Poetry - Lovers

Lovers - No.085

夏休み


黄色い太陽が
とろけそうに明るく輝いて
私はきらきらした光をゆっくり吸い込む

向日葵の咲く小道を抜け
風鈴の音が風を渡っていく

青い空の向こうに
私の自由が待っている
足りないものは何もない

でも、私は気付いた
ひとつだけ、たったひとつだけ足りないものがあることに

それは
「大好きな君と過ごす時間(とき)」

今度はいつ、会えるんだろう

翡翠色の風の中
満たされた私に足りないもの
それは

ひとつだけ・・・・


Written by 勾玉繭羅
- 2002.07.24 -


■ 勾玉繭羅@作者

題は「夏休み」ですが、詩の中にはその言葉を入れないで書いてみました。・・・難しかったです。嗚呼、夏休みになったのは良いけど、「あの人」に会えないよぅ(涙)


■ チョコ@管理人

夏休みってうれしいけど、確かに好きな人に会うこともできなくなっちゃいますね。遊びに誘ったりすればいいんだろうけど、チョコはなんか恥ずかしくてできないかも・・・。それにしても、「あの人」っていうのが気になります(笑)。
夏休み、大学にもあるけど今年は全然夏休みらしいことしてなかったなー。


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