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今日のガンダム放送(過去ログ)
キャリフォルニアベース日誌
〜初代ガンダム英語版拝見雑感〜

7/19〜7/22にかけて、COMIC CON INTERNATIONAL というイベントがサンジェゴのコンベンションセンターで開催されました。
その詳細はまた別途レポートするとしまして……どうです、アメコミ界の2大巨頭 DC Comics(スーパーマンとか) と Marvel Comics(スパイダーマンとか) に挟まれて雄雄しく大地に立つバンダイ様の勇姿は!
そうです。バンダイ様は今年はガンダムに賭けておられるのです(当たればゼータ,タブゼ,……と10年計画でアメリカオタクの心と財布の中身をキャッチできますしね)。
たとえ来年、この写真の幟が"ラブひな"になっていたとしても。。。(笑)

☆コミコン2001 ☆アメコミ対バンダイ

というわけで、7/23/2001から CARTOON NETWORK という全米展開しているケーブル局でついに初代ガンダムの英語版が放映開始されました。劇場版は翻訳ビデオがでていたのですが、TV版はこれが初めての放送だと思います。ついにアメリカオタクが"ククルスドアンの島" や "マ様のギャン"を知る日が来たのです!
放映枠はTOONAMI(トゥナーミ:津波か?)という、昔はセラムン, ドラゴンボールやガンダムWを放映していた枠です。バンダイ様枠ですね。今は平日の夕方2時間と深夜1時間に枠があって;
 5:00 初代ガンダム
 5:30 アウトロースター
 6:00 ドラゴンボールZ x2本
 00:00 08小隊
 00:30 アウトロースター (8/10/2001現在)
を放映しています。08小隊は最後までいったのですが、翌日はまた1話から放映を開始しました。アメリカのTV番組はこんな無限ループモード放映がよくあって、僕は一昨年、朝に放映されていたポケモンの同じ話を3回観てしまいました。英語があまりわからなくて知らず知らずに同じ話をみてしまう自分が情けなかったものです(笑)。


キャリフォルニアベース日誌 過去ログ
僕が使ってる辞書は学研のANCHOR。20年使ってます(お勧め)。単語の和訳はANCHORからの引用です。
英語はすべて聞き取りなので、間違っていたらごめんなさい。

8/30/2001
"A Wish of War Orphans"
「小さな防衛線」タイトルは意訳ですね。 Orphan(孤児)。
……ジャブローで階級授与のシーンがありましたので、今回は趣向を変えて英語版の階級を紹介します。
    ブライト中尉    :Lieutenant junior grade
    ミライ少尉      :Ensign [ensn](ンスン)です。
    セイラ軍曹      :Petty Officer ("Petty"はべディに近い音でした) 
           ※"petty"(ささいな,下級の) ちなみに会社で請求する交通費などの雑費は petty cash といいます。
    アムロ曹長      :Chief Petty Officer
    カイ,ハヤト伍長 :Corporal (コープル、と聞こえます)
    フラウ上等兵    :Private first class
……僕はあまり軍の階級について詳しくないのですが(←一般人よりは知ってますけど)、基本的に米海軍でところどころ陸軍混入というところでしょうか。
……そしてリュウが2階級特進です。 聞き取りは後半がやや不安ながら;
"Ryu Jose has been promoted two ranks for courage, beyond the call of duty." です。
……(リュウ・)ホセイはホセ・メンドーサのホセということで、南米スペイン語読み("J" はハ行音[H])になっています。 アルゼンチン系という設定にこちらではなってるようです。 ホント?
……ちょっとくらい使えるセリフも入れておきましょう。 カツレツキッカをやりすごしたアッガイのパイロットのセリフ。
"You almost give me a heart attck."
……「ひやひやさせるぜ」ってな感じでしょうか。 TRPGで使えそうですね?(笑)
……気になるアッガイのパイロット「赤鼻」氏の英語名は;
"アーカハーナ"でしたっ(笑)。
……明日から宇宙(そら)ですっ!
雑記:ハリーポッターのトレカの宣伝をCMで見ました。なんか綺麗で心惹かれたりして(笑)。 秋に映画(予告編を観た感じでは期待大)もあるのでさらに盛り上がりそうです。

8/29/2001
"Tragedy In Jaburo"
「ジャブローに散る!」発音は日本語と違ってジャぶーローで「ブー」が強いです。 南米で一番有名な地名なのでマスターしましょう(笑)。
……マッドアングラー艦内。 シャーがジャブロー基地発見の報を受けます。
  シャー "It looks like a spy is doing a bangup job."" bangup([俗]極上の)
……こいつは極上だぜっ、ミハルさん! ミハルさんのお陰でジャブロー戦役を満喫できるのです。
……身体検査のシーン(ミライとセイラのアンダーウェア)は検閲セーフだったようです(笑)。
……マチルダの婚約者ウッディ大尉と会うアムロ君。 ちょっとショックを受けています。 マチルダの戦死について自分を責めるアムロ君に、
  ウッディ "That's the most conceited thing I've ever heard. Knock it off!" (うぬぼれるんじゃない、アムロ君)conceited(うぬぼれの強い) Knock it off(やめろ!)
……名やられ役GMも登場。 ここのところ毎回 新モビルスーツが登場してます。 アメリカのオタクもチェックが大変でしょう。
……そして、アムロの前に赤いモビルスーツがっ!
  アムロ "A red mobile suite? It's not a Zaku, but……. Could red mobile suite mean …… It's Char, isn't it!?"
……その赤いズゴックに対して熱血ウッディ大尉が突撃します。 何回みても、無謀(笑)。
  ウッディ "Get out Zeons! Leave Jaburo!"
……Zeons(ジオンの奴ら)に対して、連邦の奴ら(連邦の犬っ!)は Feddys(フェディーズ)です。 これは使うとちょっとカッコイイです。 ガンダム基本単語なので暗記だよっ。
……ウッディはシャーズゴに "You must be joking." のセリフとともに撲殺されてしまいます。 合掌。よくあのミサイルが当たったな、というのは自作ゲーム設計時にファンファンの命中率を考える上で悩みの種なり(笑)。
雑記:遊戯王(Yu-Gi-Oh!)の9/15の放送開始に合わせて、HPもCMで宣伝しています。 YugiohKingOfGames.com(ユーギオーキングオブゲームズドットコム)って思いっきりなドメイン名ですけど(笑)。

8/28/2001
"Across the Atlantic Ocean"
「大西洋、血に染めて」英語版のタイトルはちょっと穏やかです。
……とにかく今日はミハル・ラトキエさんデーですが、ちょっとその前に……
冒頭、ガンダム(アムロ)とGアーマー(セイラ)がドッキング練習をしています。 モニターで2機が接近してドッキングするのを表示するシーンがあるのですが、ドッキングの瞬間に2機の光点の上に「×」が灯きます。 これ、オリジナルだと「○」じゃないかなとちょっと気になったりして。 (ア〜バイン解放戦線の「US版PS2」を参照、って宣伝[笑])
……ブライトの私室で、机に隠れていたミハルとカイ再会のシーンです。
  ミハル "Hello Kai."
  カイ "Don't scare me like that. Who are you?"
……角とかドアの影から突然あらわれた人にぶつかりそうになったとき "You scare me.(^^)" (びっくりしたなー) は日常でもよく使われます。
……しかし幸福は長くは続かず、ミハルは大西洋に舞ってしまいます。
  アムロ "Miharu was a stowaway." stowaway(密航者)
  フラウ "What? A Stowaway?"
  ブライト "So you knew her then."
  アムロ "No sir, I was walking down the hall and then I saw a young lady goint to the Kai's room. Then we were attacked so ……."
  カイ "(泣) Miharu …… she is gone ……"
  ミハル(心の語り) "Well Kai, I'm so glad I met you. Gil and Milly, there is no need to worry about them. They will live a lot better life than we did, because this war won't last long and there will be a much nicer world. Right, Kai? "
……(号泣) ミハルさん最高ですわ。
  雑記:Cartoon NetworkでカーボーイビバップのCMが昨日から流れはじめました。 放送が決定したようです。 開始は 9/2 PM10:00。 日曜日っスね。 CMで流れた映像が Session2"Stray Dog Strut" だったのがちと気がかり。 Session#1からちゃんと放送してくれるのか、それともTV大阪(放映時、僕は大阪に居ました)並の放送コードでSessionがチョイスされてしまうのか?

8/27/2001
"A Spy On Board"
「女スパイ潜入!」とにかくミハルの声優さんが見事に癒し系で素敵です。 とにかくミハルですっ!
……ま、とりあえず前回のつながりで、レビル将軍を囲んだ会議のシーンなどを。
  ブライト "All rise, crew salute!" (起立、敬礼!)
……おしまい。 フネを降りたカイ君とミハルの再開シーンにとっとと移りましょう(笑)。
  ミハル "Mr. Soldier, it's you again. Well Soldier, you look like you've been thrown of the warship."
  カイ "Ya, something like that."
  ミハル "Haven't got a place to stay? I have a room at my house."
  カイ "Hey, you mean there? So, what's the catch?"(わけありだな?)
  ミハル "No catch! I don't mind if it's only for a couple of days"(まさか!)
……カイ君、ミハルさんにキャッチされました(笑)。 うーん、羨ましいぞ。
……しかしミハルさんのおうちで、カイ君は手提げ籠に隠された銃を見てしまいます。
  カイ "This is …… really sad."(嫌だねぇ、ホント)←いい訳ですね。
……カイ君はミハルの弟妹(ジルとミリー)に「がんばれよ」の言葉を残して去って行くのです。 実にカッコいいです。
  ミハル "What did he say?"
  ミリー "He said, Best of Luck."
  ミハル "Best of Luck? ……Thanks Kai."
……そして涙、涙のミハルと弟妹との永遠の別れです。
  ミハル "Hey, when I am done, let's go some place where there is no war, just the three of us. You must be strong for me. I know that two of you will be." ←"be done"(完了する)
  ジル "……We'll be OK.(頬っぺたすりすりしながら)"
  ミリー "Miharu, you have the same nice smell just like mummy(頬っぺたすりすりしながら)"(姉ちゃん、母チャンの匂いがするんだね)
  ミハル "!……I'm sorry, I made you remember."(え…! 思い出させちゃったかね……)
……ええ話やぁ(号泣)!
雑記:KidsWB(ワーナーブラザーズ系の局[ロスでは5チャンネル]でやってる子供向けの枠)で土曜の朝7:00-8:00にやってる「ポケモン」と「カードキャプター」観ました。CCさくらはすでにエリオル君がでていて終盤です。 感想……だめっぽいです(泣)。 特徴である「はにゃ〜ん」というか「ほえ〜」という雰囲気が欠落しています。 各声優さんがすべて意思の強そうなしっかりした声で、大事なふわふわ感がありません。 奈久留さんも真面目な声してるしー。 つまり、大きなお友達[←男&女]のハートをつかむ大事な要素が欠落しちゃってると(笑)。 子供向けにはこれでオッケーなのでしょう(泣)。←さらに追跡を続けます。
あ、"Yu-Gi-Oh!" もこの土曜早朝枠らしいです。9/15から。どっちかの後番みたいです。


8/24/2001
"Char Returns"
「復活のシャア」水陸両用モビルスーツファンにはたまらない、大西洋シリーズの開幕です。
……まずはレビル将軍とWBクルーの会議のシーンから、実用的でかつ英語では馴染みがなさそうなやりとりを。
  ブライト "Salute!" (敬礼!)
  レビル将軍 "Good job, please be seated." (うむ)
  ブライト "You may be seated crew." (着席)
……ミハルの英語版の声は「垢抜けていない」「芯が強そう」「気さくなお姉さん」の3要素を備えていて、安心です。あとはキャラに慣れてくれればオッケーです。 でも慣れたころに散ってしまうのですね(笑)。
  ミハル "Mr Soldier, want you please buy something?" (ねぇ兵隊さん、何か買ってよ)
  カイ (ミハルの持っている籠を覗いて)"I …… Nothing in there worth buying."
  ミハル "It's all been locally made, and it's all delicious, too."
  カイ "You are pretty, though I don't know how pretty your life is." (苦労してるようだけど)
  ミハル (^o^) "Then buy something!" (じゃあ、何か買ってよ)
  カイ "Maybe some other time."
  ミハル (--#) "Cheapskate!" (ケチ!)
  ミハル (アムロに向かって)"Buy something?"
  アムロ "Ah, no."
  ミハル "(怒)"
……イカシてます、ミハル・ラトキエさんの登場シーン。 細かいところまで味がある初代ガンダムです。
明日(土曜日)は早起きすれば FOX でやってる CCさくら を観ることができるのですが……、起床できるか?(笑)。

8/23/2001
"The Battle Of Odessa"
「オデッサの激戦」オデッサ作戦発動です。 ここはまず、ナレーションに耳を傾けましょう。
  ナレーション "The Earth Federation has decided to launch its attack on the special mining base protected by M'Quve's troops. It is the start of Operation Odessa. General Revil has set all his forces against M'Quve."
……新旧兵器が混在した陸上戦、わくわくします。 片やマクベの陣営では、ガイアとオルテガが戦死したマッシュを悼んで弔砲を空に撃っています。
  ガイア "We are here to honor the spirit of Mash. (以下略[笑])" (←だーっ、聞き取りにくいっ![笑])
……皆さんもガンダムゲームで敵を撃破したときは、このくらいのセリフを吐いて相手の神経を逆撫で敬意を表してあげましょう。(笑)
  ナレーション "The Battle of Odessa has begun. Both M'Quve's and Revil's forces are headed streight for each other with their maximum resources. And Whitebase is no exception."
……2機のドムとガンキャノン、ガンタンクの戦闘は見ごたえがあります。
  ハヤト "If …… If only I could ……."
……ガンタンクはキャタピラをやられて撤退。 願望の仮定法"If only"がまた使われていますね。ハヤトは1年戦争中こればっか(笑)。
  ナレーション "The poorly guarded line where M'Quve troops are accounting on General Elran's betrayal, is the first to be broken. The two Dom mobile suites are unable to join the exhausted troops as the pilots are preoccupied with the battle against Gundam. So the front line lacks any resistance to stop the Federation forces."
……そしてジオンと内通していたエルラン中将がアムロ君の活躍で逮捕されたりします。寝返りを期待して手薄にしていた部分からマクベの戦線に穴が開きます。 危うし、マぁ様!
……水爆(thermonuclear missile)を用意しておられました。 さすがー。
  ナレーション "It is said, General Revil did not say a word. He simply waved his hand indicate the troops go to proceed."
……しかしレビル将軍はこれを黙殺。 無言で片手を振って進軍を下知します。 無言で、って……こんな上司がいたら実生活では非常に迷惑です(笑)。
  ガイア "Mash, Ortega, …… I'm sorry boys."
……すでにストーリーの本筋から見放されてしまったガイアとオルテガがあっさり散華(笑)。僕にとっては手ごわい敵でした……。
……しかしマぁ様が渾身の気合を込めて発射("Launch the missile!!")された水爆は、ガンダムの一本斬りによって阻止されてしまいます。……がっ!
  マ・クベ "The battle isn't the end of a war. So I'm not over reconcern about it. What I'm thinking about is the huge amount of mineral resources we've sent from our mines to Lady Kishiria. Zeon can fight on ten more years."(ジオンはあと10年は戦える)
……敗軍の将にして壷の音を愛でながらのこの暴言、実生活でも見習いたいものです。 確かに言ったもの勝ちってとこありますよね、この世は(笑)。
夜12時からの08小隊の放送は、昨日3回りめに突入しました。 もはや無限ループのようです。 それでも見続ける僕も僕ですけど(笑)。 (←英語吹替の出来が良いから。英語版アイナの声優さん萌えっ!)

8/22/2001
"Black Tri-Star"
「追撃!トリプル・ドム」英題は"Black Tri-Star(ブラック トライスターと発音)"、黒い三連星です。 なかなか格好いい訳です。
……まずはマチルダさんが乗艦して春爛漫のホワイトベースの風景。 カイ君が仕事をサボってマチルダさんの噂をしています。
  カイ "Matilda, she is my type. She is just so sophiscated and she is so nice too. I'd be the happiest man if I could get a girlfriend like Matilda."
……カイ殿に激しく同意!(笑) 願望を表す仮定法が使われていますね。 仮定法なんてテストでしか使わないと思ってました。(笑)
  マチルダ "Let's focus more on the Whitebase, unless on your love life."
  カイ "G …… Good morning, Lieutenant." (焦りながら[笑])
  マチルダ "Good luck finding a sophiscated girlfriend."
……そして、ガイア,マッシュ,オルテガの黒い三連星の登場です。
……がっ、こいつらなんか訛ってるくさいっ! ダミ声で野卑な感じです。 つまりはナイスキャスティングなのですがぁぁぁぁぁ、聞き取れませんっ!(爆)
……この時点で今晩は激戦になると覚悟を決めました(泣)。
  ガイア "Mash, Ortega, we gonna pull a Jet Stream Attack on that their mobile suite."(マッシュ、オルテガ、モビルスーツにジェットストリームアタックをかけるぞ)
  ガイア "He is quicker than I thought. Ready boys?"
  マッシュ,オルテガ "Yah." ←この時点で「いゃぁっプ」みたいな凄い発音。 泣きそう。
  アムロ "Is he, coming at me?!"
……この部分ですが、数年前にリリースされた映画、哀・戦士編(Soldiers in Sorrow)英語版では、
     ガイア「同時に仕掛けるぞっ!」
     アムロ「……ジェットストリームアタックで来るのか!?」
    ってな感じだった記憶があります。 何でアムロ君が技の名前を知っとーねん? ってつっこんだりして。(笑) TV版は原作に忠実な訳で安心安心。
  ガイア "I NO TRAMPBOARD!!" (俺を踏み台にしたーっ?!)
……"I am not a trampboard." だと思うのですが、こうとしか聞こえません。 踏み台の聞き取りも苦しかったのですが、発音からトランポリンの tramp + board(板) だと判断しました。
……戦果:聞き取りは三連星に惨敗。 オルテガに至っては何しゃべってるのかさっぱりわかりません。(泣) 僕はニュータイプには成れないようです。 修行しなおします。
……ラスト、ホワイトベースの艦橋でクルーたちが戦死したマチルダさんを悼みます。
  ブライト "To express our sorrow over, all of the crew members of Midia transport and Matilda squadron who've lost in the battle. All hands, salute!" salute(敬礼)
  セイラ "If only I were a better pilot. I'm so sorry, Miss Matilda."
  アムロ "Miss Matilda, Miss Matilda, Miss Matilda, Miss Matilda, Miss Matilda, Miss Matilda!!!!!(cry)" (マチルダさぁぁぁぁぁああああんっ!)
……ブライトさん大好き、しっかり発音してくれて聞き取りやすいから。 セイラさんのセリフにも注目。 ここでも仮定法が使われていますねっ。(笑)

8/21/2001
"Matilda's Rescue"
「マチルダ救出作戦」英題だとマチルダさんが助けるのか助けられるのかよくわかりませんが……本編もどっちともとれる話(ホワイトベースを支援する補給隊が救出される)なのでオッケーですね(笑)。
……まずはマチルダさんのミデア隊のコクピットでの会話から。
  操縦士 "There's a formation at eleven o'clock, Lieutenant Matilda."
  マチルダ "And we've almost reached our destination. Is it Zeon?"
  操縦士 "Yes."
  マチルダ "That's very strange indeed. This is a top secret mission so there aren't many federation officers know we are here."
……そしてピンチにも動じないマチルダさんの戦闘指揮が続きます。
  マチルダ "Maintain current combat formation! Prepare all anti-aircraft batteries! Let's send General Revil an SOS."
……「現状」の意味で "current" は日常よく使う単語です。"battery" は「電池」以外に「砲台」という意味があるのですね、知らなかった。 レビル将軍は「ジェネラルレベル」と聞こえるので、最初は「将軍クラスの人たち」と誤聴してました(笑)。SOSは[esoues]で母音で始まるので冠詞は"an"です。
……マチルダさんの登場でとたんに士気があがるホワイトベースのパイロットたち。 現代日本にマチルダさんが1000人いれば、GNPは1%は上がるでしょう。
……そして哀れなブライトさん(poor Brite)はベットでうなされつづけます。
  ブライト "No, Mirai no! This is no time to be reading that. …… You were right, Ryu. You did know what things handled cleverly. You were a great example to us. A person's value depends what the person has done. You were strong Ryu. Now I got to try to be strong."
……そしてリュウの幻影に力づけられて、ブライトさんは名艦長へと成長をとげるのです。
……あしたはついにトリプルドムですねっ!
雑記:今日からカレッジの夜学でESL(English as Second Language)クラスを受講開始。秋学期のスタートなのです。ESLってのは授業についていくための英語能力を身につけるための非ネイティブのためのクラスです。 留学経験のある方なら受けたことがあるのじゃないかな? 2時間半の授業はきっつー。 TOEICに似た事前テストで割り当てられたクラスのレベルがちと高いので、ワンランク下に落とそうかな。。。(←落されるかな、のほうが正しい[笑])

8/20/2001
"The Trap of M'Quve"
「マ・クベ包囲網を破れ」 マ・クベってこんなスペルなんですね。 もはやどれが苗字でどれが名前か僕にはわかりません(笑)。
僕にとっては印象が薄い話だったのですが、改めてみると見所が盛りだくさんです。 まずはブライトさんが過労(exhausting)でぶっ倒れてしまいます。
  サンマロ "No, right down Mr Brite."
  ブライト "Must go to the bridge ……."
  サンマロ "Not in your condition sir. Keep still."
  ブライト "I …… can …… I …… move ……… Ryu, Cover the both side of Guncannon! ……"
  サンマロ "Poor Brite."
……哀れ、ブライト。 "Keep still." "Poor Brite." なんて日常でも使えそうな表現ですね。
……そして、フラウはお風呂に入ります。 お風呂に入りますっ。 ……お風呂に入りますぅ……?

☆22話のフラウ1 ☆22話のフラウ2

……あ、あの、僕あまりよく覚えてないんですけど……、フラウとカツレツキッカって水着きて風呂に入ってましたか? 日本だとすぐにビデオレンタルに直行してチェックなのですが、こちらではそうはいきません。
……そこで文明の利器、インタネット google検索ですっ! キーワードは「フラウ 裸」でいいかな?
……あ、あの、山ほどひっかかってしまいました(爆)!
……結論:「妙にピチピチのフラウの水着姿も良い」良いです、うん。 夜中にデジカメでTV画像を撮っててちょっと虚しくなりました。でも、ちょっと興奮したりして(笑)。
……
……そして、ホワイトベースは M'様の罠にかかって、メガ粒子砲で左舷をぶち抜かれます。 メガ粒子砲は "Mega particle cannon"と言ってます。 ちなみにミノフスキー粒子は "Minovski particle" です。
……ちょっと最後に真面目なことを言ってフォローしてみたりして。
……いまから、セイラさんの半舷休息が心配ですなっ!

8/17/2001
"Sorrow and Hatred"
「激闘は憎しみ深く」 ハモンさんの特攻とランバ隊の散華です。 ランバ編はええ話が多いので楽しくヒアリングができました。 ちなみにマゼラアタックは「マジェラアタック」と発音します。
  ハモン "If that boy gets in the way of this important mission, my dear, please protect me."
……「あなた、守ってくださいましね」はこんな英語でした。 ハモンさんの声優さんも役に慣れて来たようです。 今日で死んじゃうけど(笑)。
  アムロ "Are you Miss Hamon?"
  ハモン "Nice kid, I really admit it I liked you."
……「坊や」は"kid" ですね。 「ハモンさん」は Ms ではなく Miss のように聞こえました。 ランバラルとの関係(内縁の妻でしたっけ?)を考えると、どっちか判断つきかねます(笑)。
……そしてリュウもヴァルハラへと征ってしまいました。 木馬のクルーが泣き崩れる中、ひそかにセイラが扇動しています。
  セイラ "Mr Brite please, we just can keep on, we have to defeat our enemy the Zeons, and find the end at this war."
  アムロ "That's right, that's it. We have no choice but keep going on!(cry)"
……ここらあたりがサイキックアムロ(*1)を止める最後の機会だったのではないでしょうか?
  (*1)まだニュータイプという言葉はでてきませんが、ブライトとマチルダさんの間で「エスパー?」という会話が交わされています。 英語版では psychic が使われています。

8/16/2001
"Hand-to-Hand Combat"
"Hand-to-Hand"は「白兵戦」。アニメによくでる(日常ではめったに使われない)重要単語のひとつですので、覚えておきましょう(笑)。
  ランバ "Your …… Your Highness? I …… Oh yes, look at you. I'm sure you are. There is no doubt in my mind. You are Artesia all right? How did you end up here? Do you remember me at all? My name is Ranba Ral. the son of Zinba Ral. He served on your father when Zeon Daikun was a leader."
……すさまじく長いセリフです。 初代ガンダムは長いセリフがたくさんあります。声優さんも大変です。聞き取っている僕も大変です(笑)。
  セイラ "Well if I am Artesia why are you pointing a gun at me?" (アルテイシアと知ってなぜ銃を向けるか)
……名セリフですね。 初代ガンダムはだいたいセリフを覚えている(でしょ?)ので、聞き取りは比較的 楽です。あくまで「比較的」です。 実際は悪戦苦闘なり(笑)。
  ランバ "In a middle of a fight, Ranba Ral forgot a fight."(ランバラル、戦いの中で戦いを忘れた)
……暗記しましょう。 渋いです、ランバラル!
……アメリカのオタクも今日の「死闘、ホワイトベース」は驚いたのじゃないかな?(映画版はすでにでてますけど) 艦内でひたすら白兵戦なんて、かなり異色で魅せる話です。
……「ビバップ」みたいに血がどばどば流れてたら夕方5時からの放送はおそらくアウトでしたね(笑)。
……ランバラルの青いドム見たかったですね。マクベの意地悪ぅ(笑)。
……町おこしをするなら、名探偵コナンの像よりランバラルの像を立てたほうが巡礼が増えそうな気がするのですが、どうでしょ?

8/15/2001
"Ramba Ral's Attack"
グフとガンダムの真剣勝負あり、そして砂漠でのアムロとランバ隊との邂逅ありと、見所の多い「ランバ・ラル特攻」です。 英語タイトルは KAMIKAZE じゃなかったですね(笑)。
  ランバ "He is a bit young for you, isn't it my dear?"
  ハモン "Yes, perhaps."
……アムロ君、いきなりハモンさんに気に入られてしまいます。 あやかりたい。
  アムロ "I don't know how to say ma'am. I do appreciate your generosity, but I just can't accept."
  ハモン "No?"
  アムロ "I'm not a charity case, and there is no reason why you should buy me anything at all."
  ランバ "(laught) Well, kid's got you there. He is pretty sharp."
  ハモン "It's no big deal. I have simply taken a liking to you, that's all. Isn't that reason enough? "
……take a liking to you なんて、一回は酒場で言ってみたいセリフです。 二十歳まえくらいのおとなしめ女の娘に(←オヤジ的希望として)。
  ランバ "Very impressive. But remember you couldn't have won this battle for your own strength. Don't forget that is all out of your mobile suite's ability, nothing more."
……ランバ・ラル、負けてなお意気盛んです。 ウォーゲーマーの見地からも、言ってることは正しい。
  アムロ "It's true. I know it. I'm the best pilot around here for, for Gundam. It's true I AM the Best!"
……アムロ君の言ってることも正しい(笑)。 要するに、アムロ君&ガンダムは相手プレイヤー泣かせの凶悪コンビということですね。

8/14/2001
"Zeon's Secret Mine"
邦題「灼熱のアッザム・リーダー」とはかなり違うタイトルです。
では、脱走したアムロ君 フラウが追っかけてきてくれたのに拗ねてますのシーンから。
  アムロ "Isn't this what everyone is worried about, their moble suite?"
  フラウ "No, that's not it. They forgive you if you go back to the ship, Amuro."
  アムロ "For what! What is the after forgive me for?"
(中略)
  フラウ "So you are running away again. The truth is you are not sure selfish, you are afraid no one will approve you are the pilot. And that's why you can't come back to Whitebase."
  アムロ "Nobody knows how I feel about things"
  フラウ "Amuro ……"
そして強気のセリフを連発します。
  アムロ "I can handle this alone." (マクベの鉱山に単独攻撃を仕掛けたときのセリフ)
  アムロ "I did it, I did it! I destroyed the base over myself and save the Federationf from using whole its forces." (鉱山を破壊しつくした後に)
それにしてもガンダム カタすぎ。1ユニットにここまで好き放題されたらジオンプレイヤーは腹がたつでしょう。 アッザムはもう少しで金星だったんですけどねぇ(笑)。

8/13/2001
"Amuro Deserts"
動詞desert(脱走する)と名詞desert(砂漠)をかけた絶妙のタイトルです。
今日は脱走したコズンとセイラさんの会話から(ところでコズンとセイラさんの格闘シーンは、ホントに動きがいいですね)。
  コズン "Hey kit, you really are Zeon, aren't you? If you want escape, I can take you along with me, what do you say?"
  セイラ "Well, I'm sorry, but I think you are mistaken. If you are escaping, then I'll scream."
  コズン "What?!"
  セイラ "The prisoner is escaping from the cell over here!"
  コズン "What,you ……"
  セイラ "Somebody, come quick! The Zeon prisoner is making a run for it!"
恩を仇で返すとはこのことですね(笑)。
……今日のもひとつの見所は、ミライさん in バスルームのシーンですよね。ね?
キッカがアムロを呼ぶ→アムロがバスルームに入る→水道が壊れて水が溢れている→
ミライさんが顔を出してキッカを呼ぶ→
上半身裸で胸がまる見えのミライさんがアムロに気付き、慌ててひっこむ
ミライさんがもういちど顔だけを出してアムロに直してくれるように頼む
  ミライ "Please don't go Amuro. Could you get the tap for us?"
getの部分は get fixed を略したのかも。 tap(水道の栓)。ちなみにひねる部分は handle らしいです。
上の赤色の部分(約1秒)がカットされてます! おそるべしアメリカン放送基準。
……いまからセイラさんの入浴シーンが心配です(笑)。

8/10/2001 ……夏コミ、楽しかったですか?(泣)
"Sayla's Agony"
「セイラ出撃」の英語版タイトルはこうなりました。 まぁ納得できるタイトルですね。
………ん?
………………ん?
ククルス・ドアンの島はどこいったんじゃい!
……抹殺されてしまいましたー(泣)。 なぜ、なぜなの、バンダイ!?
……ククルスドアンの島はアメリカの軍事機密に抵触するのでしょうか?(笑)
……
今日の話の最重要セリフは、主役のセイラさんではなく、当然この御方でしょう。
  マ・クベ "Charming sound, isn't it?"
  ウラガン "Sure. Is it a precious item sir?"
  マ・クベ "Sung Dynasty."
……宋は Song とも書くそうですけど、発音は Sung に近かったです。 Northern Sung だとセリフが長くなりすぎるからカットされたみたいです。

8/09/2001
"Time, Be Still"
タイトルは名訳かも? 戦闘シーンがあまりないので昔はあまり好きじゃなかったけど、けっこう面白い話ですね。
マチルダさんの声は知的で意思の強い美人という要素が入った声で、グッドです。 安心。
  マチルダ "You don't like being a guinea pigs, do you Ensign Bright?"
  ブライト "Well I haven't received such orders. Me? Ensign?"
  マチルダ "Yes. Well anyway that's what general level said. They'll notify you your new rank soon enough."
……マチルダさん、イイっすねぇ。 この歳になって、惚れなおしました。
  フラウ "So, where did you go, Amuro?"
  アムロ "The restroom."
  フラウ "It's that way."
  アムロ "Yeah well, whatever Frau. What is it?"
  フラウ "Nothing, nothing Amuro. Let's go Haro."
  アムロ "……What was that?"
……このような心情描写の絶妙さが、20年間ガンダムが愛されつづけている理由のひとつなのでしょうね。フラウの声優さんもなかなか上手いです。

8/8/2001
"Coming Home"
アムロの母さんの声は合格です。でもこの1話にしかでてこないのね(笑)。
  母さん "Even though Zeon could have children waiting them at home. You, you've grown so wild, Amuro. I don't even know you."
  アムロ "I, I can't believe what you are saying, mom. You rather they got me? Would you prefer that? It's war."
  母さん "I, I know, but it's not like for my sun to wave around gun like that."
  アムロ "Oh, mom. Are you sane? Are you sane? You don't love me?"
  母さん "How can you. How is it possible for mother not love her only son?"
  アムロ "You are liar."
  母さん "Amuro.."
……泣けます。 初代ガンダムは歳をとってからみなおすと若いときにはわからなかった感動を発見することがある、素晴らしい作品ですね。

8/7/2001
"The Threat of Zeon"
今日は名セリフ満載の"ジオンの脅威"です。楽しみにしていました。
  ランバラル「ザクとは違うのだよ、ザクとは」→ "This is NO ZAKU, boy, NO ZAKU." ノーザクぅ、らしいです(笑)。
  シャー「坊やだからさ」→ "Because he was a spoiled brant." spoiled=甘ちゃんの。 brant=(北米・北欧産の)コクガン。 brant のとこはちょっと自信なし。
そしてガルマ様の追悼演説でギレン様の名演説がっ……ギレン様はもっと信念をもった力強い声で演説して欲しいのですが。
  "Rise, our people, Rise! Take your sorrow in turn into anger. Zeon thirsts for the strike of its people. ヘイル ジオン! "
へ、へいる? "Hey, Zeon!"か? んなアホな。
へいる、Heil……ハイル ジオンかっ! なぜジーク(Sieg)じゃいかんのだっ? 08小隊だとちゃんとジークジオンって叫んでるぞ。演説者がヒトラーの尻尾だからだろうか?ハイルのほうが単語として有名だからといって、日本のガキもジークの意味なんて知らんぞ(笑)。
そしてなぜ発音がヘイルなんだ? エヴァでもネルフ(Nerv)はナーヴって発音してたり、アメリカ人はどうしてドイツ語を英語読みしてしまうのだろうか?(笑)
  大衆 "ヘイル ジオン! ヘイル ジオン! (時々「ネーオ ジオン」と聞こえる)" ……うーむ。アメリカのオタクに会ったら「ヘイル ジオン」と挨拶せねばならぬのかな。
……それにしても、どうしてハモンさんの声がハスキーなだみ声なの?(泣)
[訂正 8/25/2001] 8/7/2001付"The Threat of Zeon"
とても重要なセリフの聞き間違いを発見してしまいました。 お詫びとともに訂正させていただきます。
(誤)  シャー「坊やだからさ」→ "Because he was a spoiled brant." spoiled=甘ちゃんの。 brant=(北米・北欧産の)コクガン。 brant のとこはちょっと自信なし。
……はい、間違いでした。 ギレン閣下の演説セリフを追加して訂正させていただきます。
  ギレン(演説) "My beloved brother Garma Zabi was sacrificed. Why!" (諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ! なぜだ!?)
  シャー "Because he was a spoiled brat." (坊やだからさ) spoiled=甘ちゃんの。 brat=小僧、ガキ
……やたー、意味が通じたー。 昨日の "Char Returns" でカイ君が走り回っているカツレツキッカに向かって "Brat!" と叫んだときにハッと気づきました(←気づくの遅いって)。
コスパのガンダム名セリフTシャツに採用された大事なセリフでした。(Tシャツの表にギレン、裏にシャーが上記セリフとともにプリントされています) これで一安心です(笑)。
……セリフを覚えてから改めて聴いたら、英語版ギレン閣下の演説シーンは燃えました。 ラぁイズ! アウアピープル ラぁあイズっ! 日本でどっかの店頭で流してくれないかな?(笑)
…あと、ヘイル(万歳)は英単語では綴りは "hail" でした。 でもやっぱりジークじゃないのね(笑)。

8/6/2001
"Icelina - Love's Remains"
僕はガンダムの放送を知って、この日からビデオ録画で見始めました。 すでにガルマ様が戦死されていたとは……無念。
最初の印象ですが……吹替えがイマイチ。 声が平板で淡々としています。 セリフが早すぎて演技がついていっていません。 燃えてません。 確かにオデッサ作戦までくらいの木馬(trojan horse)のクルーは戦争に慣れず乾いていたのですけどね。 もちっとガンダム的な節回し(笑)を会得してもらいたいものです。
劇場版の出来から予想はしていたのですが、08小隊や0083(これは2年ほど前にビデオ化されてます)の吹替が良かった(ガンダムに必要な"燃え"要素が声優さんの演技から伝わってきます)だけに、ちょっと残念です。 0083のガトーの声優さんのジオン節(笑)はけっこうイケてましたよ。







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