 ってどれだけ違うんだろー?
チキンハート作戦、発動!
飛行機、やめた。
払い戻し(refund)はできないので、$142.50 はドブに捨てるようなものですが、
自動車で征きますっ!
ルートはこれっ!(↓)
うっ! と、遠い……。
えっと、お家からロスまでは小一時間だから……。
(汗)(汗)(汗)
いったことのある人の話では5,6時間かかるそうです(笑)。
あ、別に無謀なわけではなくて、わりとポピュラーなコースだそうです。
……でも、普通は数人でわいわい騒ぎながら交替で運転しながらいくみたいですけど。
間に広がる大地に DESERT の文字が見えますね。
はい、もう砂漠です。
ラスベガスの手前でナナメに走る点々がありますが、これはカリフォルニア州とネバダ州の州境です。
で、ネバダ州に入ったとたんに、すっごいネオンがきらめく街が現れるそうです。 ネバダ州はギャンブルありですからね。
自動車でいった人は、みんな最初はそれがラスベガスと勘違いしてしまうそうです。
まるで堺正章の『西遊記』の最終回にでてきた偽天竺みたいで素敵ですね。
……大丈夫だよね。 道が一本ってとこが魅力だしね。 これなら絶対に道を間違えないしね。
……同じ距離を道まちがえて進んだらメキシコにいっちゃうけどね。
……大丈夫だよね。 明石家さんまの特番で浅田美代子が運転してたし、浅田美代子ができるなら僕にもできるよね。
※ヘリコプター画像から判断すると、時速75マイルくらいで他の車が走っているところを55-60マイルくらいのマイペースで運転して抜かれまくってました。 ちなみに番組では土の道路やロードランナーがでてましたが、あれは平行して走るわき道らしいです。
というわけで、妄想と一人カラオケだけで5時間もたせるのはツライので、カセットテープを買いにいきました。 カーCD付けてないんですよ。
※家にあるカセットといえば「公文式ドイツ語」だけですし。 こんなのカーステでかけたら事故の元です。 あ、リリーマルレーンが教材に入ってたなぁ。
ほっとんどカセットを売ってる店なんてありません。
売ってる店も品数は少ないので選択肢は少なかったです。
一番左はシンディ・ローパー。 本当はブルース・スプリングスティーンが欲しかったのですが、無かったので次善の策ということで。
真ん中は華原朋美「談情説愛」。 日本ショップにはカセット置いてなかったので、中国本屋でゲットしました。 唯一置いていた日本語のカセットでした。 小室哲哉とのツーショットのジャケットが痛いです。
※当てにしていた一番大きな中国本屋には全くカセットが無かったのであせりました。 徳珍先生の画集が なかぢ有紀 の画集の隣に置いてたので、買いそうになりつつ(←どちらを買いそうになったかは自分でもわからず)。
一番右は中国の若い女性歌手 徐懐ト。 けっこうイケル声と曲です。 ナナナナナナナーと Na で延々とメロディを口ずさむ Na Na Na という曲なんか、気に入ってます。 適当に掴んだわりには当たりでした。
よし、これで出師準備は完了なり。
征きますッ! 当日 下痢でもしない限りは(笑)。
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