☆ピンゾロピンゾロホームラン

前回はUSA版の文句ばかり書いたので、HJ版と比べて良い点も挙げておきましょう。
・カードがさいしょから切れています(HJ版はミシン目から自分で切り離さなければならなかったのです)。
・無条件ホームランがでにくくなっています。つまりダイス目のランダム値が36個だと、どうしてもホームランがでやすくなってしまっていたのです。たぶんホームラン率が1/50くらいの選手も切り上げて66の目は66- 1としてしまっていたのだと思います。 1は無条件でホームランです。これをダイスを2回振りにすることによって解決しています。66-0-1のように赤い数値を2カラムもってる選手がいるのです。左側の赤は通常どおりの使用、右側の赤は最初の結果が0だったときにもう一度ダイスを振って適用する結果値です。
「打球はのびるのびる、フェンスいっぱいだ〜。入るか入るか」ということを表現しているのでしょう。もちろん「はいった〜、ホームラン!( 1)」になることが多いのですが、「フェンスに当たって跳ね返った。ボールは転々と……、ツーベース!」になったりもするのです。

えっ、ここで僕らは退場ですか?

  MP若菜「そんな…」

トラウム君(以下、トラ君) 「APBAソロプレイトーナメント『天使降臨』の抽選会場から生中継でお送りします。ゲストの新人アイドル明日香ちゃんが壇上に上ってきました。さぁ、抽選箱からカードをとりだします。一回戦第一試合Aは…」

ソロ利新左衛門(以下、ソロ利) 「完璧に解放戦線を乗っ取ってしまったの」

トラ君 「いいんです。さぁ、注目の第一試合は……インディアンズです。いきなり強豪の登場です」

ソロ利 「映画『メジャーリーグ』で有名じゃな。とんねるずはでとるのか?」

トラ君 「はは。というわけで「トラウムスタヂアム」にご期待ください。ソロ利さん、最後に何か一言」

ソロ利 「うむ。真実はひとつ、これからは儂らがメインということじゃ」

トラ君 「悟りましたね」

  MP若菜「そんな…」





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