C'est Toi

15


 スタジオのベッドも心地好かったが、アリオスの香りがほんのりと付いたベッドは、甘く心を乱す。
 しっかりと愛撫された身体をアンジェリークはベッドに沈めて、甘い声で囁く。
「アリオスさん・・・、こんなにいつも何回も撮影のときはするの?」
 無垢な質問に、アリオスは頬にキスをする。
「俺はもう、十代のガキじゃねえから、こんなに連続には出来ねえはずなんだし、出来なかったんだが・・・、おまえが相手だと”底なし”みてえだ・・・」
「あっ・・・」
 再び身体を丹念に愛され始める。
 アリオスに付けられた所有の花があちらこちらに付いている。
 それが艶やかで、可愛いと彼は思わずにはいられなかった。
「あっ・・・」
「おまえは堪らねえよ、最高だ」
 強く抱きすくめられ、彼女は激しく喘ぐ。
 次に何が起こるか、アンジェリークの身体は既に知っている。
 唇を貪られる。初めての時と違って、彼女は少しずつ応えていく。
 まだ、動きはぎこちなかったが、短い時間で、かなり学習していた。
「上手くなったな・・・」
「あっ・・・」
 唇を放されたのと同時に、甘い言葉を囁かれて、恥ずかしさと嬉しさを混じらせつつ、アリオスの胸に顔を埋める。
「かわいいな?」
「んっ、あんっ」
 再び白い肌に舌先を這わせ、アリオスは、所有の証しを強くするために、そこを再び強く吸い上げた。
「あっ・・・!!」
 首筋に強く唇で吸い上げられて、アンジェリークは再び身体が情熱の塊になるのを感じた。
「アリオスっ!」
 むき出しの白い乳房を、アリオスは寄せて持ち上げるようにしっかりと揉みこんでいく。
 再び始まった愛撫に、アンジェリークは身体を震わせる。

 あなたはどこまで私を追い詰めるの?

「んんっ!」
 今日、何度揉まれたかが判らない胸は、ゆったりとしたアリオスの愛撫に、すぐに張り詰めてしまった。
「たった一日でここまでデカくなっちまうなんてな。最初におまえを抱いた時よりも、確実に大きくなっているぜ?」
「・・・やだ・・・」
 ふるりとした感触を確かめるかのように、アリオスは谷間に顔を埋めてくる。
 感触を楽しみながら、舌先で丁寧に薔薇色の蕾を転がしていく。
「あっ・・・!」
 硬く尖った蕾は、アリオスの舌が欲望を突き抜けさせる。
「おまえ、かわいすぎるんだよ」
「あっ! ああんっ!」
 愛らしい喘ぎ声にアリオスは満足げに笑うと、乳首を強く吸い上げた。
「あっん!!」

 今日一日で、何回もしたのに、何で身体はこんなに熱くなれるの? 
 アリオスが相手だから?
 アリオスが相手だから?
 だからこんなに熱くて・・・、気持ち良くて・・・。

「んんっ!」
 アリオスに胸を責められる度に、彼女は吐息を甘く吐く。
 彼の舌はゆっくりと下りてきて、再び下腹部に到達した。
「あっ・・・」
 形だけ、足を強く閉じて抵抗する。
 だがあくまで形だけと彼には十分過ぎるほど判っている。
「おまえ、こうされるのが好きだよな?」
「あっ!」
 足を大きく開けられる。
 そこはもう十分に熱くなっている。
 アリオスは笑いながら、アンジェリークの花園に顔を埋めると、そこを舌先でなぞった。
「んんっ! アリオスっ!!」
 腰が揺れ、快楽に白い肌が揺れる。
「はあっ!!」
 舌で蜜をじっくりと舐め取った後、真っ赤になった硬い花芯を舌でちろちろと何度も転がす。
「んっ!! ああんっ!!!」
 身体を捩り、全身を震わせて感じた。
 身体がどうしようもなく彼を求め、腰を擦り付けてしまう。
 二往復も愛撫をされたのだからそれは当然のことで・・・。
「アリオスっ、お願いっ!」
 彼女が何を求めているか、彼にはもう十分に判っている。
「欲しいか? 俺が?」
 熱く昂まった硬いもので、アリオスは入り口を意地悪にもなぞった。
「あっ、 ああんっ!!」

 どうしても挿れて欲しい。
 どうしても挿れて欲しい…!!!

 気が狂いそうになったアンジェリークは、彼の熱いものを受け入れようと、入り口に、彼のものを擦り付けようとする。
「アンジェ、そんなに欲しいのか? 俺が?」
 アンジェリークはコクコクと頷くだけで、アリオスを求めてさらに腰をすりつけてきていた。
「だったら、自分で挿れてみろよ?」
「あっ…」
 アリオスは、アンジェリークから離れると、ベッドに横になってやる。
「そんなに欲しかったら、俺を入れて見せろ? そうしたら突いてやるぜ?」
 ニヤリと艶やかな微笑が、彼が冗談で言っていないことの証。
 真っ赤になって恥ずかしそうにしながらも、アンジェリークは身体を起こして頷いた。
「-----判った…」
 彼の足に脚を開いて大きく跨る。
 秘所が彼を欲しがる余りに蜜を大量にたらしている。
「垂れてるぜ? 涎」
「あ…」
 淫らな言葉にさらに恥かしさは頂点に達した。
 震える指先で彼の熱く硬いものを手に取ると、入り口にそっともっていく。
「そうだ、アンジェ、入り口だけ入れて、後は腰を下げるんだ」
「あああんっ!」
 言われたように先端を入れるだけでも、快楽が駆け抜けて、感じてしまう。
「アンジェ…」
「はああんっ!」
 腰を徐々に下ろしていくたびに、アリオスの息もアンジェリークの息も乱れ始めていた。
「あああっ!!」
 きゅっと、彼を銜えこみ、締め付けながら腰を下ろしていく。
「んんっ! ああ…」
「いいぜ、その調子だ」
「はあんっ!!!」
 完全に彼を受け入れると、アンジェリークは切ない声を上げていた。
「よくやった」
 アリオスは息を乱すと、アンジェリークと位置を逆転させる。
「あああっ!!」
 胸を揉み上げながら、アリオスはこの上なく優しく内壁を擦り合わせてくる。
「はあ、あああんっ!」
 強く締め付けながら、アンジェリークはアリオスに強くしがみ付いてしまう。
 淫らに揺れる腰でアリオスを締め付けて、彼女は快楽に一歩踏み出していく。

 大好き、大好き、大好き------

 締め付けのよさにアリオスは反応し、今度はおく深くを突き上げ、揺さぶりをかけていく。
「ああ、ああ、ああああ------」
 高まるアンジェリークの嬌声。
「あああ、ああ、あああああんっ!」
 抉るように奥を突き上げられ、アンジェリークは意識がぐちゃぐちゃになってしまう。

 もう、アリオス以外に考えられない-----
 彼になら何度、されたって構わない-----

 今夜最後であろうフィニッシュがかかり、アンジェリークは身体を痙攣させて上り詰めていく。
「あああっ!!!!!!------」

 私は・・・・
 この男性がいないと生きていけないかもしれない-----

 真っ白になり、二人は、高みまでともに羽を伸ばした----- 

コメント

chatで生まれた、
「アリオスAV監督、アンジェ女優」物です。
女性上位ちょっぴん。
コレからどんどん調教予定。
しかしいつ終わるのか(笑)
誰も知らない