教会の福祉
奉献の律法の備えとしての福祉プログラム
奉献の律法の備えとして、什分の一、断食献金、福祉プログラムが実施されている。
(「キリストに従った生活」の「什分の一とささげもの」参照)
教会の福祉の基本原則は自立である
教会の福祉プログラムは人々を施しに頼るようにするのではなく、
自立させることを目標にしている。
教会員の自活を促し、また、必要に応じて、
食物、衣服、他の必需品を作る助けを与える。
福祉農場と福祉工場
自活できない人々を助けるために、教会は農場や工場を経営している。
自活できない人々はそこで働き、技能と必需品を得る。
援助の優先順
- まず、家族や親族が助ける。
- 政府の福祉施策を求める。
- 上記の二つで満足な援助が得られない場合は、教会が援助する。
自立の6分野
自立は経済面だけをいうのではない。肉体面、精神面の自立も含まれる。
教会は教会員が次の6つの分野において自立を果たせるよう助ける。
- 財政管理(経済面)
- 什分の一を納める。
- 支出計画を立て、収入の範囲で生活する。
- ローン、クレジットによる購入を避ける。
- 負債を早く返済する。
- 貯蓄をする。
- 老後の財政対策を立てる。
- 賭け事をしない。
- 雇用条件の改善(経済面)
- 良い仕事を得られるよう、技能を身に付け、伸ばす。
- 仕事の能率や質の向上を図るために計画を立てる。
- 読み書きの能力と教育(精神面)
- 読み書きができるようになる。
- 高等教育受けるよう努力する。
- 良書を読む
- 情緒の安定と霊性の強化(精神面)
- 毎日、聖典を読む。
- 朝晩、個人と家族の祈りをささげる。
- 教会の集会に定期的に参加する。
- 毎週、家庭の夕べを開く。
- 悪い行いを悔い改める。
- 家族や他の人に奉仕する。
- 健康(肉体面)
- 知恵の言葉を守る。
- 適度に運動する。
- 休息する。
- バランスの取れた食事。(偏食、食べ過ぎに注意)
- 衛生状態の改善と維持
手洗い、うがい、掃除、生水、食物、ゴミ
- 病気予防
予防注射、定期検診
- 家庭の健康管理
応急処置、家庭看護、妊産婦と乳児の世話の技術を学ぶ
- 家庭における生産と貯蔵(将来の危機に対する備え)
- 家庭菜園をする。
- 食物の貯蔵法を学ぶ。
- 食品、衣料、燃料、水を1年分貯蔵する。
非常時の備え
- 恐慌による失業、病気、怪我、災害(地震、洪水、雪)、
物資の不足(干ばつ、戦争などによる)の非常時に対して、
私たち自身が備えておかなければならない。
(政府を当てにすることはできない)
- 数週間大雪で家の中に閉じ込められていた人が食品貯蔵で生きていられた例がある。
- 戦争や異常気象などによる長期かつ広域的な食糧等の物資の不足に備えるために、
家庭における生産と貯蔵を行うように勧告されている。
- 地震などの短期で狭域的な緊急避難にも備えておく。
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