としちゃん?
としちゃんこと、岩本としお
「としちゃん家の米」は、四国は香川、三野の里で自然を愛し、労力を惜しまず、農業に誇りを持って米作りに専念する百姓一家 岩本としおが丹精こめて作ったお米です。
有機物循環+有機肥料による土作り、米酢液による病害虫予防等にこだわり、手間をかけ愛情を注いでお米を育てています。
このお米を食べていただければ、必ず私のお米に対する思いを感じ取っていただけると確信する次第です。
としちゃん家の米を御愛食の皆様へ
いつもうちのお米を御利用下さり、本当にありがとうございます。
また今年も暑い暑い恐怖の夏がやってきてしまいましたね。
おまけに梅雨があっという間に明けてしまい、ため池頼みの耕作地では、最初の田植えの水は何とかありましたが、その後あまりにも降らないので、とうとう7月に入って一部の地区で農業用水の取水制限が始まってしまいました。
米作りにとって水は最も大切。
先に植えた稲が枯れては大変!!と水入れに大忙し...なので田植えが次々と遅れてしまい、加えてこの連日の高温!!
最後の方は田の水がもうお湯!!植えたばかりの苗はゆらゆらゆれて、まるでお風呂でのぼせてるみたいで可哀相です。
これでは稲の生育にまちがいなく悪いし何よりも私達の体がもたないよぉ...という事で7月19日にやっと終わり...というかもうやめました。
去年は水入れが本当に大変だったので、不便な田、手間のかかる所は植えるのを断念したのです。とはいえ、一応終わったので2人とも力が抜けてグッタリ...
1日寝込んでしまうほど疲れきってしまいました...
この稲達、こんなお湯の田んぼに植えてちゃんと無事に育つのかとても心配ですが、あとはお天気次第なのでもう祈るしかないです。
その上、心配なのが今年に入っての米価の高騰です。
世間では去年よりあれだけ米不足だと大騒ぎしているのに、
心配ない、心配ないと他人事。何の対策もしなかったJAや政府。私達生産者もふり回されてもう不信感しかありません。
とうとうなくなるぞとなってやっと、やっと備蓄米...
遅すぎます!困るのは消費者なのに...買い物にいく度あれもこれも値上がり、お米はもっと値上がり...こわいです。
うちの場合は自分達が作ったお米を直接販売しているので卸業者は関係ないから、少しでもお客様の助けになればと値上げせずがんばってきました。
でも春より肥料や燃料、機械の部品や修理、あらゆる経費が2倍以上となりこのままでは経営が苦しくなる一方でどうしょう...という所まできてしまいました。
お客様の事を考えると家計の負担がまた増えて申し訳ないとは思いますが、そういうわけで今回の新米より、やむなく値上げさせてもらうことにしました。
今年は作付面積も減り、当然収穫量も減る見込みですので、この値段でもかまわないというお客様限定、在庫限りの販売となります。
なので予約の方が優先となりますことを御了承下さいませ。
私達なりに毎日一生懸命お米と向き合ってがんばっています。 もう年なのであと何年できるかわかりませんが、精一杯がんばりますのでこれからもどうぞよろしくお願い致します。
これまでの道のり
- 昭和58年 借地による米麦農家として出直す
- 平成元年 米作り専業農家としてはじめる
- 平成2年 自分で米を売り始める
- 平成4年 特栽米に取り組む
- 平成8年 米小売業者登録により全量個人販売、現在に至る
としちゃんが考えること
農業は『勉強が出来なかったら田圃せないかんぞ』『暗い』『きつい』などのイメージがありますが、根本的には明るく充実した仕事です。
お客さんの食卓を作り出すという気持ち、毎日太陽と水と土と稲の命に触れて生き生きと幸せいっぱいです。
スーパーに売っているお米しか食べたことのない人に、本物の味を伝えたいのです。
としちゃん家の米に感動するお客さんの声を励みに、私は毎日がんばっています。
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