「災い」から「幸せ」へ

以前「パンドラの箱」のページで「災い」と「希望」について述べた。
今回、「災い」について、さらに追及してみたい。

災いは人に苦難と不幸をもたらす。それに対するものは、喜びと幸せである。

人に以下のようなネガティブな感情を起こさせるものが災いである。
  怒り、憎しみ、怨み、嫉妬、欲求不満、悲しみ、孤独、
  不安・心配、過去のトラウマ、絶望・諦め・空虚、
  混乱・焦り、恐怖、不信・疑い

人に以下のようなポジティブな感情を起こさせるものが幸せである。
  愛、感謝、満足、喜び、平安・安心、希望、冷静、勇気、信頼

災いの元になったエデンの園での堕落について見ていく。

堕落前の状態
  身体的
    病気にならない、歳をとらない、死なない体だった。
    知恵があまりない、善悪の判断がつかない、子供を作る能力がない、
    つまり、幼児の状態が続いていた。
  自然環境
    裸で暮らしていたので、暑すぎず、寒すぎず、温暖な気候だった。
    働かなくてよいくらい、豊富に木の実などが実っていた。
    生活を脅かす自然災害がない。
    人を害する危険生物がいない。

堕落後の状態
  身体的
    病気、怪我、老化、死、身体的障害に苦しむ体になった。
    食欲や性欲など肉体的欲求に悩まされるようになった。
    知恵を得て、善悪の判断が付き、子供を作る能力を得た、
    つまり、成人の状態になった。
  自然環境
    高温又は寒冷な気候になった。
    簡単に食料を手に入れにくくなり、働かなくてはならなくなった。
    (高温、低温、雨降りすぎ、雨降らない、作物の病気、害虫、害獣
    などにより、作物が取れない場合があり、苦労する。)
    地震、高波、噴火、雷、暴風、雹、洪水、干ばつ、疫病など、
    自然災害が多く起こるようになった。
    肉食獣や毒を持つ生物など人を害する危険生物が出てきた。

堕落とは直接関係ないが、人の犯す罪、欲望、弱さからもたらされる災い、つらさ
  犯罪
    殺人、暴力、強姦、窃盗、詐欺、偽証、違法薬物、放火、器物損壊、
    交通違反、脅迫、監禁、賭博、賄賂、通貨偽造
  事故
    交通事故、火事、環境汚染(公害)
  社会的
    戦争、不況、貧困、収入減・借金、差別・不平等、迫害、いじめ、
    悪い仕事環境、不衛生な環境、自由の制限、しようとしたことができない、
    周りがうるさいくて眠れない、その他の社会的ストレス
  仕事
    仕事上の失敗、過労、自分の能力を超えた課題、
    昇進、転勤、転職、引退、失業、その他の仕事環境の変化
  家庭
    家庭の不和、家族からの不当な非難や批判、虐待、別居、離婚、
    子供の受験、冠婚葬祭、介護、妊娠、性生活の困難、その他の家庭環境の変化
  その他の人間関係
    男女間のいさかい、愛する者との別れ、ストーカー行為、
    志向の違い、友人や指導者・教師の誤った認識や誤った行為、
    結婚相手が見つからない
  依存症
    ギャンブル、薬物、アルコール、タバコ、カフェイン、
    セックス・ポルノ、過食・拒食、買い物・浪費・借金、
    ゲーム、インターネット、放火、万引き

罪、欲望、弱さが災いや不幸の原因となることもある
  ・7つ罪とそれに対する徳
    ・暴食 <-> 節制
    ・色欲 <-> 純潔
    ・強欲 <-> 救恤(きゅうじゅつ:貧乏人・被災者などを救い、恵むこと)
    ・憤怒 <-> 慈悲
    ・怠惰 <-> 勤勉
    ・傲慢 <-> 謙譲
    ・嫉妬 <-> 忍耐
  ・七つの社会的罪
    ・理念なき政治
    ・労働なき富
    ・良心なき快楽
    ・人格なき学識
    ・道徳なき商業
    ・人間性なき科学
    ・献身なき信仰

罪、欲望、弱さから来る災いや不幸を避けるために戒めが与えられた
  ・第一と第二の戒め
    ・心をつくし、精神をつくし、力をつくし、思いをつくして、主なる神を愛する。
    ・自分を愛するように隣り人を愛する。
  ・福音の第一原則と儀式
    ・イエス・キリストを信仰する。
    ・悔い改める。
    ・バプテスマを受ける。
    ・聖霊のたまものを受ける。
  ・十戒
    ・わたしのほかに、なにものも神としてはならない。
    ・自分のために、刻んだ像を造ってはならない。
    ・神、主の名を、みだりに唱えてはならない。
    ・安息日を覚えて、これを聖とせよ。
    ・父と母を敬え。
    ・殺してはならない。
    ・姦淫してはならない。
    ・盗んではならない。
    ・隣人について、偽証してはならない。
    ・隣人の家をむさぼってはならない。
  ・末日聖徒イエス・キリスト教会独自のもの
    ・知恵の言葉(健康の律法)
    ・什分の一の律法(富への執着心の克服)
    ・断食と断食献金(困窮者の救済)
    ・ミニスタリング(奉仕)
    ・伝道(非会員への働きかけ)
    ・家族歴史と神殿活動(死者の救い)

法律、社会制度、国際協定も災いや不幸を避けるためのもの
  ・刑法:犯罪を防ぐ、民法:人間関係のトラブルを解決する
  ・社会保障、社会福祉制度
  ・SDGs(持続可能な開発目標)
    ・貧困を無くそう
    ・飢餓をゼロに
    ・すべての人に健康と福祉を
    ・質の高い教育をみんなに
    ・ジェンダー平等を実現しよう
    ・安全な水とトイレを世界中に
    ・エネルギーをみんなに・クリーンに
    ・働きがいも経済成長も
    ・産業と技術革新の基盤をつくろう
    ・人と国の不平等をなくそう
    ・住み続けられるまちづくりを
    ・つくる責任・使う責任
    ・気候変動に具体的な対策を
    ・海の豊かさを守ろう
    ・陸の豊かさも守ろう
    ・平和と公正をすべての人に
    ・パートナーシップで目標を達成しよう

マインドフルネス(瞑想)で克服できるものもある。
  ・過去のトラウマ・恨み、現在のストレス、未来への不安、うつに対して効果がある。
  ・考えることを減らす。感じることに集中する。
  ・今に焦点を当てる。過去の嫌なことを忘れる。未来を不安がらない。
  ・瞑想

・ネットで収集した幸せになるためのヒント
  ・どういう状況にあっても良いことを見つける。
  ・人が自分のことを何といっていようが無視。
  ・感謝の態度を持つようにする。
  ・済んだことは、もうお終い。
  ・ゴシップに聞き入らない。
  ・自分の人生設計をする。
  ・もっと笑う。もっと笑顔で。
  ・ゆっくりと生活する。(リラックス)
  ・上品に
  ・優しく・親切に
  ・もっと与える
  ・期待することを減らす

このサイトの中の幸福に関するページ
  ・幸福について
  ・教会の福祉
  ・苦難や困難にあるとき


ホーム