「ひとりでも私は生きられるけど…」という歌があったけど、 やっぱりひとりで生きるのはさびしいものだよ。 自分が問いかけた言葉に応えてくれる人がいる。 自分のつらい気持ちを聴いてくれた人がいる。 自分と同じ道を歩いてくれる人がいる。 それだけで、力がわいてくるもの。 本当は、その人が、自分にとっての一番のパートナーなら最高だけど、 たとえ、それがどんな相手でも、いないよりはいい。 ひとりでいることがさびしくて、つい、誰かに声をかけてしまう。 誰かが声をかけてくるのを、つい、待ってしまう。 そんな話を聴くたびに、つくづく、人って弱いものなんだなあ…って思う。 「やさしい」という言葉は魔法のようなもの。 やさしいからというだけで、人は心を許す。 やさしさの裏には、オブラートに包まれたナイフがあるんだよ。 誰にでも優しくできる人って、確かにいるかもしれないけど、 それは本当のやさしさなんだろうかと、ふと考えることがある。 嫌いなやつは嫌いだ、と言える勇気が欲しいよ。 |