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山崎哲
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小説作法実践
「小説作法作品紹介



授業の目的・目標

小説は誰にでも書けます。
小説は「物語」ですが、すでに誰もが生きていく中で「物語を経験したり、作っていったりしているからです。
その物語をもとに、新たな自分の物語を作っていくこと。
本講義ではそれを試行錯誤してみます。
二松学舎大学/小説作法実践

文学部国文学科
国文学専攻


小説作法実践
通年4単位


火曜日/3時限/1号館805教室/128名


  回数 内容 備考
1 小説とは何か 小説が誕生した過程を歴史的に辿ってみる
  2 短編小説を読んでみる 太宰治の短編を読み、小説の面白さを考える。
3 小説と夢 ことばの叙述と「夢」の関係について考察する。
4 物語の構想と動機づけ 書きたい物語の動機づくりと検証。
5 プロットの作り方1 これから書く物語を構想する。
6 プロットの作り方2 これから書く物語のプロットを組み立てる。
7 原稿作法 原稿作法の基本を押さえる。
8 執筆・1 書き出し 実際に小説を書いてみる。書き出しのポイント。
9 執筆・2 登場人物 登場人物の描き方、留意点。
10 執筆・3 視点 人称と視点の問題について。
11 執筆・4 物語の展開1 物語の起承転結について。
12 執筆・5 物語の展開2 効果的な「転」の作り方について。
13 執筆・6 ラストシーン 物語の効果的な終わり方、留意点。
14 執筆・7 改稿作業 「秘するが花」について。
15 推敲作業の基本 推敲作業の基本について。
1 提出作品の総括 春セメ時で書いた作品についての総括。
  2 意見交換 個別作品についての意見交換。
3 意見交換 個別作品についての意見交換。
4 意見交換 個別作品についての意見交換。
5 意見交換 個別作品についての意見交換。
6 物語・人物・舞台の再構成 反省点を踏まえて練り直す。
7 プロットの再構築 反省点を踏まえて練り直す。
8 執筆・1 起 物語のはじまり。
9 執筆・2 承 途中経過の留意点。
10 執筆・3 転 意外性のドラマ。
11 執筆・4 結 物語の着地点。
12 文学賞解説 各文学賞についての解説。
13 意見交換 個別作品についての意見交換。
14 推敲作業 推敲作業の訓練。
15 まとめ 本講義のまとめ。


授業方法 主に講義と執筆。人数が多くなければ時間の許す限り個別指導を行う。
評価方法 春・秋ともに講義を通して書きすすめた小説作品の提出をもって評価を行う。
テキスト 特になし。
参考文献 特になし。
その他 小説を「書く」ことを目的にした講座です。春秋ともにレポートの代わりに400字詰め原稿用紙25枚以上の作品を提出していただきます。なおシナリオ、戯曲等の執筆も可です。