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『La Esperanza』『TAKARAZUKA舞夢!』
お茶会報告
PART T

8月28日(土) 宝塚ホテル  宝寿の間 

  お茶会行ってきました〜〜(^o^)

  今回は記念すべき通算10回目の“きり茶”参加でした。イエ〜〜イ!!

  (と勝手に一人で盛り上がる(笑))

  特別出演の花組公演のお話、たくさん話してもらえました。

  つたない報告ではありますが、暇つぶしにでも読んでくださいねっ!

★ショーのパンドラの場面の曲が流れる中きりやん入場。服装は黒いピンストライプのスーツでした。
 
司会(以下「司」)
    「では、きりやんからご挨拶と乾杯の方をお願いいたします」

  きりやん(以下「き」)
    「皆さま、本日はようこそティーパーティにお越し下さいましてありがとうございました。

    天気の方は、ちょっと怪しい感じですけれども、あまりそんなに荒れずにすんでよかったんかなと思っております。

    じゃあ、グラスをおとり下さい…今日は楽しいひとときを過ごしましょう。

    かんぱ〜〜い!」

  会 「かんぱ〜い!」(拍手)

  き (着席して)「なんか…フルーツタルトみたいなんが…おいしそうですよね」

★ 公演について
  司 「7年ぶりに花組公演に出演されまして、どんな感じですか?」

  き 「そうですね〜、やっぱり古巣ということで、はじめはちょっと緊張したんですけれども、ほとんど集合日のその日

    からすっかり馴染んでしまっているというか、結構自分が意外に普通に平静を装っていれたと言うか…。

    “装う”?装ってないや(笑)平静でいれた…ハハハ…、装ってるのは間違い。

    (平静で)いれたっていうのと、やっぱり新鮮なメンバーですので毎日刺激的で楽しくって、そのまま楽しいまま

    本番にも突入しまして今に至るというか、楽屋とかでも笑いが絶えない感じで、楽しんでやっております」  

  司 「ポスターがかなり綺麗なんですけれども(き 「ねえ、すごいですねえ」)初めてのときは?」

  き 「ビックリしました。撮影の時は、衣装も“仮衣装”というか、仮の衣装という感じだったので。

    それがしかもですね、今は懐かしい「花の宝塚風土記」っていう日本物のショーがあったじゃないですか、月組の時の。

    あの薄いグリーンの「さくら さくら」の場面の、あれ着さされたんですよ。あれが出てきたんですねえ。(笑)

    「うえ〜っ!?」って言ったら「絵になりますから」って言うから「あ、そうですか…」って、なんか変な感じで撮りました」

  司 「それでは話題のファビエルさんのお話を…。ファビエルさんはクラブのオーナーでフラスキータさんのパトロン

    という役ですけれども…」

  き 「パトロン…、まあ“贔屓にしている”…あ、パトロンってことか(笑)はい、そうですね。はっきり言ってそうかな」

  司 「その役柄を聞かれた時はどういう感想でしたか?」

  き 「わたし割と正塚先生の作品に出させて頂いた今までというのは、結構若いチンピラの役が多かったので、

    今回はどうかなあとちょっと思ってたんですけれども。

    今回あの役柄を知った時に「お、先生、私にそろそろ大人の役を…」(笑)と。

    それこそ春野さんや水さんよりも一応上の役ということで、ちょっとビックリしたんですけれども、

    でもね、こういう機会はめったにないので、こりゃあ頑張らんといかんなあ…みたいな感じですかね」

  司 「年齢はおいくつぐらいの?」

  き 「そうですねえ、私の目指すところは30代後半ぐらいかな。微妙な年齢ですね」

  司 「結構おひげが生えてるので、上に見える…」

  き 「まあだから、上のほうで…そのへんでいいですわ(笑)どの辺かようわからん…。

    まあ、まあ、30代後半から40あたまぐらいですね。その辺に見えたらね」

  司 「おひげって言うのは最初から着ける予定だったんですか?」

  き 「そうです、そうです。先生の指定もありまして、自分でもちょっとダンディにキメたいなと思ってつけました」

  司 「ファビエルさんの見せ場の銀橋のシーンなんですけれども、かなり泣かれていらっしゃる方が…」

  き 「ねえ、泣けるんですよねえ」

  司 「泣けるんですね、あれは…。置きかえてるんだと思うんですよね、自分を」(笑)

  き 「そうですねー。「うんうん、私もこういう事言われた事ある」っていう人は……多分少ないと思うんですがー(爆)

    言われてみたーいとか、言われてる気分とかにね。だって私でも思いますもん。

    いつもね、花道引っ込んだらね、ふくいちゃん…遠野あすかちゃんがね、「あー、楽しかった」って言うんですね。

    「ほんま楽しいやろなあ」とか言って(笑)「いいと思うわ、こんなん言われたら」とか言って。

    よく楽屋とかでも他の方々とかにも…。やっぱ聞こえてくるじゃないですか、モニターで。

    だから「なんかいいよね〜〜」とかって羨ましがられてますね、ふくいちゃんが」

  司 「うらやましいです…」

  き 「ね〜。彼女も芝居がとても上手な子なんで、本当に涙をこらえて歌ってて、こっちももらい泣きしそうになるんですね。

    でもそこはこう…大人のファビエルさんはグッとこらえてですね、笑ってあげれたらいいかな、みたいな」

  司 「かなり台詞がきわどいっていうか」

  き 「ね。ビックリしますよね。さすが正塚先生って感じで、でも先生らしいなあみたいな。

    ストレートなんだかひねくれてるんだかよく分からないみたいな、そういう設定が多いんで。

    でもすごくステキだなあと…。ああいう風にスパッと人に物事言えるって素晴らしいなと思いますね。

    その中にもちゃんと温かみがあったりとか、意味があったりとかするので。

    そういう意味では聞かせ所なので、意外なところで皆さんを笑わせときながら実はとっても深い表現なのよ、

    みたいなのを分かっていただけたらいいなと思います」

  司 「CSでカルロスさんの呼び名が係長ですとか社長ですとか、今はどうなってるんですか?」

  き 「あ〜。今は…一回マイクが入ってから春野さんも警戒されたのか、呼ばれなくなりましたね、残念ながら」

  司 「役柄をやるにあたり、参考にされた方は?」

  き 「なんかねえ、ホントに本読みの一番最初の時に、レット・バトラーみたいにやれと言われて、

    「エ〜!?」みたいだったんですね。

    でもやっていくうちに…最初に振られるくんだりあるじゃないですか、断られるくんだり。

    あの辺やって「レット・バトラーかなあ?」みたい話があったんですけど(笑)そしたらまあ先生もなんとなく

    「うーんそうやなあ、アントニオ・バンデラスかな…」とか言って、「え、うそ。私大っ好き!!」とか言って(笑)

    そんな話で盛り上がり…。まあ、でもなんと言うんですか、大人なんですけれども、ちょっと可愛い感じの、

    シャイな感じのねえ、ちょっと渋めでいいカンジ?みたいなのが出ればいいかな、と思います」

  司 「ラストの遠野あすかさんとの場面でおそろいの結婚指輪をされてるんですか?」

  き 「(きっぱりと)はい(笑)もう結婚してます。(司 「結構すでに結婚されてる?」)あれは結婚してるんですね。

    一年ぐらい経ってるんです…コンテストからもちょっと月日がたってるので。

    だから二人が婚約したんだとか言っても「ハッ、なんだ、今更…」みたいな(爆)「あたしたち幸せだからあ」みたいな。

    そんな感じで…。ひそかに指輪を強調しながら(笑)

    でもこの間一回ふくいちゃんが指輪を忘れてしまって、「分かった、私だけしてるのも変やから」ってとったりとかね、

    一応ちゃんとね、そういう優しさもあったりなんかしてね」

  司 「ショーのほうのお話なんですけれども、パンドラの鬘は何種類ぐらい用意されてるんですか?」

  き 「うーんとねえ、どれ位やろー。鬘屋さんのと、自前と、借り物と合わせて…そうですね、いくつあるんやろう…?

    ちょっとボツになったのとかもあるんですね、自分の中で。「これもうやめとこ〜」とかいうのが。

    でも、六つぐらいはあるかもしれないですね」

  司 「ロングがかなりご好評で…」

  き 「そうですね、はい。私も自分的にやっぱり一番気に入ってるのは、赤毛かな…」

  司 「ショートのほうですか?」

  き 「うーんとね、最近ロングができたので、私は結構ロング派みたいな。でもまあボブもね、評判いいみたいで。

    だからあまり固定するんじゃなくて、いろんなのを試してみて、いろいろ楽しんでいただこうかなあと思って」

  司 「付け爪とかも種類が豊富に…」

  き 「ちょっととれちゃったり失くしちゃったりみたいなこともあったので、いろいろ予備も含めてとか、

    娘役さんで「作ってあげよっか」って作って下さったのもあったりして、4〜5種類は爪もありますね」

  司 「あれはどういう状態で…?自分では付けられないですね」

  き 「そうですね。とりあえず全てのことを終えて、手伝ってもらってピピピッとつけてもらって。

    だからいつも両面テープをね、張り替えなきゃいけないという作業がありましてですね、ファビエルさんの出番の

    合間にずーっと爪にテープを張ってるんですよ(笑)結構その作業を見てみんな通りすがりの組子の人たちが

    「ちょっと寂しいね…」とか言って(爆)「うん、そやろ…。地道な作業やねんて」って」

  司 「お一人で孤独にやられてるんですね」

  き 「「やりましょか?」って言ってくれる親切な人もいるんですけど、結構自分でね、爪の厚みとかいろいろ按配が

    あるんで、「いいです、自分でやります」とか言って…。でも(舞台を)観ながら想像しちゃいますかねえ?(笑)

    「あー、今頃両面テープ張ってるな〜」って(爆)思っちゃう?ごめんなさい。じゃあ今のは忘れてください」

  司 「パンドラの箱の中というのは真っ暗なんですか?」

  き 「真っ暗ですよ。真っ暗であっつい!暑いんですよ」

  司 「じゃあ、出た瞬間一瞬まぶしいって感じですね」

  き 「そうですね。結構あれも淋しーい感じですね(笑)箱の中で一人でこう…(じっとしてるポーズ)

    こう(体を伸ばしてる)してられないんですよ、こう(体をちょっと曲げてる)しとかなきゃいけないんです。

    結構じ〜っと一人でね。セリの都合上、時間的な都合上、結構早くに入れられてスタンバイさせられてますね。

    ちょっとこう淋しーいカンジ?うん。まあいいですけどね」

  司 「ちょっと戻ってしまうんですけれども、オープニングで登場されて…」

  き 「どっちの?ショーの?」

  司 「あ、ショーの方です。そんなに戻ってないですね(笑)上手から銀橋へ渡られて、初日出てこられた時の

    気持ちとかは覚えられてますか?なんか振袖のようなお衣装で…」

  き 「あー、そうなんですよ、今回ね…。うーんどうなんだろう…。でも私にとってショーがホントに久々なので、

    しかもわりと月組のショーってこういったコスチューム物のショーがなかったので、ロンゲの鬘をかぶって、

    総スパンの衣装を着て、ロングブーツを履いてる自分というのがちょっと不思議で、でも宝塚らしくていいなあと

    思いながら、華やかな気持ちになりましたね」

  司 「とってもカッコいいタキシードの場面なんですけれども、客席から初めて登場されたご感想は?」

  き 「私はまだ暗い中から登場で、前でボーイの3人が歌ってらっしゃるんで、あまり派手な事はできないんですけど、

    とりあえず最初は男の人に間違えられましたね(笑)「びっくりしたー!」とか言われて。

    でもまあ最近はちょっと、ビックリとか気付かれなかったりする事とかを楽しみながら、好き勝手言いながら

    出てきてますね。やっぱりお客様のお顔というか反応が直に見えるっていうのはおもしろいもんですね。

    今日は2回ともハプニングありましたけどね…。

    1回目はね、私がちょうど通る所にすごい荷物が積み上げられてて(笑)で、「ちょっとじゃま〜」とか言って

    しまいましたね。その荷物がね、わりと大荷物でね、遠い所から来はったんかな、ちょっと悪かったかな、

    でも、そんなんクロークに預けーや(爆)とか思ってしまいました。ここは通るねん!とか思いながらね。

    客席のお姉さんも注意してよ、みたいな」

  司 「皆さん注意しましょう…(き 「通路は空けましょう」)かなり上手な酔っ払いっぷりで」

  き 「あ、そうですか?なんか楽しいですね。 2回目は、今日はみわっち(愛音羽麗ちゃん)とぶつかってしまって、

    グラスがピョーンと飛んで行ってしまってですね、お客様にぶつかっちゃったのかな。

    で、余りにもそれをほっといて歌うにはしのびなかったので、歌うのをやめて謝りたおしました。

    そしたら酔っ払ってた人が急にすごく丁寧な人になっちゃっておかしかったんですけどね(笑)

    でもちゃんと謝っとかんとねえ、ビックリしはったやろうからね」

  司 「“これぞ花組!”てシーンだと思うんですけれども、踊られていて気持ちは?」

  き 「本当になんか花組ですよね。月組じゃこういう場面はないよ、みたいな。やっぱり男役を中心にして回ってる

    組だなと思うし、だからこそ男役が育つんだなあと思いながら。そういう意味では楽しいですね。

    皆さんのクサい男役を感じつつ、自分もね、クドーい感じでできたらな、カッコよくできたらな…と目指しております」

  司 「トロイア戦争の場面なんですけど、アキレスという事で…映画のブラピ(ブラット・ピットね)の役ですよね」

  き 「アキレスの役というよりもブラピの役なんです」(笑)

  司 「衣装もかなりカッコよくて、ダンスもカッコいいんですけれども、かなりあれは暑いでしょう?」

  き 「あっつ〜いんですよ。ホントに暑いの。あのね、これがね、トロイアとギリシャで差付けられてるよねっていうのが、

    ギリシャ軍の衣装っていうのが合皮みたいなストレッチ素材のやつで、ちょっと着てるだけでサウナなんですね。

    でトロイアは、ストレッチデニムみたいな生地で、「なんでなんで?」ってみんなで文句言いながら…。

    着替える場所が上(かみ)・下(しも)分かれてるので、みんなで暑い暑い言いながらやってますね。

    ショーの中でね、ああいうストーリー性の…まあ今回全般にそうなんですけど、ストーリー性のある場面で

    すごくやっててもやりがいがありますね」

  司 「今回、安寿ミラさんの振り付けが2場面あるんですが、難しかったですか?」

  き 「難しいというよりも…。振り自体がすごくステキな振りを付けて頂いてるので、あとはヤンさんのスタイリッシュで

    カッコいいところとか、すごくいろいろ計算された細かい動きやったりとか、振りの解釈やったりとか、

    そういうのを振り付けて頂いたとおりに、ストレートにちゃんとお伝えできたらなあみたいな感じで」

  司 「ショーでたくさん活躍されていますが、YOSHIKIさんの曲で踊られてるご気分というのは?」

  き 「私恥ずかしながら、あまりX−JAPANを知らないので、YOSHIKIさん、すごい方だとは思うんですけれども、

    すごい大ファンというわけではなかったんですけれども、今回あんな素敵な曲を書いて頂いて、

    その中で自分が踊っていて…という事に感銘を受けましてですね、今からひとつ掘り起こそうかな、みたいな。

    X−JAPAN一枚くらいアルバム買おうかなみたいな(笑)そんな感じでしょうかね。

    でも、わりとコメディタッチの場面が多いショーなんですけど、あのトロイアあたりからグッとね、シリアスな深みの

    ある場面が続くので、とにかく大切に、オサさんの歌詞を感じながらお伝えできたらいいなと思っております」

  司 「今回フィナーレで大きなブルーの羽を背負われてすごく感動したんですけれども、羽を背負われて大階段を

    下りられた感想というのは…」

  き 「あそこはすごい早替りなので、まず着替えと息を整えるのでもう…あまり実感というか、そういうのってなかなか

    湧きにくいんですけど、やっと最近ちょっと余裕が出てきて。でもねえ、今まであんな大きな羽しょわせて頂く事

    なかったので、最近ちょっと噛みしめながら…。

    だからね、結構自分の身幅とかに慣れてないんですね。気付いたらすごい隣の人にむっちゃ被ってたりとかして

    (笑)「あー、アカンアカンアカン」みたいな。結構動きが制約されてしまうので、それはそれで難しいなー、

    みたいな感じでしょうかね。すごく現実的な事ばかり言ってしまいました(笑)

★ 90周年運動会について
 
 司 「90周年の運動会がありますが、月組で出演されるんですよね」

  き 「そうなんですよ。でもね、月組さんとは運動会の前日とかにやっと合流するような形なので、あんまり実感が

    湧かないというか…。皆さん東京とかでもタイム計ったりされるらしいんですけど…。

    だから花組さんがタイム計る時に一緒に入れてもらおかな(笑)とか思ったんですけど、仕事で都合がつかなくて。

    そしたら「もういいよ」とか言われて、「ま、別に特別足も速くないから、まあいいか」とか思って。

    でもね、いまパンドラの終わりで上手花道に引っ込むんですけど、着替える所が下手花道のどんつきなんですね。

    かなりの距離だと思いません?すっごい距離走ってるんですよ、毎日。

    ほんで、「ここからここまでの距離のタイム計ったらええんちゃうん?(爆)」とか言われて。

    「絶対100メートルはあるよね」って。もーう、ヒールで走ってるんですよ。

    だから足は早くなってるかもしれません、もしかすると」

  司 「では皆さん運動会は応援よろしくお願いします」

  き 「“月組で”よろしくお願いしま〜す」(拍手)

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 握手会コーナー ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

  今回ワタクシ、かなり番号の早いテーブルでして、ほとんど緊張する間も無くあっという間に握手が終わってしまいました。

  (でもやっぱりちょっと緊張したかな…)

  前回に続き、握手されているきりやんを近くのテーブルで見ることが出来て嬉しかったっす〜〜(^o^)

  フルーツタルトがおいしかった♪

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