Present For You

中編


「先にシャワーを浴びてくる」
 アリオスはアンジェリークに宣言をすると、速やかにシャワーを浴びに行く。
 暫くして、かすかに聞こえ始めたシャワーの水音が、やけにセクシャルに聴こえた。
 一緒にシャワーを浴びるよりも、今日は妙に胸が高まってしまうのは何故だろうか。
 なぜかバスルームの前に立って、アリオスがシャワーを浴び終わるのを待ってしまう。
 すりガラスに映るシルエットは、とても艶かしくて、彼女は思わず生唾を飲んだ。
 バスルームのドアが開き、ローブを肌蹴させたアリオスが、がしがしと紙をバスタオルで拭きながら出て来る。
 目が合っただけで、胸が高まった。
「次はおまえの番だぜ? 待ってるからな?」
 掠めるようなキスを唇に受けて、アンジェリークは頬を赤く染め上げながらゆっくりと頷く。
「うん…、行って来るね」
 華奢な躰を抱き締めながら、彼女はそっとシャワーを浴びにバスルームに入った。

 アリオス…。
 今夜は特別な夜だから・・・、私…、緊張しちゃう・・・

 いつもよりも念入りに躰と髪を洗う。
 甘い感覚で心が緊張してきた。
 充分にシャワーを浴びて、ローブを手早くきてバスルームの外に出ると、アリオスが不機嫌そうに待っていた。
「遅ぇんだよ…」
「ごめんなさい…」
 しゅんとして謝ると、アリオスがいきなり抱き上げてくれる。
「今日の最高のプレゼントはおまえだからな? 精一杯楽しませてもらう」
「…アリオス…」
 抱き上げられて、甘い声が耳元に聞こえれば、ふわふわと雲の上を歩いているような気になる。
 蜂蜜のような甘さに、アンジェリークはアリオスの胸に顔を埋めて甘えた。
 ベッドルームに入ると、ほんのりとアロマキャンドルが点されていて、とてもいい雰囲気だ。
 アルカディアにいた頃、アリオスにプレゼントした天使のランプをプレゼントしたことがあったが、そのランプに、アロマキャンドルを入れてくれていたのがとても嬉しかった。
 とても良い香りのするランプに、アンジェリークはうっとりと酔いしれる。
 この香りをかいでいると、不思議と心が深く満たされていくのを感じる。
「…いい香りね…」
「したくなるだろ? これ」
 真実をそのまま突かれてしまい、アンジェリークは真っ赤になって俯いた。
「バカ…」
 恥かしそうにアンジェリークは上目遣いでアリオスを見つめ、定番の言葉を囁くと、広い胸の香りを吸い込む。
 アロマの香りと上手くマッチングしたのか、鼻腔をくすぐり、むらむらとしてくる。
「俺もしたいからな?」
「あっ!」
 押し倒されるかのようにベッドに寝かされると、アリオスがしっかりと抱き締めてくる。
「下に何もはいてねえだろうな?」
「…うん…」
 声にならないほどの小さな声で囁くと、アリオスは甘く微笑んでくれた。
「いい子だ・・・」
 ベッドサイドのテーブルにある栄養ドリンクを手に取ると、アリオスはそれを一口飲んだ。
 その後はそれを一口福美、アンジェリークの唇に近づけていく。
 甘いキスは栄養ドリンクの味。
 ふわりとした甘さに、彼女は酔いしれた。
 喉にとろりとした液体が流れていく。
 それが風呂上りの熱った躰には丁度よかった。
 触れただけのキスなのに、既に征服されたいような熱を帯びている。
「はあ…」
 唇から僅かに零れた液体を、アリオスが舌でそっと掬ってくれた。
「今夜はおまえも頑張ってもらわねえとな? 寝かせないから覚悟しておけよ?」
「あっ…」
 ぎゅっと抱き締められて、唇を奪われたので、アンジェリークハそれ以上何も言葉を紡ぐことが出来やしなかった。
 いつにもまして生々しいキス。
 激しく唇を吸い上げられて、口腔内を舌で激しく侵されていく。
 アリオスの舌は、まるで生きているように、アンジェリークの感じる場所をくまなく愛撫してくれる。
 時にはとろけるように優しく。
 時には野獣のように優しく。
 交互に甘く置かされて、頭の芯が熱で溶けてしまいそうになった。
「ンン・・・、はふっ!」
 息が出来なくなって、唇を離そうとしても、直ぐにアリオスの唇に捕らえられる。
 甘い拷問が続き、もう、自分の意志ではどうこうできなくなっていた。
「アリ…オス…」
 キスだけでいってしまいそうになる。
 彼のキスは、触れるだけで熱を齎してしまうような、魔法の力をもっていた。
 完全に躰の力が抜かれてしまッタところで、ようやく唇から解放された。
「アリ…」
 潤んだ瞳で見つめる彼女のローブをアリオスは一気に剥ぎ取っていく。
「やあん」
 柔らかなアロマキャンドルの光に照らされた白い肌は、想像を絶するほど美しい。
「…綺麗だぜ?」
「アリオス…っ!」
 異色の魅惑的な眼差しでじっと見つめられると、アンジェリークは泣きたくなってしまい、思わず躰を隠してしまう。
「アリオスも…、ローブを脱いでくれなくっちゃイヤだ・・・」
「アンジェ…、いいぜ? おれもしたくてたまらねえからな?」
 アリオスはクッと喉を鳴らして笑うと、一気にローヴを脱ぎ捨てる。
 そのしたには、もう、ワイルドな豹柄のブーメランぱんつしかない。
 彼の昂まりぶりはかなり激しく、くっきりと硬く熱いものが形を作っている。
「アリオス…、よくにあってるわ」
「サンキュ。おまえのプレゼントだから穿くんだぜ?
 俺にとっては、”愛のブーメランぱんつ”だ…」
 うっとりとアンジェリークは囁くと、アリオスの硬いものに手を延ばした。
 息をお互いに乱しながら、恍惚の表情になる。
「アンジェ…」
 アリオスは艶やかにアンジェリークを見つめると、彼女の秘所に手を伸ばした。
「アリオス…、凄いわ・・・。
 何でだろう、今日、凄くしたくてたまらないの」
「俺もだ…。
 このぱんつ、何だか腰がブーメランみてえに動くぜ? 腰を強靭にしてくれるぜ?」
 アリオスがわざと腰をくねらせて、アンジェリークの熱い場所にすりつけてくる。
 それだけで彼女は甘い声を上げた。
「ああ、アリオス…」
 アンジェリークは堪らなくなって、ぱんつの前を一気に外す。
「アリオス、もっと、もっと愛したいの…」
「アンジェ…。
 このぱんつ最高だぜ? ケツの部分に書いてある、”愛はブゥーメラーン”なんてコメント、最高にいけてる・・・」
「アリオス…、私もこの言葉が気に入ったの・・・。私たちにぴったりだって・・・」
 アリオスはアンジェリークの口元に自分の高まったものを持っていく。
「アンジェ・・・」
 そのパンツのお尻部分には、アンジェリークが一目見て気に入ったことば。
 ”愛はブーメラン”が書かれている。
 アンジェリークガその文字をなぞり、アリオスの腰が、ブーメランのように揺れた。

コメント

本館120000番のキリ番を踏まれたサミーさまのリクエストで
『コレットちゃん、独りで大人の店に買い物に行く』です。
買うものはわしにお任せということで、ブーメラン。
…にしたら、まあ、アリオスさん。
オフィシャルで♪愛はブーメラン(笑)
デスカ?
全くの偶然でしたが(笑)
このせいで余計に爆笑です。
 ねえ?
威力は後程という事で中編(笑)
…私をしばかんといてや?
サミー様??



 マエ コンテンツ ツギ