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3日目 2005/4/30 ルート66 オートマン/ セリグマン・ セドナ

ルート66!

ラスベガスからニードルズへ

今日も走ることが目的の日。 アメリカのかつての主要道路ルート66を 走ります。 今でこそ旧道ですが、かつてはアメリカの経済、文化に 重要な役割を果たした道です。 日本で言うと旧東海道のようなものですね。

さて、ラスベガスを7時頃に出発してまずは南のニードルズを目指します。 昨日デスバレーからラスベガスに来るのに利用したUS-95に乗り、さらに南へと 進みます。15分ほど走るとラスベガスの都市圏をぬけ、また周囲に建物はなくなり、周囲は また見渡す限りの平原となります。
ただ、デスバレー近辺のような砂漠ではなく、低木が生い茂った風景です。 カリフォルニアにまた入るとさらに緑が豊かになります。 ラスベガスから約80マイルほどでI-40の交差点にぶつかり、そこから10マイルほど進んだところが ニードルズの街。

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ラスベガスのホテルから見る「マンダレンベイ」。黄金の壁が朝日を反射しています 朝のラスベガス。このまま直進して、I-15にのり、ラスベガスを後にします I-15からUS95に乗った直後。 このまま道なりに行くとボルダーシティ、フーバーダムが に向かいますが、今回はニードルズを目指します。

ニードルズ

ニードルズでいったん降り、76のガススタで給油します。朝飯はその隣にあったマクドナルド。 ソーセージエッグマフィンをパク付き、準備完了。雲一つない晴天に「76」とマクドナルドの 看板が映え、いかにも「アメリカ」という感じです。
ここニードルズは貨物列車の操車場がある場所で、マクドナルドにいても列車の汽笛が聞こえてきます。 ちょっと寄り道をして貨物列車の停車場を見に行きます。
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US-95の単調な道。若干草木が生えています これぞアメリカ。 モーターボートを牽引しています。 ニードルズのガススタ「76」にて給油中
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ガススタとマクドナルドの看板。アメリカらしい風景 ニードルズの貨物ステーション。BNSF(サンタフェ鉄道)の操車場が あるところです。

ルート66!

さて、再びI-40に乗り東へ。 コロラド川を越えるとアリゾナ州に入ります。 コロラド川 を越えてすぐの出口(Exit 1)で降ります。ここから今日のメインイベント。ルート66のツアーの始まり!。

コロラド川沿いに少し北上すると、Golden Shoresの集落が見えてきます。 道路にはRoute66のペイントがされています。おもわずUターンして写真を撮りました。

ここからしばらくはワインディングが続く道です。すかっとはれた晴天の中、 車の幌をあげてオープンカーの状態にしてゆったりと走ります。なんと幸せな ドライブなんだろう。 しばらくすると、遠くに岩山が見えてくる。この岩山の 北側を巻くようにして迂回したあと、徐々に道が登りになってくる。
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アリゾナ側のルート66の西の端、ゴールデンショアー(Golden Shores) にペイントされた「Histric US66」 の文字。 ルート66の看板 ルート66を東に進み、オートマンへと向かいます

オートマン

少し登りがきつくなってきたと思ったら、いきなり目の前にオートマン(Oatman)の集落が 現れた。 そう。ここが今日の目的地の一つオートマン。かつて金鉱の街として 栄え、その後はルート66の旅籠宿として成り立っていた集落で, いまでも、当時の面影を残しているところです。
ちなみに「集落」といっても、道沿いに200mほど店が建ち並んでいるぐらいの 規模です。
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オートマンの消防署。これまでの消防車が勢揃い。 オートマンの街並み。観光客がたくさん集まっています 通り沿いにはおみやげ屋さんがたくさん
しばし、ここを散策。おみやげ屋やインディアンの手織り物などを販売しています。 集落の中心に建つオートマンホテルは歴史がありそうな建物で、 100年前の開業当時のホテルの部屋をそのまま残しています。 なお、ここはすでにホテルではなく、おみやげ屋とレストランになっています。

ここでTシャツを買ったのですが、ここの店員はなんでも日本に友達がいるそうで、 「五反田知ってるか?五反田に友人がいるんだ」とのこと。うーむ。この日本と全く縁が なさそうな山奥で五反田なんて地名が出てくるとは。世界は狭いものです。
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おみやげ屋さん。 きれいなのは表だけかも...。 まあ、こういうところも 味があります。 オートマンはわずか200mぐらいの街。町はずれに、ルート66の ペイントを見つけました。
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オートマンホテル。今はレストランとギフトショップとして使われています。 ここの店員が、「日本に友人がいる」と言っていました。 ホテルの2階は、かつてのホテルの調度品をそのままに見せています。 ベッドは、病院のベッドみたいですね。 オートマンをすぎてすぐのあたり。断崖ですが、ガードレールも ほとんどありません。

オートマンからキングマンへ

オートマンを越えると、かなり険しい山道です。道幅も狭く、運転には気を遣います。 こんな道が十数年前までは幹線道路だったのですね.. 国道一号の箱根越えを思いだして しまいます。
30分ほどかけてつづら折りを降りると、そこからあアリゾナの大平原です。 キングマンに向けてふたたび一直線の気持ちよいドライブ。このあたりは牧場があるのか 集落が点在しているようです。郵便配達は個別の家まで行けないためか道路沿いに ポストが集中して置かれています。

しばらく走るとI-40の Exit44にぶつかります。 ここで一回迷ってしまいました。 I-40にぶつかる手前で右折してI-40をくぐり、南側の側道を進むのが正解。 そのまま進んでしまうと、北側の側道、つまり進行方向右側にI-40をみることになりますが、 この道は3kmほどで行き止まりになっています。なにかの参考になれば..
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オートマン-キングマン間。 アメリカらしいところ オートマン-キングマン間。なんていうか、期待していたとおりの 風景 集合ポスト。
道沿いに行くと、キングマンの街にでます。 ところが、なぜかRoute66 は通行止め。 道を閉鎖してフリーマーケットをやっていました。ちょっと見ていきたかったですが、 車を止めるところもないので泣く泣く通過。迂回路は分からなかったのですが、想像で 道を選んでいったところ、なんとか当たりました。 しかし今思えばちょっと遠くても 車を止めてフリマで昼食食べればよかった。

セリグマンへの道中

ここからはまたRoute66を通って目指すはセリグマンへ。途中 しばらくBNSFの貨物列車と併走します。大平原を1マイルぐらいありそうな 長編成の列車とともに走るのは、アメリカドライブの醍醐味ですね。

さて、しばらくするとちょっと眠気が... なんとか我慢しているのですがさすがに 厳しくなってきてピーチスプリングスで車を止めて休憩。ちょっとうつらうつら したところ40分ほど寝てしまいました。うーん。時差ぼけと睡眠不足と 食事不足がたたっているな。まあ、これで頭がすっきりとしてセリグマンへ。
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キングマン-セリグマン間のルート66。 BNSFと併走。 キングマン-セリグマン間。きれいな積雲が連なります。 セリグマンの街。BNSF鉄道が駆け抜けていきます

セリグマン

草原地帯をさらに十数マイルとばしてセリグマンの街へ。この町もかつての ルート66の旅籠としての面影を残しています。モーテルやダイナーがある分 オートマンよりもよりルート66らしさがあるところです。この町はおもしろい 土産物屋があり、なかでもマリリンモンローやプレスリーなどのマネキン 人形を店頭に飾った店などは有名なようです。

この町をちょっとぶらぶらと散策していくつかの店で買い物しました。 街の東はずれの土産物屋では90歳ぐらいのおばあさんが店番。 きっとこの町の栄枯を見てきているんだろうな。 そういえば、セリグマンを特集した日本の雑誌に「北海道から○○参上」と サインをしてこの店に残していった旅行者がいるみたいだ。 今でも店に貼られていましたよ> その方。

セリグマンでは、ステッカー、貯金箱などいかにも「おみやげ」という 感じのものを買い込みました。
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セリグマンの東端。1960年代で 時代が止まったような街です。 ガソリンスタンドを改造した土産物店。 マネキンがたくさん並ぶ土産物店。有名な写真スポット。
セリグマンって道沿いに1kmほど店が並んでいる程度の小さな街ですけど、 日本の雑誌でもよく取り上げられるな。今回の旅行直前にもMonoマガジンの ルート66特集でも取り上げられていたしな。 まあ今となっては過疎の町ですけど、セリグマンは昔のアメリカの面影がのこった場所です。

セリグマンから10マイルちょっと走ると、このあたりのルート66は終了して、I-40に合流します。 ここからは次の目的地フラッグスタッフを目指します。 この道は3年前にグランドキャニオンに行くときに使った道。ちょっと懐かしい 気もしながら高速で距離を稼いでいきます。グランドキャニオンへのゲートウエイ ウイリアムズを通過してフラッグスタッフへ。 針葉樹で緑豊かな風景に変わってきます。

フラッグスタッフへ

フラッグスタッフはI-40沿いではもっとも大きな街。 街の中にI-40のインターは3つほどありますが、一番手前で降り、側道に出ます。 この側道も実はルート66でした。

街の北側には、フラッグスタッフのシンボルである4000mのHumpheys Peak が そびえ立っています。三角でとんがった特徴的な山です。 フラッグスタッフ自体、標高がおよそ2000m。かなり寒いです。 標高を生かして アスリートの高地トレーニングにも利用されているとのことです。北島康介選手も アテネ前にここで練習していたとか。

聖地セドナ

フラッグスタッフでは、給油だけして、今日の宿泊地セドナに向かいます。 セドナって日本ではあまり知られていないですが、アメリカ人にとっては あこがれのリゾート地なようです。日本人にとっての上高地、軽井沢 のような感じでしょうか。フラッグスタッフからは、I-17で一度南下し、 その後AZ-179でセドナを目指します。

セドナは オーククリークという川が切り取った峡谷で、赤い岩がメサ状に なったところです。モニュメントバレーのメサをもう少し高くした上に 下に針葉樹を植えたようなイメージです。
アメリカ旅行記 セドナ ルート66 アメリカ旅行記 セドナ ルート66
フラッグスタッフをぬけてセドナへ。 植生は 針葉樹に変わっていきます セドナが見えてきました。
ここは十分国立公園になる資質があると思うのですが、たぶん インディアンの聖地であるなどいろいろな理由で指定できないのでしょうね。

AZ-179を川沿いに進んでいくと、夕日に照らされた雄大な赤い岩山 が目に入ります。これがセドナの入り口。しばらく進むと、 セドナの中心部に到着します。有数のリゾートということも あり、ショッピングセンターやレストランが充実しています。 しばしここで散策。夕日がとても幻想的です。

セドナという場所自体、今回の旅行を計画するまで知らなかったのですが、 日本では「ヒーリング」「スピリチャル」といういわゆる 「癒し」 の世界で有名な場所なようです。セドナは霊的なパワーを持った土地らしく、世界 各地の霊能者、占い師も移り住んでいるという場所だそうです。 残念ながら能力がなくて感じることはできなかったのですが、確かに この神々しい岩山に力が宿っていてもおかしくはないなとは思えました。

今日の宿は、事前に予約しておいたセドナのDay's Inn。 まあ、モーテルの中では上のクラスですが、それでも70ドル程度のところ。ところが、 セドナでは110ドルぐらいします。それでも セドナの中では最廉価なところ。普通に200ドルぐらいしてしまいます。 まるでニューヨーク並。 今日の夕飯は、レストランではなく、近くのスーパーで買った 電子レンジで作るラザニアとハンバーグ。 それでもこの旅の 中では結構まともな飯でした... そういえば、今日は昼飯を食べ忘れました。

宿ではPCに電話線を繋いで、この旅行で初めてメールチェック。 メールチェックした後はSkype で電話接続。Skype というPCから電話をかけられる ソフトがあり、世界中どこへでも1分2円程度で電話をかけられるので 旅行中など非常に便利です。 28kbpsのダイアルアップでしたが、日本の自宅へ 全く問題なく電話することが出来ました。国際電話なら数百円かかるところが、 10円以下で済み、非常に経済的でした。
セドナ
夕日に映えるセドナの岩山。古くからインディアンの聖地になっていた ところです。
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