田中美佐子、ダイヤモンドは傷つかない

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JPG画像:15●田中美佐子/たなか・みさこ●プロフィールは「思い出の玉手箱、懐かしのアイドル大集合の二」の
田中美佐子のページを参照ください。

「ダイヤモンドは傷つかない」は1982年公開の映画(制作:東映、監督:藤田敏八)で
田中美佐子の映画初出演で初主演の作品。

チョイ悪の予備校教師の
酒と女に明け暮れる日々を送るためだけに
懸命に稼ぐ毎日を描いた
「こんな男に引っかかると碌な事はない」という意味で
女性にとって教訓とななるような映画である。

人生は「結果として同じ事の繰り返しだ」
と言うのがテーマらしいが
そこには「退屈」があっても、「嘆きの天使」にはある退廃がない。

嘆きの天使:1930年のドイツ映画、マレーネ・ディートリヒ主演
堅物の高校教師が踊り子さんに入れ込んで破滅していくと言う話。
ディートリヒが歌う主題歌の「また恋したのよ」は絶品。

1980年代の日本に1930年代的な退廃を求めても
詮無いが
映画だからこそ「破滅に向かう人の尋常ならざる後戻りの出来ない生き様」を描いてほしかった。
山崎努は扮する教師は「つるつるしていて・ぬるぬる」で
ある意味カッコイイが
所詮はチョイ悪なだけでテーマ同様に退屈なだけだと思うのは
私だけ?

田中美佐子の扮する女子大生のお尻は
マレーネ・ディートリヒの肉感的な脚線美に「匹敵する」
と言ったらオールド・ファンに怒られるだろうか?
下の写真でご確認あれ!!

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