ティーアイ君のラスベガス旅行記〜その3〜

闇夜の幻法師えみりゅん巻

さてさて、炎香(ほのか)とドラゴンに勝って意気揚揚と歩みも軽いクマのティーアイ君……
  「パゥ? 負けちゃったヨ」
ぱんちらイベントみたでしょ?
  「もうばっちりネ。パゥパゥ!」
勝ったも同然ですな。
  「……パゥ(……御意)」

☆凱旋門のまえでシェ〜

と言ってるまに、パリ(ホテルの名前です)のまえにやってきました。ここの照明は派手ですねぇ。
  「イっちゃってるよ。パゥパゥ!」
おやおや、ティーアイ君は嬉しそうです。飛びあがってます。
  「シェ〜!」
どうしたのでしょう。パリが好きなのでしょうか。いやみザンスね。
  「違うよ違うヨ、女の娘の声が聞こえたんだヨ」
おや、それはまたウラヤマシイ、アヤカリタイ、カヤツリタイ
で、その声はなんて言ってました?
  「りゅん、りゅん、りゅん……」
…上野のパンダの名前ですか、『りゅんりゅん』って?
  「○X!#&@?」
いや、言ってみただけです。



さぁ、ここは古代ローマをモチーフにしたシーザーズパレス(ホテルの名前だよ)です。
  「彫刻のまえは、昼も夜も写真スポットだネ」
では、ワタクシもさっそく写真をとりましょう。
  「カップルじゃないのに、一人で写真とってる人は他にいないヨ」
……りゅん(泣)
  「シェ〜!」

ど、どうしたのですかっ! いきなりっ!
  「で、で、でた、パゥパゥぅ……」
えっ……!?

☆闇夜の幻法師えみりゅん

りゅ〜ん

りゅ〜ん

りゅ〜ん

りゅ〜ん

りゅ〜ん

りゅ〜ん

りゅ〜ん

りゅ〜ん

りゅ〜ん

りゅ〜ん






  「ほ、ほげ〜!」
こ、これはラスベ12人衆の一人、幻法師えみりゅんだぁっ!
  「ダ、ダーリンって言ってるヨぅ」
は〜い、僕で〜す。
  「○X!#&@?」
というのは嘘で、逃げます。ちょっとこれは怖いです。
  「続きは次回の講釈だヨぉ」



えみりゅん 「ダーリンだぁ……」
  マーリン 「は〜い、僕だよ〜。」
えみりゅん 「わぁい、りゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅんりゅん」
  マーリン 「ホゲー…………………………(ちゅど〜ん)!」





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