MY設定弁明座談会―理想の母編― 註:『銀真珠』本編とは一切関係ありません(笑)。 |
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アンコ | : | …と、言う訳で。今回は各自の理想の母よ! |
カカシ | : | 何で? |
アンコ | : | 5月は母の日があるからでしょ。それと、イルカの誕生日。 |
カカシ | : | …ふぅん。 |
アンコ | : | お願いだからもちょっと協力して。 |
カカシ | : | はいはい。 |
アンコ | : | 取りあえず。理想のお母さんと言えば! |
ナルト | : | イルカ先生!! |
サスケ | : | |
アンコ | : | ん〜ん。良い返事vv |
イルカ | : | …はい? |
サクラ | : | あ。成程。 |
アンコ | : | そういうアンタの理想のお母さんは? |
サクラ | : | …ん〜。ママ…よりはやっぱりイルカ先生かなぁ?こういうお母さんなら、なっても良い。 |
アンコ | : | 人気あるね、イルカ。 |
イルカ | : | …アカデミーの先生やってるからじゃないかな。 |
サクラ | : | それはあるかも。でも、やっぱり「ナルトのおかーさん」だからよね。 |
アンコ | : | 成程。 |
ナルト | : | そーいう、アンコねーちゃんはどうなんだってばよ。 |
アンコ | : | あたしぃ?聞きたい? |
子供達 | : | 聞きたい! |
(力を込めて肯く) | ||
カカシ | : | …止めといた方が良いと思うけど。 |
(しみじみと。そしてさり気なく耳を塞ぐイルカ) | ||
アンコ | : | んふふっ。お・ろ・ち・ま・る♪ |
子供達 | : | はい?! |
(衝撃が強過ぎるのか、三人揃って硬直) | ||
サクラ | : | (…あ、何か、すっごい嬉しそう) |
サスケ | : | (…大蛇丸って男だよな?) |
ナルト | : | (アンコねーちゃん、人と違うっぽいってばよ) |
大蛇丸 | : | 聞こえてるわよ。 |
(子供達の真後ろに気配なく立っている) | ||
ナルト | : | ごごごごごごごめんってばよ。 |
大蛇丸 | : | ふふ。気にしなくていーわよ。ほら、差し入れのお菓子。 |
子供達+アンコ | : | わーい♪(←お菓子の誘惑には抗えない子供達) |
カカシ | : | …まぁ、俺もアンコも大蛇丸に育てられたようなモンだし。 |
サクラ | : | そーなの?! |
アンコ | : | んー。カカシは大蛇丸限定って訳じゃないじゃない。こっちはマンツーに近いけど。 |
カカシ | : | まぁね。俺は育ての親、多いよ。実の親が留守がちだったし。 |
イルカ | : | …でも、カカシさんもほとんど任務で居なかったじゃないですか。 |
サスケ | : | …いつから任務に出てたんだ? |
カカシ | : | 3歳。 |
子供達 | : | …。(あっさり言うな、あっさり) |
カカシ | : | まぁ。気にする程困った事ないから。 |
サクラ | : | …そーじゃなくってぇ…。 |
サスケ | : | じゃ、カカシの理想の親って? |
ナルト | : | 聞きたい!聞きたい! |
アンコ | : | あるの?理想。 |
カカシ | : | …改めて言われるとねぇ…。 |
大蛇丸 | : | ないなら、立候補するわよ。 |
子供達 | : | …。(おかーさんになりたいのか…) |
網手 | : | 何言ってんだい。アタシだろ。(←自信満々) |
子供達 | : | …。(それもなぁ…) |
(口にしたら命に関わるので、口を押さえている子供達) | ||
カカシ | : | 別にそれでも良いけど。…我が子の食事に毒盛るからねぇ…。 |
網手 | : | お蔭で耐性ついたじゃないか。 |
カカシ | : | 否定はしな〜いよ。でも、人としてどうかと。 |
網手 | : | 忍者として正しければ良いんだよ。ついでに言うと、アタシゃ医療忍だしね。 |
ナルト | : | …カカシ先生、ばーちゃんに虐められてたの? |
カカシ | : | 虐められてた訳じゃないよ。小さい頃から修行させられてただけ。 |
ナルト | : | へー。 |
大蛇丸 | : | 物は言いようねぇ。 |
アンコ | : | 強ち嘘でもないから、騙してるとも言えないもんね。 |
サスケ | : | …でも、理想とは違うだろ? |
アンコ | : | 深い事は気にしない。ところでさ。理想ダントツのイルカは?やっぱりイルカは自分のおかーさんが一番? |
イルカ | : | 理想って言うか、それは、自分がそうなっちゃいそうな感じかなぁ? |
カカシ | : | じゃ、なりたい方で。 |
イルカ | : | それなら、ミズホ先生。 |
カカシ | : | え。姉さん? |
アンコ | : | あ。それアリかも。あんなんなら、アタシもなりたい。 |
カカシ | : | 何で? |
ナルト | : | 先生、先生、誰だってばよ? |
(くいくい、とカカシの袖をひっぱる) | ||
カカシ | : | …俺の従姉。 |
イルカ | : | 先生が通ってた頃の木の葉保育園の先生。 |
アンコ | : | 四代目の奥さん。 |
網手 | : | ナルト。お前のかーちゃんだ。 |
ナルト | : | え?! |
網手 | : | なんだい。 |
ナルト | : | 俺ってば、カカシ先生の親戚?! |
サクラ | : | ナルト、よく親戚って判ったわね。偉い偉い。 |
サスケ | : | ウスラトンカチにしては上出来だ。 |
(二人でナルトの頭を撫でる。ちょっと嬉しそうなナルト) | ||
ナルト | : | それくらい、ちょっ…、いっぱい考えれば判るってばよ! |
網手 | : | 待て。 |
大蛇丸 | : | |
アンコ | : | |
網手 | : | 驚くところはそこなのかい?! |
大蛇丸 | : | …せめて、父親が誰かってトコで驚いてくれない? |
アンコ | : | 何でいっぱい考えなきゃ思いつかないのよ?(←ちょっとズれている) |
ナルト | : | えー。だって、知らない人だし。父ちゃんはカカシ先生で良いし、かーちゃんはイルカ先生がいいもん。な!サスケ。 |
サスケ | : | …そうだな。 |
網手 | : | …あ、あのなぁ。 |
イルカ | : | ミズホ先生、凄く優しかったし、顔は…カカシ先生によく似てらっしゃったよ? |
サクラ | : | じゃ、すっごい美人じゃない! |
カカシ | : | …そう?それより先生…四代目がカッコ良かったよ。顔は。 |
子供達 | : | (顔だけ強調しやがった!) |
カカシ | : | ナルトは本当、先生にそっくりだよねぇ。 |
ミズホ | : | 本当。私の遺伝子、どこ行っちゃったのかしら。 |
子供達 | : | 出た! |
ミズホ | : | そんな、人を幽霊みたいに。 |
カカシ | : | 否定出来ないでしょ。それよりお帰り。…先生は? |
ミズホ | : | (繋いで)置いて来た。ナルトに会いたかったのよ。 |
サクラ | : | (この人がカカシ(先生)の従姉でナルトのおかーさん…) |
サスケ | : | |
(四代目の奥さんと言う事はどうでも良いらしい) | ||
ナルト | : | …かーちゃん? |
ミズホ | : | そうよ。産んですぐ死んで悪かったわね。 |
ナルト | : | …。(黙ってカカシを凝視し、肯かれて納得する) |
イルカ | : | ご無沙汰してます。 |
ミズホ | : | ふふ。大きくなったねー。ナルトとバカカシをいつもありがとうね。あー可愛い。 |
カカシ | : | …(先生の事はバカヤクって言ってたなぁ…)。ま、良いけどね。 |
網手 | : | …相変わらず弱いね。 |
カカシ | : | 逆らわない事にしてるんで。…ナルト。 |
ナルト | : | 何? |
カカシ | : | 折角だから、話しといで。変わり者だけど、悪い人じゃないから。 |
サスケ | : | …カカシに言われたらおしまいだな。 |
サクラ | : | …それって、カカシ先生が変人って事?それとも同じ顔だからって事? |
サスケ | : | 両方。 |
ミズホ | : | あのバカ程じゃないわよ。 |
ナルト | : | …誰のこと? |
ミズホ | : | アンタのパパ。 |
ナルト | : | 俺ってば、ヘンジンの息子なの? |
(物凄く心配そう) | ||
大人達 | : | (否定できない…っ) |
大蛇丸 | : | …まぁ、ちょっと変わってたけど、忍者としての才能はあったわよ? |
網手 | : | そうそう。アレで火影だったしな。 |
ナルト | : | カカシせんせぇ…(←フォローが耳に入るものの、涙目) |
カカシ | : | 俺は、好きだったけどね。 |
ミズホ | : | 私もよ。だから結婚したんだし。 |
イルカ | : | 優しかったし。 |
ナルト | : | …? |
カカシ | : | 悪口言われる程、皆に好かれてたって事。 |
ナルト | : | ふぅん…。 |
サクラ | : | あ。なんとなく解る。(サスケくんがナルトバカにするのと同じようなモノね) |
サスケ | : | …ふん。(サクラといのみたいなモンか) |
ナルト | : | 俺、よく判らないってばよ? |
イルカ | : | 判らなくても大丈夫。 |
ミズホ | : | ……ぃぃ… |
カカシ | : | 姉さん? |
ミズホ | : | …可愛い!やだもう、なんって可愛いの?!カヤクの所為でちょっとおバカだけど、十分じゃない!カカシ、よくここまで育てたわね。褒めてあげる。 |
カカシ | : | ありがと。 |
イルカ | : | …こんな方でしたっけ。 |
カカシ | : | 先生と俺の前ではね。かなりの毒吐きだよ、このヒト。ナルトは性格も、どっちかって言うと先生似。我慢強いのは、姉さん似…かな? |
網手 | : | はたけ家の人間は、基本寛容な割に言う事は結構キツいからねぇ。 |
カカシ | : | シビアと言って。 |
大蛇丸 | : | …滅多に怒ったりしないけど、どこか冷めてるのよねぇ。忍者向きなんでしょうけど。 |
アンコ | : | そういう点では、四代目の血の方が親しみ易いわよね |
ナルト | : | …褒められてる? |
サクラ | : | どっちかって言うとね。 |
ナルト | : | なら良いってば。…って、えぇ?! |
カカシ | : | …姉さん。抱く時は一声かけてあげてよ。 |
イルカ | : | …記憶ないんですし。 |
ミズホ | : | あー、うん。でもほら。私、この子1回しか抱っこしてないし。 |
ナルト | : | ぅえ? |
ミズホ | : | 産んだ時だけなのよね〜。あぁ。勿体無い。 |
網手 | : | あぁ。そうだねぇ。その後すぐ、九尾封じたし。 |
大蛇丸 | : | 産むのもかなり無理矢理だったしねぇ。 |
サクラ | : | …何か、複雑なのね。 |
サスケ | : | ナルトには関係ないだろ。ウスラトンカチはウスラトンカチだ。 |
カカシ | : | …まぁ、その辺はおいおい。 |
イルカ | : | …四代目がいらっしゃる時にでも(お盆とか…かなぁ?)。 |
ナルト | : | カカシせんせぇ…。助けて。(抱っこされて硬直したまま) |
カカシ | : | 諦めろ。このまま取り憑かれるよりマシと思え。 |
サクラ | : | それ怖いわよ、先生!…あ、でも、抱っこなんて懐かしいね。 |
イルカ | : | サスケ、サクラ。先生で良かったら抱っこする? |
子供二人 | : | あ、はいっ! |
(イルカに飛びつく二人。ちょっと複雑な気分のナルト) | ||
アンコ | : | …アタシもいい加減、大人だけどなぁ…。ちょっと良いなぁ。…抱っこ。 |
大蛇丸 | : | …おいで、アンコ。ちょっとで良いならしてあげるわよ。 |
アンコ | : | ほんと?! …ありがと、大蛇丸!(嬉しそうにしがみつく。) |
網手 | : | アンタも抱っこして欲しいかい?(←実は自分がしたくなった) |
カカシ | : | …結構です。 |
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