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アニメDVDで英語のお勉強
〜COWBOY BEBOP(4)〜

僕が使ってる辞書は学研のANCHOR。20年使ってます(お勧め)。単語の和訳はANCHORからの引用です。
英語はすべて聞き取りなので、間違っていたらごめんなさい。自信の無い部分はイタリック体表記してます。


1/14/2002
Session #15 "My Funny Valentine"
「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」 DVD4巻目です。 けっこう道のりは長いですぅ(笑)。

・ビバップ号レギュラークルーのセリフから
  フェイ "How long were you in there listening, Spike?"
     (「アンタ、ずっとそこにいたの?(-_-;)」)
  スパイク "Too long. Your story needs editing."
     (「話が長すぎるんだよ(-0-)」)
……フェイが昔話をトイレに入っていたスパイクに聞かれたことに気付いたシーンから。 英語版のスパイクのセリフが粋です。

・今回の主要キャラクターのセリフから
  ホイットニー(Whitney Hagas Matsumoto) "If you hang in there, you might meet someone wonderful."
     (「生きていれば素敵な出会いだってあるかもしれない(0o0/)」)
  ホイットニー "A prince has to protect Sleeping Beauty. That's the way it works."
     (「スリーピング・ビューティは王子様が守らなきゃな(0o0/)」)
……ホイットニーA(格好いいバージョン)から、カッコイイセリフを抜いてみました。

  フェイ(Miss Faye Valentine) "A good riddance. What a fitting paid back for all of the sleazy lies you told me."
     (「いい気味ね。 嘘ばかりついてたバチが当たったってことかしら(-0-/)」)
  ホイットニー "Well, there is one part that's true. That I fell in love while you're sleeping.
   I fell in love with a sleeping beauty."

     (「本当のことがひとつある。 眠っているキミに恋したことさ。 スリーピング・ビューティにね(-o-;)」)
……ホイットニーB(格好わるいバージョン)から(笑)。 A good riddance(やっかい払い), sleasy(薄っぺらな,安っぽい)

・その他のセリフから
  バッカス(Doctor Baccus) "That was a good one!"
     (「こりゃ傑作だ!(~0~//)」)
……ドクターバッカスのアメリカンジョークの後のセリフから。 暗記して活用しましょう(笑)。

  マンリー(Miss Manley) "Doctor, this is not good. We're going to be apprehended here."
     (ドクター、このままでは私たちが捕まりますわ(-o-)」)
……マンリー君もセリフも入れときましょう。 apprehend(逮捕する arrestの形式ばった語)

雑記:
Session#12(ジュピター・ジャズ)に続いて、また good riddance という単語がでました(↑)。
辞書によると、意味はこんな感じらしいです;
   a good riddance(やっかい払い)
   good riddance(やれやれ,助かった[やっかいな人がいなくなったりやっかいな物をうまく処分したときのことば])
翻訳アニメをみていると、微妙に作品ごとによくでてくる言葉があるので、訳者の癖もあるのだと思ったりしていたのですが、
この単語、ついにTV番組でも聴きました。
こんなとき、嬉しいんですよ。 覚えた単語をTVで聴き取れたときって。
で、その番組は何かといえば……
   Survivor Africa (サバイバー・アフリカ)
投票であるサバイバーをパージしたことに対する別のサバイバーのコメント。
絶好の使用例ですね(笑)。

さて、そのサバイバーアフリカ(サバイバー3)ですが、1/10/2002 に3時間スペシャルで最終回を迎えました。
面白かったー。 たぶん日本でも深夜あたりに放送されると思うので、是非ごらんください。
さて、次回(秋かな)のサバイバー4は Survivor Marquesas (サバイバー・マーケサス) らしいです。
南太平洋オーストラリア近辺の孤島らしいです。
予告イメージフィルムでは、サメやウツボや、椰子を割るシーンや生ウニを殻から指ですくって食うシーンなんかが紹介されて
サバイバルの厳しさを強調してました。
……生ウニは美味そうでしたけど。 こないだ『食いしん坊万歳』(←日本人向け番組枠でやってます)でも生きたウニを食ってましたし。
でも本編では、アメリカンは生ウニやナマコやタコを顔をしかめて泣きながら食うんでしょうね。
今からそんな海産物プレイが楽しみです。
……僕はそのころには日本に帰国していると思いますけど。 たぶん……。

1/17/2002
Session #16 "BLACK DOG SERENADE"
「ブラック・ドッグ・セレナーデ」 予告編によると、女性や子供や若い男性は見てはいけないらしいです。 僕は……オッケーらしいです(泣)。

・ビバップ号レギュラークルーのセリフから
  フェイ "He is busy right now, bye!"
     (「今、取り込み中よ!(-0-)」)
  フェイ "Hi, yah, he'll call you back. Who is it? OK, Fad. I'll tell him."
     (「はい、後でかけなおすわ。 名前は? オッケー、フェドね。 伝えるわ(-0-)」)
……フェイみたいな感じで、よくかかってくるAT&Tとかの遠距離通話の勧誘電話、切っちゃっていいですか?

・今回の主要キャラクターのセリフから
  フェド(Fed) "How can you feel about your missing arm, partner?"
     (「その右腕が泣かないかぃ、ジェット(-o-/)」)
  ジェット "Just old news. Doesn't interest me any more."
     (「今の俺にはもう興味のない話さ(-o-)」)
……ジェットの昔の相棒、ファド。 英語版では呼びかけは『ジェット』ではなく『パートナー』でした。 彼らの愛の深さを表現してるのか?(笑)

  フェド "Sayonara, partner."
     (「お別れだ、ジェット(-o-/)」)
……英語版でオリジナルに無い日本語が挿入された好例です。

  フェド "Can I have a... cigaret? I guess I... couldn't quit smoking after all."
     (「煙草を呉れ。 禁煙、やぶっちまったよ(-o-/)」)
……渋い最後の言葉。 日本での先入観と違って、アメリカ人も結構 タバコ吸ってますよ。

・その他のセリフから
  ウダイ(Udai Taxim) "You came all the way to see me?"
     (「わざわざ俺に会いに来たのか?(-o-#)」)
  ジェット "I wasn't really looking forward to it."
     (「来たくて来たわけじゃねぇ(~o~#/)」)
  ウダイ "Don't say that. I came all the way here just to say hello."
     (「そう言うな。 せっかく出迎えに来たんだ(-o-#)」)
  ジェット "I didn't wanna come here. But something else insists it!"
     (「来たくはなかったんだが、会いたがる奴がいてな!(~o~#/)」)
  ウダイ "What's!?"
     (「なに!?(-o-#)」)
  ジェット "The arm I lost because of you."
     (「失くした左腕だよ(~o~#/)」)
……ウダイも主要サブキャラですが、スペースの都合でここに置きました。
ウダイは、僕の『ビバップキャラ天下一武闘会』妄想では有力選手ですが、飛び道具が無いのがツライかも。

雑記:
オーラ!
先週、夜学で通ってるカレッジの Spring Semester が始まりました。
こっち正月ないもんなぁ。 日本はあわよくば9連休だったって? けっ!
さて、今回はまた ESL(English as Second Language)コース1つ(ADVANCED GRAMMER REVIEW)と、
あと、
Introduction To Begginning Spanish I などをとってみました。
英語もろくに話せないのに、血迷ったか?
でもこの辺はメキシコ系の方が沢山はたらいていて、ファーストフードの厨房なんて見てたらスペイン語が標準で使われてて、
このコースも人気コースなのですよ。
不安だった授業も、先生が ESL の講師よりわかりやすい英語を使ってくれてて、まぁオッケーという感じです。
……だいたい、授業は強引にスペイン語メインで進行されますし(笑)。
僕はフランス語をNHKとかでちょっと齧ってたので、いまのところ授業についていけてます。
(フラ語とスぺ語は似てます)
でもまた宿題に追われる日々が始まるのかぁ。 あぁ。

ところで;
   "Como se llama?" (コモセヤマ) 「あなたのお名前なんてーの?」
   "Me llamo Maera-Traum." (メヤモ マエラトラウム) 「まえらとらうむと申しますっ」
の、Me llamo ってミヤモ− とも聞こえて、ちょっとイントネーションを変えると ミャーモ になって、
さらに崩すと にゃも になるので、『あずまんが大王』の黒沢先生ですね(爆)。
……なんのこっちゃ。 暗記のごろ合せも大変なりです。

1/20/2002
Session #17 "MUSHROOM SAMBA"
「マッシュルーム・サンバ」キノコ好きのホビットの話です。 嘘。

・ビバップ号レギュラークルーのセリフから
 ジェット "This was the most precious of the precious, emergency rations of a true emergency,
   saved for the last of the last resort."

     (「これはな、とっておきのとっておき、最後の最後ってときのためにとっておいた、非常用の非常食だったんだ(-o-#)」)
……the last resort(最後の手段) は、08小隊のサブタイトルでお馴染みですね。 結構 翻訳アニメでも使われてます。

・今回の主要キャラクターのセリフから
 シャフト[弟](Shaft) "Do you wanna know wyh I drag an empty coffin like this wherever I go?"
     (「俺がなぜ、空の棺桶を引きずって歩いてるか知りたいだろう?(@0@//)」)
……この方ともう一人でてきた女カーボーイ、Luck値がかなり低いです(笑)。

 ドミノ(Domino) "These mushrooms are worth 100,000 each. Let me go, and they are yours."
     (「このキノコはひとつ10万はする。 これと引き換えに私を見逃せ(@0@;)」)
 エド "I don't know."
     (「なんで?(~0~)」)
 ドミノ "Me and this mushroom, which one is worth more?"
     (「どっちが得かよく考えてみろ(@0@;)」)
 エド "I don't know."
     (「わかんにゃい(~0~)」)
 ドミノ "What!? Are you a total idiot!? Take the mushroom!"
     (「ば、バカかおまえは!? キノコ持ってけ!(@0@//;)」)
 エド "All right!"
     (「はーい!(~0~)」)
……『ば、バカかおまえは!?』は好きなセリフです。 ドミノは結果オーライで Luck値は高めか?

・その他のセリフから
 エド "Ein, you're a cow-woofwoof." woof(ウー[犬の低いうなり声])
     (「アインは、カウワンワンだよ(~0~/)」)
……なんとなくうまい訳だなーと思ったので、カウワンワン。
しいたけは、字幕は shiitake mushroom, セリフは turkey mushroom でした。 トルコ産?

雑記:
またスペイン語の授業で聞いた話。
小さい子供を呼ぶときに、日本語では『〜ちゃん』とか言いますね。
スペイン語では『小さな〜』という意味で
   女の子:-ita (イータ)
   男の子:-ito (イート)
を名前の後につけるそうです。 例えば、
   Ana(アナ) → Anita(アニータ), カルロス(Carlos) → カルロシート(Carlosito)
って感じです。 なんか気に入っちゃいました。
妄想を膨らませると、ロリータはロリーちゃんという意味かな、とかコナミの看板娘はシオリータだにゃ、とか、
世話になってる同門の後輩さんは、
ななしさん→ななしーと(ネットゲーで女性キャラを使うときは『ななしーた』) で にゃにゃいさん→にゃにゃいーと ですなーとか(笑)。
皆さんもいろいろ想像してください。
#ナデシコ英語版で、アキトの発音が アキ〜ト になってた理由がなんとなくわかった気がします。

ちなみに、スペイン語では基本的に 男性名詞と形容詞の男性形は o , 女性のそれは a で終わります。
-ito, -ita もこれに沿ってますね。
だから日本の名前のタローは男だとわかりますが、ケンタやポコタって女性と思われるのじゃないかな?
鈴木あみの アミーゴ は、ホントは アミーガ(女性の友達) ですね。

最後にちょっとゲルマン。 『小さな〜』に相当するドイツ語は lein(ライン) です。
名前に付けていいのかどうかわかりませんが、こんな感じで使います;
   Frau(フラウ:女性,婦人) → Fraulein(フロイライン:お嬢さん) ウムラウトが打てません御免ちゃい
おー、銀英伝!
でも、女性蔑視反対の観点から、このフロイラインという単語はだんだん使われなくなってるって、NHK教育で言ってました。
だから、ドイツに転勤される方は職場で使ったらだめよん、ということらしいです。
なんか銀英伝を読んでると尊称みたいに思ってしまいますけど。
……カイザーだから許される軍内セクハラらしいです(笑)。 でも相思相愛だからいいのか、いいなぁ(嘆)。

1/23/2002
Session #18 "SPEAK LIKE A CHILD"
「スピーク・ライク・ア・チャイルド」

・ビバップ号レギュラークルーのセリフから
 ジェット "It was C.O.D. Top it off, there is no return address on it."
     (「着払いでな。 おまけに差出人不明だ(-o-)」)
……C.O.D.(cash on delivery)。 とりあえず、配達,納品はデリバリーと覚えておけばいいらしいです。
……ちなみに、旧住人宛の手紙などが来て差出人につき返すときは、R.T.S.(Return To Sender)と表に書いて投函すると吉らしいです。

・今回の主要キャラクターのセリフから
     
・その他のセリフから
 フェイ(少女) "But it's all right. That's part of I too, isn't it?"
     (「でも平気。 問題ないよ(~o~)」)
 フェイ(少女) "You're not perfect, but you got a lot of gifts. So remember, I'll always be cheering you on."
     (「アタシは必ず、アナタを応援している(~o~)」)

 フェイ(少女) "And now a big cheer from my heart."
     (「ではエールを、心から(~0~)」)
 フェイ(少女) "Let's, Go, Me, All, Right!"     (れぇぇっつ、ごぉぉお、みぃ・おぉる・らいと!)
     (「フレー、フレー、ア・タ・シっ!(~0~//)」)
 フェイ(少女) "Do your best, Do your best, Don't lose me!"     (どぅゆあべすと、どぅゆあべすと、どんとるーずみぃ!)
     (「がんばれ、がんばれ、ア・タ・シっ!(~0~//)」)
 フェイ(少女) "Let's go, Don't lose, Don't lose me!"     (れぇぇつごぉ、どんとるーず、どんとるーずみぃ!)
     (「負けるな、負けるな、ア・タ・シっ!(~0~//)」)
 フェイ(少女) "Do your best, Do your best, Me me me!"     (どぅぅうゆぁべすと、どぅゆあべすと、みぃみぃみぃ!)
     (「フレー、フレー、アタシっ!(~0~//)」)
 フェイ(少女) "Don't you lose, Don't you lose, Me me me!"     (どんちゅるーず、どんちゅるーず、みぃみぃみぃ!)
     (「がんばれ、がんばれ、アタシっ!(~0~//)」)
 フェイ(少女) "Go, Me! Yeah!"     (ごぉぉお、みぃ! いぇぇい!)
     (「フレー、フレー!(~0~//)」)

 フェイ(少女) "In your time, I'm no longer here. But I am here today, and I'll always cheering for you right here."
     (「アタシはもうここにはいない。 でもこの日のアタシは、ずっとここからアナタを応援している(~o~)」)
 フェイ(少女) "Cheering for you, my only self."
     (「たった一人のアタシへ(~o~)」)
……『フレー』は hurray という英単語があるのですが、たぶん hurrah(ウラー) という吶喊バトルクライ系なので英語版では却下されたのでしょう。
……ウラー!だとソビエト赤軍を連想しちゃいますし。
……参考:初代ガンダム34話『宿命の出会い』から;
     テム・レイ "Hurray for the Earth Federation!!"(「連邦バンザイ!!」)

雑記:
   どぅゆあべすと、どぅゆあべすと、どんとるーずみぃ!
ビバップの名作集をだすときに、ネット投票したらこのスピーク・ライク・ア・チャイルドが一位だったらしいですが、
僕もこの話は大好きです。
   れぇぇつごぉ、どんとるーず、どんとるーずみぃ!
ビバップの各話は、クールで格好よくて素敵なのですが、なんだか主人公たちが表面上は勘定を殺していて乾いていて、
ルパンみたいに感情の起伏表現が大きくなくて、いまひとつ感動するって度合いが少ないようにも思ったりしてたのですが、
こいつには不覚をとりました。
 どぅぅうゆぁべすと、どぅゆあべすと、みぃみぃみぃ!
というか、この疲れた時代に『フレー、フレー、アタシ』は反則でわっ?!(笑)
仕事で残業して夜中1時ごろに部屋に帰ってきて、ひとりでコンビニ弁当を食ってるときにコレ聞いたら、
ふつう、号泣するわ!(笑)
 どんちゅるーず、どんちゅるーず、みぃみぃみぃ!
なんど観ても、泣けてきます(泣泣)。
ふー、未来へのメッセージは、学生のときとか、若い、自分が人生の最高の時間を生きていると感じているときに残すもので、
いま、十年後の自分に残すメッセージをふと考えてみたのですが、
『歯、みがけよ』
とか
『高ころびにあおのけにころぶなよ』
とか、ろくなもの思いつかない。
 ごぉぉお、みぃ! いぇぇい!
でももし、十年後も生きていたら、
もういちど、この話を観て、
ふと、今日の この雑記を書いている自分と、この部屋の風景を思い出して、
朧(おぼろ)になった記憶と 戻らぬその一瞬を惜しみながら、
笑って、そして泣けるような僕なら、それでいい。
そう思うのです。



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