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アニメDVDで英語のお勉強
〜COWBOY BEBOP(5)〜

僕が使ってる辞書は学研のANCHOR。20年使ってます(お勧め)。単語の和訳はANCHORからの引用です。
英語はすべて聞き取りなので、間違っていたらごめんなさい。自信の無い部分はイタリック体表記してます。


1/26/2002
Session #19 "WILD HORSES"
「ワイルド・ホーセス」 エヴァ7話「人の造りしもの」とか今回の話とか、こんな危機に立ち向かう話っていいですね。

・ビバップ号レギュラークルーのセリフから
 スパイク "I don't get it. How about use an English, hah?"
     (「よくわからねぇ。 簡単に言ってくれ(-o@)」)
……ジェットからコンピュータウィルスの説明を受けたスパイクの反応。 ま、ちょっと意訳です。

・今回の主要キャラクターのセリフから
 ドゥーハン(Doohan) "Well maybe I'm just like old Swordfish there, Spike my boy, I'm just trying to make a point."
     (「そっちこそ、ソードフィッシュの奴がおめぇんとこから逃げたがってるぜ(-0-)」)
 スパイク "Haven't ever heard that one before."
     (「そりゃ初耳だな(-o-)」)
……おやじさん(Old man)ドゥーハンとスパイクの会話から。 ちょっとばかり会話の内容が変わってますね。

 ドゥーハン "Spike, I know you can do it, boy! I didn't give you the Swordfish for nothing, you know."
     (「スパイク、おめぇならできるさ。 伊達にソードフィッシュを譲ったわけじゃねぇ(-0-)」)
……ドゥーハン、渋いです。 この人(↓)とドゥーハンとどちらから言われたいか、難しいところ。
……参考:初代ガンダム5話『大気圏突入』から;
     セイラ "I know you can do it, Amuro." (「あなたなら、できるわ(//0_0`)」)

・その他のセリフから
 マイルズ "Negative! Blue Sox fans never leave the game early."
     (「ブルーソックスファンはお祭り好きでね(~0~)」)
……忘れてはいけないマイルズ君のセリフからも。 ドゥーハンから『無理して一緒に来なくてもいいんだぞ』と言われたのを受けて。
……今回はオリジナルとセリフがシンクロしない意訳が多いようです。 阪神ファンは7回10点差なら帰ると思いますが。
車で20分のとこにある電気屋が、新聞広告でビバップ箱 $129.99- を出してました。 うー、そんなのありー?

雑記:
(1)
こちらで中華を食べると、食後にフォーチュンクッキーがチェック(請求書)と一緒に必ずでてきます。
「これってオリジナルは日本人が考えたんだよ」という会話は「遠足にバナナは持って行っていいのか」と同じくらいポピュラーな定番です。
あまり美味いとは思わないし逆に料理の後味を消してしまうので、僕としてはどうかなぁと思うのですが、
でも、その中の御神籤みたいなのは読んで、気に入ったらポケットに忍ばせたりしてしまいます。
内容は、だいたい格言とか幸運が待ってるとか『あなたなら、できるわ』みたいな おだて系 が多いようです。
(2)
精神的に疲れると、このごろ『ときメモ2』に逃避しています。
年末から現在にかけて、ヒロイン(光)、九段坂さん、会長キック、一文字さん、八重さんの順にクリア。
あとは伊集院メイ様をクリアしたら自分的には終わりかなと思いつつ、ちょっと苦戦中。
英語の勉強のために、主人公(自分)のセリフは英語で語りかけてみようとトライしたのですが、未熟ゆえ挫折。
英語版つくってくれー、コナミ
(1)+(2)
こないだの深夜、テイクアウトの中華を食いながら『ときメモ2』にトリップしてたときの、フォーチュンクッキーの内容;
   Our first and last love is...Self-love. :-)
……至言なり。

1/29/2002
Session #20 "PIERROT LE FOU"
「道化師の鎮魂歌」 英語タイトルはフラ語で(ピエロ・ル・フー)。 fou=mad なので、"マッド・ピエロ" です。
スパイクが冒頭でビリヤードをしてた店の名前が C'est la vie. ここからフラ語つながりにしたのでしょうか?

・ビバップ号レギュラークルーのセリフから
 スパイク "Maybe this is the one that I won't come back from the end."
     (「こんどばっかりは、俺も年貢の納め時かな(-0-)」)
 スパイク "Just playing with your head. Would you rescue me if it was true?"
     (「な〜んて言ったら、助けにきてくれるのかな?(~o~;)」)
 フェイフェイ "Blockhead."
     (「バカ(-o-)」)
 エド "Blockhead, blockhead, blockhead."     (ろっけ ろっけ ろ〜っけ〜!)
     (「バカバカバ〜カ!(~0~//)」)
……『バカ』のとこは(ろけっど)と聞こえます。 ブロックヘッドは「のろま,ばか者」。

・今回の主要キャラクターのセリフから
 トンプー(Mad Pierrot Tongpu) "Hello, gentleman. I journeyed here in order to take your lives."
     (「ハロー、ジェントルメン。 おまえの命を貰いにきた(~@~//)」)
……セ、セリフが少ないマッドピエロ トンプーさん。 序盤であのスパイクを白兵戦で瞬殺し、その恐怖を見せつけてくれます。
……トンプーさんが量産されたら連邦に勝てますね(笑)。
……声優さんもがんばって血管切れそうな高笑いしてます。

・その他のセリフから
 スパイク "It's the last thing I need!"
     (「余計なまねを!(-o-)」)
……スパイクの援護に戦闘に乱入してきたフェイ機を見て、スパイクのセリフ。

 スパイク "Forget it. I don't need the info anymore. Man, I hate theme parks."
     (「いや、あぁもういいんだ。 もう終わったんだ(-o-)」)
……「Man(め〜ん)」から後のセリフが翻訳版では違いますね。
……言わんとすることはわかりますが、最後の決め台詞を変えるとは度胸があるですね。
スパイクはこいつに勝てたのなら、ビシャスくらい簡単にクリアできそうな気もしたりして(笑)。

雑記:
カレッジの夜学のスペイン語クラスのことをまた。
予習も授業の進度も厳しいです。 日本の大学とちがって『マジで勉強するんじゃ、おらぁ! サボってたらすぐに落すぞ』が基本ですから。
でも楽しいです。 クラスは全員アメリカンだろうからついてけるかなと不安だったのですが、
なんかいろんな人がいます。 中国人います。 ドイツ人います。 なんか非純米人率4割くらいです。
※初級スペイン語クラスなので南米系の方はいません。 それでこの比率はすごいです。
なんか日本語できる人も2人くらいいます。 話し掛けられました。
悟りました。
語学マニアが集まっているようです!(爆)
ま、外国語クラスに来てるような人はそんな傾向があるのかもしれません(笑)。

そんなこんなでW杯で中南米人を迎え撃つための明日のためのスペイン語っ!
……というか書かないと忘れるので、僕の落第を防ぐためのメモ集(汗)。
(uno)j はハ行音です。 Japon(はぽん:日本)。 Jose(ほせ:人名[ホセ・メンドーサとか])。
(dos)z はサ行音です。 pizarra(ぴさーら:黒板) はピザーラではないです。
(tres)nの上~(にょろ)がついたのは(にょ)。 もろ、デジコの語尾です。
     例: La nina es bonita. (ら・にーにゃ・えす・ぼにーた:その少女はかわいい)
          nの上に~があると思ってください。
次回のビバップはボニータなニーニャのメイファちゃんの登場ですにょ。 今日はここまでっ!

2/1/2002
Session #21 "BOOGIE WOOGIE FENG SHUI"
「ブギ・ウギ・フンシェイ」 ビバップの数少ない美少女のひとり、メイファちゃんがついに登場です。
メイファちゃんの英語版の声は、日本オリジナル版よりも低くてちょっと大人びています。 でも萌えっ。
(↑英語で萌える体質になってしまいました。。。 ;0;//)

・ビバップ号レギュラークルーのセリフから
 スパイク "What are you up to?"
     (「何やってんだ?(-0-)」)
 フェイ "Take a look over there. Jet got a friend."
     (「ちょっとちょっと、あれ誰?(~0~/)」)
 フェイ "It's a fine romance."
     (「新しい恋人かな?(~0~/)」)
 スパイク "I'm afraid she is too young for that."
     (「ずいぶん若い彼女だな(~o~/)」)
 フェイ "Maybe he is got a thing."
     (「隠し子とか?(~0~/)」)
 スパイク "In that case, I have to say she is too old."
     (「ずいぶん歳くった娘だな(~o~/)」)
……ずいぶん楽しそうな二人です。 というわけで、メイファちゃんのセリフにいってみましょう。

・今回の主要キャラクターのセリフから
 メイファ(Meifa) "Just like the pa-kua said."
     (「八卦の託宣どおり(~0~/)」)
 メイファ "Earth Chi!"     (あーす ちー!)
     (「地の気!(~0~/)」)
 メイファ "The luo-pan..."
     (「羅盤が…(o0o/)」)
……中国語の音を楽しめるのも英語版の特徴です。 タイトルにもなってる『風水』の発音は ふぁんぐしゅぇい って感じでした。

 メイファ "I found a way out!"
     (「活路へ!(~0~/)」)
 メイファ "This way!"
     (「活路!(~0~/)」)
……ときに、漢字熟語は英語にすると平凡になったりします。 『エヴァ』なんかそうですが、漢字で表現してる部分は辛かったりします。

 メイファ "What I was a pretty close to one, ha!?"
     (「危機一髪ってやつですね(~0~/)」)
 メイファ "I'm just glad you're safe."
     (「よかった、助かって(~0~/)」)
……『危なかった、死ぬかと思った』という意味で close は英語アニメで結構ききます。
……僕、元気に同意を求める '〜, ha!?' ってセリフ好きなんですよ。
……文字にするとアメリカンっぽすぎて嫌味ですが、可愛い声の声優さんがやるとホント萌えます。
……参考:ナデシコ1話『「男らしく」でいこう!』から;
     ユリカ "That's right, Akito! I'm the captain of the Nadesico! Pretty cool, ha!?"
     (「そうだよ。 ユリカはナデシコの艦長さんなんだぞ、えっへん!(o^^//)」)

・その他のセリフから
 スパイク "Robot ships! So these must be the evil step sisters."
     (「無人機か! さしずめ七人の小人ってとこか(-0-)」)
……字幕だと the seven dwarves なのですが。
……アテレコ現場で『七人の小人は善玉なので納得いかん!』ってことになったのでしょうか? 『邪悪な義理の姉さんたち』に変わってます(笑)。

 パオ(Pao) "Meifa, it's a wonderful to see you one last time."
     (「メイファ、最後におまえに会えてよかったよ(o_o)」)
 メイファ "I hated you, I hated you all those years."
     (「ずっと、あなたのこと恨んでたわ(;0;/)」)
 メイファ "It's true. It hurts so much."
     (「ずっと、あなたが憎かった(;0;/)」)
 メイファ "But now I don't..."
     (「それなのに…(;0;/)」)
 メイファ "Daddy..."
     (「パパ…(;0;/)」)
……Session#8「ワルツ・フォー・ヴィーナス」のステラちゃんと並ぶビバップ美少女メイファちゃん、父との別れです。
……電子画像で別れってのは、なんか想像するとぞっとします。 送信されたドット相手にさよならは悲しすぎ。
静のステラちゃんと動のメイファちゃん
いやぁ、いいなあ。。。と思いつつ気付いたらジェットの年令にかなり近づいてる僕(泣)。

雑記:
英語は「アメリカ語」として学ばれることが多いのと同じく、こっちの人はスペイン語は「メキシコ(他中南米)語」として捉えています。
えと、じゃあ夜学でこれまで習った単語を使ってメイファちゃんを紹介してみます(笑)。
(↑間違いあるかも、ってことでご了承ください[笑])

   Se llama Meifa. (せ りゃま メイファ) 「彼女はメイファといいます」
     ・自分なら Me llamo Meifa. (め りゃも メイファ)
   Es joven, baja, y muy bonita. (えす ほーふぇん ばーは い むえ ぼにーた) 「彼女は若くて、背が低くて、そして とても可愛いです」
     ・Esはbe動詞。 主語(ella=she)を省略するのアリらしいです。 y=and muy=veryです。
   Ella tiene pelo largo y color cafe. (えりゃ てぃえね ぺろ らるご い ころる かふぇ) 「彼女の髪は長くて茶色です」
     ・tiene=has pelo=hairです。 茶色はこの『コーヒー色』の他に castano(かすたーにょ)でも可。
   Ella tiene ojos azules. (えりゃ てぃえね おほす あすーれす) 「彼女の眼は青色です」
     ・眼の色や髪の色がでるのは、さすがアメリカ大陸。
   Es morena. (えす もれーな) 「彼女の肌は褐色です」
     ・中南米らしく、morena(brown-skinned) と rubia(light-skinned)という肌の表現もいきなりでてきます。
     ・クラスメイトと『アジア人はmorena?』と顔を見合わせたりして(笑)。
   Ella lleva una bufanda anaranhada. (えりゃ いぇーば うな ぶふぁんだ あならんはだ) 「彼女はオレンジ色のスカーフを着けています」
     ・lleva=wear(s)です。 果物のオレンジは naranha(ならんは)。
     ・英語版ではメイファちゃんが頭に巻いてるやつ『ジプシースカーフ』ってセリフででてきます。
   Esta muy bien. (えすた むえ びや〜ん) 「彼女はとても元気です」
     ・クラスでは、アジア人は Asi, asi(あしあし)(=so so:まぁまぁ)や、cansado(かんさど)(疲れてる)の使用を好む傾向にあり(笑)。

ふー(笑)。

2/4/2002
Session #22 "COWBOY FUNK"
「カウボーイ・ファンク」 アンディの白兵能力は、一見 スパイクを上回っているようですが、どうでしょ?

・ビバップ号レギュラークルーのセリフから
 フェイ "They're climbing up. Like a couple of monkeys."
     (「登ってるわ。 サルが2匹(-o-)」)
 ジェット "I guess they like to be up high."
     (「高いとこが好きなんだな(-_-)」)
 フェイ "Scary how similar they are."
     (「やっぱ似てるわけよ(-o-)」)
……アメリカ文化でも『バカは高いトコに登る』のかどうかは知りませんが(笑)。

・今回の主要キャラクターのセリフから
 アンディ(Andy) "You can call me Wyatt Earp."
     (「ワイアット・アープと呼んでくれ(0o0/)」)
 アンディ "Reach for the sky, Teddy Bomber!"
     (「ユー、連続爆破魔テディ・ボマー!(0o0/)」)
 スパイク "Who!? Me!?"
     (「俺が!?(@o@//)」)
……真ん中のセリフが、英語版では『手を上げろ』になってます。

 アンディ "I know that's you, Teddy Bomber!"
     (「ヘイ、テディ・ボマー!(0o0/)」)
 ジェット "Who!? Me!?"
     (「俺が!?(@o@//)」)
 スパイク "I told you."
     (「だから言ったろ(o_o)」)
 アンディ "Or is it you?"
     (「それともそっちか?(0o0/)」)
 スパイク "Are you brain dead or what!? We met each other yesterday!"
     (「おまえ、記憶がねーのか!? 昨日 会ったばっかりだろ!(@o@//)」)
 アンディ "I don't recollect."
     (「覚えがないな(0o0/)」)
……『ブレイン・デッド』は気に入りました。 僕も最近。。。

・その他のセリフから
 テディ・ボマー(Teddy Bomber) "There is more than one bear."
     (「クマは一匹じゃない(0_0)」)
 スパイク "You'll be killed, too."
     (「おまえも死ぬぞ(o_o)」)
 テディ・ボマー "Well, nobody lives forever."
     (「死ぬほど好きなのさ(0_0)」)
 スパイク "Why do you wanna blow everything up?"
     (「なんでそんなに爆破したいかねぇ(o_o)」)
 テディ・ボマー "Because Spiegel, that's how I deliver a warning..."
     (「知りたいか。 私は警告しているのだ(0_0)」)
……哀れテディ・ボマー。 アドベンチャーゲームとかにすると役割がわかりやすくて重宝するキャラだと思います。

雑記:
Los Angels Times誌 の一面には、毎日 COLUMN ONE というコラムが載っています。
これは『天声人語』のようなチンケなものではなくて、内側のページに続いてまるまる1ページを占領してる大作です。
どちらかと言えば、ユニークな話題を集めて人生密着記事になってる点なんかがニュースステーションの『今日の特集』に似てます。
それが毎日あるのですから、なかなかの取材力です。
政府や CIA に圧力かけられてるくさい通常記事よりはよっぽど信頼できて面白いですし。
メヒコのルチャリブレの話とか、凋落したドットコム企業のベンチャー青年の話とか、わりと愉快なのが多いので、僕は毎日 楽しみにしてます。

さて、その COLUMN ONE ですが、1月は日本の記事が多かったです。
記憶にある限りで、4本ありました。
(昨年末には『増える日本の中高年自殺』ってのが載りました)
・いきなり元旦に『箱根駅伝:中途棄権した選手の苦悩』 瀬古監督のコメントなぞも交えて。
『WAKARESASE-YA』 別れさせ屋!? どこからこんなネタをひねり出してくるのかしらん。 に、日本のイメージが。。。
『domestic abuse』 妻に対する暴力の話。 インタビューを交えて実例を詳細に。 に、日本のイメージがまた。。。(笑)
そしてとどめが、
『It's Japan, for Crying Out Loud』 田中真紀子と鈴木宗生が泣いた話。 小泉総理や扇千景の談話を交えて。
日本で公(おおやけ)で男が泣くようになったのは、1997年の山一證券の社長あたりからだろう、
という分析(懐かしの野沢社長のバカ泣き写真付き)にはなんとなく納得。
日景マネージャが嚆矢ではなかったのですね。
"Men started crying all over the place. The price of men's tears has become quite cheap."
という大学教授の談話ものっけて、なかなか読ませてくれます。
記事の論調は批判的ではなく、『日本人もこれからは公式な場で涙(感情)を露呈することの政治的な効力に気付くだろう』といった感じ。
欧米では、政治的泣き落し はアリ、というか手段のひとつらしいです。 知らなかった(笑)。



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