愛の言葉を囁かれて、アンジェリークは嬉しさの余り、ずっと泣き続けていた。 「泣くようなことかよ…」 アリオスの言葉には、どこか照れくささが滲み出ている。 「だって・・・、嬉しいんだもん」 はにかんで俯くアンジェリークが愛らしくて、アリオスはぎゅっと抱き締めた。 「おまえも気付けよ? あんなに俺とやりまくってるのに」 「だって、エンペラーは平気だと思ってたんだもん・・・。私とじゃなくても何回も出来るって、思ってたもん」 ありがちな誤解に、アリオスは苦笑するだけ。 頬にキスをした後、アンジェリークの白い肌をまさぐり始める。 「やっん・・・!」 「俺は確かに、今までは愛がなくても、何度かなら女を抱けた・・・。だが、こんなに抱きまくれねえよ、愛情がなかったらな」 「あっ、んんっ・・・」 アリオスに乳首をこねくり回されて、甘い痺れに、アンジェリークは上手く返事をすることが出来なくなった。 「また、躰に火がついたみてえだな? いいこだ・・・」 「んんっ・・・!」 アリオスは白い首筋に唇を落として吸い上げながら、アンジェリークの胸の感触を楽しむ。 「おまえがイイから、またしたくなっちまっただろ?」 「アリ・・・っ!!」 再びアリオスに組み敷かれて、愛の行為に溺れた。 つんと勃ち上がった乳首を含まれ、エンペラーの舌で巧みに転がされる。 時には繊細に、時には激しく丁寧に愛してくれた。 「んんっ・・・!!」 「俺だけのものっていう、印を付けまくってやる」 「やっ、んんっ・・・!!」 白い丘に唇を寄せると、滑らかで吸い付いてくる。 「あっ、んん・・・!」 面白いように吸い付く肌を楽しみながら、アリオスは所有の肌を散らしていく。 「んっ・・・! ああ・・・!」 「おまえは俺だけのもんだからな。忘れるな」 紅い所有の花が咲き乱れる白い肌は、完全にアリオス色に染まっていた。 アリオスは胸に所有の痕をくまなく付けた後、豊かな白いそれに顔を埋める。 「おまえ、柔らかくって最高だぜ? この道16年の俺だが、おまえは最高の胸をしているぜ」 顔を埋めて、まるで子供のようにその感触を楽しむアリオスが可愛くて、アンジェリークは髪をくしゃりと梳かした。 「あっああ・・・」 甘くも官能的な声に、アリオスは興奮を隠しきられない。 「きれいで最高だぜ」 「次はおまえの番だぜ? 俺が下になるから、俺のをおまえの胸で挟めよ」 アリオスが指差したのは、熱くて高まった自分自身。 余りに官能的で、アンジェリークは生唾を呑み込んだ。 誰よりも、私がアリオスを愛していていることを、証明したい・・・。 ローズよりもあなたを感じさせたい・・・。 仰向けになったアリオスの熱いものを手に取ると、アンジェリークは胸の谷間で愛し始める。 一生懸命締め付け、こすり、アリオスを気持ちよくしていく。 「アンジェ・・・」 百戦錬磨なアリオスが息を乱してくれるのが嬉しい。 アンジェリークは、もっとアリオスが喜んでくれる姿が見たくて、ご奉仕をする。 こうやって、相手を喜ばせるのは、何て気持ちがいいんだろう・・・。 「アンジェ、サンキュ。ご褒美をやるぜ」 「あっ・・・」 アリオスが熱いものを胸の谷間から抜いてしまうと、何とも言えない喪失感を味わった。 今度はアンジェリークがベッドに寝かされる番になる。 「ご褒美だ・・・」 足をいきなり大きく開かされて、アンジェリークは腰を揺らした。 「やんっ!」 「こんなに濡らして、いやらしいな」 「やだ・・・」 アリオスの指が襞を開いて、露わにする。 「おまえのこれは俺の最高の精力剤だからな。いくらでもやれるぜ。俺には一生、バイアグラは必要ねえよ」 舌先で、アンジェリークの濡れた場所を綺麗に舐め始めた。 「やっ、んんっ・・・!」 「おまえ、すげー感度いいな?」 「アリオスっ・・・!!」 熱を帯びた敏感な花肉を舌で舐め回されて、シーツを蜜で汚す。 「あっ、んんっ・・・!!」 アリオスの舌が、ひくついた蜜壺に入ってきた。 「やだっ!!」 ひくついている部分をアリオスが吸い付いてくると、もう堪らなくなる。 「いやあんっ!」 アリオスの唇に濡れた場所を押しつけて、アンジェリークは激しく震える。 ”ゴールドフィンガー”と評判のエンペラーの指が、アンジェリークの胎内をかき混ぜ始めた。 「・・・やっ、だっ!!!」 アリオスのフィンガーテクニックはやはり凄くて、アンジェリークから蜜が噴き上がる。 「いやああんっ!」 瞼に星が瞬いて、今日何度目か判らない絶頂に、アンジェリークは沈み込んだ。 艶やかなアンジェリークにアリオスは堪らなくなって、ぎゅっと抱き締めてキスを送る。 アンジェリークの胎内に入りたくて堪らなくて、アリオスは入り口を熱いモノでなぞり始めた。 「んんっ・・・!!」 ゆっくりと目を開けると、アリオスの熱を帯びた瞳とぶつかる。 「アンジェ・・・」 「あっ!!」 名前を甘く囁かれた瞬間、アリオスが胎内に入ってきた。 「おまえの熱を感じたい・・・」 「んんっ・・・!!」 力強いアリオスの分身をいっぱいに感じる。 「アリオスでいっぱいっ!」 「ああ。もっといっぱいにしてやるよ」 アリオスが腰を進める度に、アンジェリークは息を甘く詰めた。 「やあんっ!!!」 完全にアリオスが入り切ると、アンジェリークは大きく深呼吸をする。 「ああっ!」 きつい締め付けの中、アリオスはゆっくりと腰を動かして、この上なく優しく動き始める。 甘い愛の行為だ。 「あっ、やんっ・・・!」 アリオスの動きに翻弄されながら、アンジェリークも腰を揺らして受け入れていった。 アリオスの動きが徐々に早く、激しくなる。 「あっ・・・んんっ!!」 何度もくる突き上げに、快楽の余りにアリオスにすがりついた。 「アンジェ、すげえいいぜ・・・」 「あっ、いやっ・・・!!!」 アンジェリークの躰を知り過ぎているアリオスは、集中的に彼女が一番感じる場所を突き上げていく。 「アンジェ・・・」 「はあんっ、アリオスっ!!!」 再び、アリオスが紡ぐ快楽の世界へ突き進む。 「あっ、あああっ!!」 蠢くアンジェリークの胎内は、アリオスをしっかりと締め付けていく。 お互いに、がくがくと快楽で躰を震わせ始めた。 やはり直に感じる熱は、お互いの最高の快楽を紡ぐ。 「クッ、アンジェっ・・・!!!」 「アリオスっ・・・!!!」 アリオスは熱いものをアンジェリークの胎内に放出し、ふたりで熱い高みに舞い上がった。 お互いに繋がったまま、二人はしっかりと抱き合う。 「おまえ、あったけえな」 「あっ、アリオス・・・」 アリオスの熱いものが、アンジェリークの胎内で力を増し始めるのを感じ、彼女は喘いだ。 「・・・今のアパート引き払って、俺のとこで正式に暮らそうぜ。俺がちゃんとおまえを面倒をみるから」 「あっ、アリオス・・・!」 涙が出るほどアンジェリークは嬉しくて堪らない。 甘い声で喘ぎながら、返事かのようにアリオスをしっかりと抱き締めた。 更に、アリオスは力を増す。 「あっ、あんっ!!!」 もう返事をすることが出来ない。 アンジェリークはアリオスをしっかりと締め付けて、無意識に腰を振り始めた。 「話は後だ・・・。おまえたまらねえ・・・」 「ああんっ!!」 胎内にいるアリオスが更に力を増して、アンジェリークを攻め立て始める。 先程よりも、まだ力強い。 「あっ、いやあんっ!!!」 激しさを増した突き上げに、アンジェリークは快楽の淵に追い込まれた。 「ああっ!!」 お互いに魂の底から愛し合った行為は、更に快楽を生み、高みへと押し上げる。 ふたりはもうこれ以上ない相手との愛のある行為に、至福を感じていた。 |
コメント
chatで生まれた、
「アリオスAV監督、アンジェ女優」物です。
久しぶりの更新です。
今何だかエンペラーブームです。
これからまじめに更新しないと、エンペラーに怒られそうだ(笑)