PicBasic Proデバッグモニター (MEL社)使用方法:
        
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 MEL社からPICBasic Proコンパイラのデバッグに使用するDEBUG MONITERがDEBUGMON.BASとしてでて
います。下記、実行画面のようなRS-232C出力をPICマイコンより出してVBTerm.exe、VCTerm.exe、ハイパー
ターミナル等でうけながらデバッグして下さい。


DEBUG MONITER ダウンロード(128KB)
(MEL社のDEBUG MONITERの完全日本語訳2文書も同梱してあります。)
英文のオリジナルは下記、アドレスです。
http://microengineeringlabs.com/resources/debugmon.htm
http://microengineeringlabs.com/downloads/debugmon.zip

BASICソースプログラム上にブレークポイントを設定してLCD、RS-232Cに各PICレジスタ(INTCON、ADCON、
PIR、PIE、STATUS 、 他)の内容を出力表示できますのでBASICソースプログラムレベルデバッグをお薦め致
します。 (アッセンブラMPASM等とICEPICを使用したデバッグはお勧め致しません。)
例えば、Basicソースプログラム中の任意のところに下記コマンドを挿入します。
シリアル表示なら
SEROUT PORTB.0 ,N9600 ,["INTCON =" ,#INTCON ,"  ADCON0 =" ,#ADCON0 ,10 ,13]

LCD表示なら
LCDOUT $FE , 1,"INTCON =" ,#INTCON
LCDOUT $FE ,$C0 ,"ADCON0 =" ,#ADCON0
PAUSE 500

最近、4桁の液晶表示器(LCD)が多く出回っていますのでPICBASIC Proコンパイラで
4桁表示する場合のコマンド例を記しておきます。
(16×2と20×2は完全同一配線で使用できます。)
   LCDOUT $FE, $C0, ・・・・・ (2桁目)
   LCDOUT $FE, $94, ・・・・・ (3桁目)
   LCDOUT $FE, $D4, ・・・・・ (4桁目)
液晶表示器(LCD)の4桁を使用できればブレークポイントをプログラム中に入れて各システムレジスタ、ユーザー変数を
表示してデバックがし易くなります。LCDOUTコマンド後、PAUSE文を適宜入れてデバックして下さい。



次に、デバッグモニターを使用した場合は、
かなりデバッグに困った時にBASICプログラム中に ON DEBUG GOTO Label  コマンドと一緒にDEBUG MONI
TERをご使用下さい。機械語レベルのデバッグができますが、BASICコンパイラ使用時ですので
あまりDEBUG MO
NITERの利用はお勧め致しません。
また、MPLAB SIM Simulatorの使い方は

下図はDBLINK.BAS(LEDをブリンクさせるBLINK.BASのデバッグ用)をデバッグモニターを使用して機械語レベル
デバッグしているところです。
DBLINK.BASのプログラムのトップに、Include "DEBUGMON.bas"としてデバッグモニ
ターをインクルード後、コンパイルしてVBTermにデバック画面を表示しているところです。

?h はデバッグモニターへのコマンドのヘルプです。
?d はバンク0の全レジスタを表示しています。
?t はプログラムのトレースをしています。






MPLAB Ver5.7のデバッグ・シミュレーションは

1、「Option」、「Development Mode」でターゲットCPU選択後、「MPLAB SIM」チェック後、OKボタンク
   リック。(その後もOKクリック)




2、「Project」、「Build Node」、OK コンパイル




3、「Debug」、「Exexcute」、「Conditional Break...」クリック後、左上のSingle Cycles、Update Display、
  Trace Dataチェック、TraceレジスタAdd後、Startクリック。