I WANT TO KNOW WHAT LOVE IS

中編


 破られたドレスの隙間から、まだ誰のものでもない白い肌が垣間見られる。
「アンジェ・・・! お前は我のものだ・・・。我以外に誰も触れてはならぬのだ」
「いやあっ!!!」
 身体を捩り、頭を左右に振って嫌がるが、レヴィアスの力にねじ伏せられてしまう。
「アンジェ! 二度と俺以外の男とは親しくするな・・・!!!」
 その嫉妬のこもった情熱的な言葉に、アンジェリークは、一瞬、抵抗を止めた。

 レヴィアス・・・。
 ひょっとして嫉妬してくれたの!?
 私と、ティムカさんを・・・

「アンジェ・・・」
 力が少し抜け、抵抗がやんだ彼女の唇を、貪るようにレヴィアスは吸い上げる。
「・・・んっ!」
 強引に彼女の唇に舌をねじ込み、レヴィアスは彼女の舌を捉えて、絡めて行く。
「んん」
 抵抗しようとした彼女の手を自分の手に絡めて押さえつけ、深く唇を貪りつづける。

 ダメ・・・・。
 力が抜けてゆく・・・

 僅かに抵抗しようとして、彼女が顔を振ると、唇を噛まれた。
「いたっ!」
 唇が離されるのと同時に、彼女はいた身の余り小さな悲鳴をあげる。
「・・・抵抗するからだ・・・。大人しくしていろ・・・」
 冷たく言い放たれて、アンジェリークの心に絶望感が覆い尽くした。
 舌でその部分をなぞってみると、血の味がする。
「お前は我のものだ。我のものにずっとしたかった・・・」
 首に顔を埋められ、レヴィアスは白い肌に歯を当てる。
 命を吸い上げるように、強くその部分を音を立てて吸い上げた。
「いやああっ!」

 こんなの・・・・。
 こんなの間違ってる・・・・

 アンジェリークは身動きもままならぬまま、レヴィアスの愛撫を身体に受ける。
 やがて。
 彼の手が彼女の豊かな、胸のふくらみに伸びた。
 びくリ----
 小刻みに彼女の身体に震えが起る。
「いやっ!」
 身を捩る余りに、胸は揺れ、まるで彼を誘っている果実のようだ。
「これは我が買ったんだ・・・。おまえは我のものだ・・・」
「あああっ!」
 そのまま、彼女の下着を強引に剥ぎ取って、露になった白い胸を強く我がもののように、彼は揉みしだいた。
「いたイッ! はあ」
「おまえは我だけに感じればいい・・・」
 柔らかな少女の胸。
 彼はその感触に恍惚を覚えながら、彼は何度も揉みしだく。
「はあっ!!」
 甘い震えが全身に覆う。
甘い声も時折漏れてきて、レヴィアスを満足させた。
「アンジェ・・・・」
「いやああっ!」
 泣きながら懇願する彼女を振りほどいて、彼はその白い胸に唇を寄せる。
 果実は彼を誘う。
 頂をそのまま吸い上げ、胸を揉み上げてゆく。
 歯を当てたり、舌で転がしたりと、レヴィアスは彼女を貪り尽くし味わい尽くした。
 すっと彼の手が彼女の足をなで、中心に伸びる。
「いやあああっ!!!」
 誰にも触れられたことのない、花園に彼の指が触れて、彼女はじたばたと足をさせて、暴れだした。
「暴れるな・・・・。お前は我の奴隷だ・・・」
「いやあああっ!」
 くちゅり。
 濡れた淫らな音が響き渡る。
 彼の指がその場所に触れて、宝石を探り出すと、指をその部分にこすりつけた。
「いやあああっ!!!」
 全身に甘い痺れが駆け抜けて、アンジェリークは身悶える。
 何度も身体を跳ね上げさせて、捩る。

 何・・・・。
 この感覚は・・・・。
 頭が白くなってゆく・・・

「感じてるみたいだな・・・」
「そんなこと・・・あっ!!!」
 彼の指が胎内へと侵入し、 くちゅくちゅと胎内をかき回し始めた。
「いやああっ!!!」
 ある部分をこすられると、彼女は全身に電流が流れるような気がする。
「あああああっ!!」
 全身を小刻みに震わせて、彼女はそのままベッドに沈み込んでしまった。


 足が大きく開かれたような気がして、アンジェリークはゆっくりと目を開ける。
 すると、レヴィアスの漆黒の髪が、その間に揺れているのが見える。
「何・・・っ! いやあああっ!!」
 彼は、蜜が滴るその場所に唇を寄せると、蜜を丹念に舌先で舐めとり始めた。
 淫らに響く水音。
 彼の舌が動くたびに、切なげに感じてしまう自分が嫌でたまらなくて、アンジェリークは何度も涙を流し、彼に懇願する。
「お願い・・・、止めて・・・・」
「ダメだ・・・。おまえを濡らしているのは我だ。誰でもない。そのことを忘れるな・・・」
「いやああああっ!」
 舌先で宝石を嬲られ、いたぶられ、噛まれたりもする。
「いやああああっ!!!!」
 彼女が何度泣いても、レヴィアスは許してはくれない。
「・・・あ・・・・」
 彼は強引に足を大きく広げ、そこの間に身体を挟み込む。
「やあああああっ!!!」
 そのまま強引に、彼は彼女の胎内に熱く高まったものをあてがう。
「いやあああ!!!」
 身体をを引き裂くような痛み。
 恐怖が全身を覆い尽くして駆け巡る。。
「痛い!!! 止めてっ!!!」
 身体を捩り何度も暴れる。
 だが暴れれば暴れるほど痛みは鋭くなっている。
「大人しくしろ。辛くなるだけだ」
 冷たいレヴィアスの声が辛くて、 痛みを助長するだけ。
 ただ抵抗することも適わなくて。
「いやああああ・・・!!!」
 非情にもレヴィアスの腰が進められる。
「いやあっ!!」
 何度も奥を突かれる。
 激しくなる痛み。
 重くなる身体。

 レヴィアス・・・。
 お願い・・・。
 私を人間として扱って・・・。
 モノじゃない・・・・!!
 私はモノじゃない!!!

 体が強張り、恐怖心が潜行する
「覚えておけ…、おまえの胎内(なか)に入っていいのは我だけだということを。
身体で感じろ!」
「いやあああっ!!」
 何度も深く突き上げられる。
 妖しく揺れる腰つき。
 自然と彼を強く締め付ける快楽・・・・。
「ああっ・・・・!!」
 漏れた甘い声。
 レヴィアスはその声に深く欲情し、さらに彼女の胎内を乱す。
 意識さえもぐちゃぐちゃにして。
 全身が、意志と反して快楽に小刻みに震えた。
「アンジェ…!!」
「いやああ・・・・!!!」
 彼がが彼女の胎内に情熱を注ぎ込んだとき、彼女は意識を手放した・・・・。

 私は・・・、レヴィアスの奴隷なの・・・・?
TO BE CONTINUED・・・


コメント

ちか様から5000番のキリ番のリクエストで、
「借金のかたにレヴィアスの元に来たアンジェリークを、
扱い方が判らず意地悪をする」レヴィアスです。
今回がメインシーンです。
うお〜ん。
修行に出ます・・・。