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麗しの90年代のスター AVアイドルの小箱その二 |
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螢というのは多分辻立ちの遊女を指しているのだと思う、夏の夜になると現れるのでその名が付いたそうな。
「松原のぶえ」 さんの歌に「蛍」という佳曲があるが、あの歌の主人公が春をひさぐ女だというのを最近理解した。
人の情念は理屈やきれい事では解しきれないところがある。
下の写真をご覧いただければ分かるが
早乙女愛さんは実に類い希なる良い体を持ってらっしゃった。
その裸身が発する濃厚なエロティシズムは
人の持つ解しきれない「情念」をあますところ無く表現している。
五社英雄さんは伊達に早乙女愛を選んだわけではないと思う。
北の螢
明治十六年の頃の樺戸(かばと)集治監を舞台に北海道の開拓時代にうごめく
極限状態の男女の情念を描いた五社英雄監督の映画。
主演は仲代達矢、 岩下志麻。
仲代達矢扮する典獄(刑務所長)の情婦(夏木マリ)が女将をしている料理店の飯盛り女の一人が
「古屋せつ」で早乙女愛の役どころだ。
なにゆえに早乙女愛が抜擢されたかは上で説明したとおりだが
理詰めで筋立てを追うと
この映画の持つ骨太な(日本映画離れした)表現を見誤ってしまう。
ただ惜しむらくはクライマックスの
職を追われた典獄が冬の月形の山越えをするシーンは少し迫力不足かなと思う。
厳冬期の北海道の過疎地域で大型四輪オフロード車は必需アイテムだ。
その踏破性能のためではない
万が一の時にその巨大で頑強な車内に立てこもるためである。
吹雪の怖さは体験しないと分からない
道が無くなるのではなく、「大地が壊れるのだ」
下手に動くと命に関わる
雪山の怖さは地面が無くなることにある
土から数メートル上がった上に立つと
夏に見慣れた景色が一変する
その心細さは大海に放り出された漂流者さながらである
そこには、泳ぐとか雪をこぐとか以前の絶対的な恐怖心がある
映画のような表現では到底得心がいかない
森進一の歌う「北の螢」(主題歌/作詞:阿久悠)が大ヒットしたのも忘れることが出来ない。
ほたるの漢字はそれぞれの原作品のタイトルに従いました。ちなみに「螢」は古語です。
24番の画像はおまけです。光の良く回った極めてオーソドックスなポートレートで
素人が、「こんな写真が撮れたらいいな」としみじみ思わせる写真だ。
長身で美しい早乙女愛さんの魅力を最大限に表していると思う。
(ウイスキーのJ&Bのカレンダー、1981年)
◆他の早乙女愛の画像のご紹介、早乙女愛(ロマンポルノ:女猫、重いので気長にお願いします。別窓でひらきます)◆