Present For You

後編


 アリオスの猛々しく熱いものを、恥ずかしそうにどこか嬉しそうに、アンジェリークは手に掴んだ。
「アンジェ・・・」
 スローモーションのように唇をゆっくりと近付けながら、彼女はさも嬉しそうに舌を突き出す。
「アリオス・・・」
 舌先で亀頭のくぼみを舐めると、アリオスの表情が快楽に歪んだ。
 その表情が嬉しくて、アンジェリークは口に含む。
「んっ・・・、んんっ!」
 強く吸い上げらると、アリオスの快感と緊張が更に感じられて、嬉しい。
 先だけ吸い上げたり、全体に舌を這わせたり、飲み込んだりして、くまなく彼を愛した。
「アンジェ、おまえ、ホントに最高の女だぜ?」
 アリオス自身が先ほどよりも更に硬く大きくなっている。
「アンジェ・・・、サンキュ」
 甘い声で囁いた後、アリオスはアンジェリークの栗色の髪をくしゃりと撫でた。
「アリオス・・・」
 もっと彼を愛したいと思いながら、名残惜しげに唇を離す。
「今度はおまえの番だぜ、アンジェリーク。俺の”ブーメランな愛”を見せてやるぜ?」
「アリオス・・・」
 今度は、アンジェリークが押し倒される番だった。
「あっ・・・」
 白い滑らかな肌を自分に引き寄せ、アリオスはぎゅっと抱き締める。
「おまえは本当に可愛い女だぜ・・・?」
「あっ・・・」
 甘いキスを顔中に降らされた後、アリオスは首筋に舌を這わせていった。
「んんっ!」
 体温より少しだけ冷たい舌が、首筋に柔らかに踊っている。
 時には優しい動きになり、時には強く肌を吸い上げられた。
「あっ、ああ・・・」
 アンジェリークの甘い声も、徐々に艶やかさを増して、アリオスを刺激する。
 首筋に歯を当てられた時に、征服される喜びが肌を駆け巡り始めた。
「綺麗だぜ?」
「アリっ!」
 しっかりと華奢な躰を抱き留めていたが、アリオスの手が、揺れる柔らかな胸を触れてくる。
「あっ・・・!」
 アンジェリークは、触れられただけなのに、全身が官能の衝動に動いた。
 手のひらで乳首を撫でるだけで、そこは色を濃くさせ、硬くなる。
「んんっ・・・!!」
 甘美な拷問は、もっと続いてくれるばとすら、思ってしまう。
 下から持ち上げるように揉みしだかれ、指で乳首を捻られた。
「んんっ・・・!」
 優しさと強さの交錯した柔らかな愛撫に、アンジェリークはとろけそうになる。
 唇で愛して欲しくて、彼に何度も胸を突き出した。
「お願いよ・・・」
 甘くしたたかな願い。
「今日は俺の誕生日だろ? 俺が好きにしてかまわねえんだろ?」
 わざと焦らすかのように指先を乳輪に這わせながら、笑う。
「もう! 意地悪・・・っ!」
 最後の声は、桃色の吐息にすっかりかき消されてしまった。
 捩るように身をアリオスにこすりつけて、アンジェリークは貪欲に求める。
「お願いっ・・・!」
 首を振りながら、腕を延ばしてアリオスをぐっと引き寄せる。
「しょうがねえな・・・」
 苦笑すると、待ちわびて堪らない濃い色に染め上げた乳首に唇を寄せていく。
 口に含まれただけで、電気が走り、アンジェリークは躰をはねあげさせた。
「なにもしてねえぜ?」
「口にいれながら話さないでっ!」
 激しく喘ぎながら、どこか華やぎのある声で囁く。
 彼が話す度に乳首が舌に擦れて、痺れるような感覚に溺れた。
「あっ、ああ・・・」
 強く吸い上げられたかと思えば、舌先で転がされる。
 甘く激しい拷問に、アンジェリークはシーツをきつく掴んだ。
 根元を甘く噛まれると、本当に全てを捨ててしまえるほど心地好い。
「んんっ・・・、ああっ・・・!」
 白い肢体をのけ反らせる姿は、本当に愛らしくてたまらなかった。
 柔らかな胸は、アリオスの意思通りに、形を変えてくる。
 それが彼の征服感を十二分に満足させてくれた。
「あっ!」
 アンジェリークはと言うと、左右どちらの乳房にもアリオスの唇を感じ、とろけそうになるほどアリオスに溺れた。
 唇が、白い胸にまんべんなく付けられ、どこもかしこも肌を吸い上げられる。
 所有の真っ赤な花が花が白い肌のあらゆる場所に咲き乱れる。
 快楽の波に耐え切れなくて、アンジェリークはシーツを握り締めるあまりに、ひどく乱した。
「はあっ!」
 唇が腹部に下がるとともに、指が熱い場所に下りてくる。
 熱を帯びた場所の表面を撫でるだけで、ぴくりと躰を反応させる自分が、とても嫌で堪らなかった。
 思わずアリオスの指を挟み込み動けないようにするが、逆に濡れた部分を一層助長してしまう。
「あっ!」
 指先が熱い肉芽に達し、強くこね繰り回された。
 触れる度に、淫らな水音が響き渡り、足が自然に開いていく。
「いいコだ・・・」
 花びらをアリオスの指が、ゆっくりと広げていった。
「はあっ!」
 剥き出しになった肉芽を、指は容赦なく捕らえて、こねくり回していく。
「はあ、あああっ!」
 そこは触れられるだけで電気のような快楽が、全身を伝わっていった。
 アリオスにそこを触れられるだけで、蜜がとろりと流れ出る。
「ああっ…」
 指を蜜壺に突き入れられると、アンジェリークはもう堪らなくなってしまう。
 涙が滲んでくるほどじんわりと感じて、呼吸するのですら辛かった。
「------あああっ!」
 胎内をかき回されるだけで、肌が熱でざわめいた。
「こんなに零して・・・。しょうがねえやつ」
「だってアリオスがっ…!」
「黙ってろ」
 ふしだらにも足を大きく開かされると、そこに顔を埋められた。
 生々しくも、生豆にアリオスの舌を感じる。
 蜜を音を立てて舐めとりながら、肉芽を転がしてきた。
「ああ、あああっ!!」
 涙を充分に滲ませた艶やかな声で鳴きながら、アンジェリークはアリオスの髪を掴む。
「ああああっ!」
 舌で充分に襞を陵辱され、中心の熱を帯びたものを吸い上げられる。
「ああ、もう、アリオス…っ!!」
 アンジェリークの腰は淫らに揺れ、更にアリオスにすがり付いてきた。
 もうこれ以上堪えられない。
「------お願い…、挿れて…っ!!」
 切迫したアンジェリークの艶やかな声に、彼は喉を鳴らして笑う。
「しょうがねえ女だな…。だからこそ、俺の女なんだろうけど」
 熱く昂まったものを、アリオスは捩じ込むように挿入してきた。
「-------あ、あああっ!」
 生々しくも熱い感触に、酔わないほうがおかしい。
 腰を強く捕まれて、アリオスはいつもよりも鋭く腰を進めてきた。
「ああああっ!!」
 最高の熱と圧迫が、アンジェリークを確実に”狂”の世界に誘ってくれる。
 内側に感じる力強い嵐のような熱を、彼女はしっかりとからめて離さない。
「…おまえ…、やっぱり凄いぜ…」
 アリオスは、快楽に表情をゆがめながら、大きく息を吐いた。
 最奥まで達すると、いつもより回転をつけて、突き上げてくる。
「あっ!! あああああっ!!」
 普段も強力な粘り腰だが、今日のアリオスはそれを上回っていた。
 想像を絶すると言っても良かったかもしれない。
「ああ、ああああっ!!」
 猛るもので快楽を抉るように腰を動かされて、アンジェリークの思考回路は完全に停止した。
「はあ、あああっ!」
 何度も出し入れが繰り返される。
 彼女もアリオスを強く締め付け、腰を動かしながらも、彼の力強い嵐のような動きには、追いつかなかった。
「はあ、あああっ!」
 熱で視界がぼやけて、これ以上何も見えない。
 全てが熱のヴェールが被って、幻想的にすら見えた。
「おまえが買ったブーメランのお陰で、腰がブーメランだ…っ」
 アリオス出すら、今までにない快楽に表情をゆがましていた。
「ああ、ああ、あああっ!!」
 もう何もいらない。
 意識が半分溶けそうになる中、アンジェリークはたっぷりの蜜でアリオスをくわえ込むことしか出来ない。
 アリオスの唇が乳首を捕らえ、腰のブーメラン運動が勢いを増した。
「あ、ああああっ!」
 今までにもまして、華奢な躰がしなり、小刻みな震えが起こる。
「ああ、もう、いっちゃう---------!!!」
「アンジェ!!」
 熱い熱が放出された瞬間、もう意識を失うしかなかった-------


「ん…」
 瞼に唇を感じて、アンジェリークはようやく目を開けた。
「アリオス…」
「おまえ最高だったぜ?」
「あ…」
 ぎゅっと抱き締められて、アンジェリークはほんのりと頬を染め上げる。
「…もう…」
「このプレゼントも最高だったぜ?
 まったく”愛はブゥーメラァーンぱんつ”だぜ?」
「…バカ・・」
 アンジェリークは笑いながらも、満足そうに”愛はブーメラン”と書かれた、ぱんつをそっとなぞる。
「でも最高のプレゼントは、なんと言ってもおまえだからな? アンジェ…」
「アリオス…」
 そのまま甘く抱き締められると、アリオスは再びアンジェリークを甘く愛し始める。
「あっ…!」
「まだまだ、プレゼントは貰いたいからな? 女王サマ?」
「ああんっ!」
 抵抗する間もなく、アンジェリークは再び甘い世界に溺れていく。
 
 ”愛はブーメラン”
 その言葉を噛締めながら、アンジェリークは自分たちになんとぴったりなフレーズなのかと思う。
マイブームになると思いながら、アリオスの紡ぐ甘い世界に、再び溺れていった-----
 

コメント

本館120000番のキリ番を踏まれたサミーさまのリクエストで
『コレットちゃん、独りで大人の店に買い物に行く』です。
愛はブーメラン!
以上(笑)



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