アリオスは、脱衣室でローウ゛を脱ぎ捨てると、そのまま浴室の中に彼女を連れていく。 「アリオスさん、もうシャワーを浴びたんじゃ・・・」 「おまえ、ひとりで立てねえから、支えがいるだろ?」 「大丈夫・・・」 甘く軽い抵抗を形だけする彼女に、アリオスは、耳朶を噛んで諭した。 「身体これじゃ洗えねえだろ?」 「やんっ・・・」 深いキスを宥めるかのように受けた後、アンジェリークはシャワーの前に立たされる。 温かいシャワーを軽く浴び、水流が心地好くて、アンジェリークは目を閉じた。 軽く浴びた後、アリオスは彼女の滑らかな肌を見つめる。 きめが細やかな肌に、水の珠が滑り落ちて美しい。 「アンジェ・・・」 少し支えをなくすとふらふらする彼女の腰をぎゅっと抱いて、アリオスはスポンジを手にした。 「おまえは誰にも触れさせない・・・」 「んっ・・・」 スポンジにしっかりとボディシャンプーを付けて洗われる。 「あっん・・・!」 首筋からゆったりと洗われる。 「んっ、自分で・・・!」 身体を震わせ、甘い声を上げながら、アンジェリークは身体を彼に預けていく。 「こんな状態じゃ、無理だろ? 一人じゃな?」 「意地悪!!」 悪態を付くが、甘い声になっている彼女には、まったく説得力がない。 胸を丸く円を描くかのようにしっかりと洗いこまれて、吐息を乱す。 「んっ・・・! ああ・・・」 腹部を洗い込まれた後、華奢な背中を泡だらけにされる。 脇の下も、アリオスは丁寧に洗う。 「はあっ!」 切なげな声が部屋に響き渡る。 腰が僅かに揺れるのを感じながら、アリオスは誘われるように、円やかなヒップにスポンジを這わせた。 「アリオスさんっ!」 「ここは最後だな? 楽しみは取っておきたいからな?」 秘所にスポンジを掠めた後、足に降りていく。 「良い脚してるぜ? おまえ」 「んんっ!」 すんなりとした彼女の脚を、アリオスは何度もスポンジを這わせる。 「綺麗だぜ・・・」 「アリオスっ!」 脚は裏も前もしっかりと洗い込まれた。 「な、言っただろ? おまえひとりじゃ、シャワーを浴びられないって」 「もうっ! アリオスさんのせいっ!」 乱れる息に、アリオスは笑う。 ガクガクと脚を震わせる彼女を楽しみながら、スポンジを秘所に這わせ始めた。 「あっ、ああ・・・」 甘く痺れていた場所が目覚めを向かえる。アリオスは、その甘い声に再び欲情してしまう。 「アンジェっ・・・!!」 腰から彼女を抱きすくめた。 「あっ・・・ん」 乱す息が艶やかだ。 「おまえ、本当に良い女だぜ? やりがいがあるぜ?」 アリオスは、夢中になってアンジェリークの秘所を洗う。 しっかりと泡立て、綺麗に、花芯や襞の奥まで丁寧に洗い上げた。 「あっ、ああ・・・」 柔らかなスポンジが快適で、アンジェリークの快楽を呷る。 「そんなに気持ちいいか?」 「あんっ」 泡に蜜が混じり合い、淫らな音を立てる。 立ってはいられなくて、アンジェリークは何度も膝をかくんとさせた。 自然と腰が動いてしまい、彼女は淫らにもアリオスに身体を押しつける。 「あっん、アリオスさん・・・」 「シャワー浴びるぜ? 十分に洗ったからな?」 アリオスは立ち上がると、彼女の身体を支え、シャワーを捻った。 ここでAVを撮ることもあるせいか、十分に広くロマンティックだ。 アリオスは彼女の甘い肢体に手を這わせ、その柔らかさに夢中になる。 「ああっ・・・!!」 身体を震わせながら、アンジェリークは、アリオスの身体に凭れかからせる。 「はあんっ!」 柔らかな声を上げる彼女にアリオスは、欲望を煮え滾らせた。 「アンジェ、もう我慢出来ねえ・・・」 「あっ、私も・・・」 「生だぜ? 構わねえか?」 その意味が判らないわけではない。 「いいわ・・・」 少し頬を赤らめながら、アンジェリークは頷いた。 「サンキュ、おまえは天使だぜ」 アリオスはアンジェリークの左足のふとももを持ち上げる。 「俺に抱っこされるように掴まれ」 「うん」 アンジェリークがしっかりと掴まると、アリオスは頷き、熱く激昂まったものを、彼女の濡れた場所にあてがった。 「あっ!! ああんっ! ああっ!!」 高らかな嬌声がバスルームに響き渡る。 「はあんっ!!」 彼は甘い声に導かれるようにして挿入する。 「はあんっ!!」 すっかり入り切ると、右の太股を上げる。 アンジェリークは彼に前で抱えられる。 「あああんっ!!」 アリオスは腕でアンジェリークの太腿を支えて、激しく突き上げ始めた。 「今までとつくところが違うだろ?」 「あっ、ああんっ!」 背中を仰け反らせてくる彼女を支えながら、アリオスはかき混ぜこねくりまわす。 「アリオス・・・っ!!」 新たな快感に、アンジェリークは身体を小刻みに震わせる。 「はあんっ!」 アリオスの突き上げが激しくなる。 何度も何度も突き上げられて、アンジェリークは必死になって彼にしがみ付いた。 「ああああっ!!!」 しっかりと太腿を彼に支えられ、アンジェリークは何度も身体を仰け反らせる。 「ああんっ!!!!」 大きな嬌声がバスルームに響き渡った。 「あんっ!!!」 アンジェリークは身体を小刻みに震わせ始め、アリオスもまたその締め付けに身体を震わせる。 最後の突き上げを、アリオスはアンジェリークに与える。 「ああっ!! あああんっ!」 彼女の身体をアリオスは何とか支える。 「あああああっ!!!!」 「アンジェリークッ!!」 アリオスは、アンジェリークの胎内に熱いものを流し込み、二人は、共に高みに上り詰めた。 「アンジェ…」 アリオスは腕の中で気絶したアンジェリークをぎゅっと抱きしめた。 「おまえに”駅弁”は早かったかもな? サンキュ」 |