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セドナの朝セドナ2日目。昨日カセドラルロックに登って少し足は疲れていたものの、心地よく6時頃起床。ドアを開けると、セドナの中心部の"The Y" のロータリーが見えます。まだ早朝なので車も少なく、静かで落ち着いた雰囲気。 ホテルのロビーで朝食。 昨日の宿に比べると食事は質素。安めのモーテルの食事です。 ジャムパンとコーヒー程度。 パンを2つつまんで食事済ませます。 ロビーから西の稜線に見える人工物のような岩山が気になり、ネットで調べてみると、「チムニーロック」という岩のようです。これも今日ぜひ登ろうと決めます
ベルロック今日の最初の目的地はベルロック。 昨日下見に行っているので迷うこともなく午前7時過ぎに到着。宿から車で15分ほどです。駐車場に止め、本日分のレッドロックパス(1日5ドル)を購入してダッシュボードにレシートをかざしておきます。 駐車場でトレッキングシューズに履き替えて、トレイル歩き開始! ベルロックに向かうトレイルは、整地されていて歩きやすい。砂地に小さな白い花が咲いている。何という花だろう。
ベルロックの頂上に向かうトレイルの入り口にはちゃんと看板は立っていたから、一度登ればわかるのだけど、途中でいくつか登山道と思われる道があったのだけど、どれも外れ。どこまで歩いて行っていいかちょっと不安になる。 頂上に続くトレイルには、要所要所に、岩を入れたバスケットが置いてあり目印になっている。昨日登ったカセドラルロックと同じだな。 ベルロックは、遠くからみると、丸っぽくて登りやすそうに見えるけど、思いの外傾斜が急。靴はスニーカーではダメで、トレッキングシューズが必要だし、最後の方は腕も使う。ちょっとした登山です。 途中スズランを細長くしたような赤い花が自生していた。赤茶けた岩に赤のコントラストが美しい。
青々した台地に、それぞれ独特の形をした岩山がそびえている。
ボルテックスは「地球のパワーがわき出しているところ」という意味でおもにニューエイジの人が使い始めて、一般化した概念らしい。 その「ボルテックス」という概念はオカルトチックで私はあまり好んではいないのだけれど、「セドナの中で神々しい場所」という意味でとらえたら、分かる。 昨日のカセドラルロックの頂上もボルテックスだったな。 あそこも神々しかった。 ベルロックのトレイルの終点は見晴らしはよい。 でも全くの無音というわけではないなあ。 下を走る179号線。ちょうど登りになっているところで、トラックのエンジン音が意外と響く。 さて、30分ほどはここでたたずんでいた。 ベルロックのパワーはもらえただろうか。。 自分では自信はないが、景色はしっかりと目に刻んだ。 さて、登るの急だったが降りるのも転落しないようにするので一苦労。ちょっとした登山ですなあ。 登るときは朝早かったので他の人にも会わなかったけど、もう9時近いので何組かとすれ違う。 その中にいた若夫婦。 旦那さんが裸足。 「こんにちは! 裸足ですね!」と話しかけると、 (夫)「うん。裸足の方がグリップが効くし」 (妻)「クレイジーでしょ(笑)」 なんて半分あきれていた。 たぶんアメリカ人だと思う。どこの国立公園でも軽装でトレッキングしているのだよなあ。 体丈夫だな コートハウスビュートベルロックの隣にある大きな岩山がコートハウスビュート(Court House Butte) 形が裁判所の建物に似ているから「Court House」らしい。 「Butte」はちっちゃな台地上にえぐれた地形のこと。モニュメントバレーなどの地形もビュートというなあ。 このコートハウスビュート。あまりに垂直に切り立っているので、登るトレイルはなく、周囲を1周するトレイルになっています。 ほぼ平坦ですが、所々起伏があり、木々の中を通る所もあり飽きません。平坦なトレイルということで、おじいさんおばあさんも結構歩いていますコートハウスビュートは見る方角によって全く形が変わります。ただの四角い岩山じゃあないです。東側では、SF映画に出てきそうな秘密基地のような形になっている。 南側には、上に大きな穴が空いています。 なにか動物が住んでいそうな感じ
コートハウスビュートをぐるっとまわったら、もう昼前。 駐車場に戻ると、もう車が満杯。やっぱり人気のトレイルですね。 駐車場にはトイレがなくいったんホテルに戻ってちょっと休憩。 セドナの交差点(The Y)脇にホテルがあるので、寄り道にもならずに部屋で休憩できるのが便利。 交差点から20秒で部屋に入れるのは、ラスベガスなどの巨大ホテルでは得られない便利さだ。 レッドロッククロッシングさて、ちょっと休憩して今度は、レッドロッククロッシングへ。 セドナの中心部を流れる川べりにある名所です。 レッドロッククロッシングは、セドナの北側からアクセスするのが便利。 89A号線を The Yから約5kmほど西に進んで緩い左カーブが終わったあたりに入り口があります。看板もあるのでわかります。1kmほど坂を下ったところがレッドロッククロッシング。 無料駐車場もあるようだけれど、景勝地に近い「クレセントムーンランチ」という有料の公園に車を止めます。車1台で8ドルぐらい。 複数人でくればそれほど負担じゃないでしょう。もちろん、一人で8ドルの価値もあります。
周りではヨガや太極拳をする人、瞑想のレッスンを受ける人など、セドナらしい光景が広がっています。ウエディングドレスとタキシードで来て結婚記念のポートレートを撮る人もいるし、平和、安らぎ を絵に描いたような所です。 チムニーロック2時近くになっていて、気温も高くなってきました。 続いて向かったのは、チムニーロック。 89号線の北側、サンダーマウンテンの手前にある、煙突状の岩山。 小高い丘の上ににょっきりと塔のような岩が顔を出している奇岩です。
駐車場からはすぐにチムニーロックのトレイル。 ここも、他のトレイル戸同じように、登り道が分からない。 だいたい見当をつけて登ります。 細かい石がポロポロ落ちてしまったけれど、下に人がいないので、50mほど登ると、ようやく塔の真下に到着。下には最近崩れたと思われる1m四方の大きな岩がごろごろと転がっています。 まるで昨日落ちたかのような鋭い断面がちょっと恐ろしかったですが、また岩山の真下で横になりながらしばしくつろぎます。 このチムニーロックに登る途中、南の空に虹が見えました。セドナで虹が見えるなんてなんてついているんでしょう。
ゆったりと休憩
チムニーロックを降りて3時過ぎ。旅行中普通はまだまだ活動する時間ですが、昨日からの山登りの連続と強い直射日光で疲労もたまっているので、山歩きはこれで終わって近くのスーパーで明日以降の食事を調達。
このような芸術家の発表会の場であり、即売会場でもある「Tlaquepaque」。セドナのアップタウンのちょっと南にあります。 イタリア、ギリシャを思い浮かべる小さな町になっていて、至る所に彫刻や彫像が展示されている、芸術系のテーマパークの様。 それぞれ、ちっちゃな店になっていて芸術家の作品の即売会になっています。 リアルな彫像から、抽象的な現代アートまで様々。
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芸術村トラキパキ。それぞれの部屋が芸術家の店になっています |
セドナアップタウンは、芸術の町。あちらこちらに彫刻が飾られています。 でもなんでこんな豚? | MagoCafe内部。 ご当地ビールで一人で乾杯 |
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