アンジェリークは、アリオスの鋭い眼差しが怖くて動けない。 家にはもう帰れないの・・・? 温かいと思っていた家族との幸せが、もろくも崩れ落ちていくような気がした。 連れていかれた場所は、高層マンションの一室だった。 「どうして!? どうしてこんなことをするの!?」 アリオスは黙っている。 「ねえ!」 アンジェリークが執拗に言うものだから、アリオスはようやく口を開いた。 「おまえやおまえの親父には何の恨みもねえが、俺もビジネスでな?」 感情を湛えられていないようで、どこか寂しげなまなざしは、アンジェリークを釘付けにする。 「・・・ビジネスって・・・」 「俺は口を割らねえ主義でな」 抵抗しようとするアンジェリークの細腕を、アリオスは軽々と掴む。 「ったく、おまえは罪な存在だ・・・。仕事なんぞ簡単に片付けるはずだったが、おまえのそばにいたかった・・・」 息を飲んだが、もう遅かった。 強く唇を奪われ、まずは、口腔内を征服されていく。 強引に舌をわりこませて、、上顎の部分を舌で愛撫をさせる。 彼の舌は蠢くように口内をはい回り、優しく撫で上げていく。 「んっ・・・っ!」 崩れ落ちそうになる彼女の華奢な体を、アリオスは腕の中に軽々と支える。 強く唇を吸われて、歯を当てられ、アンジェリークは頭が真っ白になるような気がした。 ようやく唇が離されて、アンジェリークは彼の体の中で崩れ落ちた。 最初は息が上がっていたアンジェリークも、徐々に落ち着きを取り戻してくる。 「嫌いよ・・・! 大嫌いよ! どうせこれもビジネスなんでしょ!」 アンジェリークは、また反抗的にアリオスの精悍な広い胸を叩く。 彼は即座にその腕を掴むと、冷酷でありながら、どこか野獣のきらめきがある瞳で、彼女を見据えた。 「確かに俺は感情なく女を抱ける」 アンジェリークの身体が僅かに動く。 「だが、ビジネスかどうか、おまえの身体で判らせてやる・・・!」 「いやっ!」 そのまま強引に抱き上げると、アリオスはベッドに連れていき、その上に投げる。 「いやっあ!」 息を吐かせる間もなく、アリオスはその華奢な身体に覆い被さってきた。 「いやあああ!」 彼女の悲鳴を飲み込むように、アリオスは荒々しく唇を重ねる。 「んっ・・・!」 抵抗出来ないように、アリオスは腕をしっかりと掴み、離さない。 どうしてだ・・・。俺は、こいつが狂おしいほど欲しくてたまらねえ・・・。こんなに女を欲しいと思ったのは、初めてだ・・・。 あのビルで出会った時、一目で欲情した・・・。 離さない・・・。 唇を離され、アンジェリークはかなり激しく呼吸をする。 「嫌いっ!」 泣きながら切なげに言う彼女が、可愛くアリオスは思う。もう止められやしなかった。 部屋に絹が引き裂かれる、鋭い音がこだまする。 「いやああああ!!」 白い肌を露わにし、アリオスは白い命を得るかのように、首筋を吸い上げる。 「あっんんっ・・・!」 身動ぎをしようにも適わず、アンジェリークは甘く苦しげな声を上げ、涙を流す。 「やめ・・・てっ・・・!」 身体をのけ反らせようとして、動かない身体に呻き声を上げた。 「おまえは俺のものだ・・・」 「やっ!」 胸の砦を引き裂いて、豊かな胸を力づくで揉みこみ始める。 「やっああん」 痛みと共に、甘い快楽が全身を覆い尽くす。 身体を震わせ、甘い声を上げる彼女に、彼は抱きすくめ、そのまま胸に顔を埋める。 「あっああ!」 それは明らかに嬌声。 唇でゆっくりと愛されながら、アンジェリークは何度も甘い吐息を吐く。 「・・・アリオス・・・」 アリオスもまた吐く息を軽く乱しながら、白く豊かな丘を口いっぱいに含み、強く吸い上げた。 「やっ・・・!!」 双方の胸を交互に同じことをされ、甘く切ない痛みが全身を駆け抜ける。 その痛みは、まるで罪のように思えた。 私は、表面では嫌だと思っていても、どこかで彼を求めてしまっている・・・。 これは罪・・・? 大きくて繊細な手でゆっくりと今度は優しく揉みしだかれていく。それが、あまりにも心地好くて、アンジェリークは全身を桜色に染め上げといった。 彼女が余り抵抗しないのが判ると、今度は優しく抱き締め、ももいろの蕾を口に含む。 そこを舌先で転がしながら、音を立てて強く吸い上げた。 「ああっ!」 合間に当てられる歯が、微妙な力具合で行われて、アンジェリークは快楽に震えた。 こんなの間違ってる・・・! アンジェリークは理性ではそう感じているものの、本心では深くアリオスを求めていた。 「あっああ・・・」 「初めてなくせに、随分感じているじゃねえか、お嬢様・・・」 憎らしいほど艶やかで、危険な囁きに、声だけで身体が潤む。 「やああんっ!」 軽く抵抗してみると、彼の腕に力が増した。 「おとなしくしやがれ・・・」 蕾から唇を離すと、アリオスは、ボロボロになった白い絹のワンピースを身体からはぎ取り、白い砦一枚の姿にした。 「お前はどんな姿であろうとも綺麗だと思ってた」 腹部に優しく唇が当たっていく。あまりにもの優しさに、アンジェリークは瞳を閉じた。 「んんっ!」 繊細な指先が砦の上を走り抜けた。 「あっん・・・!」 ぴくりと身体が跳ね上がり、アンジェリークは甘い声を上げた。 「良い具合に潤っているぜ? ココ」 彼が指にギュッと力を入れれば、湿った音が部屋に響き渡る。 「ヤダ…」 そのまま濡れた蜜が染み渡っている白いとりでの上から、秘所の宝石をツいっと刺激すれば、アンジェリークは必死になって足を閉じようとした。 「やっ!」 「足なんか閉じるな」 「ああっ!」 指で花芯を擦り上げられ、アンジェリークは全身に電流が走っているのかと思う。 「いやああ!」 白い砦を乱暴に脱がされ、アンジェリークはとうとう彼に総てを曝してしまった。 「やあああ」 そのまま脚を強引に開かされて、アリオスは濡れて輝く秘密の場所に顔を埋めた。 「止めて!!」 そのまま花弁を押し広げて、舌で丁寧に溢れてくるものを舐めとってやる。 舌がチロチロと小刻みに動き、秘所の花弁の裏を刺激する。 「はあ、ああ、ああっ!」 舌先で、尖った熟れる前の果実を転がせば、アンジェリークの全身が痙攣を始める。 彼女は彼の方をしっかりと握って、その快楽に準じようとしている。 淫らに響くは、アリオスが舐め取る蜜の音。 「んっああっ!!!」 蜜を吸い上げる淫らな音に、アンジェリークは耐えj切れない。 「ああ、ああ、あああっ!」 そのまま入り口を舌で溶かしながら、アリオスは胎内に指を押し入れていった。 「やああんっ!」 「大丈夫だ、おまえのここは俺を受け入れる準備をしているだけだ…。直ぐになれる・・・」 「いやあああっ!」 指を一本筒丹念に増やされ、あち内をかき混ぜられる。 嫌だ・…。 こんなに淫らなの… 「アンジェリーク…」 「あああっ!」 そのままアリオスは彼女のない壁をすっと引っかいた。 「ああああっ!」 +突然身体に大きな波が襲った。 「ああああっ!」 あまり煮物感覚に全身を何度も仰け反らせる。 その姿が、アリオスは何よりも美しいと感じた。 「アンジェ…」 彼は指を強引に抜き去ると、アンジェリークの脚を強引にさらに開かせる。 「あああっ!」 その感覚に声があがる。 「胎内で俺を覚えろ」 「・・・やっああ!」 突然、熱く大きなものが、彼女の細い道を無理やり押し入ってきた。 「いやああっ! 痛いわ!!!」 その身体を引き裂かれるような痛みにアンジェリークは涙を流して叫び、その身を強張らせる。 「力を抜け!」 「いやあああっ!」 頑なな彼女に、アリオスはさらに強引にも身体を推し進める。 「やめて!」 鈍い痛みが腹部を貫く。 「ああっ!」 彼がすっぽりと納まったとき、アンジェリークの体から、少しずつ力が抜けてゆく。 「あああああああっ!」 彼が少し動けば、アンジェリークの口から漏れるのは明らかに嬌声。 甘く切ない声。 アリオスはその声を合図に、腰を動かしつき上げ始める。 アンジェリークはその動きに合わせるかのように、無意識に彼を締め付けていた。 「ああああああ!」 「何だ…そんなにいいか? 俺は…」 「やっ!!」 彼の淫らな言葉が憎い。 だが、これを抗うには、もう遅すぎた。 アリオスが齎す快楽だけが、総てのように思え始めたから。 「あああっ! ああん!!」 何度も何度も締め付けて、何度も何度も突き上げる。 無意識に、二人は最高のコンビネーションで、愛を築きあう。 「あああっ!」 アンジェリーク亜肺式が揺れるのを感じる。 見えるのは、アリオスの欲望に煙った艶やかな異色の眼差しだけ。 それに潤んだ瞳の自分が映し出されていく。 「ああ、あああああっ!!」 アリオスの突き上げと腰の動きが速くなり、アンジェリークのそれも合わせて早くなる。 「んんっ!!」 「アンジェ!!」 アリオスは何度も彼女に自分をこすり合わせる。 限界を体が震えることによってお互いに伝え合う。 「アンジェ!!」 「アリオス!!!!」 このまま二人がしっかりと抱き合った瞬間、暑いものがアンジェリークの胎内に流れ落ち、二人は今まで経験したことの無いような絶頂の波に飲み込まれた---- アンジェ…。 おまえ以上に感じた女はいねえ…。 一緒に、奈落でもどこでも連れて行く…。 おまえがいれば俺は平気だ… |
コメント
53000番のキリ番を踏まれたnatsu様のリクエストで、
「不良アリオスとお嬢様アンジェリークの身分違いの恋で、アリオスは鬼畜で野獣」です。
一応は、お嬢様とそのボディーガードです。
「やめろ」っと言われても(Byヒデキ)
野獣ものを書かずにいられません(笑)
おねねにはばれてます(笑)

