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『大海賊−復讐のカリブ海−』&『ジャズマニア』
お茶会報告
PART T

9月15日(土+敬老の日) 赤坂プリンスホテル  五色の間

  前回のムラのお茶会に続きまして、今度は東京のお茶会に進出いたしました!!
  東京のお茶会もきりやんのトーク炸裂でとても楽しかった〜(^○^)
  2回公演でお疲れでしたでしょうに、楽しい時間を作って下さったきりやんに感謝!
  (FCのスタッフの皆様もどうもありがとうございました…)
  すごく私的な話ですが、赤坂プリンスホテルなんていう大きなホテルとは縁がない私。
  おまけに会場が参加人数の関係で変更になったりして、お友達と7名、迷ってしまった…(笑)
  開始時間が近付いてくる中、あせりながらホテル内を走る女7人…かなり恥ずかしかったかも(-_-;)

★ 『ジャズマニア』の中の“テイク・ジ・A・トレイン”のピアノ伴奏の中、きりやん入場
  
服装は…紫色のインナーにグレー(+カーキ色?)のパンツスーツでした。

   私の席は、ちょうどきりやんが通る道筋だったんですネ。だからも〜、きりやんが目の前を〜〜〜〜!きゃーっ!!

   相変わらずおキレイでいらっしゃいましたー。

   壇上に上がって会場を見渡すきりやん。

 

  きりやん(以下“き”)
    「(会場の人の多さに)は〜」←感嘆の声

  司会(以下“司”)
    「スゴイですね…」

  き 「ねえ。スゴイ数ですね。エライ遠かったですよ、ここまで…。あ、いいんですか?ご挨拶して…

     えー、皆様、本日はようこそお越し下さいました。なんか世界情勢も大変な中、こんな私ごときのお茶会にお集まり

     頂きまして…。なんか2,3名の方が影響で来れない方がいらっしゃったそうで、こんな所にまで影響がくるんだ−、

     と思いながら…。なんかあの〜、ねえ、何が起こるかわからないけれども、楽しく生きて行けたらなとか思います。

     今日はホントに短い時間ではございますが、皆様と楽しいひとときを過ごせたらいいなと思います。

     よろしくお願いしまーす」(拍手)

  司 「では、乾杯を…」

  き 「はい、ではグラスをおとり下さいませ。かんぱ〜い!!」

  会場のみなさま
    「かんぱ〜い!!」

  東京のお茶会はピアノの生演奏が流れるんですねえ。乾杯と共に何とも優雅〜なBGMが流れておりました。

  き 「すごいいいタイミングで曲が盛り上がりますね。素晴らしいです…」

  司 「ではきりやん、お席に…」

  会場には更に優雅〜なピアノが響き渡っております…。そのまま数十秒…。

  き 「ふっ…!(沈黙に耐えきれなくなったらしい)皆さん、“ピアノ鑑賞会”みたいになってますよ。(笑)

    聴いちゃってるんですけど…。進めて下さいよ」

       

 ★ 公演のウラ話
  司 「今回、紫吹淳さん率いる新生月組が東京公演よりはじまったと言うことで、その月組のお話から伺おうかと

     思いまーす。トップさんが変わられるといろいろな面でフレッシュな感じが…。フレッシュですよね?」

  き 「そうですねえ。あのまあ…ほら…去年。“ほら”やて…(笑)去年ベルリン公演に参加させて頂いた時に、

     紫吹さんトップで行かせて頂いたんですけれども、その時に「あ〜、月組で紫吹さんがトップになられたらこんな

     感じなんやろなー」とか思いながら、もうちょっと予行練習があったので、今回なんかすごく“新鮮〜!”

     てほどでは…。ほどではないというか、なかったんですがあ、でもやっぱり、今までずっと花組からご一緒

     してきてた紫吹さんがやっと…やっとっていう言い方は変ですけど、トップの立場になられて、感慨深いなあ

     というか。ああ私もなんか…大きくなったなあ(笑)とか思いながら…。

     すごくそういう意味では、あの…真琴さんが大フィーバーをされてご卒業されてからあまり間がなかったんで、

     結構気持ちの切り替えとか時間がかかった所もあるんですけれども、新専科さんの応援も…たくさん出て下さってて、

     いい感じのスタートがきれたんじゃないかなと思います」

  司 「そうですね…で、専科から湖月わたるさんと花組時代ご一緒だった伊織さん、そして、ずっと…結構ご一緒の

     初風さんと」

  き 「そうです。はい。なんですけど…」

  司 「楽屋なんかはいかがですか?」

  き 「いやー、なんかねえ、あの…、湖月さんと伊織さんが同期でいらっしゃるじゃないですか。だからなんかね、

     すごく賑やかで…。同期同士で和気あいあいみたいな…。月組には嘉月絵里さんが同期でいらっしゃるんです

     けれども、嘉月さんも月組内で同期一人になられたんですね、この間那津乃さんがお辞めになられたから。

     だから嘉月さんがすごく喜んじゃって、また男役ばっかりじゃないですか、だからなんかこう…体育会系っていうか、

     結構湖月さんと伊織さんがつるんで、盛り上げて下さっております。…よくいじめて頂いております」(笑)

  司 「(あっさりと)そうですか」(笑)

  き 「“そうですか”…終わってしまいましたね。(爆)とっておきの話があったのになあ」

  司 「え〜〜〜!ではとっておきの話をここで」

  き 「そんなとっておきじゃないかもしれないんですけど、いつもワタクシが宝石箱をとりに行く場面があるじゃないですか

     …まあ、名場面なんですけどね。(爆)あそこでねえ、なぜか…湖月さんがいつも上手の袖にいらっしゃるんですネ。

     で、なんかまあ、マイクの受け渡しか何かでずっといなきゃいけないんですけど、で伊織さんとかもいて、いつも

     くっちゃべってはるんですけど、ある日…私いつも一回はいって、小道具の棚から持っていくんですけど、箱を…。

     そしたら湖月さんが持ってきてたんですよ。「ヒマやから〜」とか言って渡して下さって、「あー、ありがとうございます」

     とか言って、で、“わーっ”とかって出て、中身をパカッと開けたら、中にすっごいおもしろい写真が貼ってあったん

     ですよ。(爆)その内容は、すっごいおもしろいとしかよう言わないん…ですけれども、ここでは(笑)

     で、それがたまに変わるんですね。それをいつも二人で…専科さんが、湖月さんと伊織さんがいつもいろんな扮装

     をして撮って下さった“オモシロ写真”みたいな物が貼られてて、多分、ずっと見てはる方で“かなり今日の

     リアクションは大きいんちゃう?”という時は、かなりおもしろい写真が貼られてるという…事でございます」

  司 「これからますます見所が増えますね」

  き 「そうですね。でもあんまりほら…一回ね、すごい衝撃的な写真があったんですよ。で「エ〜ッ!?」って顔をしそうに

     なったんですけど、「あー、ヤバイヤバイ、これ喜ばなあかんのやわ」て思って(笑)、ちょっとこう立て直して…。

     やっぱり舞台人ですからね、あまりそれた表情をしちゃいけないな、っていう感じで、いつもドキドキしながら…。

     あえて渡していただく時にも中身を開けないように出ております」

 

 ★  『大海賊』について 
  司 「そんなきりやんのお役は、今回“聞き耳さん”ということで…。(き:「はい…」)今までにないような…」

  き 「今までにないか??」

  司 「いや、名前が…」(爆)

  き 「あー、名前ね。キャラでなくてね。名前…そうですねえ。だから私も初めて配役表を見た時に、「聞き耳〜?

     って何〜??」とか思うて、人間の役じゃないんかなあ(爆)と思うて、なんやろー、海賊もんやろー、とかね。

     なんかすごい考えてたら他にも結構おもしろい“拝み屋さん”とか、“鉄砲玉”とか“ネコザメ”とか…そういうカンジ

     だったんで、ああ、ニックネームなんだとか思って。でも聞き耳って何?って感じだったんですけど、まああの…

     そういう意味で、海賊達の中で、プログラムにも書いてるんですけど、聞き耳を立てるのが得意というか、

     潜入捜査中心の使いっぱしり野郎でございます」

  司 「『Practical Joke』をご覧になった方はですね、ちょっとマウロとの…マウロの祖先かもと…」

  き 「そうですよねえ、かなあって思いますよね。本読みの時点で漁師をやっててどうたらこうたら…って読んでたら、

     上級生の人が「マウロみたいー!」とか言って。またなんかね、ああいうリーダー格の人に付いて、付いて回って

     お役に立つ…みたいな、そういう使命なのかなあ、とか思って。あの…結構そういう意味では、マウロの先祖かなあ

     みたいな感じで…やらせて頂いております」

  司 「聞き耳という役で、役になろうと意識している部分というのは…」

  き 「意識している部分ですか?…そうですねえ…だから、フットワークは軽くないといけませんね。身軽でないといけない

     というか。ま、海賊さんみんな身軽なんですけど、だから立ち回りとかも結構アクロバティックな振りが付いたり、常に

     “わ〜っ”と…。のろのろ歩いてるというよりは、バーッと走っているとか、命令されたら「ハイ!」って言ってバーッと

     走っていくとか、そう言う所で表現するしかないなあって感じで。あと声は、そういう意味で勢いよく、とにかく…普段

     こんなガラガラになっちゃうんですけど、終演後は…舞台ではギャーギャー高い声を出すようにしています」

  司 「側転とか、必殺5人斬りとか、いかがですか?」

  き 「はい、5人斬りね。え?が?(司:身軽に出来てますか?)ああ。そうですね、なんか日によって波があるんですけど、

     ねえ、あれもなんか…あの…いろんなグループがガーッとやって。私はなぜかいつも立ち回りの先生にはマジで

     カッコよく付けてもらえないんですけど、どっかでちょっとボケがあるというか…。タルのくんだりもそうですし、最後の

     大立ち回りもそうなんですけど、こう、カッコよくキメたと思ったらズコッみたいのとか、常にそういうオチがつくんです

     けれども…。「側転できるか?」って聞かれて「まあ、出来ますけど」「じゃあ3回出来るか?」「ええーっ」とか言ってる

     間に“はいやって”みたいな感じになっちゃって、なんかまあ…そう言う意味では、日頃のトレーニングが更に必要

     だなあとか思いながら、まあ怪我しないように、とにかく無事に終わればいいなと思っております」

  司 「今、赤い髪をされていますが、それは特に何かあるんでしょうか?」

  き 「いや…赤くしたかったんですよ、もともと。ずーっと…ずーっとって事もないな、去年ぐらいから。憧れだったんですね、

     赤毛が。で、ずっとしたかったんですけど、いろいろ作品によってなんかあるじゃないですか。でー、まあ今回は地毛

     でやらないといけない事が決まった時に…途中でカツラを脱ぐシーンがあるので、カツラかぶってたらカツラの下に

     カツラになって大変な大頭になってしまうので(笑)ということで地毛にしたんですけれども…そういう意味で、海の男

     やから日に焼けた感じでね、赤くてもいいかな、と思って憧れの赤毛に挑戦したんですけれども。でも、またすぐ色が

     抜けるんですよ。で、今はちょっとこの間の水曜日に染めたばっかりなんでいいカンジなんですけど、多分来週ぐらい

     にはもう抜けてると思うので、あの…赤毛を見たい方は早目にみた方がいいかな(笑)と思います」

  司 「途中で船に乗ってボーンって登場する所は、あれはスムーズに動いて、いいカンジで飛び出すもんなんですか?」

  き 「あ、きてます?(司:「見た目はそうです」)そうですか。なんかね、若干速度がねえ…あれ人力なんですね。大道具

     さんが3,4人で「ウォー」って押してくれてるんですけど(笑)…大道具さん達もちょっと疲れてきはったんかも分から

     ないんですけどね、最近ちょっと減速しているような気がするんですけど。あのー、“頑張ってー!”ってカンジで。

     でも結構気持ちいいですね。最初は慣れなくって、よく押す時に「おおーっ」って揺れちゃうんですけど、最近コツを

     つかんできて、かなり気持ちいい感じですねえ。乗り物系は大好きでございますので、毎日楽しく乗っております」

  司 「役作りのためもあるかと思いますが、ピアスを、つけてられますけど…。それが結構キラッと光って、いいと言う

     お話をお聞きするんですが…」

  き 「あ、そうなんですか。それは舞台での?…そうなんです、やっぱり“聞き耳”やから、耳を強調しようかなあみたいな

     カンジで、まあ単純な発想ですね。ありがとうございます。…特にあんまりこの辺(首回り)にジャラジャラ着けるのは

     あんまり好きじゃないんですよ。だからそういう意味で、ワンポイントという事で」

 

 ★ 『ジャズマニア』について
 
司 「大劇場でも、公演が好評の内に終わり、今回は“アド・リブ”が自然解散という事で、でもいろいろな場面に出演

     されていますが」

  き 「そうですね。だからそういう意味では、逆にアドリブはホンマちょっと忙しすぎたんで、よく大和さんと「あー、わたしら

     ここまで出てて、ここに出ててんねえ」みたいな、「ずいぶん楽になったよねえ」みたいな話をしてるんですけど…。

     コンスタントにいろんな場面に出させて頂いてて、あの…落ち着いて、前回の『ジャズマニア』よりもかなり落ち着いて

     出来るっていう感じですかね」

  司 「“ロケットボーイ”とかピアノの場面はそのまま残って…」

  き 「はい、生き残りました。(司:「おめでとうございます」)ありがとうございます。あれは流れでね、残るんですよ。(笑)」

  司 「特に大劇場と違うとか「意気込みが違うのよ!」みたいな事はありますか?」

  き 「いや〜、どうなんでしょうね。やっぱ新人公演がなくなったから、こう、ちょっと肩の荷が一個おりてると言うか、

     なんかあのー、うん、なんかこう集中できていいですねえ。やっぱり本公演に集中できて。でね、ああやってソロで

     一人の場面にも出して頂いているので、ちょっと吹っ切れてるかなというのはあるかもしれないですね。

     で、やっぱりあの…専科さんとか出てらっしゃって、今回湖月さんって初めて月組に出られる方の後で踊らせて

     いただく事が多いんですけども、ホントにもう大きな方で…身も心も大きな方なんですけれども、ちっちゃい私が後で

     一生懸命踊るんですけれども、なんて言うんでしょうか…その空気をすごく感じて踊らさせて頂いてるなーって言うか

     別に体の大きさがどうのとかではなく、空間の使い方とか、自分の見た目でどんだけの事を見せるかみたいなものを

     結構勉強させて頂いてるなあって感じで、ショーはすごいなんか…前回の秋に大劇場でやった『ジャズマニア』とは

     全然違う感じですね」

  司 「同じ場面でも違う方が…」

  き 「そうでうすね。いらっしゃるだけで空気が違いますし、今回はそういう違いを私も楽しんでいるところがあります」

  司 「そのワタルさんが前に出てくる時に目が合ったりしますよねえ。いろんな方と…」

  き 「ちょっとした事でコミュニケーションがなかなか楽しかったりして…。とにかくワタルさんも伊織さんもお元気なん

     ですよ、すごく。(笑)お元気っていうかテンション高いんですね。だからなんかすごい…わたし割と、舞台では

     わーっとやるほうなんですけど、持久力があんまりないもんで、普段結構静か〜に袖とかでしてるタイプなんです

     けど、ワタルさんや伊織さんが“ワーッ”って盛り上げてくださって、袖でも…。それで“は〜っ”てついて行ってるって

     感じで、舞台上でちょっとしたああいうコミュニケーションで、ちょっと心が“ホッ”みたいな感じで、楽しく毎日

     立たせて頂いてます」

 

 ★ オフについて
 
司 「では唐突にオフの事をお聞きします。最近オフでハマっている事はありますか?」

  き 「ハマっている事?オフで…」

  司 「オンでもいいですけど…(笑)あんまりオンでハマっているというのは…」

  き 「いや〜、どうやろねえ。私プログラムにも書いてると思うんですけど、とにかくねえ、最近続かないんですよ。

     なんかハマっても…。だからあんまり公の場で言わないようにしようかなあと思ってるんですけど。

     でも、そうですねえ…。東京公演は、ワタクシ寮のほうに入ってるんですけれども、毎朝こう朝食が用意されてて、

     いつもあったかいご飯とおかずを食べれてシアワセだなと思ってるんですけれども、なぜかあったかいご飯に…、

     東京に来たら毎朝ね、“卵かけご飯”を食べるんです。で、その卵かけご飯にチリメンじゃこのふりかけをかける

     っていうのが、もう絶対なんですよ。で、それを越乃リュウさんと常にやってるんです(笑)で、越乃さんがとある

     メーカーのじゃこふりかけを気に入ってて、お互いだんだんなくなってきたら、「リュウさん、ある、まだ?」とか

     「私明日買いに行くけど、買っとく?」みたいな。「これオイシイね、このふりかけ」みたいに薦めあったりとか

     しながら…。だから思わずストックを買い忘れて「じゃこふりかけがなくなってしまった!!」って思うと、

     その日一日ちょっとブルーになるかな(爆)普通宝塚に帰ったら自分でご飯炊かないですから、そんなあったかい

     ご飯なんか食べないんですよ。まあたまにチンして食べるぐらいで。だから炊き立てのご飯が毎朝出るので

     卵かけご飯にじゃこふりかけっていうのがハマってるというか、東京公演だけしか出来ない、ワタクシの毎朝の

     シアワセでございます」

  司 「会場からの質問で、“お化粧でなにかこだわっている事はありますか?”という事で…」

  き 「そーですねえ、うーん。いや、わたしらはね、仕事ですからね、一応ちゃんと化粧するっていうのが…。写真撮られ

     たりとか…まあおかげさまで最近多くなってきたので…、いろんな人のやり方とか、たとえばお仕事とかで、プロの

     ヘアメークさんにやってもらう時とかに、いいのがあったらメーカーを聞いたりとか、「こういうのを使ったらこう見え

     るよ」みたいな、結構プロの技を…。全部をプロと同じように揃えてたら大変な事になるんで、自分のできる範囲で

     揃えれる物はちょっとポイントで教えてもらうっていうカンジで…これ全然別にアドバイスになってないですねえ…。

     そうですねえ、う〜〜〜〜ん…。普段の化粧ねえ…。だから結構プロの人にやってもらったやつを自分に生かすって

     感じなんで、一回皆さんもどっかで…デパートのとことかで、プロのお姉さんとか、プロのヘアメークさんとかがたまに

     いる時あるじゃないですか。そういう時に行ってみてちょっとアドバイスを頂いたりとかしたらいいんじゃないで

     しょうかね。

     私たちの職業っていうのは自分の顔をホントにイヤというほど知るというか、欠点も、長所も短所も、知りすぎる

     くらいに…。宝塚に入ってなかったらそこまで気づかへんかったで、みたいな事がいっぱいあるんで、そういう意味

     ではなんかねえ、イヤだなあ…と思いながらも、それが仕事だし…」

  司 「それで美しくなるわけですよね」

  き 「そうですね。でまあ、自分を磨く、ああ、自分を磨くっていう気持ちが大切かもしれないですね。“いいや、

     このくらいで”って思わない事、いくつになっても。うん。そう思います。…でもなんかやっぱりねー、最近ちょっと

     曲がり角なんで(笑)、「あ〜、年とったわー」と思う瞬間がよくあるんですけれども、だから目もとのケアとかね、

     不規則になりがちな方とかはちゃんとしたほうがええんやろなって思いますね」

  司 「そうですよねえ〜〜」

  き 「いやですねえ〜〜、もう…」(爆)

  司 「それに関連して、ファッションとかアクセサリーっていうのは、普通の方と同じように雑誌を見たりして…」

  き 「そうですね、私ね、前あんまり雑誌見なかったんですけど、最近見るようになったんですね。でも、雑誌で見てって

     いうよりも、うーん、そうだな、最近あんまりね…かなりちょっと地味になってきてしまったところがあって、地味と

     いうかシンプルが好きというか、シックなほうがいいというか、そういう意味では雑誌の中でも、ワーッといろんな

     ゴテゴテしたものよりも、ホント黒とか、シックな色ですごく形がいいシャツだったりとか、結構いいカットのカットソー

     とか、そういうのに注目して見てしまいますね。で、あと、そういう輸入物っぽいあんまり市販で売ってないような

     ちょっとしたワンポイントになるようなアクセサリーとか、ベルトとか、靴とか…まあ、靴はあんまり、私、足がデカイ

     もんで、レパートリーがないんですけど…。だから、自分にあったものは何かというのを、結構追求するように

     なりましたね、だいぶ最近。…てなカンジです」

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