PICマイコンのテック・ハンゾウガネ PICのCAN通信   

PICマイコン
を自動車、産業用用途で使用されるマイコン機器間コミュニケーション
                    CAN通信(Controller Area Network:CANバス)への応用。
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8ビットPIC18F248,448,258,458/16ビットdsPIC,PIC24F/32ビットPIC32MX 等は自動車の車載マイコン間
コミュニケーション、産業用機械システム、医療用機器で使用されつつあるCAN通信(CANバス)を制御できる
ポートが出ています。

CANプロトコルは
ISO11898-1(CANデータリンク層プロトコル)
CAN物理層には
ISO11898-2(CAN高速伝送)
ISO11898-3(CANフォールトトレラント伝送)
と、ISO11519-2で国際標準化されています。
CANのコンフォーマンステストプランは、ISO 16845で定義されています。

ISOの公式HPは http://www.iso.org/iso/home.htm (English)です。右上の検索窓に11898-1等で検索できますが
DATA SHEETのハードコピー、PDFはISOのWeb Storeで有料(英語、フランス語)です。
また日本のISO参加機関はJISC 日本工業標準調査会 等があります。



CANボードを独自に開発する予定でしたが都合によりMicrochip社純正品 MCP2510/2515 CAN Developer's Kit
を取り扱い販売致しました。
ただ今、当Web Shopで販売致しております。販売価格は\59,800(税込、送料別)
Web Shopはこちらです。  


                                   (Web Shopへ)
ボードの仕様の詳細はMicrochip社のHPでご確認ください。
米国Microchip社 MCP2510/2515 CAN Developer's Kit
CANデザインセンター   MCP2510/2515 CAN Developers Kit (Part Number DV251001) 
MCP2515 Development Kit Software(添付されているMicrochip純正ボードの開発ソフトです。)  Download(zip 4.5MB)

添付品は上記、
純正開発ボード・ソフトと下記、4種類のアプリケーションノート完全日本語訳(テックハンゾウガネ独自翻訳)、
コントローラICのデータシート3種類(計7種類)を標準添付。他にユーザーズガイド日本語訳2種類添付。

AN212アプリケーションノート(日本語訳10頁)  完全日本語訳サンプル  日本語訳©テック・ハンゾウガネ諸橋義明
    (AN212 Smart Sensor CAN Node using the MCP2510 and PIC16F876)
AN215アプリケーションノート(日本語訳15頁)  翻訳済。サンプルは非公開(販売のみ添付)
    (AN215 A Simple CAN Node Using the MCP2510 and PIC12C67X)
AN228アプリケーションノート(日本語訳16頁)  完全日本語訳サンプル  日本語訳©テック・ハンゾウガネ諸橋義明
    (AN228 A CAN Physical Layer Discussion )
AN754アプリケーションノート(日本語訳13頁)  完全日本語訳サンプル  日本語訳©テック・ハンゾウガネ諸橋義明
    (AN754 Understanding Microchip’s CAN Module Bit Timing)
スタンドアローンCANコントローラMCP2510データシート(日本語訳45頁) 翻訳済。サンプルは非公開(販売のみ添付)
スタンドアローンCANコントローラMCP2515データシート(日本語訳75頁)  完全日本語訳サンプル
                                               日本語訳©テック・ハンゾウガネ諸橋義明
CANトランシバー           MCP2551データシート(日本語訳17頁)  翻訳済。サンプルは非公開(販売のみ添付)

(上記アプリケーションノート、データシート 7種類全191頁 1冊\7,560(税込、送料別)で現在Web Shop
販売中です。)

上記7種類の完全日本語訳のみはお客様が独自にCANボードを開発する場合役立つと思います。PICはSPI通信で
CANコントローラMCP2515または2510を制御します。(最下段の「PICマイコンのその他の通信方式」でSPI通信を参考。)
CAN通信のプロトコルはこのMCP2515または2510が受け持ち、MCP2551が2線(CANH, CANL)の差動信号にレベ
ルコンバートし他のCAN機器と通信します。
アプリケーションマニュアル、データシート英文原文の検索はMicrochip社のTOPページの右上のDocument Searchの方の検索窓に番号(AN212 ,MCP2515 等)で検索
するとすぐに出てきます。

MCP2510/2515 CAN Developer's Kitユーザーズガイド(英文原典) キットの全回路図は
Manual page34 (PDFページ38-39)にあります。
MCP2515 CAN デベロッパーズキットユーザーズガイド完全日本語訳サンプル(9頁) 日本語訳©テック・ハンゾウガネ諸橋義明
全文訳は37頁(翻訳済。ボード販売のみ添付)
AN873
Using The MCP2515 CAN Develper's Kit  (日本語訳19頁) 翻訳済。サンプルは非公開(ボード販売のみ添付)



CANコントローラの外付か、内蔵かの選択について
MCP2515,2510はPICの外付けのコントロールICですが、PIC MCUに追加の分コスト高になりますがPIC MCU選択
の自由度が広くなります。
PIC12Fxx, PIC16F84等8ピン,18ピンPICでもCAN通信が可能です。(例えば上記AN215)
またMEL社のBASICはMCP2515コントロールのSPI通信用SDI,SDO,SCK端子が無くてもソフトウエア上で全てのピン
でSPI通信可能です。
PICにMCP2515追加した場合、コスト高になりますがPIC MCU選択のフレキシビリティが格段に上がります。

コストにシビアな設計用途はPIC18FシリーズのPIC18F458,18F258等がCANモジュールを内蔵していますので非常
にコストに厳しい自動車等の電装設計にはこう言った内蔵タイプのみしか選択できなくなるのではと思います。
こういう自動車等に使用するPICのCANモジュール内蔵タイプPIC18Fxx8データシートのCAN Module章(英文で53
頁)とAN247,AN738の翻訳
が完了致しました。
PIC18Fデータシートの英文原典はMicrochip社のこちらです。

PIC18Fxx8データシートCANモジュール章のみ完全日本語訳
(53頁)   完全日本語訳サンプル 日本語訳©テック・ハンゾウガネ諸橋義明
AN247 : A CAN Bootloader for PIC18F CAN Microcontrollers
完全日本語訳 (19頁)
                                            
完全日本語訳サンプル  日本語訳©テック・ハンゾウガネ諸橋義明   
AN738 : PIC18C CAN Routine "C"
(26頁)  翻訳済、サンプル非公開。        
AN738に付属しているC言語ライブラリのソースコードです。00738.zip(can18xx8.c ,CAN18XX8.h)
以上、3種類CANモジュール内蔵PIC18Fxx用
完全日本語訳本1冊全98頁\6,300(税込、送料別)
現在Web Shopで販売中です。


例えばCANモジュール内蔵のPIC18F458、258のCANRX,TXピンにCANトランシーバーMCP2551のみでCANバスに
接続することができます。 MEL社PICBasic Proを使用してPIC18F458,258のCANモジュール用各レジスタをBASIC
ProからBASICソースプログラム上で直接指定して自由にWRITE,READ出来ますのでファームウエアを作成してみよ
うと考えております。CCS-C, WIZ-C等でも可能だろうと思います。
また当テック・ハンゾウガネ製のマザーボードPICMB876もPIC18Fが搭載可能でBASIC, CCS-C ,WIZ-C ,HI-TECH C,
C18, C30, MPASMを限定しませんのでこちらの方も宜しくお願い致します。
(PICMB876はC言語の場合一部制限があります。)


dsPIC、PIC24のCANモジュール内蔵PICのCAN章完全日本語訳について
CANモジュール内蔵dsPIC33Fのデータ−シートECAN章のみ、dsPIC30FのCAN(Section23)とPIC24のECAN章のみの
完全日本語訳(合計200頁程度)。現在当Web Shopで販売中です。
dsPICとPIC24はECAN(Enhanced CAN(拡張CAN)、Microchip社の登録商標T.M.)です。CANとはアップコンパチです。
dsPIC、PIC24のECANは「DeviceNetフィルタリングを持ったECANオペレーション」が可能です。
また32ビットPIC32MXのCANでもDeviceNetフィルタリングがあります。
翻訳は下記4データシートです。Microchip社のHPで右記No.を検索すれば英文原典PDFが入手できます。

dsPIC33FJXXXGPX06 X08 X10 のECAN章のみ データシート DS70286A (全36頁) 翻訳済、サンプル非公開。
dsPIC30F Section23 CAN Module          データシート DS70070D (全73頁) 完全日本語訳サンプル抜粋7頁
ECAN PIC24 Section21 Enhanced CAN(ECAN) データシート  DS70226B (全75頁) 完全日本語訳サンプル抜粋7頁
Comparing CAN and ECAN Modules    アプリケーションノート    AN916 (全10頁) 完全日本語訳サンプル抜粋3頁 

総頁数194頁です。4データシート翻訳完了。
販売価格は4データシートを1冊 \9,765(税込送料別) で現在Web Shopで販売中です。

PIC32MXのCANモジュール内蔵PICのCANについて
PIC32MXのデータシート(PIC32MX5XX/6XX/7XX Data Sheet) はダウンロードしようとしてもファイルが壊れている
らしくてうまくダウンロードできませんのでリファレンス マニュアルPIC32 Family Reference Manual Book - All Sections の
zipファイル(jp532771.zip)をダウンロードしてPIC32 Family Reference Manual, Sect. 34 Controller Area Network (CAN).pdf
のCAN章を参照して下さい。(zipファイル名の先頭にjpとありますが英文です。)PIC32MXのCANはdsPICやPIC24FのECANで
はなくて通常のCANです。
PIC32MX CAN Section34の完全日本語訳の翻訳が完了致しました。(116頁)
日本語訳サンプルはこちら。

現在Web Shopで販売中です。1冊 \7,350(税込送料別)。



CAN通信ボードをお客様が独自開発なさる場合の組み合わせの一例

CANモジュール内蔵PICで開発の場合。
PICMB876マイコンボード。(レンタル料金\4,200/月。 仮に3ヶ月で\12,600 )

・PIC18F258,458のCANモジュール章、AN247、AN738完全日本語訳本(上記3種類全98頁 \6,300)
dsPIC、PIC24などのCANモジュール章(ECAN)上記完全日本語訳本(上記4種類全194頁 \9,765)

その他、ご準備頂く物
コンパイラ(CCS-C ,WIZ-C ,HI-TECH C ,下記Microchip社FreeのC18,C30, MEL社PICBasic Pro)はお客様がご準備
下さい。
PICBASIC ProはWeb Shopで販売中。(\31,290)
PIC MCU (PIC18F258 ,458等)はお客様がご準備または5ヶ以上ならお取り寄せ致します。


CANコントローラ外付で開発の場合。
PICMB876マイコンボード(レンタル料金\4,200/月。 仮に3ヶ月で\12,600 )
上記MCP2515データシート、アプリケーションノート完全日本語訳本 (上記7種類全191頁 \7,560)

その他、ご準備頂く物
コンパイラ(CCS-C ,WIZ-C ,HI-TECH C ,下記Microchip社FreeのC18,C30, MEL社PICBasic Pro)はお客様がご準備
下さい。
PICBASIC ProはWeb Shopで販売中。(\31,290)
PIC MCU (PIC12Fxx, PIC16F84等8ピン,18ピン以上のPIC)はお客様がご準備または5ヶ以上ならお取り寄せ致しま
す。CANコントローラMCP2515 ,CANトランシーバMCP2551はお客様がご準備または5ヶ以上ならお取り寄せ致します。

開発言語について
米国Microchip社Freeコンパイラがあります。
尚、PICMB876マイコンボードと下記、Microchip社MPLAB C18,C30 Free C Compiler(Student Edition)の組み合わせ
もあります。Free版(無償)は機能制限無、時間制限無、60日で生成コードのオプティマイズ(最適化)機能が悪くなります
が、実証実験であれば十分だと思います。(Sign Inとメールアドレス入力が必要になります。)
***フリーのCコンパイラのダウンロード***
Microchip社 MPLABのCコンパイラ C18(PIC18F用)とC30(dsPIC,PIC24用)のEvaluations and Lite版がでています。
Microchip社HPのAll Compilersから FREE Evaluations and Lite compilerがダウンロードできます。また
Special free versions for academic use are available here. からもアカデミック版が入手できます。

http://www.microchip.com/stellent/idcplg?IdcService=SS_GET_PAGE&nodeId=1406&dDoc Name=en534868&page=wwwCompilers

(C18はPIC18Fで使用できます。
C30はdsPIC,PIC24用のMicrochip社のCコンパイラです。 )

また、HI-TECH(Microchip社が買収済)のフリーCコンパイラのダウンロード があります。

上記、フリーCコンパイラをPICMB876マイコンボードで使用する場合、ボード側に一部制約があります。    




各器材の販売に付いては、
Web Shopでご注文頂くか、メールでお問い合わせ下されば対応致します。


CAN完全日本語訳サンプルの一覧。
外付け
AN212アプリケーションノートサンプル
AN228アプリケーションノートサンプル
AN754アプリケーションノートサンプル
MCP2515データシートサンプル
PIC内蔵CANモジュール(8ビット PIC18Fxx)
CANモジュール内蔵PIC18Fxx8データシートCANモジュール章サンプル
AN247(CAN Bootloader for PIC18F)アプリケーションノートサンプル
PIC内蔵CANモジュール(16ビット dsPIC30,33/PIC24)
dsPIC30F Section23 CAN Moduleデータシートサンプル
ECAN PIC24 Section21 Enhanced CAN(ECAN)データシートサンプル
Comparing CAN and ECAN Modulesデータ−シートサンプル
PIC内蔵CANモジュール(32ビット PIC32MX)
PIC32MX CAN Section34 CANデータ−シートサンプル

Microchip社純正CANボード(MCP2515外付け:PIC12Fxx, 16Fxx等にも外付け可能。)
MCP2515 CAN Developer's Kitユーザーズガイドサンプル





Microchip社PIC CAN通信関係資料
http://www.microchip.com/stellent/idcplg?IdcService=SS_GET_PAGE&nodeId=1480 (英文)

CANコントローラ   MCP2510 Device data sheet (英文)
http://ww1.microchip.com/downloads/en/DeviceDoc/21291F.pdf

CANコントローラ   MCP2515 Device data sheet (英文) (MCP2510のUPgrade、コンパチブル、新規設計にはMCP2515推奨。)
http://ww1.microchip.com/downloads/en/DeviceDoc/21801e.pdf

CANトランシーバー MCP2551 Device data sheet (英文)
http://ww1.microchip.com/downloads/en/DeviceDoc/21667E.pdf

国内外各社CAN関係資料
富士通のCAN通信の解説ドキュメントがあります。
http://jp.fujitsu.com/microelectronics/technical/can/

CANopen系統の非営利団体CiA(CAN in Automation)ドイツが本部の.orgサイトです。
http://www.can-cia.org/index.php?id=170&L=3

ベクタージャパン(株)社の「やさしい CANでござーる」(6頁 PDF)はCAN通信の概要理解に良いです。こちら



PICマイコンの他の通信方式
PICSPI 通信(マイコン間の通信)はMELのBASICコンパイラのSHIFTIN、SHIFTOUTコマンドでわずか1行で通信できます。

         SPI 通信の実際は右記NETボードファームウエアのサブルーチンpsread, pswriteをご参考にして下さい。 
NETボードのファームウエア
PICI2C 通信 24LC64/256 ,A/DC ,I2Cバス他のRead & Write。 Basicサンプル



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