4.ファイルデータの読み込み
SPC-51およびSPC-35のデータ形式は計測器固有のバイナリデータであり,そのまま読み込むことができます.
標準データファイル形式は,3.の形式のCSV(コンマ区切り)テキストファイルです.
それ以外のファイル形式の場合は,メニューバーから「File」-「Format Type」をクリックして選択してください.
「File」ボタンをクリックして,ダイアログボックスの中からデータファイルを選択します.
← ファイル読み込みボタン |
||
← リストアップボタン |
ファイル情報とともに,リストに最大値が表示されます.
それぞれ,以下の内容を示します.
FORMAT | ファイルデータの形式 | |
FILE | ファイル名 | |
TITLE | タイトル | |
DATE/TIME | 計測年月日,時分/タイムスタンプ | |
CHANNEL(s) | チャンネル数 | |
DATA | N | データ点数 |
SAMPLING | fs | サンプリング率 (サンプリング数/単位時間) |
TIME UNIT | 単位時間(s,ms,μs,ns) | |
DURATION | T | 観測データの全継続時間 |
INTERVAL | dt | 観測データのサンプリング時間間隔 |
リストの表示例
記録された先頭部分1000データ(既定値)の波形が表示されます.
・リストボックスのスライダーを使用すれば,すべてのデータを読み取ることができます.
・データ番号は0,1,2....というように0からカウントします.
・「List」ボタンをクリックすれば,スライダーのPositionで指定された位置から1000個(既定値)の数値データと波形が表示されます.
・「List Up」をクリックすれば,順次,1000個ずつ(Skipで変更可能)のデータが表示されます.
表示データの開始位置は,スライダーを左右に動かせて指定することができます.
また,Positionに直接,開始番号を指定することもできます.
「0」ボタンをクリックすれば,データの先頭位置に戻すことができます.
・SPC51の測定データの単位は,変位はmicron,速度はmkine,加速度はgalに変換しています.
・SPC51/35形式の波形データを,標準形式CSVファイルとして保存することができます.
「File」-「Write Data File」−「All Data」をクリックして保存してください.
保存されたデータファイルは,標準形式データファイルとして,読み込むことができます.