主の再臨に備える

神権会のレッスン

2019年4月の総大会
「主の再臨に備える」(クリストファーソン長老)より


【お話のまとめ】 ・今回のテーマは「キリストの再臨」です。 ・「主の再臨の備え」と聞くと、まず思ってしまうのは、  主の再臨の前には、大きな災害があると言われているので、  防災対策や食料貯蔵や家庭菜園のことになってしまいがちですが、  今回のお話しで言っている備えというのは、たとえるならば、  お客様が訪問するまえに、家の掃除をしたり、食事を準備するようなことだと思います。  主をこの地上にお迎えするにあたって、どのようなことをするのかということです。 ・クリストファー長老は人道支援を行う宗教団体の集まりに参加したときに  受けた啓示のお話しをされています。 ・教会が行う重要な2つのこと   ・物質的な人道支援   ・キリストの再臨に世界を備える   *短期目標と長期目標    (足元を見なければ石につまずく、遠くを見なければ同じ場所をぐるぐる回る) ・末日聖徒イエス・キリスト教会だけが、  主の再臨に必要な備えを成し遂げるために、  特別に力を与えられ、権限を与えられている。 ・キリストの再臨後の状態(福千年)   ・キリストが自ら地上を統治される   ・地球は更新されて楽園の栄光を受ける   ・抑圧や不当な仕打ちがやむ   ・主を知る知識が地に満ちる   ・貧困と苦難が消える(飢え渇きが無くなる)   ・死の痛みや悲しみが取り除かれる   *つまり、根本的、最終的な解決 ・主の再臨の備え   ・主の聖約の民を集める(イスラエルの集合)   ・先祖の救い   ・シオンを築く ・イスラエルの集合   ・福音が全世界に宣べ伝えられる   ・福音の儀式を受けることによって主の聖約の民となる   ・モルモン書の出版(集合と改宗の道具)   ・伝道(教会に人を招く) ・先祖の救い   ・エリアによって回復された結び固めの鍵   ・死者の身代わりの儀式をし、家族と結び固められる ・シオンを築く   ・主を受け入れる備えができた人々   ・心の清い者   ・心を一つにし、思いを一つにする人々   ・義のうちに住み、貧しい者がいない   ・一致と信心と慈愛によってシオンを築く   ・はげしい怒りが全地に注がれるときシオンは避け所となる ・教会の長期的な目標   ・キリストの贖いに対する信仰を増す   ・神と聖約を交わして、守る   ・家族を強めて、結び固める  そのために   ・安息日を尊ぶ   ・神殿の聖約の重要性を学ぶ   ・家庭を中心に福音を良く味わう ・質問、感想、意見   ・「布教活動に努めましょう」と言われるのと、    「イスラエルの集合の御業に参加しましょう」と言われるのとでは、    行うことは同じだと思うが、どういう違いがあるのか。    → 言葉が変わると、イメージが変わる。イメージが変わると、行いが変わる。      例)ホームティーチングとミニスタリング        ホームティーチングだと、ただ、家に訪問して、教えて終わりという印象。        ミニスタリングだと「お世話する」という印象。   ・再臨はいつか。2年後かも知れないし、20年後かも知れないし、200年後かも知れない。    イエス様自身が分からないとおっしゃっている。天父のみが御存じである。    再臨は自分が生きている間には来ないかもしれないが、自分の死は確実にやってくる。    再臨に備えるとこと、自分の死に備えることでは、することは違ってくるだろうか。
【感想】 ・世界の各地には、イエス・キリストが来られた痕跡がある。   ・単に「伝道する」というより「イスラエルの集合を手伝う」という場合の意識の違い。   ・モルモン書を、中南米の人は自分たちの先祖の記録として受け入れている。    アステカのケチャルコアトルはイエス・キリストと共通点がある。    中南米で伝道が成功している。    「私たちの先祖にイエス・キリストが訪れ、導かれました。その記録がモルモン書です。     この内容は先祖の言い伝えと一致しています。このモルモン書を読んでみませんか。」   ・キリストはアメリカ大陸のほか、行方知れずの部族の所へも行っている。   ・日本の天岩戸伝説     アマテラスはイエス・キリストかも。     岩の洞窟に身を隠すのと岩の墓地に埋葬されること、     その間、世の中が暗くなったこと(モルモン書)     二人の神様か天使に岩の扉をあけられて出てくるところが似ている。   ・沖縄のアマミキヨ     アマテラスと名前が似ているし、アマは天を指す。     モルモン書でイエス・キリストのように天からやってきたのでは。   ・伝道するとき「キリストの教えを聞きたいですか」と単にいうよりも、    「昔、沖縄にもキリストが来て、沖縄の人々を教え導きました。     今の沖縄の人は、その子孫です。詳しい話を聞きたいですか」といった     の方が人々の興味を得られる。 ・祝福師の祝福ではイスラエルの家における血統が宣言される。   ・自分がイスラエルの12部族のどれに属するか。   ・日本人はヨセフの部族(またはヨセフの子であるエフライムかマナセ)を宣言されることが多い。   ・部族ごとに果たす役割が予言されている。   ・ヨセフの部族は世界中に散らされ、世界の多くの民にイスラエルの血をもたらす役割を与えられた。    またモルモン書(ヨセフの木)を記す役割を与えられた。   ・エフライムの部族は終わりのときに、世の人々に回復された福音を伝え、    散乱したイスラエルを集めるために旗を掲げる。    北の地からもどる失われた10部族に栄光を冠として授ける。   ・マナセの部族は終わりのときに、エフライムの部族を助けて、散らされたイスラエルを集合させる。   ・ユダの部族(ユダヤ人)はイエス・キリストを輩出し、聖書(ユダの木)を記す役割を与えられた。 ・ネルソン姉妹がロシアの集会で尋ねると、ロシアは全部の部族がいた。失われた部族の末裔であるかも。 ・オリーブの木のたとえ(モルモン書のヤコブ書5章)はイスラエルの散乱と集合を例えている。 ・選民とは実でなく、種。刈り取られるためでなく、蒔かれるために選ばれた。  イスラエルは「高められる」ためでなく、人を「高める」ために選ばれた。 ・私たちは、イスラエルの集合の御業を行うために、この末日まで取って置かれた特別な霊たち。 ・アメリカにはヨセフが集められる。   ・リーハイの家族はヨセフの部族。(アメリカ・ネイティブ)   ・ジョセフ・スミスもヨセフの部族。(ヨーロッパ移民)   ・黒人も?(アフリカ奴隷) ・主は1820年以来、何度か地上を訪れている。(主に神殿に)  だが、それを再臨とは言わない。  再臨とは、世界を統治するために、訪れること。  世の権力者たちは統治権を譲るか? ・再臨のシナリオ   ・まず、義人たちがシオン(ステーク)に集められる。    というか、迫害されて、シオン(ステーク)に逃げ込む形になるだろう。   ・その後、天に取り上げられる。   ・全地は火で焼かれる(悪人もろとも)   ・その後、天に取り上げられていた義人たちが地上に戻され、福千年が始まる。 ・福音が全世界に宣べ伝えられる。   ・社会主義国(中国、北朝鮮)、イスラム教国(イラン、サウジアラビアなど)は    まだ教会が活動できない。 ・中国に伝道が開始される前兆   ・日本人だけで日本の宣教師をまかなえれば、中国に多くの宣教師を配分できる。   ・モンゴルがアジア北地域に移された。   ・中国語ができるネルソン長老が大管長になった。   ・沖縄神殿は中国の教会員を受け入れる器になる。 ・沖縄は先の大戦で大きな不幸があったが、祝福されている   ・後に使徒になるマックスウェル長老、パッカー長老が沖縄で終戦を迎えてる。   ・沖縄の教会の発展にはアメリカ軍人からサポートが大きかった。   ・先祖を大切にしている。
【補足情報】 ・イスラエルの散乱と集合   ・信仰箇条 第10条     わたしたちはイスラエルの文字どおりの集合と十部族の回復とを信じる。   ・神がアブラハムと交わされた約束     ・神はアブラハムと聖約を交わしアブラハムに以下のことを約束した。       ・アブラハムは数多くの子孫を持つ。       ・アブラハムの子孫は福音と神権を持つ。       ・子孫が神権の権能によって、すべての国民に福音を宣べ伝え、        地上全体が彼の子孫によって祝福を受ける。     ・この聖約はアブラハムの息子イサクからイサクの息子、      イスラエルと呼ばれたヤコブに受け継がれた。       ・イスラエルにはルベン、シメオン、レビ、ユダ、イッサカル、ゼブルン、        ダン、ナフタリ、ガド、アセル、ヨセフとベニヤミンの12の息子がいた。       ・12人の息子たちはエジプトに移動し、彼らの子孫が、後に囚われの身と        なった十二部族を形成した。       ・十二部族はモーセに率いられ、エジプトから出て、主の律法、儀式、        神権と聖約を受け、後に約束の地を受け継いた。     ・最終的にアブラハムの聖約には天の御父と共に永遠の命を得、家族が永遠に      結び固められることを可能とする神殿の儀式も含まれる。     ・福音を受け入れバプテスマを受けた人も、アブラハムの子孫に加えられる。      教会員もこの聖約にあずかる。     ・これらの人々は聖約の民と呼ばれる。   ・イスラエルの散乱     ・モーセを含む古代の預言者はイスラエルの散乱について預言した。     ・彼らが不義で、預言者に背き、預言者を殺したために、主はイスラエルを罰し、      イスラエルは弱体化し、他国に侵略され、世界各地に散乱した。       ・紀元前721年、イスラエルの部族のうちの10の部族が囚われの身となって        アッシリアに連れ去られ、散らされて、失われた。       ・残りのイスラエル人は義と不義の状態を行きつ戻りつしていた。       ・紀元前605年と、もう一度紀元前597年にイスラエルはエルサレムから        バビロンに囚われの身となり連れ去られた。       ・紀元前537年にバビロンを征服したペルシャ王クロスは彼らが引き返す        ことを許した。       ・紀元70年と、もう一度紀元135年にローマはエルサレムを滅ぼし、        ユダヤ人が全世界に散らされた。     ・その結果、現在、全世界にイスラエルの民の子孫が存在する。     ・イスラエルの散乱によりイスラエルの血統が世界中に広まった。      日本人もある程度イスラエルの血が混ざっている。      そのような痕跡は日本の文化の中に幾つか見られる。      たとえば、日本の神社は古代の神殿に似ていたり、      山伏の格好がイスラエルの修行者の格好に似ていたりする。   ・集合     ・エノクからジョセフ・スミスに至るまで、古代と現代の預言者は主の聖約の      民が将来にもう一度集められると預言している。     ・イスラエルの集合は、イエス・キリストの再臨の前兆となるものである。     ・イスラエルの集合は回復の一部であり、モーセがジョセフ・スミスに渡した      神権の鍵と関連がある。     ・主の人々が特定の場所に集まるよう求められることもあるが、現代において      の集合は人々が福音を受け入れ、儀式を受け、聖約を結ぶという形で行われる。     ・直接の血統を通して、またはバプテスマを受け、聖霊の賜物を受けて養子に      されることで全ての人がイスラエルの家に数えられることができる。     ・これら、バプテスマを受けた人々は、後に自らのイスラエルの部族における      系統を教えてくれる祝福師の祝福を受けることができる。     ・モルモン書は「イスラエルの家の残りの者」、そして「ユダヤ人と異邦人」      のために書かれ、末日における集合にかかすことのできない道具である。     ・霊的な集合は、イスラエルの子孫が、キリスト教会に加わることである。      これは、現在、続いている。     ・物理的な集合       ・ユダの部族(ユダヤ人)がイスラエルの地にもどる。        (1949年にイスラエル建国)       ・ヨセフの部族(先住アメリカ人等、世界中に散らばった        ヨセフの部族の子孫)に福音が伝えられアメリカに集合する。        (現在進行中)       ・失われた10部族が北方の地より帰ってくる。(将来)       ・ユダの木(聖書)とヨセフの木(モルモン書)と失われた10部族        の書は将来一つに合わされる。 ・シオン   ・神の聖徒はもろもろの国から、シオンに集められる。   ・新エルサレムは福千年に備えて建設されるシオン共同体となる。    ミズーリ州ジャクソン群インデペンデンスに建設される。   ・新エルサレムはすべてのシオンを管理する中心地、首都である。   ・新エルサレムからシオン共同体の建設が全世界に広がる。   ・シオンのステークを通じてシオンの社会は備えられ強められる。   ・シオンは避け所となる。    主の再臨の前の大きな艱難から主の民を守るためにシオンが設けられる。    神は聖徒をシオンに集め、その後、荒廃と滅亡を起こされる。 ・分離と結合   ・創造→堕落→贖い          説明)創造→堕落→贖い       ・今回はイスラエルの集合についてやったので、それに関連して、神様の計画の全体像について        触れたいと思う。神様の計画の概観を図を使って説明する。       ・地球と人類が創造されたとき、アダムとイブは、死なない体で、神様と会うことができる状態        だった。地球は災害や疫病がなく、食べ物が自然に豊富にある食べることに困らない楽園の状        態だった。       ・アダムとイブが禁断の実を食べると、彼らの体は、病気になったり、年老いたり、死んでしま        う体になった。この状態を「肉体の死」と言う。また、地球は神様の元から切り離され、神様        に会うことができなくなった。この状態を「霊の死」と言う。地球は飢え、渇き、災害、疫病        がある状態、すなわり「星の栄え」の状態になった。これらの事を「堕落」と言う。       ・「霊の死」と言っても「霊」そのものが死んでしまうということではない。つまり、ここでの        「死」は分離することを表している。霊と肉体が分離するのを「肉体の死」、神と人が分離す        るのを「霊の死」と言っている。       ・キリストの贖いによって、人類は復活し、死なない体を得ることができるようになった。この        事を「不死不滅」という。また、再び神様と一緒に住むことができるようになった。この事を        「永遠の命」という。       ・ここでの「命」は結合することを表している。霊と肉体が再び結合して、永遠に離れない事を        「不死不滅」、神と人が再び一緒になり、永遠に離れない事を「永遠の命」と言っている。       ・将来、主が再臨されると、福千年が始まり、地球は再び楽園の状態、すなわち「月の栄え」の        状態になる。       ・創造に関係したエホバとミカエルはそれぞれ、アダムとして「堕落」を担い、キリストとして        「贖い」を担った。   ・教会の設立→背教→回復    アブラハムの聖約→イスラエルの散乱→集合          説明)教会の設立→背教→回復       ・キリストがいらっしゃった時代、教会が設立され、神権と完全な福音があった。       ・しかし、迫害によって、殺されて使徒がいなくなると、教会から神権が失われた。        また、福音も世の考えによって変えられていった。この事を「背教」という。       ・ジョセフ・スミスに天父とキリストが現れることによって、教会の回復が始まった。        モロナイによって、モルモン書が世に出され、完全な福音が回復した。        また、バプテスマのヨハネ、ペテロ、ヤコブ、ヨハネによって、神権が回復した。     説明)アブラハムの聖約→イスラエルの散乱→集合       ・旧約聖書の創世記に登場するアブラハムは神様と聖約を交わした。        この聖約は現代では神殿で交わす昇栄するのに必要な儀式にともなう聖約に相当する。        これらは、アブラハムの子孫であるイスラエルの民に引き継がれた。       ・しかし、やがてイスラエルの民は神に背き、聖約から離れた。        そして、神様の加護を受けられなくなり、他国に侵略され、世界各地に散乱した。       ・カートランド神殿でモーセがイスラエルの集合の鍵、エライアスがアブラハムの聖約、        エリアが結び固めの鍵を回復して、イスラエルの民の集合が始まった。        イスラエルの集合の鍵によって、イスラエルの民を見つけ出して集め、        アブラハムの聖約を交わし、結び固めて、二度とバラバラにならないようにする。       ・イスラエルの集合は死によってバラバラになった家族を集めて結び固めることも含まれる。     説明)挫折や失敗       ・これらを見てみると、神様の計画は、ことごとく、一旦は挫折や失敗をしたように見える。       ・しかし、挫折や失敗が、実は重要な意味を持っている。         ・「肉体の死」によって、子供を持てるようになった。         ・「霊の死」によって、自由意志を行使できるようになった         ・「星の栄え」の状態になったが、試練を経験して成長できるようになった。          また、お互い助け合って愛をはぐくむことができるようになった。         ・教会は「背教」したが、政治権力と結びつくことにより、完全な福音ではないが、          全世界にキリスト教が広がった。         ・イスラエルの民は「散乱」したが、全世界にイスラエルの血統が広がった。       ・神様の計画には、挫折や失敗は最初から織り込み済みで、事前に予言もされていた。       ・私たちの人生にも、挫折や失敗は、よくあることだが、それも神様の計画に        織り込み済みである。そのために贖いが用意されていた。        挫折や失敗をしないことが大切なのではなく、挫折や失敗から何を得るか、        どう立ち直るか(悔い改めるか)が大切である。 ・背教と回復    背教         −> 回復    ・完全な福音の消失     ・完全な福音の回復    ・神権と教会組織の消失   ・神権と教会組織の回復   ・背教     ・初期の教会では、迫害が激しく、使徒が次々と殺され、代わりを聖      任することができなかった。そのため紀元100年ころ、使徒が教      会にいなくなった。つまり、教会全体を管理する権能を持つ者がい      なくなり、教会について、神から啓示や導きを得られなくなった。     ・教会は地方の支部ごとにばらばらになり、まとめるものがいなくなった。     ・教会の教義に多くの誤った教えが入り込み、教会は崩壊した。     ・このため、この世から、正しい教義と儀式、神権と教会の組織が失      われた。これを背教という。     ・背教により失われたもの       ・神権        使徒がいなくなり、神権の鍵を持つ者がいなくなった。       ・啓示        教会の運営に関して、神から導きを受ける者(使徒)がいなくなった。       ・儀式         ・バプテスマの方法が変えられた。          たとえば、水を振り掛けるだけとか、赤ちゃんにもするとか。         ・エンダウメントや結び固めの儀式が失われた。         ・死者のための儀式が行われなくなった。       ・聖霊の賜物、御霊の賜物がなくなった。         ・正しい権能でバプテスマが行われていないから。       ・教義の改変         ・神は肉体を持ち、人の形をしている。          => 肉体を持たず、形もない。         ・天父、イエス・キリスト、聖霊は別個の御方である。          => 一人の御方が三つの形で現れている。         ・人は神の子で、この世に生まれる前に、神とともに住んでいた。          => 人は神の単なる被造物の一種である。             人はこの世に生まれる前には存在していなかった。         ・天国には3つの階級がある。          => 天国は1つのみ。   ・回復     ・教会の回復は、神により、ジョセフ・スミスを通じて行われた。     ・1829年、バプテスマのヨハネにより、アロン神権が、ペテロ、      ヤコブ、ヨハネの3人により、メルキゼデク神権が回復された。     ・1830年、モルモン書の出版により、教義が回復された。     ・同年、教会が設立され、教会の組織が回復された。     ・神権の鍵の回復       ・1836年4月3日、オハイオ州カートランドの神殿で、        預言者ジョセフ・スミスとオリバー・カウドリに現れた。       ・モーセ          地の四方からのイスラエルの集合と北の地からの10部族の導きの鍵       ・エライアス          わたしたちと子孫によってわたしたちの後の時代のすべての者が祝福を受ける          アブラハムの福音の神権時代の鍵。          エライアスは、アブラハムの時代にいた預言者である。          エライアスはアブラハムの聖約(日の栄の結婚など)の鍵を回復した。          エライアスは人物名というよりは、特別な使命を与えられた者に対する称号。          このエライアスはイザヤスという人物だった。       ・エリヤ          結び固めの鍵。          先祖の心を子孫に、子孫の心を先祖に向けさせ、          全地がのろいをもって打たれることのないようにする。 ・キリストの再臨と福千年   ・キリストの再臨の前に起こること     ・すでに成就したもの、現在成就しつつあるもの、これから成就するものがある。     ・地は混乱と悪、戦争、苦難に見舞われる。     ・人々の愛が冷え込み、不法がはびこる。     ・地震、疫病、飢饉、洪水、干ばつが多くなる。     ・福音の回復、モルモン書の出現       ・1830年にモルモン書の出版と教会設立が行われ成就した。     ・全世界への伝道       ・あらゆる人々が、母国語で完全な福音を聞くようになる。(現在進行中)     ・エリヤの訪れ       ・1836年4月に、エリヤが家族を一つに結び固める権能を地上に        回復して、成就した。     ・レーマン人が福音により祝福を受ける。       ・アメリカ大陸と太平洋諸島の先住民族が現在祝福を受けている。     ・新エルサレムが建設される。       ・将来、アメリカ合衆国のミズーリ州に建設される。     ・エルサレムのあたりで最後の大戦争が起こる。(ハルマゲドンの戦い)   ・再臨前の人類へのキリストの訪れ     ・ジョセフ・スミスの最初の示現     ・カートランド神殿への訪れ     ・たびたび神殿に訪れている。   ・キリストの再臨     ・すべての国民が裁かれ、善人と悪人にわけられる。     ・地球は火によって清められる。       ・すべての悪人は滅ぼされる。       ・腐るものはすべて焼き尽くされる。     ・福千年(イエスが地球を統治される千年間)が始まる。     ・義人は天に取り上げられ再臨されるイエスにまみえる。     ・復活が始まる。       ・再臨時、日の栄の王国を受け継ぐ人が復活し、        天に取り上げられ再臨されるイエスにまみえる。       ・福千年が始まると、月の栄の王国を受け継ぐ人が復活する。       ・上記までが第一の復活。       ・悪人(星の栄の王国を受け継ぐ人と外の暗闇に行く人)は        福千年の終わりに復活する。これが第二の復活。     ・キリストが地上に神の王国を築かれ、王として治める。       ・千年間、地球上のすべての人々を平和のうちに統治する。     ・キリストの再臨の正確な時を知る人はいない。     ・思いがけないときに再臨がくるので、常に準備をしておかなければならない。   ・福千年     ・キリストの再臨ののち、キリストが千年間、地球を統治する。     ・福千年の間はキリスト教徒であるかにかかわらず、義人のみが地上に住      む。しばらくの間は、それぞれの宗教や思想を信じ続けるが、やがてキ      リストを信じるようになる。     ・死すべき体の人が地球に住み、現在のように飲食し、衣服を着、作物を      作り、家を建て、子供をもうける。     ・復活した人は地球には住まないが、たびたび、地球を訪れ、地上の人々      を助ける。     ・福千年の間には、神殿活動と伝道が主に行われる。すべての死者の身代      わりの儀式がこの期間に完了される。また、すべての人に福音が伝えら      れる。     ・福千年の状態       ・全世界がエデンの園のような楽園になる。       ・陸地は創造当初のように一つになる。       ・サタンは縛られ、人を誘惑する力を失う。       ・戦争が起こらない。       ・キリストが政府を管理する。世界には、エルサレムとアメリカの2        つの首都がある。       ・病気や死がない。年老いると死すべき状態から不死不滅の状態に瞬        時にかわる。       ・まだ明らかにされていないすべての真理があきらかにされる。       ・あらゆる動物が仲良く暮らす。肉食動物も植物を食べる。     ・福千年が終わると、サタンはわずかの間だけ、解放される。サタンの軍      勢が神の軍勢に戦いを挑むが、サタンと彼に従うものは、永遠に地球か      ら追放される。(ゴグとマゴグの戦い)     ・そのあと、裁きが行われる。     ・地球は日の栄えの王国に変わる。 ・これから、どんな偉大なことが起こるのか。   ・中国など教会の伝道活動が許されていない国で、許可がおりる。   ・マーティン・ハリスが紛失した、リーハイ書の翻訳原稿が見つかる。   ・モルモン書の封印されていた部分が翻訳される。   ・聖書の新たな写本が発見され、それがモルモン書に引用されている箇所や、    ジョセフ・スミス訳と一致していることがわかる。   ・行方知れずの十部族が見つかり、彼らの記録が明らかにされる。   ・死なないように身を変えられたヨハネや3人のニーファイ人が現れる。   ・エルサレムに神殿が建てられる。    (BYUの研究所が既にそれかもしれない。今は神殿でなくても、     預言者が奉献の祈りを捧げれば、すぐに神殿として機能する。)   ・ミズーリ州ジャクソン郡に神殿が建設される。    主がそこに訪れ、シオンの発展と美化ならびに主の王国の拡大と    確立について、さらに詳しい指示を与える。   ・主がアダム・オンダイ・アーマンへ訪れ、再臨の備えに関する指示を与える。   ・最後の大戦争の最中、主がオリブ山へ訪れ、ユダヤ人の前にみ姿を現される。   ・主が全世界へ、み姿を現される。(再臨) ・その他の補足情報へのリンク   ・シオン   ・ハルマゲドンの戦い   ・「先のものは後になり、後のものは先になる」法則   ・教会の背教と回復   ・アメリカから出て、アメリカに戻る   ・花から種に、種から花になった教会   ・神様の計画には挫折や失敗は織り込み済   ・行方の知れない10部族とは   ・行方の知れない10部族は日本人か

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