| 「褒美をやるぜ？ アンジェ・・・」 アリオスは、野獣のきらめきを持った異色の危険な眼差しをアンジェリークに向け、小さな身体を抱き締める。 「あっ、ご主人様・・・」 甘く喘ぐ、砂糖菓子のような声に、アリオスは満足げな微笑みを浮かべた。 深く、扇情するかのようなキスを唇に送った後、アリオスは、アンジェリークを俯せにさせる。 「ご主人様・・・」 危険な微笑みを浮かべて、アリオスはアンジェリークの腕を後ろ手にすると、手首をローウ゛のひもで縛り上げる。 「ご主人様・・・」 涙が滲んだ声で喘ぐアンジェリークを、アリオスは背後から抱き締めて宥める。 「おまえ、本当に可愛いな？」 肩に唇を落としながら、アリオスはしっかりと腕を前に回し、白い胸を揉みしだく。 「ふああああ！」 アリオスは強く胸を揉みしだきながら、掌で蕾を刺激した。 「あっ・・・んっ！」 白い身体が小刻みに震える。 舌を背中に這わせながら、アリオスの唇はゆっくりと降りてくる。 「あっ・・・！」 汗ばみ始めたアンジェリークの身体が紅に染まる。 なまめかしく、艶やかに。アリオスの唇が、白く安定した二つの丘にたどり着いたとき、アンジェリークは身体を反らせた。 「ご主人さまっ・・・！」 丁寧に丘を舐め上げ、そのまま舌はクレウ゛ァスに降りていく。 その行為の羞恥に、身を捩って嫌がるが、アリオスは許してくれない。 それどころか、彼は、彼女の腰を淫らに上げさせる。 「こんなところまで濡らして、いやらしい身体だな？ アンジェ。裏汁まで出して、そんなに気持ち良いか？」 アリオスの言葉に、顔から火が出そうになる。 「ご主人様っ！」 「可愛いぜ？ 本当に良い身体だ・・・」 「ああっ！」 クレウ゛ァスを舌で探り、指は白い砦の中に侵入させる。 くいっとアリオスは花びらを押し広げて、その中心の花芯を指で攻めた。 「ああっ！」 強弱を加えた擦り上げに、アンジェリークは初めての痺れを感じる。 「んっ、ああっ！」 アンジェリークから、明らかな嬌声が漏れる。甘く、切ない声に、アリオスはさらに欲望を高まらせた。 「もっと鳴け、もっと感じろ？」 「ご主人様！！」 乱れる彼女の吐息すらも愛しい。 何度も花芯を強弱を加えて擦りあわせ、熱を帯びさせた。 「あっ！」 敏感になっていく花芯を震わせて、身体も震わせる。 心臓が飛び上がるような、毛が逆立つような快感に、アンジェリークは縋るように、アリオスの身体に凭れさせる。 「んっ・・・、ああっ！」 頭の中に靄がかかる。そのままアンジェリークは快楽にひきづられて、意識を手放した。 ぐったりした彼女を、アリオスは背後から抱き締めて背中にキスをすると、腕の紐を解いてやった。 「最高だ」 耳朶を噛みながら囁くと、彼女の身体をあお向けに戻してやった。 「あっ・・・」 ようやく気がつくと、アリオスが目の前で跪いている。 手を取ると、自分の熱いものを握らせて、アンジェリークの手に、自分の手を重ねた。 「こうして擦りあげろ」 「あっん！！」 アンジェリークは潤んだ瞳をアリオスに向けながら、手をゆっくり動かしてみる。 アリオスは従順に動くアンジェリークに、満足の微笑みを浮かべ、手をゆっくり離した。 アンジェリークは、一生懸命、アリオスを手で愛する。 「うまいぜ？ おまえはどうしてそんなに可愛い」 低くくぐもった声で、息を乱しながら、アリオスは、栗色の髪を撫で上げる。 「ご主人様・・・」 「初めてにしては上出来だ」 「嬉しい・・・」 褒められれば嬉しく、またアリオスが喜んでくれるのが、何よりもの彼女にとっては喜び。 「アンジェリーク、今度は舐めて、銜えてみろ？」 一瞬、アンジェリークの手が止まった。 「えっ・・・？」 彼女は潤んだ瞳を、彼に向ける。 「やれ」 テノールと異色の瞳に操られるかのように、アンジェリークは頷き、舌を這わた。 ぎこちない舌の動きであるが、それでも一生懸命さが伝わり、アリオスは身体を快楽に震わせる。 「そうだ・・・、アンジェ、もっと舌の先を使え・・・」 「はい、ご主人様・・・」 舌先で上手く先端をつつかれて、アリオスは息を乱した。 「その調子だアンジェ・・・」 そのまま口の中に彼を吸い上げる。 「んっ・・・！」 アリオスは、その部分に熱い熱を感じる。 欲望がそこに集約されているようだ。 「良い子だ・・・、良くやった・・・、出していい」 それを合図に、アンジェリークは、彼を出して、深呼吸をした。 「褒美をやるよ」 欲望に輝いたアンジェリークのまなざしは、さらに美しくきらめく。 アリオスは、彼女にキスをすると、足を突然大きく開かせた。 「いやっ！！」 彼の、不思議なまなざしに、濡れた花が開いて曝される。 全身に駆け巡る羞恥に、アンジェリークは気が遠くなりそうだった。 「美味そうだ・・・」 そのまま顔を埋めると、アリオスは淫らに音を立てて、蜜を吸い上げ始めた。 「あっ、ああんっ！」 少しうわずった甘い声が部屋に響き渡る。 「ああっ！」 白い身体をのけ反らせる彼女に、アリオスは甘く囁く。 「もっと感じさせてやるよ」 そのまま、花芯の突起に舌先を這わせると、アリオスは、突起の先を少し噛み、先端を舌で転がし、突起を尖らせて、彼女をもっと感じるようにしてやった。 「ああんっ！ ああっ！！」全 身を粟だたせ悶える彼女を、アリオスはさらに攻め立てる。 突起が露わになった花芯を、舌は容赦なく踏み込んでくる。 「あっ、あん！ ああっ！！」 アンジェリークは、再び波がやってくることを悟った。 身体が浮いて、宙に舞っているような気がする。 「あああっ！！」 そのままアリオスは、彼女の壷に、指を侵入させる。 「ご主人様･･･！！！」 アンジェリークは、息を乱し、肩を何度も上下をさせる。 指を三本ほど入れられ、巧みな彼は彼女のない壁をかき回す。 「はあ、ああ、ああっ！」 彼がくいっと内壁を引っ掛けたとき、アンジェリークは再び高みへと登りつめ、意識を彼方へと飛ばした。 もう我慢出来ねえ･･･ アンジェリークがゆっくりと目を開ける。 アリオスは、彼女の意識の復活を確認すると、瞼にキスをする。 「俺の言うとおりにすれば大丈夫だからな･･･」 「･･･はい、ご主人様･･･」 「行くぜ？」 「･･･いやあっ！」 熱く高まった分身を、アリオスは、アンジェリークの熱の高まった場所に、一気に押し入れた。 「いやああっ！」 圧迫感と痛みが全身を貫いて、アンジェリークは、初めて抵抗するかのようにもがく。 「ご主人さまっ！」 「深呼吸して、力を抜け･･･」 「あ･･･深呼吸･･･」 生唾を飲み、その痛みに耐えながら、アンジェリークは深呼吸をした。 涙が頬を伝う。 彼女の力が抜けると、また再びアリオスは胎内の中にさらに身体を進める。 「あああっ！！」 ほんの少しだけ声が甘くなる。 「アンジェ、俺をぎゅっと締めてみろ？」 「あっ、こう･･･」 彼女のそこはもともと凄い締め付けだった。 誰よりもきついそこに力が込められる。 「･･･アンジェ！」 今まで、経験したことがないような締め付けに、アリオスは息を乱した 徐々に痛みが、甘い感覚に変わってくるのを、アンジェリークは気付く。 「あああっ！！！」 それを合図に、アリオスは腰をソフトにグラインドを始めた。 「あああっ！ あああんっ！」 その瞬間から、アンジェリークの身体に、かつて経験したことがないような甘い感覚が襲う。 「ああっああ！」 「アンジェ、おまえも俺と同じように腰を動かしてみろ？」 「･･･こうですか･･･？」 「そうだ、うまいな？」 アンジェリークはとても優秀な生徒だった。 アリオスが彼女の華奢な腰を持ち上げ、その動き方を教えると、次の瞬間には同じようにやってのける。 それ以上の腰の動きで官能を呼ぶ。 「ああっああっああっ！」 アリオスもその腰の動きと、無意識に締め付けてくるそれに、眩暈が覚えるほどの官能を感じる。 「アンジェリーク」 彼は何度も突き上げながら、彼女の感じる場所を巧みにも探ってゆく。 「ああっ！！！」 ある一箇所を突いたとき、アンジェリークの身体は大きく跳ね上がった。 アリオスは、ここぞとばかりにそこを重点的に責めながら、花芯を弄り、胸の蕾を口に含む。 ３箇所を同時に責められて、アンジェリークはもう何も考えられなくなる。 互いにぎゅっと抱き合って、二人はパラダイスへと向う。 「あああっああっ！ ご主人様！！！！」 アリオスが、渾身の力を振り絞り、そこを突き上げたとき、アンジェリークの身体から痙攣が始まった。 「あああああっ！！！」 アリオスも限界に達していく。 「アンジェリーク！」 二人はしっかりと抱き合って、アリオスが熱を放ったとき、一緒に楽園へと旅立った---- |
コメント
２３０００番のキリ番を踏まれた朝倉瑞杞様のリクエストで､
「アンジェリークを調教するアリオス」です。
メイドとご主人様。
･･･もう何も言うまい。
アリオスが鬼畜です。
スミマセン･･･。
