ティーアイ君のラスベガス旅行記〜その2〜

沢渡蝦夷守炎香(ほのか)の巻(下)

ラスベ忍群12人衆の一人、沢渡蝦夷守炎香(ほのか)の『風の悪戯♪』を見てしまったために、彼女の逆鱗に触れてしまったクマのティーアイ君!
  「ドラゴンが襲ってきたヨぉ!」
あやうし、ティーアイ君。 天をも飲み尽くすかのようなドラゴンの顎が迫ってきます!
  「パゥパゥぅ! 当方滅亡ぅ!」
それは太田道灌の最後の言葉です......ってそんなこと関係ないでしょ!
..........と、そのとき、

☆飛騨のクマさん マーリン参上

「はぁっはっはっはっ!」
とつぜん、彼方から高笑いが響き渡りました。
  「…誰かな?」
…誰ざんしょ?
「仮面の忍者、
マーリン参上!」

あぁ、ドラゴンの湖水にすっくと立っているのは……
  「忍者じゃないよネ、パゥっ」
仮面もかぶってませんな。
  「オリジナルの赤影なんてよい子のみんなは知ってるのカナ?」
そうそう、そういえばLDのハーフボックスをコンプリするの忘れてました。どうしましょ?
炎香 「あの…そろそろ攻撃していいかな?」
あっ、これはどうも失礼しました。こっちはOKですよ。そっちは?
「……お、おっけーだよ......」




さぁ、ラスベ忍群の刺客、沢渡蝦夷守炎香(ほのか)の操るドラゴンがマーリンに迫る!
あやうし、マーリン。どうする、マーリン!
  「なんだか無理やり話を引き伸ばしてるみたいだヨ」
はい、そうなんです。ネタばれ改行と画像読みこみ待ちを兼ねているのですが、いや、どうにも。
  「じゃぁ、読者の皆様にお知らせをしようヨ」
そうでした。えぇ〜と、近々ラスベガスへ遊びにいく予定のある方、かつエクスカリバー(ホテルの名前だよ)の夜の無料アトラクション『ドラゴン・バトル』を楽しみにしておられる方はここから先は読まないでください。
  「完全にネタばれだヨ」
このアトラクションはトレジャーアイランド(ホテルの名前だよ)の海賊ショーなんかと比べてあまり人気がないようですが…
  「ところがびっくり、けっこう面白いんだヨ」
15分くらいの短いショーなんですけどね。
  「時間をあわせにくいのと場所がすこしわかりにくいんだけどネ」
いやぁ、あとはマーリン君のバトルをみていただければわかります。
  「みんなホテルのカジノ入り口の2階通路でみてるけど、おすすめスポットは地上だヨ」
迫力あります。バックドラフト級です。
  「下斜め45度からの突風はあるのカナ?」
ないです。所詮は砂漠です。熱いです。あちーです。ねついです。
  「カリフォルニアよりワンランク熱いヨ」
そろそろいいかな?
「……いいわよ」
「……お、おっけーだよ......(泣)」






☆炎香(ほのか)の龍の物語

マーリン君と

ドラゴンの

バトルを

お楽しみ

ください。














  「負けちゃったヨ」
せつないですな。この隙に逃げましょう。
  「パゥパゥ(御意)」
さて、かくして炎香(ほのか)の龍を撃退したティーアイ君とその一行、めざす天竺ははるか彼方でございます。続きは次回の講釈まで。





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