水晶散歩へようこそ!

 最後に・・・

水晶散歩・・・・ここに登場する人形や絵は、自分にっとって、想いを代弁してくれる大切な存在です。

キャトラン・ドーレという架空の生き物に言葉を与え、行動させることによって自分の心象の中では実在になります。背景の絵や物語りに出てきた絵にも、寓意をこめて制作しました。その総称が水晶散歩なのですが、そうまだ物語が出来ていないころのそれぞれの作品は、特別な想いに染まった独立した存在でした。それがこの水晶散歩という舞台上で、各々に演じてもらうことによって、ばらばらだった思いが結晶したのです。


                               ・・・Kao

 まず最初に・・・人形について 

STORY OF 水晶散歩には、キャトラン・ドーレ(猫妖精)とフェアル(妖精)が出てきます。語の正確な意味はありません。音感で感じていただく造語です。ですから深い意味合いは無く単純に感じていただけたら嬉しいです。

彼らの体は、木を彫って作ってあります。
顔や手や胴体のほとんどは木の削り出しで、そこにドライフラワーなどで服や飾りをつけます。
そのほとんどが自然素材を利用しました。
フェアルの髪の毛ももちろん植物です。
妖精達に生き物としてのリアルさを求めると如何しても自然素材がベストになります。ですから今の所その多くはアースカラーベースで、あまり派手なものはありません。(これからはわかりませんが)。

身長もドライフラワーなどをベースのスケールとしていますので16・7センチぐらいが平均でしょうか。
ただ目には最初石を入れていたのですが、今は輝きを強くする為カットガラスをはめ込んでいます。それと昆虫のような薄翅(うすばね)を表現する為の樹脂塗料は良い意味での反則技として使用してます。

 

 鉛筆画について

妖精画廊や絵画回廊に出てくる絵は鉛筆画です。
ケント紙に6Bから5Hぐらいの範囲で鉛筆を使い分け書き上げています。
鉛筆画は描いても画いてもちっとも進まないので、じれてしまうのですが、カラーの画材に不慣れなので辛抱しております。
ただホームページやポストカード用には原画をセピア調にコンピュータで直してあります。原画そのままだとどうしても白々としてしまい、鉛筆の良い風合いがでません。
私のなかではある意味ホームページやポストカードは原画をベースにしてもうひとつ手を加えた別の作品としてとらえています。



水晶散歩・キャトランドーレの世界は、立体作品と鉛筆画という2つの制作法をコンピュータで合成してホームページ上で再構築したものです。

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