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『大海賊−復讐のカリブ海−』&『ジャズマニア』
お茶会報告
PART U

9月15日(土+敬老の日) 赤坂プリンスホテル  五色の間

 ★ ゲストの登場…麻真もゆさん、朝桐紫乃さん
 
司 「ではお客様がおみえになったと言う事で…。(ブリブリの声で)どうぞ〜」(笑)

  き 「どっから声出してんのん…」

  流れるようなピアノのBGMの中、麻真もゆさん&朝桐紫乃さん、ご入場。

  き 「イエ〜イ!どうもありがとうございます。じゃ、自己紹介を…」

  麻 「はい、同期の麻真もゆでございます」(拍手)

  き 「もう、彼女一人となりましたー。今年三人も、80期もゴソッと辞めたんですけど、月組は淋しくなりましたが、

     二人で力を合わせて、いろいろ助けていただいております」

  麻 「よろしくお願いします」

  朝 「研二の朝桐紫乃です」(拍手)

  き 「あー、フレッシュですねえ。彼女はあの…朝桐紫乃さんという芸名でいらっしゃるんですけれども、本名も紫乃さん

     っていうんですよ。おんなじ字?(朝:「はい、そうです」)すごいきれいな名前と思いません?いいねえ。

     紫が似合うのね、そして」

  麻 「オバチャンみたい…」(爆)

  き 「オバチャンみたい?ゴメンゴメン…。いつも私ね、彼女と喋ってると、自分がオバチャンになったような気になんねん。

     『ゼンダ城の虜』で初組子だったんかな、それで彼女達研二とか研一さんとかがね、貴族の役をしてたんですよ。

     それがあまりにもイケてないって事で、上級生が見なきゃいけなくなって割り振られたんですよ。「あなたは誰々さん

     誰々さんペアを見てあげて」みたいになって、あたしが紫乃ちゃんと、妃鳳こころちゃんのペアを指導する事になって

     しまって、それからのご縁でね。何かといろいろと…。彼女もいろいろと手伝って頂いておりまして。しっかりとした、

     まだまだフレッシュな研二さんでございますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします」

  写真撮影のあと、会場の手拍子の中、お二人ご退場〜〜。

  き 「ライトも当たってるよ〜。ありがとうー。また明日ねえ。まゆこは寮でねえ(まゆこちゃんはきりやんと寮で同室)

     バイバ〜イ!」

     

 ★ 次のゲスト…紫城るいさん
 
司 「もう一人、お客様が…どうぞー」

  軽やかな音楽の中、紫城るいちゃん、ご入場。

  き 「なんか踊って!あなたのための曲やから…。紫城るいちゃんですー。まああなた、こんなわざわざ、忙しいのに…。

     ありがとうございます。お疲れさま」

  …なんかるいちゃん言っていたんですが、マイクが入っていなくて聞き取れません…ゴメンナサイ…

  き 「マイクはいってる?あーって言ってみ」

  紫 「あ〜、あ、あ、あ〜」

  き 「入ってないやん」(笑)

  きりやん、るいちゃんに自分のマイクをわたす。

  紫 「あの〜、お疲れさまです…。新公では、お世話になって…ありがとうございました!」

  るいちゃんのマイクを奪い取って(?)話すきりやん

  き 「あの、彼女は…すいません、奪い取って…(爆)彼女は前回にひき続きね、ワタクシのところで…大変なアクロバット

     ばっかりだったんです」

  紫 「でも…何しろ“猫ッ毛”を、立てていただくのが…」

  き 「でも猫ッ毛だったね(笑)。汗かいてぺっちゃんこやったんね。でもすごい側転…ご覧になられた方は、すっごい上手く

     ありませんでした?私より上手かったと思うわ、多分」

  紫 「そんなことないですよー」

  き 「もう、素晴らしかったです。ねっ」

  紫 「でも一回しかできなかったんで…」

  き 「そうなの?あらまあ…。でもあたしが見た時はもうできてたやん」

  紫 「最後の…はい、最後の…」

  き 「なんや〜、マイクは〜〜?」(爆)

  司会さんからマイクをもらったるいちゃん。もう一本のマイクのスイッチが分かったきりやんがスイッチを入れ、

  そのマイクもるいちゃんに渡して、るいちゃんの両手にはマイクが2本…。会場内爆笑

  き 「まあ、いいやいいや…。そうなんだ…。もうねえ。これからも…彼女は女役もできて、バラエティに富んだ方なので、

     これからがますます期待されている新人さんでいらっしゃいますので、これからも…」

  紫 「背中が広いんで…」

  き 「いいやん!広い方がいいんやで。広い方がドレスとか似合うねんで。男役もいいし、うん、大丈夫、大丈夫。

     私でも女役やったんだから、大丈夫(笑)…ありがとうございました」

  「シャレード」が流れる中、るいちゃん退場〜〜!

  紫 「あ、シャレードだあ!」(ここのるいちゃん、私の目の前!!めっちゃ可愛かったあ…)

  き 「なんかすごくドラマチックよー。踊ってったら?いいの?バイバイ、ありがと〜」

  司 「るいちゃんは今日はご自身もお茶会なんですよ」

  き 「エエ〜ッ!?もう、そんなわざわざねえ。待たしてはるんでしょ?ファンの方を。(司:「ですねえ」)申し訳ないです。

     ホントに…」

  司 「ウチはとどこおりなく進んでいます」(爆&拍手)

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ しばらくの間、記念写真TIME ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 ★ 『Practical Joke』&『エンカレッジ・コンサート』について
 
司 「では、時間を春頃にタイムスリップして下さい…ビューン…」(爆)

  き 「今の…今の効果音はどうでしょうかねえ。まあいいや、ハイハイ…」

  司 「『Practical Joke』のお話を少し聞かせて下さい。マウロといえば、マミさんの…ステキなマミさんの役にすっかり

     惚れこんで、どんどん最後になったら一皮むけて、以外にマウロの成長物語のような…」

  き 「そうそうそう。結構そうだったんだよね。そうなんですよ。だから最後に…ホントに私も正塚先生の作品に出演させて

     頂く事がいつも楽しみで、『Practical Joke』の時も、すごく楽しみにしてたんですけど、まさか、あのような…。

     台本を読み進んでいく内に、“あー、なんかすごい役かもしれない”みたいになって、最終的に芝居の段取りとか、

     ナンバーとかが付いていって、なんかすごくふくらみのある役で…。物語の中で成長していけるという、やってても

     すごくやりがいがあって、で、ましてやマミさんの最後のステージというか、でああいう風にご一緒させて頂けて…

     初めてぐらいかもしれないですね。ああいう風にきちんと対等にというか…今まではねえ、副官とか、グループの

     下っ端みたいな感じでくっついてた事はあったんですけども、対等…マウロは対等のつもりなんですけど…対等に、

     普通に言葉をかわしあうというんですか、そういうのはホントに最初で最後だったんですけど。ホントにもう、いろんな

     事をいっぱいいっぱい勉強させて頂きました、マミさんには。…かなり私の中で、今年…まだもうちょっとあります

     けど、振りかえると、なかなか印象深い作品になりましたねえ」

  司 「マウロのどんな部分に一番共感されますか?」

  き 「共感するとこですか…。いやー、ちょっと抜けてるところとか…。相通じるものが(笑)だから先生もうまいこと…。

     正塚先生ってホントにその人にあてて書くのがお上手なんですよ。だからこの人がそれをやったらハマリ過ぎるって

     くらいに…。だから別におもしろくしようとか、コメディで笑わせようっていうんじゃなくて、その役として大真面目に

     やっているのがなんかおかしい、みたいな。そういうのを引き出して下さる先生なんで、なんかどんどんどんどん

     本から立ち稽古が進んでいくにつれて決まっていった段取りとかがいっぱいあって、「先生、よう見てるなあ」とか

     思いながら。そういう意味では、自分の地もある程度引き出せたし、もちろんマウロって人物を追求する事もできたし、

     すごい楽しかったですね、うん…」

  司 「お芝居の最後からショーの場面に突入していきますよね。それがまたいいんですけれども…」

  き 「そーう、あそこの最後のね、カリブの場面はね、私いいんかなあって思いましたもん(笑)。「そんな後姿どーしよ〜」

     みたいな。「そんな、ヤバイよ、私なんか横に立ったら」みたいな感じだったんですけど、でもなんかこう…ドラマシティ

     から作品をだんだん積み重ねていく内に、マミさんの表情がどんどんどんどん、あの場面で…なんていうんでしょう

     かね…浄化していってるっていうのは変なんですけど、その…笑顔がまぶしすぎて、私、ファンの人ホントにゴメン

     ナサイ!って思うんですけど、マミさんのいい笑顔を私一身に受けてていいのかしら…(笑)っていつも思っちゃって、

     お客さんゴメンナサイ!とか思いながら、「は〜っ」とかって受けてたんですけど、ホントにねえ、マミさんも退団を

     決意されて、男役の集大成みたいな時期にいらっしゃって、海をワーッて見てらっしゃる姿とかホントなんか…

     そんなご一緒した事ないんですけど、今まで。なんかそういうマミさんの全部が見えてるような感じがして。

     で、最後はああいう風にうちとけて、後に下がっていって、またああいうエネルギッシュなダンスにつながっていくって

     いう設定が、ホントそれも最後の方に付けていただいたんですけど、なんかもうシアワセ過ぎましたね、毎日。

     ホントゴメンナサイとか思いながら、やっておりました」

  司 「で、そのショーの場面のところでいっぱいいろいろな…西條さんと椅子でからまれたり、からんでみたり(笑)

     (き:「組んでみたりね」)はい。一人で踊ってみたり、そういった素晴らしい場面も…」

  き 「そう、今回『Practical Joke』で初めてだったんですけど、平沢先生っていう男の先生で、謝先生の所とかで

     ずっとやってらっしゃる先生なんですけど、その方がすごいエネルギッシュな方で、今回のフィナーレナンバーで

     ドラムソロの所だれ躍らすって事になった時に、平沢先生が、「じゃあ、きりやんをめちゃくちゃ躍らせよう」みたいな

     事を言って下さって、付けて下さったんですけども、やっぱり男性の方なので全然違うんですけど、もう足元にも

     及ばないんですけど、なんかちょっとね、男性になったような、男性舞踊手になったような気持ちで。

     でも、いろんな場面があって、最初はカリビアンのすごいラテン系のノリのいいところから、大人の、男と女みたいな

     シックな大人っぽいデュエットありーの、黒いスーツでジャジーなんがありーの、で最後はちょっとバレエチックで

     ダイナミックなのありーので、ホントになんか『Practical Joke』は、私は最初も店員の役で出させて頂いて、

     なんかすごくバラエティにとばせて頂きました…って変ですねえ、とんだ役柄を頂いてましたねえ。目まぐるしくって

     アッと言う間に終わっちゃいましたね」

  司 「では、ビデオで…」

  き 「きっとねえ、チケット入手された方って、すごい極々…。実際ご覧になられた方ってホント少なかったと思うんですが、

     あの…多分かなり今年の私の中でも、イチオシ作品かもしれないですね」

  司 「では、今度は少し進んで7月の事を思い出して下さい(き:「はい…」)…バウホールが見えますね…」(爆)

  き 「見えるねえ…見えた見えた!」

  司 「エンカレッジ・コンサートが…」

  き 「エンカレッジ・コンサートね。そうなんです。今年からはじまりまして、試みで。姿月さんが辞められる時に、そういう

     コンサートやったらどうかって劇団の方に発案して頂いて、今年から実現したそうなんですけれども、あの…

     ホントにこれもかなり…、稽古期間的には大劇場公演から引き続きだったんで、ちょっとカツカツだったんですけれども

     すごくあの…一人でね、歌うとか、みんなでハーモニーを合わせるっていう、また歌に対する…みんなホントに

     歌好きなメンバーが集まったんですけど、一人で歌うのが初めてって言う子がほとんどだったんで、ものすごく意義の

     ある催しでしたね。すごくお客さまにも喜んで頂けて、やってる私たちも、毎日毎日感動してました。

     いい経験でしたね。…実際ご覧になられた方、これもねえ、あちらでしたし、東京の方は少なかったと思うんですが

     10月10日にCDの方が発売されますので、そちらの方ぜひ…(拍手)…どうやら花組さんはかなり売れてたらしい

     んですよ(笑)。雪組さんの売上は知らないんですけど、自慢げに岡田先生が花組のエンカレッジの人たちに廊下で

     会った時とかに「花組のCDすごい売れてるよー」みたいな話をして、「くっそ〜!」とか思ったんで(爆)

     思いましたので、買うてくださいね〜。宣伝」

     

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